2018年5月28日 月曜日
今日の天気は、“くもり時々雨”雨が降る前にと、戸外では、子ども達が好きな遊びを楽しんでいました。きりん組のS君はスタンプ遊びで、ロケットを作りその周りを「宇宙は青だから…」と言って、青色のスタンプをいくつもいくつもポンポンと押して、仕上げました。また、それを見ていた年中、年少児も刺激を受けて、ただ押すだけでなく形に押していく姿がみられました。
また、ファンタジー(透明なトンネル)をお家にみたてて、遊んでいました。外から他の学年の子ども達が「お~い」と呼ぶと中から「お~い」と答え外から内からかけ合いを楽しんでいました。
しばらくしてそろそろ片付けの時間と言うことで片付けを始めると雨がポツポツから急にザーと振ってきました。外で遊ぶことが大好きな子ども達は、教師が「雨が降ったね~。どうする?」と聞くとA君が「かみさまにお願いするー」と言って、突然手を合わせました。それを見て、他の子どもたちも手を合わせました。その姿がとっても可愛かったです。「神様にお願いするより他に何かないかな?」てるてる坊主に気付いて欲しくて聞いてみましたがなかなか出てきません。そこで「♪てるてるぼうず♪てるぼうず!」と歌ってみると「あっ!てるぼうずや!」とS君が気付いてくれました。そしてみんなで、“てるてる坊主”を作ることになりました。まずは、頭の部分です。どの子もとても上手に硬く丸めることが出来ていてびっくりしました。次は体です。新聞紙や広告、包装紙や浸し染めなど好きな紙を一枚選んで作っていきました。
そして、Yちゃんが「可愛いけん。帽子かぶせてあげたい」と言って廃材箱へ帽子の材料を取りに行きました。それを見ていた、他の子達も廃材箱を覗き込みながら、イメージを広げ、S君は、丸い段ボールを家に見立てたり、Nちゃんは、「電車に乗っとんよ」と電車に乗せたり、K君は「お風呂に入っとるんよ」Aちゃんは「このてるてる坊主はドレス着とんよ」などと、どんどん子ども達のイメージが広がっていく様子に驚かされると共に楽しくなりました。お部屋に飾ってお帰りの仕度をしながら窓の外を覗いたAちゃんが「はれとる~。てるてるぼうずさんのおかげや~」「ありがとう」と声をあげました。その姿がとても可愛く雨のおかげで子ども達の違った一面をみることができました。
☆今日のメニュー☆
パン、具だくさん焼きそば、やさいのあまずあえ、りんご、牛乳でした。
2018年5月14日 月曜日
今日は昨日の天気が嘘のような晴天のなか、初めて親子運動会の練習を赤、青コースに分かれて通して行いました。
「おひっこしゲーム」では、子ども達が自分なりにどの先生のところに行こうか考えて動いている姿がとても微笑ましかったです。
年少ダンスの「汗かき親子体操」では、年長のお兄さん、お姉さんがお母さんの代わりになってペアで踊ってくれて、最後親が子どもを抱きしめるところでは、年長さんが自分から年少さんの身長に合わせるようにしゃがんで抱きしめるところを見て、思いやりがあって優しいなと思いました。
年長、年中のダンスをテントの中で年少さんが踊っている姿を見て、自分の出番以外でも楽しんで参加している姿を見てとても嬉しく思いました。
給食を食べる前に、ひまわり組では先週みんなで植えたカイワレ大根がどうなっているのか見ました。種から芽が出て6〜7cm程に伸びていて、みんな目をキラキラ輝かせて見ていました。植物が生長する様子を身近に実感出来たのではないかと思いました。
降園前には、「おちたおちた」の手遊びを初めてしました。私が「地震!」と言うと頭を押させたり、「火事!」と言うと口を押さえたりと、初めてやったのにも関わらず自分達で考えて楽しんでいる姿がとても可愛らしかったです。
明日からも暑い日が続きますが、親子運動会本番に向けて子ども達と頑張っていきたいです。
今日の給食はパン、肉うどん、野菜の味噌和え、バナナでした。
2018年4月24日 火曜日
最近、ひまわり組では、ダンゴ虫探しが大ブームです。年中児や年長児に教えてもらって、事務所横の花壇や桜の木の下など色々な所から沢山のダンゴ虫を見つけていました。今日は朝から雨が降っていたにもかかわらず、ひまわり組のK君は図書館下のチューリップの鉢を1つ1つずらしながら、沢山のダンゴ虫を集めていました。最初は、K君の手に収まり切らない程のダンゴ虫が集まっていました。それを、ヨーグルトカップに入れるとダンゴ虫は土の中にいたことを思い出して、ダンゴ虫の上から砂を入れました。それを見た教師が「いきうめになって、これじゃー息ができないね」と言うと、急いで、土の中に指を突っ込んでダンゴ虫を出して砂を入れました。そして、「ごはんがいるね」と話しかけてきたので図書館に行って何を食べるか調べることにしました。“だんごむしのかぞく”という絵本を開くと丸くなっているダンゴ虫の絵がありました。それを見てK君は体を丸めて「ダンゴ虫」と言って、ダンゴ虫のマネをしていました。絵本のページを1枚づつめくっては、カップの中のダンゴ虫と比べて色が同じなどいろいろなことにきづいていました。
