2016年5月26日 木曜日
今朝バスに乗ると子どもたちが「今日は昼から雨が降るから、朝のうちはお外で遊べるね」と言って、戸外で遊ぶのをとても楽しみにしている様子でした。園に着くと早速園庭から先に登園してきた子どもたちの遊ぶ声が聞こえ、私も子どもたちと同じようにワクワクしてきました。園庭では浸し染めコーナーに加えて、野菜やブロックを使ったスタンプ遊びも行われていました。年少、年中の時に経験してきた年長児は、同じ形のものでも側面も使ってみたり、野菜の繊維をブラシのように使ってぼかしをつける子もいました。今日は遅コースで少ししか様子が見えなかったので、これからどんな作品を作っていくのかとても楽しみです。
5月も下旬になり、日に日に暑さが増しています。夏の気配が感じられている今日、きりん組ではあさがおの種撒きをしました。先日、ちゅうりっぷの球根を持ち帰って空になった鉢に1人ずつ種を撒きました。1人に3粒ずつ配ると種の形をじっくりと観察しながら、「少し角があるね」「切った柿みたいな形だね」と口々に言っていました。あさがおは夏に咲くことを知っている子どもたちは、「お花が咲く頃には夏になるんだね」と言っていました。そして「プールも早くしたい!」と夏を楽しみにしている様子でした。
お昼からはピーター先生の英語がありました。昼食も「早く食べよう!」と自分たちで言い合って毎回楽しみに準備をしています。まず、みんなで楽しく英語の歌に合わせて挨拶をします。ちょっぴり苦手な子にも1人1人優しく声をかけ、歌や踊りに合わせることで子どもたちは単語やフレーズを覚えていきます。フルーツの名前では「いちごは?」とピーター先生が質問すると「なんだっけ?」と首をかしげるS君。「ストロベリー」と教えてもらうと「あ!そうか!」と言って「カタカナの言葉は英語なの?」と気づいたようでした。楽しみながら英語に徐々に親しんでいると実感しました。
今日の赤コースの手作り給食は☆胚芽米、豚肉の生姜焼き、ひじきの煮物、ワカメときゅうりの酢の物、トマト、リンゴ☆でした。
満3歳のたんぽぽ組の子どもたちも大きな生姜焼きを口いっぱいに頬張っていました。
※本日の健康情報※
配布した尿・蟯虫検査は5月30日月曜日に回収です。
30日当日の朝採取した尿を提出してください。
2016年4月22日 金曜日
昨日の雨も上がり心地いい春風と晴天に恵まれた幼稚園の青空には、今日からこいのぼりがおよいでいます。
先日から大注目の駐車場のたけのこは、たっぷりとお水を飲んだかいもあって、もう男の先生が手を伸ばしても、子どもを肩車しても届かないくらい高く成長していました。あと数日で屋根よりも高くなりそうなたけのこの先にこいのぼりをつけました。高く、高くなったたけのこの先ばかり見上げていると、Aくんが「先生!洋服を脱ぎかけとる!」と言われ、はっと下を見ると竹の緑色の肌が覗いていました。子どもたちとのイメージでは上から剥げていくと思っていたたけのこの皮でしたが、下から変化が起きてきました。どうやって皮が脱げていくのか、まだまだ目が離せません。
さて、幼稚園には新しい命が誕生し育っています。園のうさぎ小屋の土の穴の中で育ってチョロチョロと姿を現した小さな、小さなうさぎの赤ちゃんをゲージに入れてテラスで見れるようにしました。小さなうさぎちゃんが自分でむしゃむしゃとキャベツを食べている様子をしばらく見ていたSちゃんは「このうさぎさん、なんさいなん?」と尋ねるので教師が「まだまだ産まれたての0才だよ。」と答えると「えーお母さんいなくて大丈夫かな、1人でごはんたべれてえらいね。」と言うので「うさぎは、すぐに歩けるようにもなるんだよ。」と伝えると「なんで違うんかな、でもおはなしはできないよね?」とたくさんの疑問が湧いていました。ゲージの側を通るたびに「かわいいね、かわいいね」と足を止めて眺めている子どもたちの姿をみると、とても微笑ましく思いました。引き続き大切に飼育していきたいです。
