幼稚園の日記(ブログ)

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2010年7月24日 土曜日

 いよいよ待ちに待ったお泊まり保育。133名の園児たちが元気いっぱい登園してきました。

☆オリエンテーション☆

 早速、3階ホールに上がって副園長にお泊まり保育の意味について話して頂きました。お家でも自分でご飯を食べたり、自分でトイレに行ったりすることが出来ているけれど、お泊まり保育では、お父さんお母さんにしてもらっていることも自分でしなければならないということを教えてもらいました。そして、副園長はボードに「人」という字を書きました。この字は、誰かと誰かが支え合う意味があり、困った時はクラスの友達だけではなく、みんなで助け合うこと!それでも困ったら先生達が助けるからねと人の間に「|」を書き込みました。それに、手がついて「木」になりました。ここにいる全部の友達と先生で支え合って木のように大きく強くなること、みんなで力を合わせることが大切だということ、みんなが強く勇気を持って明日まで過ごそうと約束しました。ところで、このお泊まり保育ではクラスを解体して、くじ引きで「あ、い、う、え、お」グループに分かれます。自分でくじを引いて、グループ名が分かるとグループのはんこを押します。そして、いよいよ各グループの先生の発表です!!「あ、い、う、え」グループの先生が勢い良く飛び出した中、「お」グループの古江先生が勢い良く出たものの、なんとなく自信なさそうな様子に思わず、副園長が「お」グループのみんなで支えてあげて!!と呼びかけると、「お」グループになった子ども達が一斉に古江先生の前に集まって、支えに行く頼もしい場面も見られました。そして、今回は年中のお部屋を使って過ごすことを知らされ、あ(りす組)、い(ぱんだ組)、う(ぺんぎん組)、え(うさぎ組)、お(ひつじ組)に分かれ、お泊まり保育がスタートしました。

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☆昼食☆

 今日の昼食は、先日の総合公園親子園外保育で好評だったメニュー。会議室に用意されたテーブルの上には、人数分のお皿とおにぎり、きゅうり、トマト、ニラ味噌、ポテトが皿盛になって、並んでいました。1グループ14人の子ども達は、一皿に14個のったおにぎりや一皿盛のきゅうり、お味噌などをどのようにみんなに渡るようにするか、自分達で考えなければ仲良く食べることが出来ないような仕組みになっているのでした。子ども達は自分のお皿をとって、隣の人に回したり、バイキング形式にしたりと自分達で考えて配膳していました。途中おかわりでは、手を伸ばしている子には、他の子がさりげなくお皿を回す姿も見られ教師達は「ねらい通り!!」と嬉しくなりました。そして、とてもおいしそうに食べ、苦手な野菜もニラ味噌をつけると食べていて、みんな完食することが出来ました。

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☆豆腐ハンバーグ作り☆

 楽しみにしていたハンバーグ作り。作り方の説明を聞いた後、副園長からエプロンがないことと、「髪の毛が落ちるのでは」と注意を受け大弱りの子ども達でしたが、エプロン代わりのビニール風呂敷とカラー帽子を逆さにかぶって、コックさん帽子にしてなんとか始めることができました。早速、玉ねぎを切ったり、人参をすりおろしたりしていきました。包丁を使ったままごとをしているからか、みじん切りの切り方がとても上手でした。お肉と玉ねぎや人参、豆腐などをみんなでコネコネしてハンバーグの形にしていきました。おいしいハンバーグになりますように♪♪

