2020年9月25日 金曜日
今日も子どもたちは、雨の中元気いっぱい登園してきました。何やら2階のテラスから「すごーい!!」と年長児たちの歓声があがっていました。気になり、子どもたちに何がすごいのかたずねてみると、、、「幼稚園ぜんぶが迷路になっとんよ!」と興奮気味に教えてくれました。パァッと園庭を見てみると、降ってきた雨が水の道をつくり、そこには巨大迷路のようになっていたのです。HくんやOくんは「ここは行き止まりだから、こういってゴール!!よっしゃー‼︎」と雨の日だけ現れる巨大迷路を楽しんでいました。
図書館の下でも、年中児のSくん、Tくんが野菜の皮と実の部分色が違うことに気付き、調理を始めました。きゅうりの皮の濃いみどりと中身のきみどりを交互に並べ、「花火みたい!」と嬉しそうに完成させると、たくさんの教師や友達に見せては「きれいでしょ!」と自慢げに話していました。
雨がやんだ少しの時間に年長児の踊りが始まりました。なんと今日の踊りの練習は初めてのことばかりでした。今までしたことがないことに 、始めは頭を悩ませる姿もあった子どもたち。でも、1つの課題をクリアするごとに子どもたちの顔がみるみるうちに変わっていきました。前の友達をよく見て走っていくこと、みんなでそろって隊形移動をすること、近くの友達と助けあうこと、1つずつ意識しながら練習していきました。
すると、、、1階2階のテラスにはたくさんのお客さんが!!
そこから聞こえてくる応援の声は、子どもたちにとって大きなパワーに変わっていきました。踊っている年長児もニコニコ、応援してくれていた年中、年少、プレ年少児たちもニコニコ。その姿を見て、私たち教師もニコニコ。朝の雨がウソのように、三葉幼稚園にはあたたかい笑顔が溢れ晴れてきました。
年長児たちは、園長や担任たちとある約束をしました。「土日の2日間の休みがあっても大丈夫!今日のは全部忘れない!!」といっていた子どもたち。またみんなの輝く笑顔を見られるのが楽しみです。
今日の応援がとても嬉しかった年長児の中には、全部のクラスに「応援してくれてありがとう。」という子や昨年の担任に「どうだった?鼓笛隊も楽しみにしててね!」と伝えに来る子がいました。そんなエピソードを聞いて、教師も心がほっこりしました。
みんなが一つになった運動会を、ぜひ楽しみにしていてください。
2020年4月28日 火曜日
屋外遊ぎ場では、何やら人工芝を敷いた山に添った森の空間に子どもたちが集まっていました。近寄ってみると奥の立木の根元に穴が空いていました。その穴を見た年長のT君は「穴が空いとる!」と大興奮!「りすとかへびがおるかも」と言いながら中を覗いてみたり、近くに落ちていた木の棒で中をつついてみたりして、なにか住んでいないか気になっている様子でした。その傍では、年長児のY君が地面にも穴が空いているのに気付き「こっちにも穴がある!」と声をあげました。それに反応した年少のYちゃんが「どこ?」と言って、穴の場所を教えてもらうと、興味津々で中を覗き込んでいました。
茂った森の入口にいた年長のT君とY君がもっと近くで穴を見たいと、そこに入って行きどんどん上に登って行きました。そして穴を見るのではなくそこから続く木の間を登っていくのが楽しくなり、斜面に張り巡らされた木の根っこを上手に足場にして、すいすいと登っていきました。子どもたちの楽しそうな声を聞いて芝生にいた教師や子どもたちが集まってきました。興味津々の子どもたちが必死に登る姿を見て教師が綱を木に結び付け、より登りやすくすると、もっと子どもたちが集まり、年長児だけでなく年中や年少の子たちも登り始めました。年少のT君やYちゃんは綱がついた途端、登り始め、何度も滑り、尻もちをつきながらも諦めずに先を進むお兄ちゃん達の背中を追いかけていました。頂上まで登ることが出来たYちゃんは嬉しそうに、下にいる友達に「おーい!」と声をかけていました。年長児のYちゃんは綱を使わず斜面のでこぼこや土の上に出てきた根っこを足場に使い、滑りながらも登って、頂上に着くとすごく嬉しそうな表情を浮かべ、下にいる教師や友達に手を振ったり声をかけたりしていました。
