幼稚園の日記(ブログ)

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2016年10月18日 火曜日

運動会が終わって3週間。年少児も毎日のようにリレーを楽しんでいます。年長さんや年中さんのなかに入って走るうちに少しずつルールを理解して上手に走るようになりました。はじめは、笑顔で走っていた年少児。何度も走っているうちに「負けたくない」と闘志むき出しの表情で走る姿も見られます。これからも子ども達の大好きなリレーは続くことでしょう。

今日は、10月28日(金)にある放送教育研究大会四国大会公開保育の事前研修会でした。昨日「明日、お客さんが来るからね」と話すと「ヤッター」と言って今日の日を楽しみにしていました。ひまわり組の子ども達は、人と話すことや人とかかわることが好きです。朝、大学や他園の先生方を見掛けると近寄って「おはようございます」と元気いっぱい挨拶をしていました。本園では、「遊びは科学」「遊びは学び」という理念の基、教師の意図的な環境や、子ども自らが変えたり創り出したりする環境、自然現象等偶発的にできる環境にかかわってたっぷり遊び、生活するなかで様々な能力を育んでいます。テレビなどの視聴覚も環境の一部として位置付けて、1学期から視聴してきました。今日は、「ノージーのひらめき工房」のちぎってあそぼうを見ました。集団で見ることで楽しい場面や面白い場面を表情やつぶやきで共有し、共感し合う様子が何とも可愛かったです。

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視聴後は、それぞれイメージを膨らませながら広告を細かくさいたり、新聞紙をちぎったりして楽しんでいました。広告をさいてトレーにくっ付けたMちゃんは「くらげができたよ」と言って友達や教師に見せていました。その様子をにこにこしながら見ていたY君は、同じように作り「くらげの友達ができたよ」と嬉しそうでした。

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他にも新聞紙をちぎって、ふわふわにした物をナイロンの袋に入れて、枕を作っていたAちゃんやK君はできると「みんな寝るよ」と言って横になりました。その姿が何とも可愛く思いました。周りで見ていた子ども達も次々と作り始め、O君は可愛いピンクの枕カバーまで付けていました。そして、その後は、みんなでお昼寝ごっこをしていました。

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子ども達の遊びの発展やイメージの広がりを見ているとやはり子どもは、遊びの天才だと改めて思いました。一人ひとりが色々な方法で表現している姿、友達とかかわっている姿をこれからも大切にしたいと思います。そして、色々な成長過程を大切に保育したいと思います。

※健康情報・・・伝染病は出ておりません。季節の変わり目です。手洗い、うがいをしっかりしましょう。

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コメント (「ちぎってあそぼう」  ひまわり組  山田美和 はコメントを受け付けていません)

2016年10月4日 火曜日

今日、三葉幼稚園の園庭では子ども達が運動会でしたリレーや踊り、大玉転がしを楽しそうにしていました。リレーでは、年長児に負けまいと年少、年中児達も一生懸命走っていました。そして、年長児と走っていくうちに子ども達はどんどん走るのが速くなっていました。

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そんな中、一方では幼稚園で育てているお米の稲が大変な事になっていました。黄金色に実ってたれさがった稲穂の中に実がない穂があることに気が付いたのです。朝早くから登園してきていた子ども達は園長の話を聞いて「あれ、本当だ下を向いているはずの稲穂がまっすぐ立っているよ?」と近くに寄ってみると綺麗に中のお米だけ何者かに食べられていました。Y君は「鳥に食べられたんよ」と言うと、園長は「雨の日が続いて虫さんも隠れていて鳥さんがお腹を空かして三葉幼稚園のお米を食べに来たのかもしれないね。どうしようか?」と聞き返すと、賢い子ども達は、「かかしを作る」と言ってきました。そして、きりん組では早速廃材を使ってかかしを作り始めました。新聞紙で頭を作り、牛乳箱で体を作って立てようとしますがどうしても立ちません。そこで考えたのは牛乳パックに水を入れたペットボトルを入れて重くして立たせることを思いつきました。最後は、教師と一緒にかかしを立てて完成し喜びあっていました。くま組でもかかし作りが始まっていました。それは小さなかかしで「小さいけど大丈夫かな?」と思っていると男の子三人が手を伸ばしてかかしのポーズをして稲の前に立って人間かかしになっていました。子ども達のお米を守りたいという思いを感じることができました。

