2024年12月11日 水曜日
お楽しみ会に向けて戸外の環境や室内の壁面づくりなど着々と準備を進めているところですが、園全体の雰囲気もクリスマスモードになってきています。戸外でも子どもたちが元気よく遊んでいる姿を、サンタさんとトナカイの人形たちが優しく見守ってくれています。
登園してきた子どもたちは、ひとしきり戸外で遊ぶとお部屋に戻り、今度はどんな楽しいことがあるのかと教師のの話に耳を傾けます。
「お楽しみ会にサンタさんが来てくれると思うんだけどプレゼントを入れる袋がないね〜!どうしようか〜!」すると子どもたちから「作るー!」「作りたい!!」と即座に答えが返ってきました。「サンタさんも皆が袋を作ってくれたら“よかった〜”と喜ぶと思うよ。作ろう作ろう!!」その教師の励ましのひと声に子どもたちもノリノリです。
たんぽぽ組、年少組はあらかじめ教師が作っておいた袋に各自自由に飾り付けをしました。折り紙を折ったり、シールを貼ったり、絵を描いたり、其々クラスカラーが出ておりどれも可愛らしい袋になりました。
年少児は自分のハサミを使って上手に切り貼りする姿もみられました。
年中、年長組は袋作りから始まりました。袋の折り方を教わると、どの子もとても上手に作ることができていました。年中組ともなると、絵も細かくなり、ハサミの使い方も上手なので、個性豊かな、とても素敵な袋が出来ていました。また袋とは別に、サンタの帽子をお面にしたり、廃材でサンタを作ったものを頭に付けたりして面白いグッズを作る子たちもいました。
各クラス、お楽しみ会に向け、お部屋の飾り付けやプレゼント袋を作ることで期待も高まってきています。
どうかサンタさん!子どもたちのプレゼントを忘れずに持って来て下さいね。楽しみに待っています!
ひまわり組のSちゃんは、今日の自分の誕生日を楽しみに登園して来ました。「帰ったら、ユニコーンのケーキを買いに行くよ。」と嬉しそうに教えてくれました。教師に勲章を付けてもらうと喜んで戸外へ出たᏚちゃん、勲章の威力は絶大で、学年を問わず沢山の子どもたちや教師に「おめでとう!!」と言ってもらい、今日はいつにも増して人気者でした。そして今日は水曜日!お弁当日です。昼食の時間、Ꮪちゃんはドキドキしながらお弁当箱のフタを開けるとびっくり!とても素敵なHAPPY BIRTHDAY弁当でした。嬉しくて嬉しくてみんなの愛情に包まれて笑顔いっぱい幸せいっぱいのᏚちゃん!Ꮪちゃんにとって忘れられない4歳のお誕生日となりました。
2024年12月6日 金曜日
昨日の焼き芋が本当に楽しかったようで、子どもたちは登園するなり焼き芋の話をたくさんしていました。「お母さんにも話したんよ」「また新聞もらってきたよ!」と次回の焼き芋も楽しみにしている様子がうかがえました。
今朝はとても寒く、厚着の子が増えてきましたが、中にはポロシャツ1枚で園庭で遊んでいる子もいました。寒くないか尋ねると、「ぜーんぜん寒くない!寒くなっても走ればいいんよ!」とへっちゃらで、さすが子どもは風の子だなあと思いました。そして腕まくりをして「見て見て〜」と言ってフラフープをしていた年中の女の子たちは、腰を振って器用に回して寒さなどまるで感じていない様でした。フラフープを回しながら移動する子もいて、年少児と1歳違うだけで出来ることがたくさん増えていることに驚きました。
さらに、園庭のまんなかにはサッカーコートがあり、そこでも年中さんたちが盛り上がっていました。昨年さんさんらんどの広いコートでお兄ちゃんたちに教えてもらいながらしていた子たちが、自分たちで考えて「こっちこっち!」「次は青チームから!」と言っていて、見ていて嬉しくなりました。