隣の人工芝を敷いている斜面では、園長が新たに長い人工芝を2枚敷いてくれて、幅が広くなった斜面を大喜びで転がっていました。1回では物足りなく、上がっては転がりを汗だくになるまで何度も繰り返して楽しんでいました。ひつじ組のAちゃんは山を登った最初は、少し怖がり、友達が転がっているのをじっと見ているだけでしたが、一緒に登ってきたうさぎ組のT君から「一緒にやろうよ」と誘われると、恐る恐る転がり始めました。1度転がってみると楽しかったようで、今までの恐怖心も無くなり、もう一度転がり始めました。教師にも「すごいね!」と褒められたAちゃんはとても嬉しそうでその後も、片付けの時間になるまで何度も転がって遊んでいました。みんなが転がって坂を降りている中、すみれ組のT君は、ハイハイで坂を下っていました。ハイハイを何度か繰り返し、少しずつ慣れてくると、今度は一番下の坂のところだけ転がることが出来ました。一番上から転がるのは、まだ少し怖かったようですが、少しの距離でも転がることを楽しんだT君の姿を見て私も嬉しくなりました。
先週は屋外遊ぎ場で少し肌寒い山風を感じながら元気いっぱい遊んでいた子どもたちですが、今週から服を脱いで腕まくりをし、裸足で園庭へ駆け出していきました。園庭では、各コーナーで年長、年中、年少、プレの様々なカラー帽子ガ入り混じって遊んでいました。久々の裸足は、冷たさや暖かさをダイレクトに感じることが出来たようです。リレーを、走っている子は「速くなるには裸足やないと!」と、砂場では「この水、気持ちいいー♪」と、様々な感触を嬉しそうに話す子ども達の声が聞こえて来ました。
園庭で遊んでいると屋外遊ぎ場の楽しそうなニュースが届きました。何やら赤コースがいる時には無かった新しい遊び場やなんと人工芝も今までよりもずっと広がっていると言うのです。それを聞いた子どもたちは「屋外遊ぎ場に行けるの!?」「はやくいこうよ!」と目をキラキラさせて集まって来ました。急いで準備をして園舎を出発しました。「ヤッホー」という明るい青コースの子ども達に迎えられ、屋外遊ぎ場に到着すると、広い芝生の上を楽しそうに転がる青コースの友達に を見てパァッと子どもたちの顔つきが変わりました。今までは狭い芝生で1人ずつ滑っていたのに、広くなった芝生では横になってもはみ出ることなく思い切って滑ったり、2人で手を繋いで「せーの!」と転がったり、また、斜面の変化を楽しんだりしながらキャーキャーと転がっては起き上がり何度も山を登り転がる姿に、下で見ている教師も一緒になって楽しみました。
一方では春の植物に興味津々の年長児は、帰り道に駐車場のいつも観察して背比べをしているたけのこが見えると走って近寄って行きました。1日1日伸びて、今では自分たちの背よりぐーんと伸びたことに驚きと嬉しさでたけのこを囲み、下から上へ、上から下へと何度もたけのこを見回していました。また、その隣で以前に観察した時よりも大きくなったびわの青い実に気づくと「びわはかわいいきのみだから〜♪」と口ずさみ「はやく黄色くならないかな!」と笑いあって楽しそうに話していました。たけのこがグングンと伸びて、脱ぎ捨てた皮に気付くと大事そうに拾って帰る子どもたちが居ました。どうしてかと尋ねると「実は、、、古森先生にたけのこの皮でブレスレットやあみものが出来るの教えてもらったんよ!」とどうだと言わんばかりにみんなに自慢げに話していました。降園前に完成したものをくま、きりんで紹介すると「いいな!私も作りたい!!」とワクワクしていました。また、休み明けの楽しみが1つ増えました。
2020年3月3日 火曜日
今日3月3日は、女の子の成長と健康を祈る桃の節句ひな祭りでした。三葉幼稚園では女の子だけでなく男の子も一緒にお祝いします。
