幼稚園の日記(ブログ)

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2018年3月23日 金曜日

今日は平成30年度入園予定児の一日入園がありました。登園して来ると、クラスが発表されているボードを見て、「〇〇ちゃん、〇〇組になったね!」と親子で嬉しそうに会話する姿が見られました。保護者は、説明会があるため保育室まで一緒に行くと、すぐ離れなくてはならなかったのですが、泣く子がいてもさっと離れてくださる方がほとんどで、椅子に座ってDVDを見ている間に落ち着いて自分のしたい遊びを楽しむことができていました。説明会が終わるまでの1時間半、先生と歌を歌ったり手遊びをしたり、踊りを踊ったりして幼稚園を楽しむことができたようでした。おやつの炒り玄米は、とても喜んで一粒一粒よく噛み、味わって食べていました。

説明会の中で、園長からこのような話がありました。「クラスの帽子の外側には名前を書かないでくださいね。クラス担任とお子さんとの初めてのスキンシップになりますので。」子ども達の帽子は、クラスの担任が書くのですが、その時に担任は子ども達に帽子を被せたまま、スキンシップを図りながら名前を書いていきます。その時、子ども達も自分の先生の鼓動や息遣いや温かさを感じることができるのです。入園式で、子ども達に会えるのを楽しみにしている教師達です。

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2018年2月21日 水曜日

 今日は年長組が久万スキーランドに雪遊びに行きました。雪遊びに行くためにお迎えの大型バスがやって来ると、年少・年中児は目を丸くして、バスの大きさに驚いていました。その様子を見ていた園長が、「バス、見に行ってみようか。」と、園庭で遊んでいた年少・年中児を誘ってくれ、みんなできれいな大きな大きなバスに乗せてもらうことができました。バスの中は、座席が広く、きれいなカーテンが付いていて、天井は青くぴかぴか光っていて子ども達は、「サーカスみたい。」と心をワクワクさせていました。年中児は年長になったら、こんなバスに乗ってお出かけできるんだと喜んでいました。

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 そして、年長がバスに乗り込んで久万スキーランドへ向けて出発です。スキーランドまでの道中では、今まで行った場所を通る度にとべ動物園へ遠足に行ったことや、砥部焼観光センターで絵皿作りをしたことなど、今までの思い出を振り返っていました。そして、山道になり短いトンネルや最長3000メートルのトンネル等、いくつかのトンネルを抜けると、「なぜ、山にはトンネルが多いんだろう?」「どうして、山の上の方には雪が積もるんだろう?」などの、「なぜ?どうして?」の会話が聞かれました。友達と会話を弾ませながら、出掛けることも園外保育の楽しみです。

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 久万スキーランドに着くと、白く輝く雪がたくさん積もっていました。 園長からは、「してはいけないことや周りのお客さんに迷惑をかけないこと」などの約束事を話してもらって、雪山を作ったり雪合戦をしたり、ソリ滑りをしたりして、お昼まで目一杯あそびました。

 昼食は温かいおうどんです。大人用のおうどん一人前を、みんなおいしそうに食べてお汁まで飲んでいました。冷たくなった体を温めてくれた熱々のおうどんをみんなで食べた経験は、きっと子ども達の心の中に残ったことでしょう。昼食後も、帰る時間ぎりぎりまで雪遊びを楽しんだ子ども達は、帰りのバスの中で疲れぐっすり寝ていました。

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  卒園まで残り1ヶ月を切りましたが、1つでも多くの楽しい経験をさせていきたいと思います。

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2018年1月24日 水曜日

 今日は雪がチラチラと舞う寒い一日となりました。雪が降ることが少ない松山の子ども達は増す増す元気いっぱいで外を気にしていました。そんな中、年長児が合同保育しているくま組のお部屋からは、「トルコ行進曲」に合わせて楽器を練習する音が聴こえてきました。昨日の降園前にホールで年少、年中さんに年長児は合奏を見てもらいました。そのことから、きりん組のYちゃんは、人に見てもらうことや人前で演奏するという意識を持てたようで、「もっと上手になりたいけん、教えて!」と友達を誘って楽器の練習をしていて、年長児達から発表会に向けての意識の高まりが感じられるようになり、嬉しく思いました。

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 自由登園日ではありますが、体調が良くなった子や発表会の練習がしたいと登園してくる子等、幼稚園に来てくれる子ども達が増えてきています。そして、今日は「休んでいる子の分まで、手話を覚える!」と年長児は手話教室に参加しました。細かな表現を山中先生に丁寧に教えてもらい、手や指の動きや使い方、顔の表情にまで、言葉がもつ意味をきちんと表現しようと、年長児は真剣な表情でした。又、年中児達も山中先生から手話を教えてもらい、発表会で手話ができるように練習していました。そして、年長の劇「三人の王子」の中でも、手話を取り入れるというアイデアを園長からもらって、子ども達が山中先生に教わりに行く姿も見られました。生活発表会の中で手話が出てくる場面も、みどころの一つですので楽しみにしてください。