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また、園長が「みんなもお米の洋服をとってみようか?」と声をかけると年長、年中児は挑戦してみることになりました。器用な子は三粒四粒とどんどんもみを取っていました。苦手な子も上手にもみをとっているこの手を見て一生懸命にとっていました。そして子ども達は「早く美味しいご飯食べたいね」と言いながらクラスに戻りました。

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今日、認定こども園三葉幼稚園では勝山中学校のお兄さんお姉さんがきてくれました。一緒に大玉転がしをしたり、絵本の読み聞かせをしてもらったりと楽しい一日になりました。

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コメント (「大切なお米を守れ!」 ひまわり組  片岡 慎悟 はコメントを受け付けていません)

2016年9月6日 火曜日

今日から認定こども園三葉幼稚園では、2学期最初のこあら保育がありました。1学期の時は、不安な顔をしていたこあらの子ども達も今日のこあら保育ではお母さんや兄弟で手を繋ぎニコニコ顔で登園していました。

こあらの子ども達は三葉の子ども達がとても楽しんでいる「わくわくランド」に行きました。最初の玉入れコーナーでは、あっちだこっちだと2つのかごに手首を上手に使って入れていました。途中、どうしてもボールが入らない子は両手でボールを持って投げたり、上手な子の入れ方を見て入れたりする姿がありました。踊りのコーナーでは教師の動きやお母さんの踊っている姿を見て体を動かすことができていました。就園前の子ども達なので踊ることができない子もいましたが教師が楽しくニコニコしながら踊ると自然に笑顔になっていました。

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パズルコーナーでは、子ども達の大好きな「アンパンマン」を見ると、すぐに作り始めそれぞれ目や口の向きで表情があり楽しいアンパンマンになり、保護者の方と笑い合いながらモグラたたきコーナーに移動しました。モグラたたきコーナーでは自分が担当をし、園長に指導してもらったスピードを大切にしながら行いました。こあらの子ども達は年少児に負けないくらい出てくるモグラを素早くたたくことができていました。1つ1つ真剣にたたいて顔が引っ込まない時は何度もたたき夢中になってたたいていました。子ども達は最後に出てきたバイキンマンと押し合いをし、引っ込ますことができると嬉しそうにハンマーを返してくれました。こんな小さな子も反射的に動くことができる姿を見て遊びの中でも育てていきたいと思いました。最後は自分と同じ高さほどある大玉を転がしゴールとなりました。

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今日も1日楽しく活動した子ども達はおやつの蒸しパンを保護者の方と食べて降園となりました。

 

 

〈今日の手作り給食〉

胚芽米ごはん 唐揚げ こうや豆腐の煮物 大根サラダ リンゴでした。

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〈健康情報〉風邪数名嘔吐1名になりました。今後も体調に注意してください

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コメント (「今日からこあらさんも2学期」 ひまわり組 片岡 慎悟 はコメントを受け付けていません)

2016年7月19日 火曜日

梅雨も明け、今日は朝から至る所で「ミーンミーン」と蝉の鳴き声が響きわたっていました。蝉の鳴き声を聞いた、ひまわり組のRちゃんは「先生、どこから聞こえるんやろう」と不思議そうに空を見上げていました。そして、蝉探しが始まりみんなで「どこかな?蝉さーん」と言いながら園庭にある色々な木を探し始めました。みんなで木を見上げて目を凝らして探しましたがなかなか見つかりません。

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そんな時「おったよー」と大きな声が聞こえてきました。ひまわり組のW君が大急ぎで走って来て「先生、網の所におるよ」と教えてくれました。みんなでフェンスにかかっている網をみると、そこには、1匹の蝉がミーンミーンと鳴きながら止まっていました。そーっと近寄ってみると何故か蝉も逃げないのです。

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子ども達から「早く捕まえて」の声があり何も持っていなかった私ですが思わず素手で捕まえました。すると子ども達は大拍手!!みんなで蝉をのぞき込みました。こわごわ見ていましたが何もしない蝉を見て安心したのか子ども達は「ぼくの服にくっつけて」「わたしの服にくっつけて」とおおはしゃぎでした。恐る恐る子ども達の服に蝉をくっつけると今まで「ミーンミーン」と大きな声で鳴いていたのにピタッと鳴くのをやめるのです。

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不思議な蝉との出会いでしたが子ども達と相談して、はじめに居た場所のフェンスの網に置きました。みんなで「かわいい蝉さんありがとう。遊びに来てくれてありがとう」と手を振ってさよならをしました。

短い時間の中、1匹の蝉との出会いでしたが心温まる時間になり私は、何とも言えない嬉しい気持ちでいっぱいになりました。梅雨明けに自然がくれた子ども達への嬉しいプレゼントだったように思います。

