幼稚園の日記(ブログ)

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2021年10月26日 火曜日

昨日の天気が噓のような遠足日和の今日、心配していた芝生もお日様パワーで乾いていました。いつも三葉幼稚園の味方をしてくれる自然パワーに感謝です。

さぁ、天気の心配がなくなり、子どもの期待は最高潮です。朝からお弁当の中身の話、おやつの話」、何して遊ぶか話が盛り上がります。そんな時、年中年長さんのお楽しみの大型バス登場です。大きくてピカピカの大型バスに「うぁー!!」「すごーい!!」と大盛り上がりでした。バスだけでなく、運転手さんにも拍手喝采!!門の所に飛び出す桜の木を上手にかわし、バックで駐車場にバスを操る運転技術を目を輝かせて見る男の子達がたくさんいました。K君は一言「駐車場が小さく見えるね。」と話していました。

 

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ひまわり組は最後のバスで城山公園に出発です。まだかまだかと待ちわびての出発なので並ぶの早い早い!そして、城山公園が見えると公園いっぱいに三葉っ子たちが遊んでいます。「楽しそ~。」「早く遊びたーい。」と言って走り出しそうになるのを「待ってよ。荷物を置いて遊ぼう。」と押さえます。

 

荷物を自分たちで持ってきた敷物のごみ袋の上に置いて園長先生の話を聞きました。(ちなみにごみ袋をシート代わりに使うのを3年くらい前に思いつき、続けていますが使い勝手バツグン!!お弁当を食べるのにもちょうど良し!お弁当の後に風船やマントにして遊ぶも良し!スカートにして遊ぶ子もいました。中には家で袋に絵を描いてきた子もいました。)

園長先生が、城山公園で遊ぶ時のルールを話してくれました。その中で城山公園は山の上にお城があることも教えてくれました。今日は空気が澄んでいてお城がとってもきれいに見えました。ひまわり組ではお城に忍者が見えた!!(笑)とザワザワすることもありました。

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遊ぶ時間は、遊具が何もないからこそ体をめいっぱい使って遊びます。鬼ごっこを何度もしたり、長い直線でかけっこをしたり、だるまさん転んだやはないちもんめをしたり、十分遊びました子ども達の体力は無限です。体力自慢の教師たちも最後は降参でした。

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たくさん遊ぶと一人、また一人と「おなかが空いた~。」「早くお弁当食べたい。」と言ってきました。おなかがペコペコで食べるお弁当。お母さんたちが気持ちを込めて作ってくれたお弁当は最高です!!一生の思い出になるお弁当になりました。

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昼食後はお弁当のシート(ビニール袋)が遊び道具に大変身!!みんなが風船にして遊びます。城山公園に200個以上のごみ袋風船ができあがると見ごたえ十分!!圧巻でした。存分に遊んだ子ども達は満足して帰っていると思います。ご家庭でも話を聞いてあげてください。

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コメント (「いっぱい遊んだ遠足~城山公園~」 ひまわり組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2021年6月8日 火曜日

今日はねんしょう・年中・年長児で北斎院町の畑にじゃがいも掘りに行きました。先日、たんぽぽ組やこあら組さんがじゃがいも掘りに行ったのを見ていたひまわり組の子ども達は自分達も行けることを楽しみにしていました。

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畑に着くと、青々したじゃがいもの葉と、枯れた玉ねぎの葉が行儀よく並んでいました。じゃがいもには白い可憐な花が咲いていました。畑に来たもののじゃがいもは収穫するには少し早かったようでした。そこで園長は子ども達にわかるようにそれについて話してくれました。

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そして、年長児が昨年植えたお母さんじゃがいもの話をしてくれました。一株掘ってみると、大きいじゃがいも、小さいじゃがいも、そして、黒くなったお母さんじゃがいもが出てきました。「年長さんが植えたじゃがいもが子どもたちの為に頑張って黒くなってるんだよ。中にはぐちゃぐちゃになっているものもあるよ。」と教えてくれました。そして、「このお母さんじゃがいもは畑に戻してあげると次に野菜を植えた時の栄養になるから土に返してあげてね。」「お母さんありがとう~。って言って戻そうね。」と話してくれじゃがいも掘りのスタートです。

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年長・年中児はさすがです。慣れた手つきで土を掘り、次々とじゃがいもを見つけていきます。年少児は掘るもののなかなかじゃがいもが出てきません。それでも、小さい手で掘り続けると、ついに「見えた‼︎」とじゃがいも発見で大騒ぎ。掘るスピードが上がり、笑顔になっていました。そんな中、S君が「先生、こんなお母さん芋があったよ。」と皮だけになったお母さん芋を見つけました。それがお母さん芋だと分かった年少児のS君にも驚きましたが、「お母さん芋さんありがとう‼︎って言って土に戻そう。」と何人もの「ありがとう」の声が聞かれたのにも感動させられました。ただ掘るだけでなく、何となく植物の不思議に触れ、その子なりに感じるものがあった、じゃがいも掘りになりました。