K君とA君が部屋に大事そうにダンゴ虫を持ち帰ると、皆が集まってきました。興味津々の子ども達と相談してお部屋で飼うことにしました。虫かごを渡すと、みんなが大事そうに一匹づつ虫かごに移して砂を入れました。すると、K君が「息ができなくなる」と言ってダンゴ虫をお皿に並べました。また、絵本できゅうりやにんじんを食べることを知ったので「きゅうりは食べるよ」と言って包丁ままごとの所にあるきゅうりを持って来てあげました。これだけじゃ隠れる所がないと皆で雨に濡れていない所を探して石や落ち葉を見つけて入れました。
自分達で興味をもったことは、こんなにも夢中になって活動するんだと思いました。その後も虫かごに顔を寄せ合いながら覗き込んでいました。今、ひまわり組の子ども達はダンゴ虫やテントウムシなど色々な虫に興味を持っています。A君は入園間もない頃自分が捕まえたダンゴ虫を指で潰してしまいました。その時に教師と土に埋めて花を飾ってあげたことを覚えていて「強くもったらダメ。しぬよ」と友達におしえてあげていました。犠牲になった1匹のダンゴ虫から虫にも命があって大事に育てることを学んでいたのだと思いました。一つ一つの経験、失敗から学んでいく姿に気付き援助を惜しまずしていきたいと思いました。
2018年3月2日 金曜日
今日も戸外で子ども達は元気いっぱい好きな遊びを見つけて遊んでいました。木登り、鉄棒、つりかん、なわとびなど色々な遊びにチャレンジしていました。
ひまわり組では、最後の身体測定をしました。今日は自分たち頑張って脱いでたたんで、着て…。今までに、何度も身体測定を経験し、夏は水着の着替え、生活発表会では衣装の着替えと何度も着脱をしてきたことで脱ぐのも早くなり、全員が脱いで畳むのに、20分でできていました。一人で上手く脱げなくても手伝ってもらう子、上手くたためず友達にたたみ方を教えてもらう子など子ども同士で協力しながらする姿がたくさん見られました。また、測るときは名前を言って「お願いします」と元気いっぱい言うことができていました。又終わったら「ありがとうございました」とお礼も言うことができていました。会議室を通りかかった年長のT先生が子ども達が自分たちで服を脱いでたたんだことを褒めてくれて、「静かにきちんと順番を待つことが出来たらもっといいね」と声をかけてくれました。子供達の今まで想像できないくらい静かに体操座りで待っている姿に本当に驚いて、もうすぐ年中さんになるんだなぁーと感じました。服を着るのは脱ぐ時よりも早くて、ボタンを一生懸命自分でして、襟を友達に折ってもらうなど、子ども同士で手伝い合う姿を見てその成長した姿に嬉しく胸があつくなりました。
又、今まで描いてきた絵をまとめて、表紙作りをしました。「ひまわり組になってどんなことしたかなぁ?」と聞くと「遠足や芋掘り、乗馬、遊技場、夕涼み会(おばけやしき)運動会、生活発表会、おもちつきなど沢山出てきました。又Mちゃんは、最近行った施設訪問の絵を描いていて、「おじいちゃんおばあちゃんにこにこでみてくれたんよ」と嬉しそうに話しながら描いていました。つりかん、ブランコが楽しかったなどと友だちと話しながら描いている姿も見られました。
今日は楽しみにしていたひな祭り給食でした。ひまわり組はすみれ組さんと一緒に先生が家から持ってきて飾ってくれたおだいりさまとお雛様の前に子供達の作ったお雛様も並べてそれを見ながら食べました。ひな祭りの歌が流れる中「おいしいね」と言いながら楽しい食事会になりました。
もうすぐ年中さんになる子ども達、1つ1つ出来るようになったことを確かめながら1日1日を大切にしていきたいと思った1日でした。
2018年2月2日 金曜日
今朝は、とても冷たい風が吹いて霜が下りていて幼稚園の水たまりも凍っていました。ひまわり組のH君は「おはよう。今日僕の家の車白くなっとったー」と大興奮で登園して来ました。そして、所持品の片付けを済ませ、友達を誘って園庭に出ると凍った所を見つけて「すごーい。ツルツル滑るー」と言って大喜びで滑って楽しんでいました。ふと気が付くとすぐ側にうさぎ組のT君が自分で色を塗った(赤鬼)お面をつけて立っていました。それを見た子供達が「きゃー」と言って逃げ回り、鬼ごっこがスタートしました。