明日は、いよいよ1学期最後の日、終園式です。ひまわり組では、今まで使ってきた道具箱の整理をしたり、雑巾でロッカーを拭いたりしてきれいにしました。夏休みに備えて明日もお部屋の掃除の続きをしたいと思います。

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コメント (「蝉がきたよ!」    ひまわり組 山田美和 はコメントを受け付けていません)

2016年7月6日 水曜日

 



今日も昨日に引き続き29年度入園説明会、こあら保育と園内はとても賑わっていました。朝バスの中でのことです。突然「笑えるー」とひつじ組の子ども達が言い始めたのです。こあら保育に参加するために乗られていた保護者の方と「何が始まったんですかね?」と言って子どもに聞いてみると「担任の先生の口癖」と教えてくれて、ひとしきり担任の先生のものまねで盛り上がっていました。

幼稚園に着くと子ども達が様々な環境の中で元気に遊んでいる中、シャボン玉コーナーで遊んでいたKちゃんは、自分でふくらましたシャボン玉に息をかけて飛ばそうとしたり、うちわを使って上手に空に向けて飛ばしたりしていました。それを見てS君も嬉しそうに一緒にシャボン玉をしている姿が見られました。一方、魚つりコーナーでは、つりが好きな子ども達が上手に輪っかに針を通して、「カニ釣れたよ」「タコ釣ったんよ」とニコニコしながら見せてくれました。そんな中,O君が「先生何を釣ってほしい?」と聞いてくれたので、「かっこいい魚が良いな」と伝えると「サメ」を釣ってくれました。「恐いけど、かっこいいよね」と言うと「うん」と言って再び釣りを楽しんでいました。また、魚つりコーナーは入園説明会に来てくださっていた保護者の方も興味をもってくださりお子さんと一緒に楽しんで下さっていました。

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こあら保育の活動では、「ワニの家族」の手遊びをすると、自分の手をお母さん、お父さんに負けないくらい高く上げている子もおり、見ていて楽しくなりました。こあら保育の今日のメイン活動も魚釣りでした。室内でしたが、保護者と一緒に「何色の魚がいい?」「どんな色の目にしようか?」と話しながら作って出来た子から釣って遊んでいました。子ども達が作った魚はどれも面白く、真っ赤な目をした魚や二色を使って目を塗っている魚など、子どもの作品は見ていて面白いなと思いました。在園児のいる保護者の方は「これで夕涼み会の魚釣りの練習しようか」と言って、夕涼み会を楽しみにして下さっている様子がうかがえました。11時から昨日に引き続いて29年度入園説明会があり、保護者がその場を離れると泣いている子どももいましたが「アンパンマン」のテレビをつけると泣き止んで笑ったり「バイキンマン」と指さしをしながら楽しそうに見ていました。

 

昨日、今日とたくさんの保護者の方が入園説明会、こあら保育に参加してくださり、説明会の後、給食の試食をして、解散になりました。

今日の給食は胚芽米ごはん、魚のフリッターほうれん草のおひたし、切り干し大根の煮物、トマト、レタスでした。初めて給食を食べた見学の子ども達も喜んで食べてくれました。

ここ数日、真夏日が続いています。健康には十分ご注意下さい。

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コメント (「暑さに負けない子ども達」  ひまわり組 片岡慎悟 はコメントを受け付けていません)

2016年6月8日 水曜日

 

 

 

 

 

今日は昨日とは違い暑い一日となりました。子どもたちは朝、園庭に出ると水くみ、乗り物、ままごとなど楽しそうに遊んでいました。ままごとコーナに行ってみるととても良い香りがしていました。それは「すもも」でした。子どもたちはすももを切ってみると、「甘い匂いがする」や「美味しそうな匂いやね」と言いながらすもも料理を作っていました。

 

