2017年11月22日 水曜日
年長さんが長縄している姿を見て、「まわしてー」と言ってきた、たんぽぽ組のH君は“へびや波”といって横や縦に縄を動かして跳んでいると、最初は前の方にいたのでひっかかってばかりでしたが、真ん中なら跳べることに気付き、その後は真ん中に移動して何度も跳んでいました。
一方では、ひまわり組の子ども達がままごとコーナーでかぼちゃやきゅうり大根葉を切って料理を作っていました。最初に比べると、左手も猫の手にして上手に切れるようになっていてびっくりしました。
最近、ひまわり組の子ども達は大きさや数の違いに少しづつ興味を持ち始めています。ままごとをしていたA君は切ったきゅうりを並べていました。「なにしているの?」と聞くと「大きい順にしよんよ」と言って並べては入れ替えて高い順番に並べていました。また沢山の大根ときゅうりを切っていたT君のお皿を見てM君が「大根が多いんかなー」と話しかけると「きゅうりよ」と答えました。そしてT君はきゅうりを一列に並べ始めました。「なにしよるん?」と聞くと「どっちが多いか並べよるんよ」と言いながら一つひとつ並べていき次にもう一列、大根もひとつ残らず並べて対比させました。大根やきゅうりの大きさや数の違いを並べることで見比べようとしている3歳児の姿に、遊びの中で子ども同士の会話や教師の問いかけで知的な発達や育ちが大きくなることに気付かされました。
これからも、色々な遊びを通して子どもの自然な行動に気付き、その発達の姿を楽しみながら言葉がけや環境のあり方等考えていきたいと思います。
2017年10月25日 水曜日
今日は、青コースの遠足でした。ひまわり組の子ども達は、昨日遠足に行っていた赤コースの友達に「おかえりぃー」と言いながら楽しかった話を聞いて、今度は自分達の番だと、とても楽しみにしていました。特に歩き登園の子ども達はこのような園外保育の時しかバスに乗ることがありません。ひまわり組のH君は、バスが大好きでよくバスの絵を描いたり廃材で作ったりしています。ですから今日バスに乗った時は、目を輝かせて「1ごうしゃー」と喜んでいました。年少児は年長児とペアになりバスを降りてからも手を繋いでもらって、動物園まで歩きました。スネークハウス前では園長から「今日ここに来ているのは三葉幼稚園だけじゃないからね。他のお客さんもいるから約束を守ること、他の人に迷惑をかけないことなどを話してもらい園内見学に出発しました。
今年度は、年少児は年中児と手を繋ぎました。フラミンゴが沢山出ていて「いってらっしゃーい」と言っているかのように首を長く伸ばしていました。まずは水槽でカルガモが泳いでいるのを見て、次はペンギン…。アニマルステージを目指してどんどん歩いていきました。“ツイサイチョウ”では、頭の上が黄色でまるでバナナを乗せているようでした。ひまわり組の子ども達は、帽子が黄色なので「いっしょやね」と喜んでいました。また、アニマルステージに行く途中大きな岩があり、園長が「これは何に見えるかなぁ?」と言うと子ども達は「らいおん」「ゴジラ」などと口々にイメージしたことを言っていました。また、反対から見ると目があるように見えて、動物園はただ動物を見るだけでなく、周りにも目を向けると色々な発見があることを園長から教わりました。
そして、荷物を置くと一番にカバを見に行きました。カバは食事中で、草を食べ終えて「まだたりなーい」とあっちこっち探している様子でした。それをバックに写真を撮ろうと3列に並んで“さぁ、とるよ!”と構えた途端にカバが動き出しました。カバと写真を撮ろうと…並んでいた所でみんなに思わず「カバがでてきたよー」と声を掛けてしまい子ども達は「やったー」と全員が立ち上がりカバの方を向いて広がってしまったのです。教師の大失敗に大笑いでした。
その後、目の前のきりんやダチョウを見るとIちゃんは、シマウマを見ておしりの模様は横、体の模様は縦と模様の違いにも気付いていてびっくりしました。子ども達は、お弁当・おやつもとっても楽しみにしていました。Aちゃんは、お弁当の中に「ぞうがおる」とのりが象の形になっていることに気付き喜んでいました。そして、「おいしー」と友達と楽しみながら食べていました。また、「おやつ、きのうかったんよー」と言い友達や教師と交換しながらおやつも楽しんでいました。