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明日、掘りたてのじゃがいもをどうやって子どもたちと食べるか先生たちで検討中です。お楽しみに‼︎

 

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コメント (「お母さん芋さんありがとう ~じゃがいも掘り~ ひまわり組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2021年4月27日 火曜日

《 赤コース 》

1つのものから色々な遊び方を見つける子ども達ですが、今日も遊ぎ場の広い園庭でフラフープを使った遊びがいくつも繰り広げられていました。腰で回して競争するチーム。転がしてもらったフラフープを追いかける年少児。キャッキャと笑いながら遊ぶ友達を見て遊びに加わり、遊びの輪が広がっていました。年長の女の子3人組は、自分の色を決めてフラフープを選ぶと、その色と同じ小さなボールを探し、ごっこ遊びをしていました。そんな遊びもあるのかと驚きつつも、遊びの中で色を意識して選び、それを共有して遊ぶ姿に感心しました。

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 遊びの中で、子どもの「みて、みてー!」が絶えません。出来るようになったことを嬉しそうに報告してくれます。縄の遊具では、先週逆上がりに何度も挑戦していたきりん組のSちゃんは、休みの間に公園で練習して出来るようになったと、遠くにいた私の手を引っ張ってきて見せてくれました。

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 園に戻る帰り道、昨日と同じように年長児は年少児と手を繋ぎ、沢山動いて「お腹がすいた〜」と言いながらも、しっかりとした足並みで歩いていました。泣いている子に対して「今から幼稚園帰って、ご飯食べたら帰るんよ〜」と教師に言われなくても話す年長児や、急な坂道に「ゆっくりでいいよ、危ないからね」と気をつかう子、園に戻る道中でも子ども達の優しさをたくさん感じることの出来た日でした。

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 ちなみに3週間前に年長組になったばかりの子ども達が、しっかりお兄さん、お姉さんしている様子に心が温かくなり、この1年がとても楽しみになりました。

 

 

 

《 青コース 》

「今日は泥団子を作る日にするんだ。」と言って年長さんを誘って教えてもらっていた年少組のTちゃんやR君、「踊りを踊りたいから曲かけて!!」と言ってきたK君、「トマトさんは大きくなったかな?」と言いながら「トマトさんおはよう!!」と声を掛けに行くSちゃん等、日に日に「〇〇をしたい!!」と目的をもって登園してくる年少さんが増えてきました。

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そんな中、人気のコーナーの一つ色水コーナーにも、ひまわり組の子ども達が集まって花をつぶしてきれいな色水を作っていました。すると、そこへ富田先生が何やら怪しい液をもってきて、R君の作っていた色水にポトポトと落ちました。すると、「フワ―」っと、色が変わりました。その瞬間、R君の表情は何とも表現できない新しい発見をした表情をしていました。因みに、その液は「酢」で酢は色を鮮やかにする効果があるのです。子ども達には魔法の水と言って時々利用しています。

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 その後、室内に入ってセロハンテープを使った廃材遊びをしました。年少さんの廃材遊びには、生まれて3年間の経験が見られました。「公園のイス」を作ったMちゃん、「お茶を飲むやつ。」と言ってコップを作り使って見せてくれたHちゃんなど、一つ一つに意味があります。題名だけではありません。セロハンテープを初めて使ったR君には箱にペタペタ貼られたテープ一つ一つに意味があります。幼稚園の生活や経験、全てが意味のある子ども達の今の時間を一緒に楽しみたいと感じた一日でした。

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コメント (「1つのものから色々出てくる遊び」 きりん組 大隅 咲   「年少さんの目に映るもの!!」 ひまわり組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2021年3月19日 金曜日

 昨日、数輪咲き始めた三葉幼稚園の桜ですが、今日はさらにたくさんの桜の蕾が開いていました。自由登園で来ていた年長さんから桜が咲いていることを聞いていた年中組の女の子達が「1、2、3、4・・・。」と何輪咲いているか数えていくと、「先生!36個咲いとった!咲きそうなやつがまだまだいっぱいあったよ!」と嬉しそうに教えてくれました。卒園式の時にはまだ蕾だったチューリップも花を咲かせ、子ども達の笑顔とお花がいっぱいの幼稚園の園庭です。