今年度初めての施設訪問を来週に控えている年長児たちは、各クラスで元気と笑顔を届ける練習をしています。本番を月曜日に控えるくま組さんの練習を見学にいくと、園長から「どんなにすごいお医者さんが注射をしても、手がどうしても動かなくて治らない人でも、みんなが行って笑顔であくしゅをしようって言えば、動くかもしれない。みんなはそんなすごいパワーを持っているんだよ。」と言って頂き、やる気に満ちた表情をしていました。子ども1人1人が、思いやりの気持ちを持って元気いっぱい施設を訪問できるようにしたいと思います。
青コースは待ちに待った今年度最初の手作り給食でした。チキンカレーはとってもお肉がやわらかく、おかわりをしたりとあっという間に鍋が空っぽになりました。付け合せの酢の物も一緒に、おいしく味わっていただきました。
2016年3月23日 水曜日
ぽかぽか陽気の今日、H・28年度入園予定の方の一日入園を行いました。新入児の保護者の方々は、新しいクラスの発表を楽しみにして、朝早くから来られていました。
どきどき・わくわく!「何組さんかな?」と言いながら、名前を見つけたときには、「○○組さんだね。○○色だ!」と嬉しそうに子どもに語りかけられているほのぼのとした光景が見られました。
新入児の中には、お母さんと離れる時に泣いた子もいましたが、いざ離れて先生と外に遊びに行くと、知っている友達を見つけて「あっ!○○ちゃんだ。」と言ってすぐに遊び始めました。
こあら保育に来ている子ども達も多く、園庭で遊ぶうちいつの間にか裸足になって走っていたAちゃん。
すべり台やジャングルジム、ブランコなどの好きな遊具に向かってまっしぐらに走っていくBちゃん。Cちゃん・Dちゃんたち。三輪車にも楽しそうにも乗って、たくましく遊ぶ新入園児さん達を見て嬉しくなりました。
又、包丁を上手に使って、料理を作ったり、切った野菜をうさぎにあげに行く子もいました。
部屋の中では、「アブラハム」の踊りを皆で踊ったり、粘土やブロックをしたりして遊びました。知らない子同士でも踊っているうちに笑顔で顔を見合わせたり、自分で作ったブロックの剣で、ヒーローごっこをしたりして仲良くなり、お母さんと離れていることをしばし忘れて夢中になって遊んでいました。
さて、3階ホールでは、来年度の認定子ども園移行のための説明会があり、保護者の方は、とても熱心に静かに聞いておられました。又、プレ年少の方々も多く参加して頂き、とてもなごやかで良い雰囲気でした。
説明会が終わり、保護者の方が各保育室に帰ってみると・・・どのクラスも落ち着いて絵本を見たり、歌を歌ったりしていました。
おやつの「うどんぴっぴ」を美味しそうに食べている間に・・・・・どのクラスもすんなりと役員さんが決まり、教師達皆、ほっと胸をなでおろしました。本当にありがとうございます。
4月12日の入園式に「三葉ブランド?」の制服に身を包み、可愛い笑顔で来てくれることを教職員一同、心からお待ちしております。
2016年3月9日 水曜日
先日、副園長が卒園式の練習で挨拶をしてくれた際、「三葉幼稚園の制服を着れるのもあと少しだよ。卒園したら着られないんだよ。」という話をしてくれました。すると、早速「お母さんにお願いして制服できた。」と何人もの子ども達が制服で登園してきました。
日に日に卒園に向けての気持ちが高ぶっている子ども達。卒園式の環境も式次第を飾ったり、園旗・国旗を貼ったり少しずつ進めています。そして、今日は進行やピアノ伴奏の教師、在園児代表の子も練習に入ってくれました。在園児の代表の子たちの姿勢がとてもかっこよかったことで負けまいとする年長児の姿が見られました。