年少組さんも、昨日から豆まきを楽しみにしていてお面(つの)の色塗りや豆づくりしてきました。豆を入れる箱は沢山の廃材箱から選んできた気に入った大きい箱や、小さい箱に入れていました。卵パックを選んだI君は、走ったら落ちることに気付き、フタになるようにもう一つ卵パックを上からかぶせて落ちないようにしていました。昨日作った豆では少ないと今日も朝から豆を増やしている子もいました。
発表会の練習を朝早めにすませ、年少組とたんぽぽ組が会議室に集まりまめまきをしました。「先生やみんなの中にどんな鬼がいるかなぁ?」と聞くと『おこりんぼおに、わがままおに、なきむしおに』など色々な鬼が出てきました。他の学年もクラスごとに「おにはーそとー」「おにはーそとー」と楽しみました。くま組ではYちゃんがT先生に「おこりんぼおにー、おこりんぼおにー」と言いながらこの時ばかり豆を投げつけてきて、先生もその姿に大笑いしていました。(ちょっぴり反省です)
たんぽぽ組でひよこ組から上がってきたE君とH君は、鬼のお面をつけひよこ組へ行って「おにだぞー」と大暴れしていました。また、ひまわり組の子供達がお面をつけて、外に行く途中、会議室に行く途中のひつじ組さんに会いました。「こわいー」と振り返ると後ろからおにのお面をつけたぱんだ組さんのおにが…。鬼に挟まれてひまわり組の子ども達は、大パニックになっていました。
お昼は、節分メニューで恵方巻きが出ました。南南東を向いて静かに食べると幸せがやってくるんだって…と伝えるとM君やY君SちゃんIちゃんは、すぐに向きを変えてそちらの方向見てました。とっても大きい恵方巻きの中には沢山の野菜(にんじん・かんぴょう・きゅうり・ごぼう・あつあげ・桜でんぷ等)が入っていました。
お昼に園長先生が節分の話を放送してくれました。「頭の上の固いところは角?」子供達はすぐに確認していると「ではありません」の言葉にホッとしていました。また、豆の数でお腹の中にいた時が1だから…と放送に合わせて、指を一本づつ増やしていき、年少さんは5個年中さんは6個年長さんは7個と知り、一つ多く豆を食べてもうすぐ大きい組さんになることを確認しました。ひまわり組のM君は教師の年を聞くとすぐに答えることができてビックリしました。
この1年で話を聞く力、それを理解する力も身についているんだと思い子どもの成長にびっくりしました。
2018年1月18日 木曜日
今日は昨日の雨もあり昨日よりは少し肌寒さを感じました。しかし、元気溢れる三葉の子ども達は砂遊びや縄跳び、こま回しなど自分で遊びを見つけ友達と楽しそうに遊んでいました。こま回しは、年少児にはちょっと難しいようですが、ちゅうりっぷ組のS君は上手に紐を巻いていて投げた後ひくということができたら回すことができそうでした。周りの子ども達もそれを見て一緒に何度も挑戦していました。H君はそれを見て「僕も頑張る!」と紐が外れては巻くという動作を何度も繰り返しやっていて友達の影響は大きいなと実感しました。
そんな時、「ガタン、ガタン」という声が聞こえてきました。振り返ってみると縄跳びを使って電車ごっこをしていました。最初は四人だった電車が、教師が縄跳びを連結してあげると五人、六人、七人と長く繋がっていきました。「どこに行くの?」と質問するとHちゃんは「衣山!」とすぐに答え思わず笑ってしまいました。
クラスに戻ると生活発表会に向けて練習をしました。年少組のオペレッタは『浦島太郎の大冒険』をします。昨日も園長に助言をもらいましたが、今日も見てもらいました。又、おじいさんの杖を作ってくれました。年少組の担任が作ったのは新聞紙を巻いた高い杖で大人の目線で作っていて腰を曲げる事が出来ていませんでした。そこで、短い竹を持って来てそれを杖にすることを提案してくれました。そして、『おじいさんコンテスト』をしました。浦島役の子ども達は上手に腰を曲げて歩いており、顔を見て見るとどの子もニコニコです。道具の使い方一つで全く気持ちが変わり子ども達がやる気になり楽しいものになるということをおしえてもらいました。踊りの『スーパー忍者SASUKE』では、初めてした時は見よう見まねで動いていた子ども達も今ではステージに立つと忍者ポーズをしたり「にん、にん」と声を出し元気に踊っています。まだまだ動きが小さい子もいますが子ども達が自分で考え練習しており、踊れる子が助けてあげている可愛らしい姿もみることができました。これからの練習でカッコいい忍者になっていけるように一緒に頑張っていこうと思います。