今日、年少児はどんぐり拾いに近くのお寺の境内にお散歩を兼ねて行きました。最近さんさんらんどに行くことが何度かあったため、歩くのも上手になってきて、間を空けないように歩く姿がありました。お寺に到着すると、「いらっしゃい、待っていたよ」とお寺のおばさんが出てきて下さいました。「いっぱいどんぐりあるからね」と言ってもらうと、子どもたちは目をキラキラさせて拾っていました。自分たちで持って来た廃材に大きなピカピカのどんぐりを入れて「これはお父さんどんぐり、これは赤ちゃんどんぐり!」と大きさを比べたり、廃材に入れてシャカシャカ音を出して楽しんだりしていました。どんぐりの帽子を見つけたSくんは、どんぐりと一緒に卵パックに1つ1つ入れていき、満足そうに見せてくれました。「どんぐりも寒いけん帽子があるんかなあ」と言っていたAちゃんは、どんぐりと帽子をくっつけて大事そうに持って帰っていました。たくさんあったどんぐりも、みんなで拾うとすぐになくなり、お寺の方も嬉しそうに見守って下さっていました。
昨日の焼き芋に続き、どんぐり1つでも発見することや気付くことがあり、毎日勉強になることがたくさんあります。
残り少ない2学期も、子どもたちとたくさんのことを学び、日々成長していきたいと思っています。
2024年11月1日 金曜日
今日から11月で、雨が降っていたこともあり肌寒い1日となりましたが、子どもたちは元気いっぱいでまだまだ半袖で登園して来る子も多くいました。
今日は1日中、部屋で過ごすことになりました。以前から古森先生に「戸外より部屋でいる時の方が怪我が多くなる」ということを指導されていたので、もう一度子どもたちにも部屋での過ごし方を説明しました。部屋の中や廊下、階段は走ってはいけない、使ってないおもちゃは片付けてから次の遊びをするなどを話すと、古森先生に言ってもらったことを覚えており、Aちゃんが「走るのは絶対ダメ!」と言っていました。雨の日の過ごし方も子どもたちと一緒に考えていきたいと思いました。
作品展に向けて、今日も作品作りを進めていきました。廃材制作が途中だったKくんは、もっと大きくしたいと、家から廃材を持って来ていました。「この箱やったら小さいけん、牛乳パックをくっつけようかな〜、これも付けたいな」と、自分の頭の中で想像しながら作っていました。子どもたちの素敵な発想や思いを大切に見守ったり援助したりしていきたいと思います。
新園舎が完成してから、雨の日でも身体を動かして遊べる部屋がいくつもできました。今日はすみれ、ひまわり組はプールの部屋で遊びました。中でもトランポリンは大人気で、長い列ができていました。「一緒に乗るのは2人まで」と伝えると、子どもたちは自分たちで2人組を作って並んでいました。運動会の“おやさいはこび”で2人組を作った時は戸惑っている子が多かったのですが、今日は素早くて「いち、に、さん、し…」と数を数えるとすぐに交替することができていました。こういうところで今までの経験を生かしてルールを守って活動できる3歳児の姿に感心しました。一度の経験があらゆる所に生かされ、次々知識が広がり、生活も広がっていくのだと改めて学びました。
来週は晴れの予報ですが、まだまだ作品展に向けての作品作りは続きます。部屋での過ごし方も気を付けていきたいと思います。
2024年10月10日 木曜日
もうすぐ運動会、秋らしい青空の下、練習にも力が入ります。ということで総練習を前にして今日は赤コースの通し練習が行われました。この隊形にスムーズに移動する為にはどのように誘導すればよいか、子ども達が伸び伸びと踊っている所を見てもらうにはどの向きでどの位置で踊ればよいのか等々、今回は子ども達だけの練習ではなく、教師の動き方の練習でもありました。また、三葉ならではの子ども中心の運動会ということもあり、道具の出し入れは勿論のこと、司会進行やたんぽぽ組の手伝いなども年長児が行います。年長児にとっては大忙しの運動会ですが、幼稚園の最高学年として堂々と誇らしげに振る舞う姿はとても頼もしく素敵です。保護者の皆さんも楽しみに待っていて下さい。
青コースの子ども達は練習の様子を見ていたのですが音楽が流れてくると一緒に楽しそうに踊っていました。明日は青コースの通し練習です。練習ができる日もあと4日!!今日の反省を踏まえてしっかり練習に臨みたいと思います。
