2014年9月17日 水曜日
今日は、登園して身支度をすばやく済ませた年長の子どもたちがすぐに園庭にでてきていました。ふと見ると幼稚園に咲いていた朝顔の花が終わり種ができていました。そこで教師が「一緒に種を採ろう」と誘うとすぐに年長児がやってきました。高くて背の届かない所は背の高いAくんに「Aくん採ってよー」と頼んでいました。一つの袋の中に複数の種が入っていることに気づいたMちゃんは「何粒入っているかな」と数えていました。「7粒入ってた」と教えてもらうとKちゃんも数えて「6粒しか入ってない。大きいのならたくさん入ってるかな」とたくさん種の入っているのを探していました。「お家の朝顔は種が採れた?」と聞くと「もうとっくに採れたよー」と応えてくれました。「また来年植えようね。」と言うと「次は年中さんに植えてもらわなきゃ」と年長である自分の立場をわかっているようでした。
ひまわり組では廃材遊びや自由画帳におえかきをして遊びました。最近クラスで「とんぼのめがね」の曲を歌っているので「とんぼを描く!」とRくんは張り切って言いました。同じテーブルにいたYくんは「ぼくは水色のとんぼのめがねにした」と言って水色のとんぼを見せてくれました。Yちゃんは「私は、水色とピカピカと赤色が描けたよ!」と自慢げに言いました。ピカピカのとんぼは黄色で描かれていました。色を使うのが楽しくなったYちゃんは様々な色でとんぼを描きはじめました。Yちゃんが一つとんぼを描くたびにRくんとYくんが「緑は葉っぱをみたんよ!」「木をみたんかもしれん」「青は絶対海や!」「オレンジはみかんだと思う。」と色でイメージするものを思い浮かべていました。そして、ピンク色のとんぼは何かなとみんなで悩んでいるとYちゃんが「これはYちゃんのほっぺをみたんだよ。」と言いました。なるほどと思い、子どもたちの想像力に驚かされました。秋の訪れを感じる場面でした.
今日は青コースが手作り給食でした。2学期になってから、苦手な野菜を少しでも食べようと頑張る子どもたちが増えました。又、同じバスの友達と同じテーブルに座ったり会話したりして食事を楽しんでいる様子がみられました。楽しく食事をして元気いっぱい遊びたいなと思いました。
2014年9月2日 火曜日
今日から通常保育が始まり園庭には朝から大勢の子ども達が出てそれぞれしたい遊びを楽しんでいました。
その中には昨日入園したばかりのひよこ組の子ども達の姿も見られ男の子達は早速自分の気に入った三輪車にまたがり乗ろうとしていました。どの子も大きい三輪車や二人乗りの三輪車に乗りたくて一生懸命踏み込んでいましたが思うように動きません。やっと届く足のつま先でちょこちょこ進んでいきました。するとそれを見ていたひまわり組のKちゃんとTちゃんは三輪車の後ろにまわって「おしてあげるー。」「わたしもー。」と言って押し始めました。
それまでカメラを向けると表情が硬かったひよこ組さんの顔がパッと和らいで少し笑顔になりました。KちゃんやTちゃんは自分達もひよこ組から入園してきて今まで色々な人にかかわってもらって嬉しい経験を沢山していてとっさに自分達がしてあげようという気持ちになったのでしょう。
一方、ぴよぴよからひよこ組になった子ども達はすぐに広い園庭に飛び出していって歓声をあげながら追いかけっこをしたり、「あれもしたーい!これもしたーい!」と走り回ったりなどひときわ嬉しそうに遊んでいました。そして年中さんの踊りにも入って行って一緒に踊っていました。そんな様子を見ていると少しでも園生活をしている子どもの遊び方はやはり違うのだと感じました。
又、今日は蒸し暑く動くと汗が出てきたので遊んだ後のプールはさらに心地良かったようでした。シャワーだけでも十分楽しめるので水着を持たせて欲しいなと思います。もうしばらくプールや水遊びも楽しみながら運動会の活動も楽しんでいきたいと思っています。
長い夏休みの間、家庭であるいは預かり保育で色々な経験をした子ども達は本当に沢山お話してくれるようになりました。又、少し引っ込み思案だった子が友達に自分から声をかけて遊びに誘ったり、お手伝いを喜んでしようとしたり、子ども達の日々の成長を2学期2日目でも沢山見ることができてこれからとても楽しみです。
2014年8月29日 金曜日
今日は夏季保育でした。前回9日が台風の影響で休園になったので約1ヶ月ぶりに子どもたちに会えることを楽しみに待っていると子どもたちが笑顔いっぱいで登園してきました。