あたたかく心地よい天気の中、園庭ではひな人形作りが始まりました。廃材の中から「これだ!」という廃材を選び抜くと黙々と作る子や友達と協力して作る子など、思い思いのイメージをもって作っていました。「うれしいひなまつり」の歌を聞きながら作っていたHちゃんは「あかいおかおのうだいじん〜♪」と一緒に口ずさんでいました。さらに園長が持って来てくれた桃の花をじっくり見ると、蕾がたくさんついていることに気付き、小さな蕾をつけた桃の木を作っていました。
そんななか何人もの子どもたちが会議室へ向かって寄って行きました。何をしているのか覗いてみると…自分が作った人形は何段目に置くのか、本物のおひなさまはどんな表情をしているのか、髪型や服はどんなのか何度も見て細かく確認しに行って作っていたのです。そのため、階段の位置や持ち物まで丁寧に本物そっくりに作り上げていました。それぞれ、自分だけのひな人形を作るとどこに置くと1番きれいに見えるのかを考えながら、目をキラキラさせ嬉しそうに飾っていました。初めは階段だけだったひな壇も次々に飾っていくと三葉幼稚園だけの素敵なひな飾りができました。ひな飾りのおかげで園庭がパァっと明るい雰囲気になりました。
そうしているうちにあたたかい雰囲気に包まれる園庭に何かいい匂いが漂い始めました。その匂いに誘われて年少さんがワクワクしながら柵に近づいていくと匂いの元は甘くて美味しいさつまいもを蒸す香りでした。今年は調理師さんが作ってくれたひな祭り給食に、自分達で秋に収穫したさつまいもの茶巾絞りを作ってひな祭りパーティーに添えることにしたのでした。蒸したてのおいもをラップで包むと、手にもポカポカとあったかさが手のひらに心地よく伝わってきました。以前作った茶巾絞りと今日はまたひと味違うのです。おいもを絞った後、子どもたちの小さな手の中にキラキラと宝石のように輝く小さな粒がのっていました。それはこんぺい糖のピンク、オレンジ、白、緑、黄色の小さなかけらで一人5個まで使って飾りつけます。何色にするか色を選んで、おひなさまにぴったりの茶巾絞りのお菓子で心を込めて自分だけの大切な1つを作ったのでした。年少さんも指をおり数えながら1つ2つと丁寧に小さなこんぺい糖そっと置いていました。1つも同じものはなく、自分で作った茶巾絞りを大切そうに持っているその姿にほっと心があたたまりました。
いよいよひな祭り給食を食べるときがやってきました。年長さんは園庭で食べることを聞くと大喜び、さらに4クラスみんなでと聞くと更に大喜び‼︎準備も自分達で協力して机を運びます。ひな人形が大好きな女の子たちはどこに座れば可愛く見えるのかを相談しながら席を決めていました。園庭には年長組が、二階のテラスには年中、年少、たんぽぽ組が、青空の下で三葉幼稚園みーんなで食べる給食はいつもとは違い特別な時間となりました。
そして片付けの時に空を見上げると空が水色と白色にくっきり分かれていたのです。その空は雨を知らせる雨雲のせいで起こったものでした。雲の知らせで、ひな人形も引越しをしました。そして会議室に置いてあるひな人形の横に三葉幼稚園だけの特別なひな人形が華やかに輝いているのです。
2019年10月1日 火曜日
今日は子ども達が登園してくると、お日さまも雲の陰にかくれんぼしてくれて少ししのぎやすい天気となりました。そんな中、ブンブンパラダイスのかけ声で赤コースの全体練習が始まりました。運動会まであと8日。まだまだ覚えることも練習することもたくさんあります。年長児は園長にもっともっとリレーと踊りが上手になる方法を教えてもらうことができました。
初めはクラス別対抗リレーです。4クラス、ぞう・らいおん・くま・きりんがクラスのみんなでバトンをつなぎ駆け抜けます。今日もクラスの友達を応援したり、「絶対負けんけんなー!」と気合を入れたり熱い子どもたちの想いで盛り上がっているように思えましたが、それだけではまだ速くなって狙えないことはもちろん、ぶつかって転んだり怪我をしたりすることがあるのです。そこでいくつか園長が速くなるポイントとバトンのつなぎ方を教えてくれました。まず1つ目、よく放送を聞いて自分の番にしっかり準備をするようにすること。先生に手を引かれなくても年長さんなので自分の出番をしっかり見て出ること、2つ目はバトンをもらってからの走る道を考えておくこと、3つ目はバトンを待つときにしっかり内側につめること、この速くなる方法は1人だけがしてもダメなんだ、バトンを繋いでリレーするのだからみんながしないといけないと話してもらうと、子どもたちの目の色はまたキラキラと輝き気持ちが高まってきたようでした。