今朝、年長児のR君が砂場で穴を掘ったり山を作ったりして遊んでいました。すると年長児が一人また一人と加わり「ここは海!!川から水が流れて海になるんよ。」などと楽しそうに会話をしながら遊びを進めていました。R君に「何を作っているの?」と聞いてみると「興居島!!」と答えが返ってきました。先日、幼稚園に興居島小学校のお兄さん、お姉さん達がきてくれた時、クイズや紙芝居ゲームをしてくれた事、山や海の話をしてくれた事を思い出したようです。
「海、好きなんよ。興居島行ってみたいな~。」「俺も山登ってみたい!!」話は尽きませんが…
子ども達の色々な事を吸収する力は凄いなと改めて思い、この幼稚園で経験し学んだ全ての事はとても貴重で尊いものだと感じました。
2024年9月30日 月曜日
今日で9月が終わりです。やっと気温も落ち着いてきて、朝晩はしのぎやすくなってきました。しかしながら、日中はまだまだ日差しが強いので、こまめに水分をとって暑さ対策も工夫していきたいと思います。
さて、プールが終わった先週から運動会の練習も少しずつ増えてきて、ひまわり組でも背の順やかけっこのグループや並んで歩くことなど大きい組さんたちと一緒に練習をしています。お休みしていて場所が分からず困っている子がいると、周りの子たちが「こっちこっち!同じグループよ!」と教え合う姿も見られ、その成長に感心します。また、踊りで使う飾りも作ることになり、自分たちのクラスカラーの紙やキラキラした紙を貼り付けて、お父さんやお母さんたちに見てもらえるようなかわいい腕飾りも作りました。金や銀の折り紙を見て、「この折り紙家にいっぱいあるよ!」と教えてくれ、以前に新聞紙を持ってきてほしいと頼まれたことを思い出した子は、「折り紙なら家にあるかも!」と言っていました。お子さんから頼まれ、お家にあるもので持って行っても良い物がありましたらご協力をお願いします。
さらに、今日は全学年で運動会の練習をしました。オープニングで踊りを踊ったり、行進や応援合戦をしたりと古森先生にみてもらいながら練習しました。踊りはみんなが大好きな曲で、園庭でも曲が流れるとよく楽しそうに踊っています。降園する前にも子どもたちはいつも「早く流して〜」と言うくらい楽しんでいます。手話をしながら歌う『さんぽ』も、年長さんたちに教えてもらいました。今日、古森先生に「手話は誰のためにやるのかな?」と言われると、「ママ!パパ!」と言う子どもたち。「耳が聞こえない人はたくさんいるから、その人たちにも分かりやすいように手話があるんだよ」と話してもらいました。何のために手話があるのか意味を考えながら練習していきたいと思いました。
明日から10月に入り、あっという間に時間は過ぎていきます。子どもたちがいかに楽しみながら練習できるかを考えながら、年中さんや年長さんたちの手も借りて、子どもたちと共に成長していきたいと思います。
2024年9月9日 月曜日
2学期が始まり、9月も2週目に入ったのですが、今日も残暑が厳しい一日となりました。しかし、園庭では朝から元気な子ども達の声が響きわたり、涼しい場所を選んで楽しそうに遊ぶ姿がみられました。
存分に遊んで一汗かいた10時、松山市交通指導員の方々を招いての交通安全教室を行いました。
まずは交通指導を初めて受ける年少・プレ年少は腹話術やボードを使って信号の見方や横断歩道の渡り方、その他道路で遊ばないなどの交通ルールとマナーの指導を受けました。映像と人形のター坊の腹話術はとても分かり易く楽しく学ぶことができました。
また、年長、年中児は、仮設の道路を会議室に設置し信号機や横断歩道、標識等を使って実際に歩く実地指導を受けました。年長、年中混合で4人1組となり、1組ずつ丁寧に「右を見て 左を見て もう1度右を見て車が来ていないのを確かめて渡りますよ。」と声を掛けてもらいながら歩きました。少し緊張気味の子ども達でしたが、交通ルールを守りながら上手に歩くことができていました。