そして、年少児に嬉しいお知らせがありました。園長が体を動かすことが大好きな子ども達に『トランポリン』を買ってくれました。子ども達は興味津々でとても喜んでいました。トランポリンをやってみた子は上手に跳んでおり園長から「使っていいから練習頑張ろうね」と言ってもらい子ども達はから「頑張るー!」と約束しました。教師同士で連携をとって遊びの中で使っていきたいと思います。
〈今日の給食〉
2017年12月6日 水曜日
今日は年長さんの変わりに年中のひつじ組と年少のひまわり組が合歓の木交流に行きました。サンタの衣装を着るので、制服でなくてもよいので、施設訪問に行くことは保護者に伝えず、“子ども達がどれだけ伝えることができるかなぁ?”と思いながら子ども達だけに制服のことを伝えました。MちゃんとH君は、朝着替える時に体操服が出ているのを見て、「ちがうんよ。おじいちゃんのところにいくんよ」と泣いて伝えたり、Y君は幼稚園が見えた所で思い出したようで「着替えに帰りたい」とお母さんに伝えたようでした。しかし、園に来てみると半分ぐらいの子が体操服だったので安心した様子でした。少しづつですが、伝達できるようになった事が嬉しかったです。早コースで来た子ども達は、少し歌などの練習をしました。最初は元気がなかったのですが、「何の為に行くの?」と聞くと「おじいちゃん、おばあちゃんに元気と笑顔とパワーをプレゼントする」と言ったので「じゃー、もう1回歌ってみよう」と言うと、大きな声で歌うことができていました。出発前にひまわり組さんみんなミニサンタに変身しておじいちゃんおばあちゃんのところに行きました。サンタの衣装を着た子ども達はとっても可愛くてワクワクしている様子がつたわってきました。
バスを降り、男の子1列、女の子1列に並びました。サンタの衣装を着た子ども達は、後ろから見ると同じ服と同じ帽子なので、男の子か女の子か分からなくて自分の並ぶ場所を見つけるのに大混乱していました。しかし、園長が「ドンピッピ」とリトミックの並び方のリズムで声を掛けるとしぜんに1列になり、とても上手に並ぶことが出来ビックリしました。おじいちゃん、おばあちゃんたちは、園長に幼稚園で一番小さい子達で、後2年幼稚園生活があります。と話してもらった事で最初から最後まで、ニコニコで手拍子して見て下さっていました。子ども達は、はじめの挨拶も元気いっぱい言うことが出来ました。また、“つながれわっしょい”では、おじいちゃんたちにも鳴子を渡すということで、少し離れている人にも気付き、渡すことが出来ていました。また、踊りの隊形移動で園長が「こっち来て、ここまわってね」と数人の子に言うと、その後ろをついて他の子も歩くことができ、円になった時も、「外を向いてね」と一言言っただけで、他の子も外を向いて踊ることができ、考えて行動することができていました。終わりの言葉は声が小さかったので、園長が「大きい声で言おうね」と言って言い直しをさせてもらうと、大きな声で言うことができました。最後はみんな一人一人と握手をしてさよならをしました。
しかし、その時です。最初から子どもたちが気になっていた、子ども達の正面に立っていたロボットに向かって皆が駆け寄っていくではありませんか、園長はそれを見て慌てることなく「すみません。子ども達は最初からこのロボットが気になっていたのでお話させてください」と断って皆を集めてくれました。ロボットに「ごきげんいかかですか?」と聞かれ園長が「悪いです」と言うと「手洗い、うがいをしましょう」と返事が返ってきました。子ども達はよく覚えていて、園に戻るなり、手洗いうがいをしている姿がありました。また、テラスのツリーがきれいで園長に声をかけてもらい写真を撮りました。
おじいちゃん、おばあちゃんの手あったかかったー。ニコニコで喜んでくれてたー。と子ども達はとても喜んでいました。初めての施設訪問でしたが、たくさんの子ども達の成長に気付くことができて、子ども達にとっても私にとっても、とても良い経験になりました。
青コースの年中・年長さんは、アイススケートでした。最初はまったく立てなかった子どもが最後は立って滑れるようになりました。
今日の夕方、ひまわり組に新しいピアノが届きました。それに気付いた預かり保育の子ども達は大喜びで「どんぐりが歌いたい」「クリスマスの歌」などと言っていました。これから色々な歌を皆で歌っていきたいです。
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