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☆温泉☆

 今日は副園長や先生達が体を洗ってくれることとぞうさん滑り台を滑ることができることを心待ちにしていたようで、大喜びでバスに乗り込んでいきました。ゆとりあ温泉に着くと、そこのおばさんに元気良く「こんにちはー!」とご挨拶をして、裸になってお風呂場へ。そこに待ち構えていた教師が頭からシャワーをかけてくれ、副園長と山田先生が体をEM石けんで洗ってくれて、もう1度シャワーをかけてもらいました。その次に湯船に入って20数えると、ぞうさん滑り台へ「シュー!ドボン!」ちょっぴりびっくり、でもなんだか嬉しそう。そんな子ども達の姿もお泊まり保育ならこそ見られるのです。お客さんに迷惑をかけないでとても良い子だった三葉っ子達は、すっきりした様子で帰りのバスの中では、うとうとと寝てしまう子もいました。

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☆夕食☆

 いよいよ待ちに待った夕食の時間。自分達の作ったハンバーグがどんな風になっているのかワクワクしながら会議室に上がりました。テーブルに並んでいるハンバーグを見て、「焼けとる、焼けとる!」「おいしそう!」と言いながら、「もう食べていいん?」とつまみ食いをしようと手を伸ばしている子がいる位、早く食べたいという思いになりました。副園長特製ソースのかかった手作りハンバーグはとてもおいしくて、おかわりもあっという間になくなってしまいました。おかわりがなくなると、まだ食べきれていない友達の分を狙いにいく姿が楽しくて「食べれないの?」と優しく声を掛けて、残りを食べようとしていました。また、苦手な野菜が食べられないでいた子の分まで食べてしまったKちゃんのお腹は、ぽっこりと膨れていてみんなで大笑いしていました。

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☆事件です☆

 キャンプファイヤーの準備をしていたときのことです。突然副園長からの放送があり「大変です。朝顔がお水がなくてしょんぼりしています。」それを聞いたとたん、準備をやめて外に飛び出しました。それからが大変!!お鍋を持つ人。コップを持つ人。おたまで慎重に運ぶ人、お皿で水を半分運ぶ人、それぞれが考えて水やりをはじめました。水をあげなければと、あわてた子ども達はそれぞれが考えて朝顔のところに行っていました。

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☆キャンプファイヤー☆

 夕食の後はみんなでキャンプファイヤーです。古森先生の「空を見て!お月様がのぼって太陽がかくれんぼしているよ!そして沈んだ太陽の灯りを火の神様が持って来てくれるよ!」というアナウンスで始まりました。火の神様の姿が見えると子ども達の表情は真剣そのもの。火の神様から各グループの先生が代表で火をもらい点火すると、子ども達の「もえろよもえろよ」の歌声にあおられるかのように高く上がりました。子ども達も火の粉が天まで届けとさらに「もえろよもえろ」や「バケツ100杯の夏休み」を手をつなぎ肩を組みながら大きな声で歌っていきました。そして、キャンプファイヤーの締めくくりは花火です。花火が上がるたびに子ども達の歓声と拍手が聞こえていました。

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☆おやすみなさい☆

 そしてドキドキワクワクみんなでお泊まりです。パジャマ姿で子ども達と副園長とグループ担当の先生で「ニッコニッコニー」で写真撮影・・・。と、撮影が終わったとたん副園長が1番に布団へ飛び込んで「気持ちいー!おやすみなさい!」すると子ども達も布団に飛び込み、「おやすみなさーい!ふかふかや!」と布団に入りました。全グループが布団に入り落ち着くと、園内放送で副園長が絵本を読んでくださいました。題名は、「どろぼう学校」その声を聞きながら、子ども達は夢の中。例年以上に眠りに着くのも早く、充実した表情で寝ています。お泊まり保育もあと少し。自信をつけて「ただいま!」と家に帰れるように明日も過ごしていきたいと思います。

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コメント (「お泊まり保育1日目☆」 らいおん組 村田麻美 はコメントを受け付けていません)

2009年10月2日 金曜日

 今日は朝早くに登園した子ども達が明日の運動会に向けて園庭の石拾いを行いました。「走りよる時、石踏んだら痛いもんね。」「明日晴れたらいいな。」などと話しながら、途中「僕が持つんよ!」と集めた石を持つのは誰かを決めるなど、長・中・少が協力して拾う姿にサニーマートでのお買い物の姿を思い出し、思わず笑ってしまいました。