今日はプールバックと水筒のみで登園することになっていたので、プールに入れない子どもたちは水筒のみを持って登園してきました。ところが急遽園だより等のお手紙を持ち帰らせることになったのです。袋を持っていない子どもたちにはどのように持ち帰らせようかと悩んでいた教師たちに副園長がいい方法を考えてくれました。プールの時間に茶色の封筒にリボンをつけて肩にかけられるバックを作ることです。そうすれば郵便屋さんになって手紙をおうちの人へ届けられるからです。早速やってみようときたプールに入れない年少児たちに副園長が袋を深く折ることやリボンが抜けないテープの貼り方について丁寧に教えてくれました。片方は一緒にやってみせ、もう片方は自分でできるように援助していました。袋ができると次は宛名です。「お母さんの名前はなに?」と尋ねるとCちゃんはすぐに答えてくれました。Tちゃんはわからなかった様子で「ママ」と答えたので「○○ママへ」と教師が書きました。手紙の宛名は消えてしまうと届かなくなってしまうので油性マジックを使いました。教師が丁寧に書きました。完成すると「できたよ」と嬉しそうに見せてくれました。そこで「お手紙しっかり届けてね」と言うと「うん」と力強く返事をしてくれました。年中児や年長児は自分で宛名をかいたり、好きな絵を書いてオリジナルバックを作っていました。
全体の集まりでは年長児が先生になって魚がはねての手遊びを作った魚を使ってしてくれました。
みんなで踊りを踊って汗をかいた後はおやつのポッキンアイスを食べました。冷たくて美味しかったです。
バスの中ではお休み中のお話をたくさんしてくれました。いっぱいいっぱい積もった話はいつまでもつきずおうちに到着するまで続きました。いよいよ9月1日から2学期が始まります。みんなと一緒に遊んだり、発見をしたり、1学期よりも更に多くの経験や体験をしたいと思います。
2014年6月27日 金曜日
雨の予報を心配していた今日は、曇り空にとどまり、外でたくさん遊べる1日になりました。そのおかげもあって参観日最終日の今日は保護者が一緒に遊びを盛り上げて下さっていました。
かけっこでは、くじら組のHちゃんがお父さんを誘いました。お父さんが入るということで一緒に走る子どもたちもやる気満々になり、張り切ってかけっこをしました。そして、ゴールをすると子どもたちはとても嬉しそうでした。それを見たりす組のMちゃんのお父さんも一緒に走って下さいました。Mちゃんはいないチームに入り、父さんに負けないようにと子どもたちを応援して下さる保護者の方もたくさんおり、楽しい時間になりました。走り終わったあとも一緒に遊んでと言わんばかりにそのお父さんの周りには子どもたちがたくさん集まっていました。
子どもたちと一緒になって全力で走って遊ぶ保護者のように、私も全力で遊んで子どもたちと関わっていきたいと思いました。ありがとうございました。
昨日大きいプールに足をつけて水遊びをした子どもたちは、今日も水遊びを楽しみに登園してきました。しかし、大きいプールの水換えができておらず、待ちきれなくなったぞう組のAちゃんとBちゃんは年少児が遊んでいた丸いプールの所へやってくると「一緒に入れてー」と入ってきました。年少児用で水かさも少ないと思ったAちゃんは立て膝になって「みてーここまでつけちゃった」と言って笑っていました。「えーいいのー」と言いながら真似をしてBちゃんも膝まで水に浸かりました。そんな姿を見てプール開きが待ち遠しくてたまらない気持ちになりました。月曜日のプール開きがとても楽しみです。
又、今日は青コースが手作り給食をいただきました。先週赤コースが頂いたメニューでした。年少では給食を注文していた保護者も子どもたちと一緒に並んで配膳をしました。保護者がみているだけでも嬉しい子どもたちは、一緒に並んで同じお皿に盛り付けられた食事で「同じだね」とニコニコで食事をしていました。保護者の方も積極的におかわりして下さり、すぐに完食しました。
片付けや歯磨きも順序よく張り切ってする子どもたちの姿に、入園して3ヶ月でこんなにも立派になるのだと思いました。お母さんが後ろにいても泣いていた4月。この3ヶ月の子どもたちのそれぞれの姿からの成長を参観日を通して改めて感じました。
☆今日のメニュー☆ 厚揚げと湯通しした豚肉といんげんのあんかけ、ふきの煮物、春雨サラダ、黒豆ごはん
2014年2月19日 水曜日
今朝「寒いねー。くっつきっこしよー。」と年少児が集まっておしくらまんじゅうをしていました。寒い日が続く中で子どもなりに暖かくなる方法を考えて遊んでいるのです。それを見て心がポカポカになりました。
園庭では青色と赤色のビブスを着た年長児が集まってきて、サッカーの試合が始まりました。声を掛けあいながら、みんな一生懸命に走って試合を楽しんでいました。年長児が卒園写真の準備に言った途端、そこへやってきたのは年中・年少児。年長さんを真似てビブスを着て、試合にはなりませんでしたが個々で楽しそうにボールを蹴り合っていました。ひよこ組のA君は、カゴからボールを全て出して、横一列に並べると端から一つずつ蹴っていきました。同じサッカーでも年齢によって様々な刺激を受けて個々で、又は集団で楽しんでいるんだなと感じました。