午後からも踊りがきれいに見えるポイントを園長に一緒にしていただきました。最初は女の子がゆっくり落ち着いてきれいに見える踊り方を身につけました。指や腕に力を入れ、足をすっと伸ばし、きれいな目で見上げる姿はまるでバレリーナのようでした。そんなきれいな姿に驚いているとまたびっくり!!なんと周りに座っている男の子までかっこよくてきれいに踊っているではありませんか。園長に教えてもらったことをすぐに実行できる年長さん、運動会まであと8日100点満点を目指して子どもたちだけでなく、教師共々高めていきます。
遅コースのぞう・らいおんは特別に園長に人間ブロックのお題をもらいました。今日は「カタツムリ」でした。子どもたちが頭の中でイメージしながら思いを伝え合ったり、役割を決めたり一生懸命試行錯誤をしながら完成させました。次は4クラスでどんなお題に挑戦するか、どんなものができるか楽しみです。
2019年9月4日 水曜日
今日も「おはよー!」と元気よく子どもたちが登園してきました。所持品の片付けをすると、年長さんの数人が「今日も走るぞー!!」と友達を誘って園庭に出てきました。そして「今日は俺が勝ったぞ」と何周も走りながら走って勝負をつけて喜んでいる姿がありました。運動会の練習はしばらくの間、遊びの中で楽しんでいきます。私も子どもたちに負けないくらい遊びこんで楽しみます!
今日は年長児が2学期始まって最初の手話教室でした。山中先生は年長児が集まると静かな雰囲気の中で手話劇を始めました。すると、子どもたちはシーンと静かになり目をキラキラさせながら集中して聞きいっていました。おもしろいところもちょっぴり怖いところも、笑ったりハッとしたりみんなで楽しいお話を聞かせていただきました。その後、新しい歌の手話を教わりました。「わんぱくマーチ」は冒険しながら、遠くの丘を目指す歌なんだよと話しをしてもらうと、山中先生をしっかり見て力強く足踏みをしたり、胸をグンッとかっこよく張ったりして「年中・年少・たんぽぽさんにも教えないとね!」と覚えようとする姿が見られました。これからはお部屋でも歌って、異年齢児のクラスにも遊びにいきたいと思います。
きりんぐみは2学期最初の英語がありました。29人みんなで手をつないで「イン」「アウト」と言いながらジャンプして笑いあって楽しみました。好きな色や果物を英語で友達と伝え合って「おー!一緒だ!」と嬉しそうに話しながら楽しんでいました。
今日の青コースの手作り給食です。
2019年7月4日 木曜日
梅雨に入り雨が降ったりやんだりと、じめじめ湿度が高い日が続いていました。しかし、消えて太陽が顔を出し熱い一日になりました。水上コーナーでは、何やらおもしろい実験をしていました。実験を楽しんでいる年長さんに聞いてみると…。「乳酸菌の少し小さいペットボトルに水を入れ、少しだけ空気を残して、ペットボトルを押さえると手の平にくっつくんだよ!」とマジックのような科学を教えてくれました。くっついたまま、手の高さをどんどん高くするといろんな高さのところでペットボトルが落ちていきます。「高くしすぎると落ちてしまうのかな?」と私が尋ねると…子どもたちから「ちがう、ちがうよー!」と笑われてしまいました。「じゃあ、どうしてなの?」と聞くと「手の平がペットボトルの口にピッタリとついとかんと、すき間が邪魔してくるんよ!」と教えてくれました。水を使って遊んでいるうちに様々な発見をし、それを繰り返すうちになぜ?に気付いているのです。私自身が勉強させてもらうことができました。