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青コースの子ども達が全員登園したところで、最後の練習をしようと静かに整列し入場行進が始まろうとした時、残念なことにポツポツと雨が降り始め、テントに避難して天気待ちをすることもありましたが、しばらくすると雨も小さくなり、各学年・各コースが順番に練習をすることができました。その中で年少児の踊りを見て自然と拍手をしたり、入場するのを手拍子で応援したりする異年齢児の姿がとてもいいなと感じました。そして、年中児が「ぼくのおひさまパワー!」を踊っていると、だんだんと雨が止み、空が少し明るくなりました。「みんなの気持ちがおひさまに伝わったから、おひさまが顔を出したんよ!」と副園長が語りかけると、「そうなんだ!」と子ども達が「もっと天気になれー!」と手を高く上げてキラキラさせ、太陽パワーを送っていました。

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 年長児は「明日、運動会やけん今日が最後の練習よね!」と朝から気合が入っていて、野球拳では各クラスが大きな声を出して踊り、きれいに並んでいる姿が見られました。らいおん組は列を揃えて直線に並ぶというところが、いつも課題だったのでそれが出来てとても嬉しかったです。組体操も次の型に移るのが速くなって、しっかりとポーズを決められるようになりました。リレーはどのクラスも接戦でとても見応えがあると思います。そして、鼓笛隊はそれぞれが自分の役割を果たし、みんなが心を一つにして同じ目標に向かって頑張っています。

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 らいおん組では、降園前に数人の子ども達が「エイ・エイ・オー!!」をしているのを見て、みんなでやろうということになり、全員で掛け声をして帰りました。年長児にとっては幼稚園最後の運動会です。明日、どのような気持ちで、どのような顔をして登園してくるのか楽しみです。

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コメント (「いよいよ明日は運動会」 らいおん組 神岡会里 はコメントを受け付けていません)

2009年7月13日 月曜日

前日の夕涼み会の興奮が覚めない昨日、日曜日の午後ぞう組、きりん組、らいおん組が高島屋の幼稚園フェスティバルに出演しました。7階のスカイドームはお客さんでいっぱい…。ぞう組は野球拳、きりん組は漁り火太鼓、らいおん組はお天気花まる音頭の踊りを力一杯踊りました。野球拳ではベストを着て、昨年の年長児の運動会の踊りに負けじとも劣らず、掛け声もパワーいっぱいでした。又、きりん組の漁り火太鼓のハッピ姿も勇ましく、バチの先まで神経を配ってたくましく凛々しい姿を見せることが出来ました。そしてらいおん組は盆踊り。昨日とは舞台が違います。位置を確かめながら浴衣姿で笑顔いっぱい、リズムにのって踊りました。それまでに様々なエピソードがありました。初めてのフェスティバルで緊張して子ども達を待っていると早い時間から次々と子ども達が集まってきてAちゃんは「先生さっきおばあちゃんに買ってもらったんよ!」とかわいい浴衣を見せてくれました。らいおん組のY君は本番前で緊張している中、小さな声で口ずさみながら踊りの確認をしていました。そんな姿を見て「子ども達はできる!」と安心することが出来ました。ぞう組では6月に入園したばかりのHちゃんがたくさんのお客さんを前に圧倒されて、いつもの踊りが出来るか不安になり、泣きじゃくり始めました。なかなか止まらない涙にT先生は副園長のところへ連れて行きました。副園長が背中をさすり、「大丈夫よ!」と声を掛けて、しっかり手を握りしめてくれると落ち着き、ステージに上がった時には少しずついつもの調子に戻ってきて、最後は真剣な顔で踊っていました。途中副園長と目があうと副園長が笑顔で返します。するとHちゃんも「ニコッ♪」と笑顔をみせ、「もう大丈夫だよ!」という思いをかえしてくれました。