帰りは、またらいおんぐみさんと手を繋いでもらって帰りました。年長児は、手を繋いでいる年少児に「レッサーパンダやって」これは「〇〇〇なんよ。こっちおるよ」などと優しく教えてあげる姿がありました。また、ペンギンの所では、トンネルのそばにペンギンが来ていてお腹が見え大喜びでした。また、見えない年少児は年長児に抱っこして見せてもらったり、動物の鳴き声クイズをだしてもらったりしてひまわり組の子ども達は年長児にたくさん優しくしてもらい大喜びでした。
これからも、園外にたくさん出ることがあるので、外部の人たちやお客さんに優しく関われるように心を育んでいきたいと思います。
2017年9月27日 水曜日
今日も、朝から子ども達は、仲良しの友達や教師を誘ってかけっこをしたり、周りで三輪車に乗ったり、砂遊びや包丁ままごとなど好きな遊びを見つけて遊んでいました。
ひまわり組では、運動会の時にかざる顔旗の絵を描きました。Iちゃんは、踊りの絵を描き、両手にはなるこも描きました。また、H君は、かけっこが大好きで走っている所を、又、M君は「カレーが食べたい」と大好きなカレーの絵を描きました。どの子も運動会をとても楽しみにしている様子がうかがえました。
そんななか、雨が降り始めたことに気付いたNちゃんが「あめがふりだしたねぇー。おそとみずたまりができるねー」と言いました。すると他の子が、「あそべんね。れんしゅうもできないね」などと口々に言い始めました。そこで「どうする?」と聞くと、S君が「てるてる坊主。てるてる坊主つくったらいい」と言って作ることになりました。新聞紙を手に取ると、作ったことがある子が「ぎゅっぎゅっして、小さくするんよ。おにぎりみたいにする」などと教えてあげながら、たくさんのてるてる坊主が出来上がりました。みんなで眺めながら「まだ、ふりよるねー」とやまない雨をずーっと気にしていました。
今日は、ぱんだ組がケアフル土居田を訪問しました。以前ひまわり組の子ども達がケアフル土居田のおじいちゃん・おばあちゃんになって、練習の相手をしたことがありました。おじいちゃん・おばあちゃんと踊るイス体操の“つき”は大好きになり、ひまわり組でも毎日お部屋で歌いながら踊っています。さて、ケアフル土居田へ出かけたぱんだ組の子ども達は、バスの中であまりにも騒がしいので園長から“年長さんになる”魔法をかけまーす。チチンプイプイー。と魔法をかけてもらい無事年長さんの代理をつとめることができました。練習の時より元気いっぱいできて、園に戻ってきた子ども達の表情は“やりきった”感じで、K君は、帰ってからも「なにか、てつだうことない?」と、魔法は、ずっと続いてました。
運動会に向けて、背の順やかけっこの順番など覚えることがたくさんある子ども達ですが、今日は好きな遊びをしている時に突然「かけっこの順番」と言うと、自分達で同じグループの友達を見つけて並んでいました。並ぶのがとっても速くなりびっくりしました。これからも、運動会まで2週間、遊びの中で楽しみながら練習を進めていきたいと思います。
今日のメニューは大きいとんかつでした。みんな大喜びでした。
2017年6月26日 月曜日
今日から金曜日まで自由参観日です。朝は少し雨が降っていたので、子ども達は自分で考えて図書館の下、テントの下の包丁ままごと、魚釣りなど好きな遊びを見つけて楽しんでいました。
遅コースの子ども達が幼稚園に着く頃には雨も止んで戸外では、いつもの元気いっぱい遊ぶ子ども達でにぎわっていました。ひまわり組の子どもは、包丁ままごとコーナーが大人気で、たくさんの子ども達が料理を作って遊んでいました。A君が「スープですよ」と作ったスープを教師に持って来てくれましたが、野菜は入っているのですがスープが入っていません。「あれ?スープがありませんよ」と言うとすぐに水を入れて持って来てくれました。また、R君は「うどんができました」と持って来てくれました。「ちょっと冷たいですね」と言うと電子レンジで温めてくれました。近くにいた保護者の方は「すごーい」「おもしろい」と言って教師のやり取りや子ども同士のやりとりを楽しんで下さっていました。自由参観日は1週間あります。好きな時間に来られて、子ども達の普段の様子を見て頂けたらと思います。
