2013年10月21日 月曜日
今日は、昨日降った雨であちらこちらに水たまりがたくさん出来ていました。それを見た子ども達は、裸足になって楽しそうに遊んでいました。
遊んでいると、「地震です、地震です」と、園内中に放送が流れました。何も聞かされていなかった子ども達は、いきなりの放送に少しびっくりしていたようでしたが、放送をしっかりと聞いてすぐに教師の所に集まり、だんご虫になって避難していました。遊んでいる中だったので、年長フロアーが気になり上がってみると、子ども達は防災頭巾をかぶってみんなで身体を寄せ合い机の下に隠れていました。どのクラスを見ても教師がいなくても、自分達でやっていたのです!!私は内心、「すごい!!」と思いながらも、子ども達がケガのないよう避難できるように誘導をしました。園庭に避難した後、副園長がしっかりと話を聞いて避難すること等を話してくれました。そして、地震、火災、不審者の違いについても話してくれ、子ども達もしっかりと理解して聞いていました。これからも、何があっても落ち着いてしっかりと判断して動けるように、していきたいと思います。一回一回の練習を大切にしていきたいです。
今日の給食は、子ども達が大好きな野菜たっぷりのシチュー、パン、バナナ、オレンジジュースでした。子ども達は、鍋のふたを開けると、「うわ―!!全部大好き!!」と言いながら、何度もおかわりしていました。
2013年9月3日 火曜日
2学期が始まり元気いっぱいの子ども達は、かけっこやリレーを始めたもののあいにく雨が降り出し、ちょっぴり残念そうな表情でお部屋に入っていきました。
今日くじら組では、2学期最初の習字がありました。菅野先生の話をしっかりと聞き、一文字づつ丁寧に書く姿が見られ、2学期になって見ていると1学期よりも丁寧に書けるようになっていて、菅野先生からも褒められとても嬉しそうでした。書き順もしっかり覚え、バランスよく書けるようになっていました。
ぞう組のSくんがお家で育てたスイカを幼稚園に持ってきました。袋から出そうと持ち上げたところ手が滑って下に落としてしまったのです。スイカは割れて真っ赤な実が飛び出してしまい、種と赤い汁が床に散ってしまいました。「どうしよう」と、困っているところにやってきた副園長が、「どうしたの?」と、声を掛けてくれました。副園長は、くずれたスイカ1かけを手でつまんで口に入れると、「あまーい」と、声をあげました。それを見てSくんの表情が安心したような笑顔になりました。そして、そのスイカをどうするか副園長と相談し、クラスのみんなで食べることにしました。グループごとに分かれてスプーンですくってみんなで回しながら食べました。ぞう組の部屋からはスイカの匂いがプンプンしていたのに気が付いた他のクラスの子ども達も覗きにきては、「一口ちょうだい」と、食べていきました。皮のほとんど内側まできれいに食べた後、みんなでSくんにお礼を言っていました。
2013年6月26日 水曜日
参観日2日目。朝から雨がどしゃぶりでしたが、子ども達は気にすることなく楽しく活動をしていました。図書館で本を読む子、ピロティーで泥団子を作る子、魚釣りを楽しむ子、迷わず遊びこんでいきます。たっぷりの時間を遊びこんだ子の泥団子は、いつもより大きくて固くてまん丸で驚きました。図書館では、ぱんだ組・ひつじ組の子ども達が思い思いに本を読んでいました。中でも、教師が気が付いたのは、絵本や物語ではなく、図鑑を見ながら会話をする子ども達の姿でした。自然・虫・植物等々、ここでも子ども達は、自分達の体験が興味の対象になっているのでしょう。又、魚釣りでは、いつもあちらこちらを渡り歩いていたAちゃんが、長時間集中して遊び、魚釣りの名人になっていました。雨もまた楽しく、違った子どもの姿が見られました。
くじら組、くま組では、7月2日伊予鉄高島屋であるちびっ子七夕まつりのイベントに参加するために、歌や合奏等を練習しました。最初は、こわばっていた子どもの表情も、副園長が来て話してくれるとすぐに和らいでいました。歌は、みんなの大好きな「にじ」の歌を歌います。そして、もう一曲は「たなばたさま」で、前回の手話教室で習ったばかりなので、心を込めて手話付きで歌うことになりました。そして、合奏「きらきら星」では、副園長がみんなに、「どんな楽器がしたい?」と聞くと、「タンバリン」「太鼓」「旗」と、それぞれが言って、自分でやりたい物を選んでリズム打ちをすることにしました。リトミックの経験ある子ども達は、自分達でリズムに合わせて、二分ちゃん・四分ちゃん・まんまるちゃんをしていました。旗の子ども達も、大きな旗を持ったつもりでリズムに合わせて左右に思いきり振っていました。最後は、笹飾りの簡単な付け方を教わり、準備万端です。当日が楽しみです。
今日は、今学期最後のお弁当日でした。「お母さんが作ってくれたお弁当はおいしい」と言いながら、嬉しそうに食べていました。
2013年6月6日 木曜日