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 そして踊りの後は3クラス一緒に「パワフルパワー」と「バケツ100杯の夏休み」の歌を大合唱しました。このような体験もまた子ども達にとっては自信と育ちにつながっていきます。最後までやりきった子ども達に感動しました。夕涼み会と連日でお忙しい保護者の方々にはご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。ご協力ありがとうございました。高島屋の方に「バッチリ!」と言って頂き、お土産をもらってとても嬉しそうに笑顔で帰っていった子ども達には年長さんらしく堂々とできたことに拍手を送りたいと思います。

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 そして今日、宮前小学校の先生方と1年生が企画して下さった「宮前ミニオリンピック」に宮前校区の子ども達15名が参加しました。体育館に入ると卒園児を含めた1年生が「僕達はお兄ちゃんだぞ。」と言わんばかりに背すじの伸びた体操座りで待っていてくれました。幼稚園の子ども達も半数以上が初めて入る小学校に少し緊張していたものの、知っている卒園児を見つけて手を振る等、すぐに笑顔になっていました。「今日の為に練習したんよ。」と1年生がゲームを進めてくれ、玉入れ、綱引き、ばいきんまんに気をつけろ(ロンドン橋)を楽しみました。その中で1年生が前ならえで並ぶと三葉幼稚園の子ども達はいつも指差しで並んでいるので自然と同じように並ぶことが出き小学校の先生にほめられる場面もありました。トイレに行くと「スリッパが大きい。」と驚いたり迷路のような校舎に興味を持ったりといい経験をすることが出来ました。「小学校って楽しいね!早く小学生になりたい。」と終わった後、子ども達は満足そうでした。就学にむけて小学校との交流を深めていきたいと思います。

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2009年5月13日 水曜日

 昨日、子ども達が眠っている間に降った雨のせいで幼稚園の園庭にはいたる所に水たまりができていました。その水たまりの水を砂場から探してきた道具ですくっていると、「なにしよん?」と朝一番のバスで登園して来たぞう組の子ども達がやって来ました。副園長の「砂をすくわずに上手に水だけをすくうにはどうしたらいいかな?」という声に子ども達は、おたまやコップ、おわんなどそれぞれが考えた物を持って来ました。「これでかけっこできるね!」、「運動会の練習できるね!」と話しながら砂をすくわないように一生懸命に水をすくっていきました。作業を進めながららいおん組のSくんが「苺がナメクジに食べられとった!」と、しきりに話をしていましたが、その時はその話は終わっていました。最後の仕上げにぞうきんでしっかりと水を吸いとって整った環境の中に子ども達がどんどん登園して来ました。

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 そんななか、バスから降りてきたらいおん組の子ども達が大騒ぎをしていました。「今日ね!苺がね!カラスでもない鳥でもない何かがネットの間から苺を食べとったんやって!何やろか?」と口々に話していました。そんな疑問を残しながらもリトミックの練習がスタートしましたが、子ども達は何事もなかったように副園長の声を聞いて自分達の力で行動するように頑張っていました。そして、練習が終わるとらいおん組の子ども達は一目散に「いちごっ!」と言って図書室に駆け出して行きました。私も後を追いかけて行ってみると、子ども達はそれぞれがたくさんの本を広げていました。どうやら苺を食べた犯人を探しているようでした。植物の本を広げ苺を探す子、虫の本を広げて色々な虫を探す子、子ども達は「ああでもない。」「こうでもない。」と言いながら探すのですがいっこうに分かりません。その時、Aちゃんが園庭でSくんが話していたことを思い出したようで、「そういえば、Sくんが知っとるよ!」と言いました。それを聞いた子ども達はSくんに聞きに行きました。Sくんに「ナメクジに食べられとったんよ!」と教わったみんなは、ナメクジを本で探し始めました。何冊かみつけた子どもは「ナメクジはじとじとした日に出る。」、「夜に動く。」、「植物を食べる。」ということが分かりました。するとNちゃんは「昨日雨やったし、夜に食べに来たんや!」と言い、それを聞いたKちゃんは「ナメクジに食べられんようにせんと!私の家にはやっつけるお薬があるんよ!明日持って来る!」と言いました。「お薬は苺もできなくなっちゃうんよ。他に何か良い方法はないかな?」というと「お家で考えてくるね!」とみんなで話しながら帰って行きました。  

