2013年10月23日 水曜日
朝から、雨で「外で遊べんね。」と少しがっかりの子ども達は、各クラスで作品展に向けて一人ひとりが工夫して作品作りを進めていました。年長児の描いた絵を見た年少児は、「すごーい。大きい紙に描くんやね。」「これは、運動会の絵やね。」「絵の具、上手ー!!」と釘付けでした。廃材で作っている作品もダイナミックで、みんな正座をして真剣に見ていました。しばらくして雨が止むと、この時を待ってましたと言わんばかりに、子ども達はスキップをしながら、次々と園庭に出て行きました。片付けまでの少しの間でしたが、みんなとても楽しそうに遊んでいました。
今日の予定は、園外への散歩でしたが、あいにくの雨で行けなくなったので、来週の遠足に向けて遠足ごっこをしました。テラスにシートを敷いて、お弁当を食べることを話すと、いつもの倍早く準備をして、みんな楽しそうに話しをしながら食事をしました。
今日はらいおん組がケアフル竹原、くじら組が歩風里交流がありました。出発する前に副園長から話しをしていただき、「自分達でしっかり考えて動く事、元気とパワーをたくさんあげてきてね。」と言ってもらいバスに乗りました。到着してから迎えてくれた施設の方に元気よく挨拶をして中に入りました。「よう来たね。」と拍手をして迎えてくれ、今日は運動会でした応援合戦や踊り、組体操等を披露しました。どれをしても盛り上げていただき、子ども達も自信を持って笑顔ですることができました。運動会が終わってからの子ども達の成長を見ることができ、私達も嬉しく思いました。
2013年9月4日 水曜日
九州に台風上陸のニュース!松山地方も大雨警報で緊張しましたが、子ども達は、「長靴履いてきたんよ。」と嬉しそうに見せてくれました。
そんななか、今日は輪飾りづくりをしました。一人一本のクラスカラーの折り紙をみんなで繋げていきました。みんなで繋いで1本輪飾りを作るということで、順番を待っていて、自分の番になると指にのりをつけて、前の友達の輪に嬉しそうに繋いでいました。長くなっていくのを見て、端から数えたり、自分が繋いだ所を探したりと、最後まで出来るのをとても楽しみにしていました。今年の運動会のテーマは「ハートでつながるうんどうかい」です。そこで今年のアーチは、園児全員の輪を繋ぐことにしました。このクラスで作った輪つなぎは、運動会の素敵なアーチに変身します。みんなで繋げた輪飾りのように、一人ひとりの心が繋がって、踊りや競技を楽しみたいと思います。
もうすぐ敬老の日ということで、おじいちゃんやおばあちゃん達に送るハガキに絵を描きました。夏休みに一緒に出掛けたり、お泊りに行ったりとたくさんの思い出ができたようで、どの子もとても真剣に描いていました。みんなが描いたハガキは、敬老の日に届くよう来週子ども達とポストに入れに行く予定です。
2学期に入って初めての手作り給食。大根サラダ・納豆揚げ・ナスの味噌和え・胚芽米・果物でした。三葉っ子大好きな納豆揚げは、いただきますと同時にペロリと食べてしまう子が多く、おかわりも急いで行っていました。ナスの味噌和えも人気で、ひよこ組の子ども達もおかわりをしていました。ちゅうりっぷ組のR君は、ナスを美味しそうに食べていたので、「すごいね。ナス食べれるんやね。」と教師が言うと、「子どもが食べれるように作ってくれとるんよ♪」と、とても嬉しそうに言っていました。2学期に入って子ども達の大好きな手作り給食が始まりました。おかわりが楽しみな年長児達は、「おかわりが足りない。」とちょっぴり不満そうでした。2学期になり食欲も旺盛になる子ども達のために、調理場では、副園長と調理師さんが、金曜日から量を増やす相談をしていました。
2013年7月11日 木曜日
虫カゴを持って、とても嬉しそうに登園してきたちゅうりっぷ組のA君。虫かごの中には、生まれたばかりの蝉が入っていました。そこへ、蝉の抜け殻を見つけたと、ぞう組のB君も教えてくれました。梅雨も明け、日中は気温も上がり夏の始まりです。セミの鳴き声も聞こえたよ♪と子ども達が夏が来たことを感じていたようでした。今日は、図書館の前にから池コーナーができ、やぐらの上ではマイクを持った子ども達が張り切って歌っていました。手話を教えてもらっている年長児はしゃぼんだまや、七夕の歌がかかると手話をしていて、なんだかコンサートのようになっていました。