 今日は令和2年度最後の登園日でした。子ども達は新しいクラスが分かること、今日で今のクラスが最後になることの両方の思いをもって登園してきた様子でした。昨日の職員会で終園式の時間はなるべく短くして、新しいクラスの発表や準備に時間を使えるようにしようと話し合いました。終園式では「お兄さん、お姉さんになるのが楽しみだね。」と園長から声を掛けてもらって、子ども達は新しいクラスの発表に心をワクワクさせていました。そして、「もうすぐみんなは、年少さん。。。年中さん。。。年長さん♪」と思い出のアルバムの歌詞を替えて歌って、ワクワクとドキドキを胸にお部屋に帰りました。部屋に帰ると新しい帽子を先生から配ってもらって被ると、みんなにこにこ笑顔でちょっぴりお兄さん、お姉さんの顔になっていました。

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 帰りのバスでの出来事です。ぱんだ組のSくんは、「お母さんに新しい帽子を見せて、びっくりさせたいんよ!」と言って、バス停に着くとそっと帽子を体の後ろに隠してバスを降りていきました。そして、「じゃーん!」と嬉しそうに新しいクラスの帽子を見せると、お母さんはとても驚いた様子で、「よかったね!年長さんになるのが楽しみだね!」と一緒に喜んでくれていました。

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 令和2年度を振り返ると、「こんな時だからこそ、できることは何か」を考え、知恵と工夫を凝らして子ども達が主体の保育や行事をやり遂げてきました。保護者の方々には、そうした保育、行事にご理解とご協力をいただき、又たくさんの温かい声も掛けてくださって、本当にありがとうございました。令和3年度も教職員一同、一丸となって子ども達のために頑張りたいと思います。春休み明けに新しく入園してくる子ども達やお兄さん、お姉さんになった進級児達に会えるのを楽しみにしています。

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コメント (「令和2年度 終園式」 ひまわり組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2021年2月1日 月曜日

 あっという間に1月が終わり、今日から2月の始まりです。

 生活発表会まで約1ヵ月になりましたが、今朝は年長児達が大きな段ボールを友達と協力しながら、いそいそと2階のテラスに運んでいました。テラスを覗いてみると「〇〇やさん」と文字を書いているグループがいました。何を作っているのか聞いてみると、「劇で使うお店の看板よ!」と笑顔で教えてくれました。又、段ボールを広げて絵を描いているグループもあって、子ども達の中で物語のイメージが広がっていることが感じられました。

そんな中、ホールの舞台に集まって練習している年長のグループに園長が声を掛けていました。役の演じ方のヒントをくれたようで、話しを聞き終えた子ども達は、舞台をドシンドシンと踏み鳴らしながら力強く舞台を歩き始めました。どうやら大入道の役のようです。役になり切って演じることが楽しくなってきて、ドシンドシンは続きます。

こうしたエピソードをこれからブログで紹介していけると思うので、楽しみにしていてください。

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 節分の日を前に、ひまわり組では手巻き寿司ごっこをしました。子ども達の手巻き寿司の話は園長が発案したもので、「節分の日に子ども達が自分でお寿司を巻いたら楽しんじゃない?」と考えてくれました。

そうなると教師達は、新聞の広告や裏紙をのりに見立てて廃材や包装紙を切っておいて、具材を巻くことを想定した環境を作り、手巻き寿司ごっこを遊びの中で始めました。たまたま年少の月刊絵本には恵方巻の話があったので、その写真を見ながら話していたのですが、絵本の具材は5種類なのに対して、明日作る手巻き寿司は7種類の具材を巻くことを伝えると、「すごーい!たくさんや!」「巻くのが楽しみやね!」と期待を膨らませていました。

のりの紙の両端を折って最後に下を折り返すと、あっという間に年少児でも簡単に、手巻き寿司?ができあがります。そして、できあがったお寿司を手に、「あーん!」と大きく口を開けて食べる真似をしたり、友達と食べさせ合いこをしたりして、明日の節分が待ち遠しくてたまらない様子の子ども達です。

 

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コメント (「手巻き寿司ごっこ、楽しい♪」 ひまわり組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2020年12月15日 火曜日

 昨日の園庭のいちょうのじゅうたんは、厚く積もって更にふかふかになっていました。そこにやって来たきりん組のRくんは、早速友達を誘って熊手を持つと、いちょうの葉っぱを集め始めました。その様子を周りで見ていた年中児達も手押し車や荷台付きの三輪車を持って来て、落ち葉を入れてはそこに運んで山のように積み上げて、「いちょうのお城山ができた!」とみんなで大喜びしていました。すると、「ここに穴をあけたら、鳥の巣ができるよ。」と、以前に松葉を集めてチクチク山や鳥の巣を作ったRくんが言いました。そして、いちょうの山に穴をあけて寝転ぶと、ふかふかの鳥の巣ができてとても満足そうでした。自然物を使って、自分達で遊びを考え出していく三葉っ子達は、遊びの天才です。