年少児は、ポンタ農園まで散歩をしました。歩いていく途中で出会うものにとても興味をもち、お花に触ったり、電車を見てニコニコし手を振ったりと汗をかきながらも元気に歩いていました。電車を見たT君は「アンパンマン列車を見たことあるんよ」と教えてくれました。「先生はチーズが好きかな」と言うと「Tは全部好き」と話してくれました。ポンタ農園に着いてやぎのメイちゃんの所に行くと、教師が「あれ?何で角が一つになっているんだった?」と問いかけるとS君は「取れたから」と言っていたり、「古くなったけんよ」とH君は言ったりしていました。子どもたちは見た事をありのままに言葉で伝えたり、「何でだろう?」と疑問に思い考えて話したりするので面白いなと思いました。また、「なるほど」と自分自身も関心をもつことができ良かったなと思いました。ポンタ農園の藤岡さんがメイちゃんはいちじくの葉が好きだからと言って持って来て下さいました。そこでR君がメイちゃんにいちじくの葉をあげるということになり他の子どもたちも真剣に見ていました。R君は怖がることなく教師と一緒にニコニコしながらいちじくの葉を差し出していました。すると、メイちゃんは子どもたちの方にお尻を向けて突然コロコロウンチをしたのです。子どもたちは予期せぬ出来事に「ワァー」と大歓声。山田先生が「あれ?幼稚園にいる動物で似たウンチをするよね?」と問いかけると「ウサギ」とたくさんの子が答えました。また、ちゅうりっぷ組のA君は「体はみんなよりメイちゃんの方が大きいのにウンチは小さいね」と言っていて驚きました。

 

 

 

 

 

 

また、ひつじ組、りす組では廃材を使って時計を作ったりイメージしたものを自由に作ったりしていました。子どもたちは最初イメージすることが難しくなかなか活動が進みませんでしたが、園長の話しを聞いてどんどんアイディアが湧き最後にはたくさんの作品ができていました。子どもたちからたくさん「見て見て」と声をかけられ「凄いね」「面白いね」と言うとニコニコしながら活動を再開しました。

明日の保育ではまたたくさんの子どもたちの笑顔をみていきたいです。

 

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2016年5月13日 金曜日

 

 

 

 

 

今日はとても天気が良く子どもたちも汗をかきながらもとても楽しそうに遊んでいました。朝一番に園庭に出たくま組のT君とR君は二人仲良く色水を作っていました。途中「この青色と黄色を合わせると何色になるのかな?」と二人で話をしていました。年長児になると作るだけでなく活動の過程で色々な思いつきや気づき・発見をしていくことを感じました。つりかんをしていたうさぎ組のNちゃんは「先生見て」と言ってきたので見ると、「ひまわり組の時はできんかったひとつ飛ばしができるようになったんよ」とニコニコしながら教えてくれました。そしてNちゃんは年少児が来ると「こうやってするんよ」と言って見せてあげていました。たった1歳でこんなにも違う差があることが分かり感動しました。また、タンポポのわた毛を持っていた年少児のYちゃんが「先生見て」と話しかけてくれました。そして「えっとねこのタンポポは綿の赤ちゃんがついているから咲いてないの」としっかりと考えながら教えてくれました。種のことを赤ちゃんと言う子どもならではの発想をみることができました. 部屋の中では年少児のAちゃんはひとつのたまごパックにいくつものセロハンテープを貼ってニコニコしながら見せてくれました。貼るという行動だけでも子どもにとっては遊びであることが分かりました。逆に少ない廃材でぞう組のT君は「仮面ライダーの変身腕輪作ったんよ」とひもと箱を組み合わせて作っており、「かっこいいね」と言うと、ニコニコしながら腕につけていました。

 

 

 

 

 

 

昨日リトミックをした年中児は年長児の前で披露しました。神岡先生の声をしっかりと聞き、二回目にして上手に体を大きく動かし表現していました。年長児の子たちも驚いており、園長先生の「年中児さんと変わる?」という問いかけに「負けたくない」と言って今度は年長児が張り切って披露しました。今までのリトミックよりも大きく手足を使っていてさすが年長さんだなと思いました。園長先生が「年中さん上手だったよね?手足を伸ばすとかっこいいよね」と話しかけると、大きな声で「うん」と得意そうにうなずいていました。練習をしていく中でどんどん上手になっていく年長児は最後年中児に「絶対負けないぞ」とやり返しました。すると「負けないぞ」と大きな声で返していました。それでも最後には「頑張ってね」と年長児を励ます姿がみられました。 そして驚いたのがその後年長児がリトミックの秘密の練習をしていたのです。その様子を見た園長先生に年長さんが「秘密だから内緒よ」と子ども達は頼みました。「大丈夫、秘密にしとくからね」という園長先生の暖かい言葉を聞いた子どもたちはニコニコしながら練習を続けました。そして、たくさん活動した子ども達は昼食時にたくさんおかわりをして、おしゃべりをして満足そうでした。

<今日の手作り給食>

玄米ご飯、豚肉の生姜焼き、ひじき、キャベツのごま和え、酢の物、りんご

 

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