そして、明日は年長さんが田植えということで、今日は幼稚園で園長に話をしてもらって植える練習をしました。最初にじゃがいもは、お母さん芋を植えたこと、さつまいもは、葉っぱが付いている苗、お米は、米から芽が出て大きくなって苗になる。幼稚園のごはんのお米はちょっと黒くて生きてて栄養があること、家で食べている真っ白のお米は生きていないので栄養がないこと、もみっていう茶色の洋服を着ているお米は一番栄養があること、などの話を聞きました。そして「苗は、一本だけで植えると倒れてしまうけど3本や4本一緒だと強くなるんだよ、皆だって一人だと重たくて運べなくても2人、3人だと運べるよね」と話してもらいました。また、ツバメがいたら…雑草や虫などを食べてくれていたことも話してもらいました。
今日は年少さんも年長さんの田植えを一緒に見せてもらいました。田んぼの泥にも触らせてもらいました。泥遊びが好きな子ども達は、喜んで触っていましたが、勢いよく触ったH君は手がズボズボ…と入ったことに少し驚いていました。子ども達は園長の言う土の違いに気付くことができました。年長さんは苗を3~4本まとめて手をアヒルのような口にして間を開けてとても上手に植えていました。
一方プールは、今日の朝は気温24℃水温25℃で少し寒かったので、プールは中止かな~と思っていると、お昼前に「気温が26℃・水温が26℃なので全身は寒いけど、足だけだったら大丈夫で~す。」と園長の放送が入りました。今週1週間は天気が悪く、気温も低い時が多いと思いますが合間を見て、26℃を超えた時には、足だけでも入れるようにしていきたいです。
健康情報
・嘔吐下痢、溶連菌のお子さんが出ています。体調管理をしっかりしてください。
2017年6月19日 月曜日
今日は外の気温が30度を越え真夏日になりました。そんな中三葉幼稚園では包丁ままごと、色水、水遊び、木工遊び、しゃぼん玉、砂場遊びに加えてプール開きを前にして、海の家という名のすだれにかかった涼し気なコーナーも出来ました。そのすだれには魚や的をつけて水鉄砲で当てる遊びが加わりました。子どもたちはその海の家にとても夢中で、とにかく水鉄砲の順番が待ちきれない様子でしたが子ども同士でしっかり「貸して」「いいよ」のやり取りもできていて、子どもたちの間でルールができているようでした。Aくんは水鉄砲でトレーに描かれた魚を打ち、当たった瞬間とてもうれしそうな表情をしていました。水遊びでは今日は手作り水車も出ていて楽しんでいました。水が冷たくて気持ちよさそうでした。木工遊びではとても真剣な表情で釘を打ち、作品を作ると「先生これ見てー飛行機」と自慢げに上にかかげて見せてくれる子もいました。
今日は夏日でプール開きも近いこともあり、室内プールに足首がつかるぐらいの水をはって、各クラスで順番に入っていきました。子どもたちは「冷たいー」「気持ちー」と言いながらズボンが濡れないように手で裾を持ち上げ、最高の笑顔でプールの中を歩いていました。ただ歩くだけではなく、古森先生が太鼓に速度を変えながら叩いてくださり、その音に合わせて歩いていました。太鼓の音が早くなると少し小走りに、太鼓の音が遅くなるとゆっくり歩いたり、右回りで歩くだけでなく左回りで歩いたり、リトミックの要素も取り入れてくださったので子どもたちもとても楽しそうでした。子どもたちもプール開きが待ち遠しい様子でした。
今日は、赤コース・青コースともに手作り給食でした。メニューはたまねぎパン、豆乳シチュー、マカロニサラダ、りんごでした。
2017年6月5日 月曜日