副園長から毎日課題をもらっている子ども達。今日は入場の仕方や姿勢、返事の仕方などの課題をもらいました。卒園式の日に1番かっこよい姿が見せられるように一日一日を大切にしていきたいと思います。また、今日の練習で「お母さんたちにも『しあわせのうたの手話』と『キラリキラリの歌』『君と僕のラララ』を教えてあげて一緒にできるといいね。」ということと「卒園式でみんながかっこいい姿を見てほしいよね。スマホやカメラでパシャパシャされるのは嫌だよね。」という話になりました。すると子ども達から「僕のお母さんやりそう。」と次々に手があがり自分たちでお母さんにお願いするということになりました。A君からは「先生がお母さんのスマホを預かってほしい。なぜなら自分のお母さんは絶対すると思う。」という意見も出てきました。ぜひ子どもたちの頑張っている姿をその目で見てあげてください。
いま、年長児は様々な事が最後の活動になっています。遊びの部屋も今週で最後、お弁当も今日で最後の日となりました。年少・年中さんが誘ってくれ学年混合で食べる事になりました。
お弁当の袋を開けると何人かの子ども達から「先生!手紙が入ってる。」と見せてくれました。内容は様々でしたが、「3年間残さずに食べてくれてありがとう。」といった内容が多く、みんな嬉しそうに読んでいました。他にも「今日は何を入れてほしいか聞いてくれたけんから揚げを入れてもらった。」と話してくれる幼児もいました。話をしながら楽しく食べた後、「手紙の返事を書きたい。」というYちゃんの言葉をきっかけに何人もの子ども達が手紙を書き始めていました。「朝早く作ってくれたお礼を書く。」「おいしかったことを伝えたい。」と思い思いに書いていました。
卒園まであと1週間、様々な事に感謝の気持ちを持ち、それを表現できるようにしていきたいと思います。
2016年2月12日 金曜日
今日は市民会館で生活発表会のリハーサルを行いました。市民会館に順次到着した子ども達はワクワクする気持ちと、緊張からいつもよりテンション高く、登園してきました。今回は年長が狭い楽屋で着替えをしていると、副園長がきて、「練習室を使っていいんだよ。」と言ってくれました。移動して扉を開けると子ども達から一斉に「ワァー!」「すごーい!」「鏡もある!」とその部屋の広さと大きな鏡、しかも床もピカピカ、大感動!!「練習もできるね。」「衣装のチェックもできる。」と言って早速、鏡の前で衣装チェックと笑顔の確認をしていました。
衣装の着替えて舞台袖に移動すると緊張は最高潮!「緊張するー。」と友達と目を合わせて話しながら出番を待ちました。
水曜日に劇の練習をした時、元気がよく褒めてもらったきりん組でしたが、今日は少し元気がありませんでした。劇の後、どうだったか聞いてみると「緊張したー。」「お客さんの席がいっぱいあった。」と話す中O君は「今日の声だと一番後ろのお客さんに聞こえんと思う。月曜日からもっと大きな声を出す練習しよ。」とみんなに話していました。すると、「私も思った。」「古森先生に教えてもらったところができんかった。」「もっと頑張ろう。」とやる気満々。その様子を見て本番までの一週間がとても楽しみになりました。
「ステージの上はみんなのものだよ。」いつも副園長が子ども達に言ってくれる言葉です。道具が倒れたり、友達が困ったりしても、自分たちで助け合う。そういった幼稚園での子ども達の生活を見てもらえるよう、あと一週間で気持ちを高めていきたいと思います。
2016年1月21日 木曜日
今日、年長児の卒園記念DVD収録がありました。朝のバスでもそのことが話題になり、大きくなったら何になるか言い合っていました。そして、それを聞いていた年中組のA君が「年長さんが卒園したら僕たちが年長になるんよね。」と言うとすかさずI君が「小さい友達がきたらお世話してあげんといかんのよ。」Yちゃんが「年長さんみたいにかっこよくなる。」と胸を張る姿が見られました。
バスが到着すると、すでに年中組の先生たちの撮影が始まっていました。それを見たYちゃんは「わぁー!緊張する!」と声をあげました。そしてお部屋では服装の点検をして身だしなみを整えて準備万端で緊張した面持ちでスタンバイし、収録が始まりました。