プレ年少から年長まで、交通安全対策課の方が最初に共通して子ども達に問いかけられたのは、「命はいくつありますか?」ということです。2、3歳児にその質問?と驚いて子ども達を見ていると3歳児が「ひとつ!!」と大きな声で答えたのです。交通ルールを守らず道路に飛び出してしまうと、このたったひとつの命はなくなってしまうこと、大好きな人に会えなくなってしまうということを指導していただき、交通ルールを守る大切さをしっかりと学んだ1日となりました。
交通安全指導後、部屋に戻り昼食を食べた後、年中組のRくんは自由画帳に絵を描き始めました。「何を描いているの?」と聞くと、「信号機!!」と見せてくれたのですが、それは『人が歩いている』歩行者用信号機と普通の自動車用信号機でした。
Rくん、実は実地指導の時に横断歩道の信号が青に変わると同時に飛び出しそうになり、指導員の方に「危ない!まだだよ。」と注意を受けていたのです。その後しっかり左右を確認して渡ることはできたのですが、Rくんにとってとても印象に残った1シーンだったのかもしれません。
東京等ではスーパーやお買い物は車ではなく電車で出掛けます。駅までしっかり親と手を繋いで歩くことが沢山ありますが、地方の都市ではスーパーもデパートも車で往来し、あまり歩くことがないように思います。意識して歩く機会も必要かもしれません。
今回の交通安全指導で学んだことは園外へ出掛ける時は勿論のこと、家庭でも意識させ命を守る大切さを日々知らせていって欲しいと思います。
2024年7月16日 火曜日
先週からの大雨に引き続き、三連休もたくさん雨が降っていましたが、今朝は三葉っ子パワーのおかげでしょうか、過ごしやすい天気で外に出て遊ぶことができました。
大人気のシャボン玉のコーナーでは、今日も多くの子どもたちが集まって楽しそうに遊んでいました。すると、大きな大きなシャボン玉が空に浮かんでいました。「めっちゃおっきい!」と子どもの声がする方を見てみると、何やら変わった道具を持ったT先生がニコニコしながらシャボン玉液を付けています。「いくよー!」と言って手を伸ばすと、たくさんの大きなシャボン玉ができて子どもたちも大盛り上がり。「えいっ!」と指でシャボン玉を割ったり、「もっと上がれ〜!」と言ってうちわで仰いだり、それぞれで遊び方を変えて楽しんでいました。
シャボン玉同士がくっついているのを見つけたうさぎ組のYくんは、「先生見て〜同じのできたよ!」と、三つ子のシャボン玉を見せてくれました。「そーっと息を吹いたらできるよ」と、周りの子たちにも説明していて、「よく気が付いたな〜」と感心しました。さらに、その隣ではハートの形になっている吹き具でシャボン玉を使っていたRくんを見て、ひまわり組のWちゃんが、「これで吹いたらハートになるの?」と聞いていました。Rくんが吹いてみるとシャボン玉は丸い形のままだったので、「ハートにならんのやね」と残念がっていましたが、次に「じゃあこれも丸かな!」と、星型のもので吹いて確かめていました。何気なく遊んでいたシャボン玉でも、様々な遊び方や発見することができ、私も日々勉強になっています。
ビックボスで遊んでいた子どもたちに「先生来て〜」と言われ行ってみると、みんなが指差して「セミがいる!」と教えてくれました。よく見ると木にセミが2匹とまっていました。「あれはアブラゼミだと思う!」と、見ただけでわかったくま組のYくんは虫に詳しいようで、セミの抜け殻を集めていました。周りにいた年中さんたちにも教えてあげて、一緒にセミ探しが始まりました。子どもたちは見つけるのが早く、嬉しそうにあちこち指を差していました。これからさらに暑くなるとセミもたくさん鳴き出すと思うので、みんなでセミ探しもしていきたいと思います。
遊びの中や自然の中でたくさんの発見があり、子ども自身が考えたり調べたり視野を広げ、探究していく様子に驚かされます。これからも子どもたちの考えや遊びを尊重しながら楽しく過ごしていきたいと思います。
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