青コースの子ども達は、コミュミティ―センターのコスモシアターを見に行きました。空一面に広がる星空をとても真剣に見ていたり、身を乗りだして星をつかもうとしたりする姿も見られました。子ども館では、輪投げやフラフープ、遊具で思い切り遊びました。舞台の上では、きりん組とらいおん組が手話をしてくれました。すると、遊具で遊んでいた子ども達が集まってきて聞き入っていました。子ども館に遊びに来ていた小さな子どもがお母さんと寄ってきて、小さな手をパチパチ叩いて喜んでくれました。時間いっぱい遊んだ子ども達は、帰りのバスから降りると「今日はプラネタリウム楽しかったよ。」と話していて、とても楽しい時間を過ごしたんだなと思いました。
今週から、夕涼み会までの間ですが、三葉幼稚園に二ュ―ジーランドから新しい友達が来てくれています。泥んこになって砂遊びをしたり、盆踊りをしたり、にュ―ジーランドでは経験できない遊びや行事を体験してほしいと思っています。
2013年6月28日 金曜日
自由参観日も最終日。今日も朝からたくさんの保護者が来園されていました。年長さんが当番で、毎日駐車場の畑の水やりをしているのですが、様々な野菜が生長している様子が見られます。今日は、らいおん組の子ども達が水やりに行くと、きゅうりやリリコがとても大きくなっていました。水やりをしていて大きくなった様々な形のきゅうりを見たМ君が、ふと思いついたようにつぶやきました。「曲がっているきゅうりと、真っ直ぐのきゅうりは、どっちが美味しいんかな?」と言うのです。教師も困って副園長に聞いてみることにしました。”栄養のいきわたり方が違うと曲がること。曲がると太陽の当たり方や、水分の量がまんべんに行かなくなって、中で穴があいているものもあることなど話してくれました。みんなもお腹が痛い時、お腹を曲げるよね。だから元気がないんだよ。”と話してきゅうりを切って見せてくれました。曲がっているきゅうりを切ってみると、中が空洞になっていました。それを見て子ども達は、「あぁ?なるほど。」と納得をした顔になっていました。給食中にМ君がそれをみんなに言いたいと言って、参観の保護者にクイズをしてみました。「きゅうりは、曲がっているのと、真っ直ぐなのはどっちが美味しいでしょう?」と聞くと、「さぁ。どっちだろう?」と皆さん首を傾げて子ども達に合わせて楽しんで下さっていました。このように子ども達は、様々な体験の中で疑問を持ちながら学習していくのだと実感しました。
年少組では、新聞で遊ぼう!!という事で、新聞を丸めてボールを作り、ボール入れゲームをしました。力を込めてみんなでおにぎりを作るように、「ぎゅっぎゅ。ぎゅっぎゅ。」と言いながらボールを作り、今日はお母さんやおばあちゃん達とどっちが多く入るか競争をしました。ゴールをめがけてよーく狙って入れる子。次々にスピード良く入れる子。競争となるとみんな張り切って入れていました。保護者の方も良く狙ってたくさん入れてくださいました。それを応援する子ども達もとても楽しんでいました。年中組の制作をしたクラスでは、子ども達が考えて工夫しながら七夕飾りや、海の中の生き物などを作りました。一つひとつを見ると、とても可愛い作品が出来ていました。今日で最後の自由参観でしたが、日々の自分の保育を見直す良い機会になりました。環境作りや保育内容でも、様々な反省と課題が残りました。この事をもう一度考え、来週からもっと楽しくより良い保育ができるようにしていきたいと思います。
今日の手作り給食のメニュウーは、【黒豆ご飯・ニラ味噌きゅうり・ナスの油いため・焼きサバ】でした。ナスは、ご飯に乗せて食べると美味しいと食べ方を考える子もいました。味噌汁も具だくさんで、何回もおかわりをするなど、どのメニューも大人気でした。保護者の方は、ニラ味噌が人気で「バザーで売って欲しい。」「是非レシピを教えてほしい。」と言われる方も多く、「ニラ味噌のおかわりがあります。」と放送があると、あっという間にそれもなくなってしまいました。保護者の方のリクエストで、ニラ味噌のレシピを紹介します。