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 こうやって子ども達は不思議なこと、疑問に思ったことを解決しようと、今持っている自分達の知識と知恵を働かせ、体を動かし、心を動かし、生きる力を身につけていくんだと感じました。苺という一つの物から子ども達も教師もたくさんのことを学ぶことができました。子ども達に負けないよう日々の保育で学んだことをどんどん積み重ね、自分自身成長していきたいと思います。明日、子ども達がどんなことをお家で考えて来るのかが楽しみです。

 ところで、今日から子ども達の間で新しい遊びが始まりました。ままごとコーナーで野菜を切っていたたんぽぽ組のAちゃんはピーマンの切り口を見て「ぺったんこする!」と言ってきました。そこで、泣いて登園して来たHちゃんも浸し染めコーナーへ連れて行ってスタンプコーナーを作りました。絵の具のスタンプ台で色を付けながら、ペッタン、ペッタンとピーマンでお花の形を押していくうちに楽しくなって、泣いていたHちゃんもみるみる笑顔になりました。次から次と子ども達が集まってきてスタンプコーナーも大盛況でした。明日もスタンプコーナーは子ども達の遊びの環境の1つとして活躍することでしょう。

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2009年3月22日 日曜日

 ちょうど1年前の桜の咲く4月 、私は、きりん組の子ども達と初めての出会いをしました。「先生、誰先生なん?」「どこから、きたん?」と笑顔で人なつっこく声をかけてくれたのを昨日のように覚えています。その出会いから始まったきりん組・・・毎日が刺激でいっぱいの時間が流れていました。天気予報で言えば、晴れ間が続いたと思ったら風が吹いたり、雨が降ったり、そして、また雲一つない青空が続いたり、とっても成長の著しさを感じました。毎日の生活の中で「仲間作り」がきりん組のテーマでした。自分だけが楽しいのではなく、みんなと助け合ったり、協力したりすることの大切さを何度も経験することで今では、最高の素敵な仲間になりました。「やる時は、やる」「自分のことは、自分でする」当たり前のことのように感じるかもしれませんが私は、とっても大切なことだと思います。きりん組の自慢は、まさに「やる時は、やる」「自分のことは、自分でする」そして、何より「素敵な仲間」になりました。

☆きりん組のみんな☆・・・暑い中、裸足で何週も走ったリレーのこと・・・覚えていてね。みんなの応援、すごかったよ。先生は、ついつい一人ひとりに「必死よー必死」と走る前に声をかけていました。実は、先生が必死だったかも・・・そして、古森先生をはじめ、大勢の先生に支えてもらったこと、お父さんやお母さんに支えてもらったこと覚えていてね。これからも素敵な仲間を増やしてね。ずっと、ずっと応援しています。フレーフレーきりん組!

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 「らいおん組の自慢♪」

 男子14名、女子17名、計31名の笑い声が絶えない明るいクラスでした。男の子はいつの間にか一致団結し、「今日は砂場で川つくろー!」「みんなでサッカーしようや!」と声を掛け合っていました。一方、女の子はつりかんがブームになり手の平に豆を作りながら最後まで出来るように、挑戦していました。そんな、おませな女の子達がトラブルになると大人顔負けの口調で口論になるので今、思い出しても「プッ」と吹き出してしまうほどでした。でも当人達は真剣で、その度にきずなは強くなっていきました。