詳しくはお楽しみですが、園歌や手話、言葉、歌など撮影をしましたが、言葉のところではなかなかみんなで言うところがそろわずやり直しが続き、子ども達の中にはそろそろ集中力が切れ始める子の姿もみられ始めました。「教師の合図の仕方や位置が悪いのかもしれない。」と副園長が気付いてくれ「自分たちでタイミングとれるかな。心の中で1,2って数えれるよね。」と言われると大きくうなずいた子ども達は自分たちでタイミングを計って上手に合わすことができていました。さすがです。他にも急きょ手話の歌を変更したのですがそれにもすぐに対応する事ができる子ども達に教師たちはうなるばかりでした。
全体での撮影が終わってからは各クラス大きくなったら何になりたいかを一人ひとり言って収録していきました。大きなカメラの前で、緊張している様子はありませんが、大きな声でそれぞれが「警察官」「サッカー選手」「〇〇屋さん」と人気の職業をあげる中、「ピアニスト」「絵描きさん」「スポーツチャンバラの先生」と自分が興味を持ってかかわっている職業もでてきていました。お父さんがジュース屋さんだから「ジュース屋さん」と家の職業を意識している子もいて面白いなと思いました。そんな中、「幼稚園の先生」と言ってくれる子もいて嬉しく思いました。中には迷っている子もいて副園長は「今まだなりたいものが決まっていなくていいんだよ。途中で変わっても良いんだよ。」と言って自分の夢が変わっていった人の話をしてくれました。その話を子ども達は目をキラキラさせながら聞いていました。今日の子ども達がこれからそのように成長していってくれるか、一層楽しみになりました。
これから卒園まで一日一日を大切にしていきたいと思います。
2015年11月12日 木曜日
「今日は乗馬に行けるね。」と期待を持って登園してきた子ども達は乗馬の話をしながら朝は、作品作り、木工、縄づくりとそれぞれが遊びを楽しんでいました。
きりん組の早く登園してきた子ども達は縄を先日収穫したお米のワラを使ってなうのに挑戦しました。やったことがある子もいれば初めてという子もいて、なう姿は真剣そのもの!!足の親指と人差し指の間に縄を「ギュッ」とはさむ姿がとてもかわいくて思わず写真をパシャリと撮りました。
「右手と左手に2本ずつわらを持って交らないように手のひらでこすり、反対の手で持つ。」と言葉で説明してもわからなかった子ども達も途中、副園長が来て「パッパッパッパッ」とすごいスピードでなうのを見て、手つきを真似ると、少しずつ上手になっていました。なった縄の使い道も子ども達のイメージは様々で落ち葉を挟んで冠を作ったり、自分の作品に使ったり、中には「マントを作るんだ。」と何本もなう子どももいました。これからも体験を大切にしたいと思います。
ぞう、キリン、ひつじ、ぺんぎん、たんぽぽ、ちゅうりっぷ、ひまわり組は待ちに待った乗馬に行きました。乗馬センターに行く道中も、年長児が年少児に昨年の話をしたり、「ちょっと怖いな。」と話したりするなど話題が尽きませんでした。
到着すると馬もスタンバイOK!トラックの荷台から馬に乗るのですが、そこでは子どもの胸の音が聞こえてくるくらいドキドキしている様子が伺えました。そして、乗った後は馬小屋を見学したり写真を撮ったり楽しい時間を過ごしました。最後は、馬の顔を柵から出してくれ、一人ひとり顔を撫でて帰りました。お兄さんから「馬は言葉がわかるんだよ。」と教えてもらっていた年長児は「ありがとう。」「楽しかったよ。」と声を掛けていました。
その後は、時間が少しあったので土手まで散歩に行きました。笹の葉のトンネルをくぐって土手に抜けるのですが子ども達は「冒険みたい。」「いい音がする―。」と言う声が聞こえてきました。又、年少児は笹のトンネルをトトロの森とだぶらせて「歩こ、歩こ私は元気。」と歌っていました。トンネルを抜けると坊っちゃんスタジアムやグリーンセンターも見え気持ちの良い時間を過ごすことができました。
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