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 今日も降園前に全学年がホールに集まって、昨日できなかった踊りやオペレッタをしました。他の学年に見てもらうことや人前で表現することで、子どもの意識が変わってきていることが分かりました。「明日もやりたい!」「明日も頑張る!」と意気込んで降園していった子ども達でした。

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☆健康情報☆

自由登園となっておりますが、回復した方や健康な方は登園してください。自由登園は、インフルエンザ等の感染症の流行を抑えるための処置ですので、外出は極力控えて安静に自宅で待機してください。よろしくお願いします。

 

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2017年12月2日 土曜日

 

 今日は高島屋のクリスマス幼稚園フェスティバルに、きりん組とくま組が参加しました。この日に向けて参観日に練習することを計画していたのですが、干し柿や焼き芋等、この時期にしか体験できないことも大切にしたいという思いから、十分な練習の時間をとることができませんでした。しかし、昨日やっと園長に見てもらえる時間を作ることができ、一通りの流れを見てもらい、高島屋の舞台の大きさやお客さんからよく見える隊形、一人一人が主役になれるようなアドバイスと励ましの言葉を掛けてもらって、今日を迎えました。

 しかし、私達教師は心配や不安ばかりでした。少し早めの時間に集合し、昨日の練習で変更になった隊形や移動のリハーサルをして、「あそこに移動するんだよ。任せたね。」と声を掛けてもらいました。その励ましの言葉に応えるかのように、子ども達はちびっこサンタの衣装に着替えると、一瞬にして目の色が変わったのです。初めての高島屋の舞台、大勢のお客さんの前でも緊張することなく、堂々と笑顔で「島人ぬ宝」の踊りや「大きな古時計」の鼓笛隊を披露してくれました。そして、「赤鼻のトナカイ」の手話では、みんなの心を一つにして伸び伸び表現してくれました。

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 体調を崩して練習に参加できていなかったRちゃんは、今日、園長から島人ぬ宝の星を作る隊形で「中心を任せたよ。」と声を掛けてもらって舞台に上がりました。しかし、星の形を作った時、なぜか中央列の最前列になったRちゃんは一人だけお客さんに背を向けて踊り始めたのでした。フェスティバルが終わった後、Rちゃんに後ろを向いていた理由を聞くと、「星の中心だから、みんなの方を向いていたんよ。」と教えてくれました。その時の様子を振り返ってみると、確かにRちゃんは隊形全体が見渡せる方向に体を向けて、演技が終わった後は合図に合わせてくるっと体を一回転させて、お客さんに凛とした態度でお辞儀をしていたのです。

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 昨日の練習と今日のリハーサルの中で、子どもたち一人一人がRちゃんのように、園長の言葉で自分ができることを理解し考えて、自ら行動できたことが今日の成功につながったのだと思いました。

 本日、たくさんの拍手をしてくださった保護者の皆様。ありがとうございました。

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2017年11月14日 火曜日

 作品展•バザーまであと4日。今日から年少、年中の保育室は作品が展示できるように準備が始まりました。子ども達は自分が作った作品を壊れないように大切に展示室まで運んでいました。一方年長児は、一人では運べない大きな作品もあるので、友達と協力しながら運びます。作品展示だけではありません。バザーの食事に使う椅子も自分たちで運ぶなど、子ども達にできることは子ども達も準備します。しかし、ここで問題が起きてしまったのです。

 バザーまでの残りの保育日を楽しくしようと張り切っていた教師達でしたが、子ども達がこれから使うであろう廃材や画材、素材などを部屋に運び過ぎてしまって、とても生活できる環境ではなくなってしまっていたのです。そこで園長は、展示をしていても空いている空間を上手く使って生活することを提案しました。確かに、展示が進むにつれて生活する空間は限られてくるのですが、作品を壊さないように約束を守ったり、限られた場所を上手く利用したりする工夫も生きていく上でとても大切なのです。今日はそこそこのお部屋で上手に楽しく生活している様子が見られました。

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 作品展では、一人一点ずつ絵と作品を展示しますが、協同作品も楽しみの1つです。年長では、本年度、アーチの飾りを協同作品にすることにしました。そこで、先日から施設訪問で歌ったおじいちゃんおばあちゃんの時代の懐かしい歌、「紅葉」の歌詞をイメージしてアーチを飾っていきたいことを園長に相談してみました。すると、「紅葉が子ども達の中で、どれくらいイメージされているのか絵を描いてみたら?」と言ってもらったので、早速きりん組で描いてみました。私は正直なところ、イメージできる子とできない子がいて、難しいのではないかと思っていました。しかし、私の予想に反して子ども達はそれぞれにイメージする紅葉を絵に表現し始めたのです。風に吹かれて散っていく紅葉や、波に揺られながら流れていく様子。秋の夕日や谷を流れる川。歌詞から感じ取った紅葉のイメージを見事に表現していて、驚かされました。他の3クラスもどのような紅葉を表現してくれるのか、協同作品にどのようにつながっていくのか楽しみです。