☆材料☆ 松山麦みそ(2分の1ー3分の1袋)・ニラ(みじん切り)半束程度・生姜少々(すりおろす)・三温糖・みりん・油
1、油でニラがしんなりして火が通るまで炒める。
2、1に麦みそと生姜少々、砂糖(三温糖)とみりんを入れて練っていく。弱火ー中火で様子を見ながら練っていく。みりんを多めに入れて味の調節と、とろみの調節をする。味噌は火を通しながら練り込む。※注意※沸騰させない!その前に火を切ってください。
密閉容器に入れて、冷蔵庫で4ー5日は持ちます。きゅうりは以外に、大根・人参スティック、おにぎりや豆腐ステーキに付けても美味しいです。
2013年6月5日 水曜日
昨日のじゃがいも掘りでお土産に持って帰ったじゃがいもと玉ねぎは、今日子ども達に話を聞いてみると、「味噌汁にじゃがいもと玉ねぎが入っとたよ。」「ポテトチップスにしてくれた。」「カレーライスを作ってくれたんよ。」と様々な返事が返ってきました。各家庭での夕食で、子ども達が掘ってきた新鮮なじゃがいもと玉ねぎが、美味しい料理に変身していました。中には、「まだ食べてないけど、今日のお弁当に入れてくれとるんよ。」とお弁当を楽しみにし、帰りのバスで「じゃがいもがポテトサラダになっとったんよ。」と嬉しそうに話してくれました。
今日はバスが着くと、子ども達は園庭がいつもと違う環境になっていることに気付いたようで、広々としたお絵かきコーナーに釘付けになっていました。しかし、今日の特別なお絵かきコーナーは年長児達のために教師が準備したものでした。年長児達は大きな紙にダイナミックに絵を描き始めました。昨日のじゃがいも掘りで見た景色や感じたことを、それぞれが伸び伸びと描いていました。子ども達は、副園長に話してもらったことをよく覚えていて、じゃがいもを大・中・小の大きさに分けてキャリーに入れることを話してもらうと、色も変えて描いていました。又、自分達の袋に入れたじゃがいもの数や、生石農園で掘ってきた玉ねぎを両手いっぱいに持っているところを描くなど、自分達が経験したことをダイナミックに描いていました。それぞれが好きなように描いて絵の具を塗っていると、絵の具のカップが倒れてしまうと慌てることなく、手や足についた絵具を紙にぺタペタと手形や足形をつけ始めました。手形をつけて太陽に、足形にはタイヤをつけて車にアレンジし、とても楽しい絵になってきました。みんなが掘った畑の下には、モグラを描き自分達がイメージしたモグラの街を描いていました。今日のおえかきコーナーのねらいは、型にはめて小さいところで描くのではなく、手や足を汚すぐらいダイナミックに絵を描き絵の具で手足が汚れても気にしないで遊び込ませることでした。お行儀がよく、ちょっぴり主体性に欠ける子ども達には、そのカラを破って欲しかったのです。教師のねらい通り、子ども達はそれぞれが思い切り描いていました。年少・年中児もその姿を見て、描きたくなって紙とクレパスを持ってきて、そっと仲間に入っていました。
2013年5月17日 金曜日
いよいよ明日は待ちに待った親子運動会!!朝から子ども達と遊具の移動をしたり、ままごとの片づけをしたりと、みんなで少しずつ準備をしていきました。園庭のトラックも教師がくまでできれいにならすと、鍋を持って年中児が小石を集め始めました。かけっこの時、足が痛くならないように小石もきれいに集めていました。トラックがきれいになったことに気付いて、自転車に乗った子が「道がきれいになっとる?♪」と嬉しそうに走っていました。又、教師がこいのぼりや浸し染めの旗を木に結ぼうとしていると、ひつじ組のA君がヒモを持って渡してあげていました。そんな姿を見た年少児も負けずに教師について歩き、「何かおてつだいすることな?い?」と聞いて、ござを運んだりテントの下にござを敷いてくれたりしていました。テントの一面に敷いたござは長さをきちんと合わせて、全て繋いで自分たちの座席にしました。