 一人ひとり得意、不得意なことがありますが、友達が簡単なことが出来なくても、間違えても笑ったり茶化したりすることなく「絶対に出来るよー!」「教えてあげるよ!」と声を掛けてあげていました。そして友達が出来た時には、「うわぁー!良かったね!」「すごいやん!」と自分のことのように拍手をして喜んであげる姿がたくさん見られた素敵なクラスでした。
 ケンカしながら友達同士で助け合い、励まし合いながら成長していった子ども達に私自信も助けられ、教師として人間として成長させられたように思います。これからも感謝したときは「ありがとう」反省したときは「ごめんなさい」が素直に言える子ども達でいて欲しいと思います。そして三葉幼稚園でたくさんの先生たちからもらった愛情を忘れずに、何かにつまづいた時は幼稚園で過ごしたことを思い出して乗り越えていって欲しいと思います。 

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コメント (「きりん組の自慢」・・・きりん組 山田 美和                「らいおん組の自慢」・・・らいおん組 丸山 美和 はコメントを受け付けていません)

2009年3月13日 金曜日

 今日は、クラス別おわかれ会でした。年長は卒園式の練習をするということで1時間早い登園でしたが、子ども達は約束どおり、白のポロシャツに半ズボン、そしてほとんどの子が白のソックスでやって来ました。はじめはお母さんたちが来てくれたことが嬉しくてソワソワしていましたが、テラスに並ぶと5クラス誰一人、話し声が聞こえないくらい意識が持てていました。ホールでは先に座席について保護者の皆さんが子ども達の入場を待ちかまえて下さっていました。ホールに子ども達が胸を張って入場して来ると、思わず涙を流される方もいらっしゃいました。練習はまず、終了証書授与です。子どもたちはしっかり前を向き証書をもらう時には古森先生に嬉しそうな笑顔で「ありがとうございます」とお礼を言って受け取ると、花道を歩いて待っているお母さんに「ありがとう」と言って渡します。初めて式の練習を見た○○先生はお母さんに負けない位泣いてしまうほど代感動だったようです。らいおんぐみではお部屋に戻ると子ども達がお母さん達に「今日はどうでしたか?」と尋ねました。すると「お返事がみんな大きくて格好よかったです」「うたもとても上手でびっくりしました」と言ってもらって子ども達はますます自信をもったようでした。

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 その後、年長児は自由参観でしたが自分の名前を書いた習字を貼ったり、今まで水栽培していたヒヤシンスの球根を持ち帰る準備などをしたりして卒園の準備で大忙しでした。クラス別おわかれ会では、ひよこ組・年少・年中・年長組の役員さん達が楽しいゲームや作ったり描いたりする活動を考えて下さり、みんなで楽しむことができました。たんぽぽぐみでは、自分の子どもの「手当てゲーム」をしたそうです。布で姿を隠し手だけを見て自分の子どもの手を当てるゲームでしたがさすがお母さん方ほとんどの方が正解だったそうです。そして各クラス、一人一言では年長組では3年間の思い出を涙を流しながら語られたり、年中、年少組ではまた来年、クラスがバラバラになってしまうかもしれないと別れを惜しんだりと様々な一言が聞かれました。そして、1年間お世話になった役員さんへ子ども達手造りの日めくりカレンダーやボード、そして花束をプレゼントしました。私たち教師も手づくりの心の込もった素敵なプレゼントを頂きました。一生の宝物です。

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 年長は18日の卒園式が幼稚園との本当のお別れになります。その日が子ども達にとって、保護者の方々にとって心に残る日になるよう、あと3日ですが大切に過ごしていきたいと思います。今日は全園児の保護者の方々、ありがとうございました。