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2017年10月14日 土曜日

今日は平成29年度の秋の運動会でした。昨日から心配されていた天候も、子ども達の願いや日頃の頑張りが通じたようで、一時的に微雨はあったものの行うことができました。今年のテーマは、「知恵と心と仲間の輪」です。子ども達を信じ、子ども達に任せる運動会。子ども達が自ら考え、主体的に活動できる運動会。又、私達教師の願いや思いもいっぱい詰まった運動会でした。

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 保育所のひよこ•ぴよぴよ組は、お父さんやお母さんと一緒に大勢のお客さんの前で、親子で踊りや競技を楽しみました。親子で笑顔が溢れ、とても温かい雰囲気でした。

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 プレ年少児は、保育園部よりも少しお兄さんお姉さんで、マイクを使って返事をしてかけっこをしたり、順番を守って走ったりと少したくましくなった姿を見せてくれました。「ちび怪獣トテチテポ」の踊りでは、ちび怪獣に変身して追いかけっこをしたり、タッチをしたりして楽しそうでした。

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 年少児のかけっこでは、自分の名前を言ってスタートしました。途中で転んでも最後まで走り切る姿に、周りからはたくさんの拍手がありました。2クラス混合の自由隊形で踊った踊りは、始めのストップゲームも楽しみながら、最後にはしっかりとクラスに円になって踊ることができました。「さるかに大合戦」は柿を採ったりくっ付けたりする競技です。どうすれば早く付けることができるか、採るにはどうしたら早くできるか考えながら競い合って楽しみました。

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 年中児は、お客さんに聞こえる大きな声で名前を言ってかけっこをすることができました。「えっさほいさっさ」の競技は、4人で心を合わせてボール運びました。知恵や心を合わせてボールを落とさないように頑張りました。「ワイルド•キッズ」の踊りでは、友達と力を合わせてバルーンを膨らませたり、しぼめたり、波になったり、月になったりと友達と力を合わせて表現することができました。

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 年長児の踊りは、エイサー太鼓を使った「島人ぬ宝」です。太鼓の音を合わせたり、列や円を揃えたり心を1つにして沖縄に島や自然が伝わってくる表現ができていました。人間ブロックは、子ども達がポーズを考えて、友達と協力して形を創っていきます。次のポーズを考えながら、すばやく形を作っていく様子にたくさんの拍手をいただきました。鼓笛隊の曲は「大きな古時計」です。時計の針が動く様子を表現する隊の移動では、動きをしっかりと揃えて隊列で針を表現しました。141名の心を1つにして、保護者の皆様に感動を送ることができました。最後を締めくくったクラス対抗リレーでは、バトンを一人一人がつなぎ、仲間の絆を深めながら手に汗握る競争を見せてくれました。

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 「知恵と心と仲間の輪」が深まった運動会。子ども達が自ら考えて行動し、明るい笑顔と声援で溢れた運動会になりました。

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2017年9月20日 水曜日

 最近、朝早くから鍵盤ハーモニカやラッパの音が年長組のお部屋から聞こえてくるようになりました。早い時間に登園してきた年長児が鼓笛隊の練習をしているのでした。また、年長児たちはみんなが登園して来ると園庭に出てリレーの練習をしたり太鼓を一人でつけられるように練習したりしています。他の遊びにも興味がないわけではないのですが、運動会の競技に対して競争意識が高く、自分たちで時間を見つけては練習をしています。そんな年長児の姿に憧れているひつじ組のKくんは、年長児が踊りの練習をしている様子を見ながら同じように踊っていました。そして、今日は年長児にお願いをして踊りの太鼓を持たせてもらうことができて、とても嬉しそうでした。色々な学年が混ざり合い、影響し合うからこそ、たくさんのことを吸収し成長するのだと実感させてくれる場面でした。

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 今日は年長児が卒園記念品の絵皿制作に砥部焼観光センターに行きました。お皿に絵を描くことはもちろんのこと、お客さんの迷惑にならないことや商品に触れたり壊したりしないことも守らなくてはならない大切な約束があります。観光センターの方から絵を描くときの注意を聞くと、早速絵付けが始まりました。幼稚園で下描きをしていきましたが、「今、描きたいものを伸び伸びと描こう。」という園長の呼びかけで、時間をいっぱい使って自分の描きたいものを楽しんで描いていました。

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 絵付けの後は、砥部焼が出来上がるまでの工程を見学させてもらいました。砥部焼の原料である陶石を見たりろくろを回しながらお皿が出来上がっていく様子を見学したりしました。釉薬を付ける工程では、下絵が消えてしまって驚いていた子どもたちでしたが、焼くことで釉薬が透明になることを教えてもらい一安心していました。

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 見学後はセンターの外にある大きな陶石の前で記念写真を撮りました。そこで園長から「中で見た石は白色だったけど、どうしてこの石は茶色なのかな?」という問題が出ましたが、「鉄棒の色を思い出してみて。」というヒントから、石に含まれる鉄分がサビて茶色になっていることが結びついたようでした。又、センターの外れの昔使われていた石窯も見ることができて、たくさんの学びがありました。絵皿の出来上がりが楽しみな年長児たちでした。

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 この絵皿は作品展でも展示される予定ですので保護者のみなさんも楽しみにしておいてください。

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