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 昨日の午後にレインボーファームの方が、年長児が苗を植えて収穫した80㎏のもち米を届けてくださいました。それを子ども達に見せようと袋に表示を付けてテラスに置いていたのですが、それを見た園長が一工夫付け加え始めました。大きなタライと一升枡を持って来ると、もち米を枡に入れて子ども達が見えるように置いたのです。すると早速、「これ何なん?」と子ども達が集まってきて、「このお米、白いよ!」と白米ともち米との違いに気付いたのでした。そして、『おもちつきでおもちになるよ』という表示を読みながら、「おもちつき楽しみやね!」と嬉しそうに顔を見合わせていました。園長が手を加えるまでは、表示はしているものの米袋に入ったままのもち米に誰も興味を持ちませんでした。しかし、子ども達が見えるようにしたことや枡に入れたことで、気づきや発見、おもちつきへの期待につながり、環境の出し方の大切さを改めて感じさせられました。

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ひまわり組では、金曜日のお楽しみ会の集合写真が出来上がったので、部屋に飾っていたクリスマスの飾りと一緒にアルバムに貼っていきました。すると、Eくんが「先生、紙がほしいんよ。」とクレヨンを持って来ました。そして、紙をもらうと人を描いて「これはサンタさん。」と言って、次に空を青く塗り、山や雲を描いていって、「サンタさんがお空を飛びよんが見えたんよ!」と嬉しそうに話しながら、はさみで切ってアルバムに飾っていました。お楽しみ会の日。プレゼントを届けてくれたサンタさんに「ありがとう!」とお礼を言って、空に向かって手を振っていた子ども達。なかでもEくんは、サンタさんがプレゼントを届けてくれたことや空を飛んでいるサンタさんが見えたことがとても嬉しくて、印象深かったようでした。学期末には2学期のアルバムを持ち帰りますので、ご家庭で見返しながら、子ども達のお話を聞いて欲しいと思います。

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コメント (「子どもの思いがいっぱいのアルバム♪」 ひまわり組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2020年11月20日 金曜日

 暖かい晴れの日が続いていましたが、昨晩久しぶりに雨が降り、今朝は園庭の地面に少し水たまりができていました。それを見つけた子どもたちは裸足で飛び出して行きました。手足がすごいドロドロになっても、無心で楽しそうに遊んでいました。

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 園庭の真ん中に昨日からできているサッカーコーナーでは、年長さんが真っ先に場所を確保しているのですが、今日はお店屋さんで忙しい年長さんを横目に年少さんが占領していました。しかし、途中から年中さんが入ってきたので危険だからと交代しました。年中さんがお部屋に入った後、チャンスがやってきました。年長さんは手話があるので、サッカーコーナーは誰もいません。「今がチャンス!」と興味のある年少さんが嬉しそうに走っていき、少し緊張した様子でビブスを着て、その場に立つと嬉しそうにボールを蹴っていました。

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 一方その頃、年長さんの手話では普段あまり集中力がない子も、山中先生の流れるように綺麗で、そして、魅力的なお話に吸い込まれるように集中して聞いていました。私が乗っていた送迎バスでは、毎朝すごく嬉しそうに習った手話を年中さんや年少さんに教えてあげていました。私は子どもたちが友達同士で教えあって覚えている所を見たことはあるのですが、直接、山中先生から指導を受けているところは初めて見ました。ただ手の動きを覚えるだけでなく、その歌詞の意味を理解し感情を込めてすることが大切だということを教わりました。いっぱい遊んで主体的な生活を大切にする保育だからこそ、全体で集中して学ぶ機会を設けることも、これから生活していく上で、とても大切なことだと思いました。降園前にひまわり組では、手話を覚えた年長さんが来てくれて、「あの青い空のように」の手話を教えてくれました。年少さんもすごく真剣に聞いていて、部屋の端で遊んでいた子も手話が始まった途端、静かに座って見ていました。運動会でした「さんぽ」の手話も遊びの中でも楽しんでいるので、また年長さんに手話を教えてもらって、いろいろな経験をさせていきたいと思いました。

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 昼前には、地震と火災の避難訓練がありました。今回は地震や火事の時に逃げる練習がなぜ大切かという園長の放送のおかげで、泣く子も少なく冷静に参加していました。放送で火事が起きた時にはマスクやハンカチで口と鼻を覆って避難することを聞いた、ちゅうりっぷ組のSくんは、ハンカチがないことに気づくとロッカーに走って行って、とっさにマスクをかけていたそうです。いつ地震、火事など災害が起こるかわからないので、常に緊張感をもって、正しい判断と指示ができるようにならなければと思いました。

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コメント (「集中!!集中!!」ひまわり組 阿部葉月 はコメントを受け付けていません)