年長さんが6月6日に植えたさつまいもの様子を昨日レインボーファームの方がメールで送ってくださいました。メールには、「植えてから一ヶ月にもうすぐなります。6月下旬は晴天が続き育つかなと心配していましたが、梅雨に入り順調に育っています。秋には無事、いも堀ができると思います。」と嬉しいお便りが書かれていました。子どもたちは写真を見てビックリ!!「植えたときあんなに葉っぱなかったのに!」と思い思いに話していました。今日は「そのことを年中・年少・たんぽぽさんにも知ってもらいたい‼︎」と話してお知らせを作ることにしました。何人かの年長さんたちは、何を知ってもらいたいかを自分で文章を考えまとめて、吹き出しを書いていきました。「写真だけでは伝わらない!」と葉っぱの数が増えたことやさつまいもが大きくなったこと、最初の苗はこんなのだったんだよと絵を描いたり、寝かせて植えたのに上向きになって大きくなっていることを書いたり、小学生のようにたくさん文字や絵を描きました。
ぜひ、お迎えの際にたんぽぽ青横の掲示板をご覧になって下さい。レインボーファームの方のメールには「農園の近くに来るときがあればいつでも寄ってくださいね!」と書かれていたので時間を作っていきたいと思います。
今日はくま組が合歓の木、きりん組がケアフル土居田を訪問しました。イス体操をしたり、お手玉渡しゲームをしたりしておじいちゃん・おばあちゃんと楽しみました。
2019年6月6日 木曜日
今日は太陽も元気いっぱいで、汗をかくほど暑い日でした。園庭に出てきた子どもたちは、自分で日陰を見つけて涼しいところで遊ぼうと走っていきました。何があるのか気になって私もついて行ってみると…
図書館の下では、誰が一番泥団子を作れるのかを勝負したり、今来てくれている実習の先生にコツを教えてあげたりしていました。涼しい砂場では、いろいろな色のカラー帽子の子どもたちが協力して砂を掘り、道を造っていました。そこへ年少さん年長さんがせっせと力を合わせ水を流し込み、川を完成させていました。一方では、新しいコーナーに気付いている子どもたちがいました。水の冷たさを感じながら心地よさを味わえる水くみ遊びも出ていました。小さなカップや大きなカップを上手に使い水を入れ替えたり、冷たい水を手にかけてみたりと「早くプールしたいね!」と楽しみにしている子もいました。これからも暑くなってくるので、涼しく楽しめるような環境を用意して子どもたちと遊んでいきたいと思います。
今日は年長さんが古川にあるレインボーファームにさつまいも植えに行きました。レインボーファームの方々が、三葉幼稚園のために看板やうね、苗などたくさん準備してくださっていました。昨年秋においしいふかしたてのおいもをごちそうしてくださったことを覚えていた子どもたちは、楽しみにバスに乗り込み畑に向かいました。到着するとレインボーファームの方が植え方を教えてくださいました。さつまいもの苗には、頭と足があって頭の向きが大切なこと、寝かせてあげること、優しく土をかけることなど、おいしいおいもが元気いっぱい育つためのコツをこっそり伝授していただきました。「みんなの植え方でおいしいおいもになるか決まるんだよ!」と言われると、絶対に間違わないようにと全身を使って確認していました。その姿を見ると心が温かくなりました。一人4本ずつ「おいもがたくさんできますように」「何人家族になるかなと」話しながら、秋のやきいもを楽しみに一生懸命に汗をかきながら植えていました。マルチを広げることや土をしっかり掘ることなどたくさん難しいところがありました。「これからもほったらかしでは、育たないんだよ。」とおじさんたちに教えてもらうと「みんなが育てる!」と目をキラキラさせながら言っていました。そして、ファームのおじさんがおいもが育つ様子を時々メール写真で知らせてくださる約束をしてくださったことで、おいしいさつまいもができるように子どもたちだけでなく、教師も一緒においもの生長を見守っていきたいと思います。
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