今日は、前日という事で副園長が年長児のリトミックを見て声を掛けました。「今日は、みんな自分で考えてできるね。」いつもは、マイクを持ってタイミングや言葉掛けを教師がしていましたが、それを見た副園長がいつものように、子ども達に魔法の言葉をかけたのです。すると、子ども達は自分で考えてリトミックをしたりタイミングを覚えていて、みんなで列を合わせたりして完璧な演技を見せてくれたのでした。副園長に「すごい!!ステキ♪」と褒めてもらうと、目をキラキラさせて一人ひとりが自信を持ってしていました。自分で考えて自分で表現していく子ども達は、生き生きしていて教師たちと感動で胸がいっぱいになりました。させるのではなく、自分ですること、そしてそれを表現できることを大切にしていきたいと思います。憧れの年長児が、かっこいい姿でリトミックをしているのを見て、年少児も自分もできるんだ!!と張り切ってする姿も見られ、お互いに刺激し合って楽しんでいます。
明日は、かけっこでは、お父さんお母さん達にしか見せない最高の笑顔を、又子ども達と触れ合える踊りでも保護者の方々に素敵な笑顔を見て頂けるものと思います。
今日の手作り給食は、【炊き込みご飯・野菜のかき揚げ・ニラもやし炒め・ソーセージ・ゼリー】でした。たくさん体を動かしたので、おかわりも何回もして鍋は空っぽです。お腹もいっぱいになったので、「明日は頑張るよ♪」と約束して帰りました。明日の親子運動会は、笑顔と元気で満ちあふれた子どもたちの姿をお見せすることができるでしょう。
2013年4月23日 火曜日
バスから降りてくると、年長児と手を繋いで部屋に入り、「おねえちゃん、ありがとう♪また、遊ぼうね。」と、とても嬉しそうに手を振る年少児も、自分でシール帳にシールを貼ったり、カバンに片付けたりできるようになりました。園生活にも慣れ、自分の好きな遊びをして楽しく過ごしています。
昨日、年少児はカゴメから送ってきたトマトの凜々子の苗を植え、各クラスの表示もつけて「毎日みんなで水やりをしようね。」と約束をして帰りました。その約束を覚えていた子ども達は、今朝は登園した子から凜々子を見に行くと、砂場へ走って行って棚からジョロを持って戻ってきました。そして、「リリコちゃん。おはよう♪大きくなってね。」と話し掛けながらたっぷり水をあげていました。すると、凜々子の葉っぱに虫の幼虫がついているのに気付き、「リリコが食べられたらいかんけん、のけとって。」と教師に言って来ました。よく観察して、よく世話をしていて、とても嬉しかったです。美味しい凜々子ができるまで、子ども達と生長を楽しみに世話をしたいと思います。
トマトだけでなく、幼稚園にはイチゴやびわも生長しています。イチゴの白い花が咲き、実もなって少しずつ色づき始めて、そろそろ食べ頃になってきています。ところが、美味しそうな匂いに誘われて、ダンゴ虫がイチゴのところに集まってきて、ところどころに穴があいたイチゴも見られるようになりました。そこで、今日はみんなで集まって副園長にイチゴの生長について話を聞きました。白い花が咲くと甘い蜜を探してやってきた蜂が、体に花粉の化粧をして、次の花のところに飛んでいきます。そして、そこでさっきの花粉で化粧してあげると、その花はイチゴになるという話を子ども達は真剣に聞いていました。今、赤くなっているイチゴを数えてみると17個ありました。しかし、中には太陽が当たっていないところは白いままのものや、ダンゴ虫に食べられてしまっているものもありました。そこで、明日からはダンゴ虫や蟻、鳥に食べられる前にみんなで採って分けて食べることにしました。その後、どうすると虫に食べられないかな。と考えてびわの葉をイチゴの下に敷いていきました。
今日採れた17個のイチゴは360人で分けて食べました。みんなで分けたので、本当に少しずつでしたが「甘いね。」「美味しいね。」と、言いながらとても喜んで食べていました。小さなイチゴのかけらを舌にのせると、甘い香りと甘酸っぱい味が口の中に広がり、みんなとても幸せそうに見えました。少しだからこそ味わえる感覚です。年長児達はこのささやかな幸せに心を込めて、イチゴや蜂さんにも「ありがとう♪」を言っていました。冬に花が咲き、赤い実をつけているびわが黄色く色がつくのも楽しみです。園庭にある植物にも興味を持って見ていきたいと思います。
コメント (「雨の日も、たくさん遊んだよ♪」 ひまわり組 井上 沙紀 はコメントを受け付けていません)