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2009年2月19日 木曜日

 年長児にとって「最後の発表会やね!」と子ども達が期待と緊張感をもって臨んだミニ発表会でした。らいおん組では、発表会の日、Hちゃんが欠席していたことから、子ども達は「Hちゃんのお母さんは絶対来るよね!じゃあ、Hちゃんのためにがんばらないとね!!」と張り切っていました。しかし、欠席していたHちゃんのお母さんだけでなく、ひよこ組から年長組までたくさんの方々が来てくださいました。ほとんどの方が最初から最後まで、子ども達の演技や歌を見て拍手を頂き、大喜びでした。

 プログラム13番は年長の鍵盤ハーモニカと歌です。「ビリーブ」を歌った後、アンコールの手拍子に古森先生から「よかったね!アンコールはもっと声が聴こえないといけないから、もう一本マイクを増やしてあげるね!」と気持ちを盛り上げてもらって「うまれてきてくれてありがとう」を歌いました。明日は赤コースのミニ発表会です。ぜひ、子ども達が楽しそうに演技している姿を御覧下さい。

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 ちょっと風が冷たい中、たくさんの子どもたちが戸外に出て遊んでいました。砂場では、大きな山と川ができ、‘チョコレート工場’と称して、ダイナミックな遊びが始まっていました。気がつくと、参観に来られていたお母さんも一緒になって穴を掘ったり、山を作ったりして下さっていました。子どもたちは嬉しくなって、いつもよりはりきっていました。大きな山ができあがると、「なんだか気持ちいいです。」と、お母さんも楽しそうでした。また、長なわとびのコーナーでは、お母さんがなわをまわして下さっていて、数分後には大行列ができていました。ぱんだ組のK君は、「63回も飛べたんよ!!」と、嬉しそうに報告しに来てくれました。「えー!すごいやん!」と答えると、こっそり私の耳に手をあてて、「あの○○ちゃんのお母さんのまわし方がとっても上手なんよ。」と、教えてくれました。本当に、たくさんのお父さんやお母さんが一緒に遊びに参加して下さっていて、子どもたちものびのび遊ぶことができています。子どもたちが何気なくしている遊びが、実際は長時間続いていたり、とても大きな力や体力を使ったりしています。 そして、今日りす組は、少し片付けや給食の準備が遅くなってしまって、することが押せ押せになってしまいました。年中さんは、今、年長さんになるための準備をしています。しっかり教師の話を聴くこと、自分で次は何をするべきか考えて行動すること、ルールはしっかり守ること・・・など、頭をフル回転させて毎日過ごしていけるように、私たち教師も、子どもたちに目的をしっかり伝え、先を読みながら行動できるような環境を作っていきたいと思います。

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 今日もたくさんの保護者の方々に自由参観日に来ていただき、子ども達も心なしか心ウキウキして園庭や室内で遊んでいるように見えました。室内を覗いてみると、さくら組では何人かの子ども達が集まって何やら真剣に作っているようでした。そっと覗いてみると、K君が「先生。今ね魚釣り作りよるんよ。」と作った釣竿とバケツを見せてくれました。「釣りがしたいけん池が欲しいな。」と口々に言うので、水色の布を出してあげると新聞紙を丸めて池の周りの岩を作り始めました。すると、Y君が「魚だけじゃ寂しいけんワカメと船を作る。」と船も作りました。釣り堀が完成すると、子ども達がそれぞれに作った釣竿をもって釣りを始めました。魚には穴があいていて、釣竿のひもをひっかけるようになっていました。なかなか釣れずに悪戦苦闘している子もいましたが、コツを掴んで一匹二匹と釣っている子もいました。一人が作り始めた魚釣りが、子ども達の発想でこんなに広がりみんなで楽しむことができていました。ここからまた遊びが広がっていけるよう明日の環境を考えていきたいと思います。

参観日最後の明日は、赤コースのミニ発表会です。子ども達は「また衣装が着れるね。」「お母さんが見にくるんよ。」と嬉しそうです。

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コメント (「最後の発表会☆」らいおん組 丸山美和  「お父さん、お母さんと一緒に…」りす組 岩城悠  「釣り堀ができたよ♪」さくら組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)