年長児は、卒園写真撮影を行いました。ジャケットを着て、真っ白な靴下を履いた女の子達は、髪も素敵にしてもらっていました。副園長に「とっても大事なものなので、ハートにくっつけてー!!」と、証書の持ち方を教えてもらい、みんなとても良い顔で撮影をしました。最後に副園長に、小学生になるまでに年長さんになった時に約束した【自分で考えて行動する】ことがとても大切なことであると話してもらうと、みんなも真剣に聞いていました。三葉幼稚園の園児として生活するのはあと15日余りになりました。小さい組さんに活発で素敵な年長さんの姿を焼き付けてほしいと思います。
2014年1月29日 水曜日
発表会の練習をしていく中で、他のクラスの友達と仲良くなり、戸外でも色々なクラスが混ざり合って遊んでいます。二人乗りの自転車に「一緒に乗ろうや。」と誘って乗ったり、ドームに登ろうと頑張っている友達を「あとちょっとよ!!頑張れ。」と応援したり、又、砂場では2つの山ができていて、ひまわり組チームと、ちゅうりっぷ組チームに分かれてどっちが先に大きな山を作れるのか競争をする姿もみられました。完成した砂山には、名前が付いているようだったので聞いてみると、ひまわり組(作)”エベレスト”。ちゅうりっぷ組(作)”富士山”とかっこいい名前になっていました。そこへ、劇の格好をしたくま組さんが降りてきたと思うと、みんなが大きな声を出しながら園庭を走り始めました。どうやら劇の時に大きな声が出せるようにと、声を出す練習をしていたようでした。どの学年も、発表会に向けて楽しく練習を進めています。年長さん達は、劇の動き、声、大道具作りなどなど大忙しですが、ここで協同する力を十分に発揮しています。年中、年少児達は、クラスを解体した編成ですが気にすることなく、楽しんで踊ったり歌ったり、クラス意識とは違った仲間意識もみられるようになりました。これは来年度の新しいクラス編成に大きな意味があります。
思い切り遊んだ後は、楽しみにしていたお弁当です。今日の昼はとても暖かく外の方がぽかぽかでいい天気だったので、シートを敷いてみんなで食べました。週1回のお弁当は、お母さん方の心がいっぱいこもっていることがうかがえました。
2013年12月20日 金曜日
昨日のお餅つきで持って帰ったお土産を、家に帰ってみんなで分けて食べたと、とても嬉しそうに話してくれた子ども達。「お父さんは仕事やったけん、一つ残しとるんよ。」とмちゃん。一つのお餅を、またちぎってお餅を丸めたYちゃん。「砂糖と醤油をつけて食べたよ。」とK君。家でも、みんなが丸めたお餅を分け合って食べたようでした。
早く登園した子ども達は、部屋に集まりかるた遊びをしました。年少の子ども達も、家でもかるたで遊んでいたようで、読み札を読むとすぐに見つけて「はい!」と言って札を取っていました。札がなくなるにつれてカードを早く取ろうとみんなが真ん中に集まってきて、真剣に遊んでいる姿がとても可愛いなと思いました。最後は、自分で取ったカードを並べて数を数え喜んでいました。
今日は、2学期最後の日、終園式です。ホールへ行くと、いつもと違う雰囲気で大きな舞台が並んでいました。副園長が舞台に立ち、端から端まで走り「先生達は、発表会が楽しみすぎて舞台を作ったんだって。この舞台は誰が使うの?」と聞くと、「年長さーん。」と子ども達が答えました。発表会は、年少さんも年中さんも踊りや、オペレッタをすることを話してもらい「こんなに広いけど頑張れる?」と聞かれると、「できるよー!!」ととても元気のいい返事が返ってきました。子ども達も3学期にある発表会を楽しみにしているようでした。そして、大きなカレンダーを子ども達のシール帳にして、冬休みについて話を聞きました。12月31日から1月1日になると、新しい年”2014年”になることを知り、「今年はヘビさんだったけれど、次に待っているのは馬さんだよ。」と教えてもらい、次は何年になるのかみんなで覚えました。
参観日中に作った干し柿は、まだ少しお日様のパワーが足りなかったようで、甘くなっていないものもありましたが、食べ頃の干し柿は、クラスのみんなで分けて食べました。子ども達は渋かった柿がとても甘くて美味しくなっているのにとても驚いていました。柿の皮チップスも、とても甘くて「おかわり!!」と何回もおかわりをしていました。
明日からは、冬休みになります。1月9日の始園式には、元気な子ども達の笑顔に会えるのを楽しみにしています。よいお年をお迎えください。
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