今日も、事務所横の花壇でダンゴ虫探しをしていたぞう組のK君は、赤ちゃんを産んでいるダンゴ虫を見つけました。よく見るとお腹の上にはたくさんの小さなダンゴ虫の赤ちゃんがいました。最初は嬉しくて皆に見せてあげようとフライパンに入れて持ち歩いていましたが教師と「赤ちゃんを生むにはどこが一番いいのかなぁ」と考えた結果「かわいそうだから、土の所にかえしてあげよう」ということになりました。元いた所に返しに行きましたが、また戻ってきて「誰かに見つけられたら大変だから…」と言って、誰にも見つからないように草の下にそっと返してあげていました。
一方砂場では、ひまわり組の子ども達が年中児と一緒に砂場で山作りを始めていました。うさぎ組のH君が「おおきいやまをつくりたい」と言って作り始めるとひまわり組のHちゃんは手を大きく広げて「おっきいの。うえにつくぐらいのやまやね」と言って、おおはりきりで、どんどん砂をかけていました。そして時々、山を固めたり、水を流してみたり…水を流すと道が出来て山が崩れていく不思議にも気付いていました。また白い砂をかけるとMちゃんは「雲のうえみたい」Iちゃんは、「山に雪がふったみたい」などと楽しみながら山作りをしていました。
作り進めていくうちにトンネルも掘っていきました。子ども達は、穴の中から出てきた手に「すごーい。Y先生の手がでてきたよー」とびっくりしながらも反対側から手を入れて、手をつなぐことが出来ると、大喜びでした。あいたトンネルに水を入れて流そうとしたM君。しかし、うまく流れず自分達でどうしたら水は流れるのか考えトンネルの中に竹を通すことを思いつきました。それを見ていたぱんだ組のS君は、もう一つトンネルを作り始めました。すると、近くで山を作っていたきりん組のK君は「それいじょうトンネル作ると山は崩れるよ。」と言ったそのとたん、あっという間に真ん中から山は崩れていきました。
年長さんになると様々なことを経験してきたからこそ、見てわかるんだなぁー。経験ってほんとに大切だと思いました。これから、子ども達と一緒にいろいろなことを経験していきたいと思います。
今日のメニュー
はいがぱいん・野菜たっぷりコーンスープ・チキンサラダ・びわでした。
★健康状況★
水ぼうそう1名
2017年5月11日 木曜日
今日は、親子運動会に向けて座席のテントの位置の確認の為にテントを出しました。いつもと違う雰囲気に子ども達は、テントの隙間を見つけては、自転車に乗ったり、泥団子を作ったり好きな遊びを楽しんでいました。その後、コース別で初めて親子運動会の踊りを踊ってみました。まず入場では年少さんもとっても上手に並んで歩くことが出来ていて本当にびっくりしました。踊りも年長さんを見ながら元気いっぱい踊っていました。
その後ひまわり組は、お部屋に戻り廃材遊びをしました。最初にセロハンテープの使い方など約束事を話した後、好きな大きさ、好きな形の廃材を選び、思い思い貼り合わせていました。Hちゃんは、牛乳パックとティッシュの箱を貼り合わせて「おじいちゃんが使うやつ」と言って鎌を作っていましたが作っていくうちにティッシュ箱を開けると口に見えたことから、目や鼻を描きとっても可愛い動物?が出来上がりました。またH君はただ好きな廃材を並べて電車にしました。しかし、動かすと離れていくのでどうしたらいいか考えていました。一つセロハンテープを切り貼って見せると、動かしても離れないことに気付き、それからは、自分で貼り合わせていき出来上がると、寝そべって走らせていました。
ジューオージャーの剣やロボットなどいろいろな作品が出来上がっていました。また好きな廃材を見つけて大事そうに持っている子、クレヨンで色を塗りごはんを作る子、うまくセロハンテープが切れずに友達に頼む子、園生活の中で色々な初体験をし、イメージしながら遊び始める子ども達の姿が見られます。
昼食後は、手紙のチラシを折りました。「お母さんに渡す大事な手紙だからね」と話すと、どの子も丁寧に折り「お母さんに渡す」などと言いながら自分でシール帳に挟んでいました。折り紙より心を込めて渡す相手の顔を思い浮かべながら折るお手紙です。大事そうに小さく折る子もいましたが「ありがとう」と言って受け取ってしっかり見てあげて下さい。
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