年長児が毎日水やりをして世話をしていた駐車場の畑のきゅうりが食べごろになっていました。そのことに2・3日前から気が付いていた副園長は、年長児達が気付くのを毎日待っていました。気付かない子ども達と、気付かせない教師にとった手段は、そのことに気が付いた年中と年少の教師と子どもが収穫するという方法でした。それでも年長児からは、あまり反応が返ってこなかったのです。これではいけないと感じた教師達は、子ども達に気付いてほしいと思いながら声を掛けました。それでも、「虫が食べたのかな?」「また植えたらいいやん」という何とも思い入れのない表情と言葉が返ってきたのです。そこで副園長が、みんなで一生懸命毎日水やりをしていたこと、きゅうりもみんなにとってもらって食べて欲しかったこと、このきゅうりの代わりはないこと等を分かるように話してくれました。やっと様子がつかめた子ども達は、眼科検診から帰ると走って年少・年中の部屋に行きました。「私達が育てたきゅうりが採られたんですけど誰か知りませんか?」と言うと、年中の教師が「私達が採ってしまいました。ごめんなさい」と、言いました。すると、「年長さんが世話をしているので、次は私達が採ります。採ったら、みんなで分けて食べたいです。」と、自分の思いを一生懸命伝えました。その後、畑がどうなっているか見に行くと、1本だけ大きなきゅうりが残っていました。それを見た子ども達は、みんなが「あった!!大きいきゅうりあるよ!!」と、指を差して嬉しそうに話していました。すぐに副園長に報告すると「みんなのために1本だけ神様が残してくれとったんやね?それを採っておいでよ」と言われ、子ども達と教師と飛び上がって大喜びでハサミを持って採りにいきました。「採ったきゅうりは、今日みんなで分けて食べようか!!あっ!!それと、みんながじゃがいもを植えた畑で育ててくれたなすびを、今日山本さんが持ってきてくれたから、それも分けて食べようか!!」と言ってくれました。それを聞いた子ども達は、急いで昼食を食べにいきました。
そして、まだ眼科検診から帰ってきてないきりん組さんとぞう組さん、他のクラスにも分かるように放送もしたらいいよと言ってくれたので、クラスから一人ずつ代表で放送をしました。「年長さんが世話をしたきゅうりをみんなで分けて食べるので、13時には外に出てください」と、放送をしました。
すると、どのクラスも遅れることなく集まってきました。副園長がみんなの前で、包丁で全員分切って分けてくれました。塩を振りかけたきゅうりとなすびをクラスに分けて食べると、くじら組では、「めちゃくちゃおいしい!!」と言ったり、帰りのバスに中では、「今日のなすびときゅうりおいしかったんよ、でもお家にはこんなにおいしいなすびはないんよ」と、しきりに話していました。
今年の年長の課題は、自分の思いを言葉にしてすぐに伝えたり、表現したりすることと、主体的に行動できるようになることだと感じています。もし自分がいじめられても言えない、他人が困っていても手助けできない、誰かに背中を押してもらって始めて動く子どもの姿に、もうひとつ自信を持ってほしいと思うのです。
2013年5月16日 木曜日
昨年度、幼稚園で見つけて飼育ケースに入れておいたカマキリの卵がかえっているのを見つけた子ども達は、虫かごをテラスに持ってきて、興味深々で覗いていました。小さな小さなカマキリが、何匹も何匹も数えきれない程動いていました。触ろうとする年少児に、年長児が「今は触ってはいけないよ」と、優しく声を掛けていました。順次登園してきた子ども達も、一度足を止めて覗いてから部屋に上がっていました。昨日帰りに、何を食べるのだろうとくま組で話題していたことで、Nちゃんはお母さんに聞いて、アブラムシを持ってきました。そのアブラムシがついている葉っぱに、カマキリを乗せると、「あっ!!今食べた!!」と、大はしゃぎしていました。他にも、何を食べるのか自分達の図鑑で調べる姿も見られました。そして、みんなに見せたいと一階のさくら組テラスの横にセッティングして、表示もつけました。
畑に水やりに行くと、以前自分達が植えたトマトのりり子に黄色い花が咲いているのを見つけました。子ども達は嬉しくなって葉っぱをめくって、他にも咲いていないか探していました。前に植えた時よりも伸びて、大きくなっているりり子に年長児達は、「いつトマトの実が出来るんかなぁ」と言いながら、水やりを続けていました。野菜畑の近くで元気いっぱい育っている向日葵やマーガレット・タチアオイにも水やりしながら、「早く大きくなるといいね」と、優しく声を掛けていました。
こうして、園内や周辺にあるたくさんの自然の中で、子ども達は改めて野菜や花・動物が生きていくためにお互いが助けたり、助けあったりしていて必要であることに気が付いていくのです。私達教師は、一緒に感じたり話をしたりしながら、その心を伝えていきたいと思うのです。
2013年4月22日 月曜日
今日は、戸外にたくさんのコーナーが出ていました。登園してきた子ども達は、カバンをかけたまま立ち止まってその環境を、楽しそうに見ていました。
浸し染めのコーナーでは、キッチンペーパーを思いのままに折って、角々に赤・青・黄の3色の絵の具を浸して、色が広がる様子を見守っていました。そして、破れないようそっと広げてみると…「わぁー!!」と、思わず声をあげました。3色しかないのに、色と色が重なった部分が緑やオレンジ、紫色に変わったことに気が付いた子ども達は、白い所が残らないように丁寧に浸していました。
こいのぼりコーナーでは、広告や包装紙等を使って手作りのこいのぼりを作っていました。年少児でも上手に折ってのりを付け、うろこも作って貼り付けていました。出来たこいのぼりは、テラスのひもにつるし、自分で作ったこいのぼりを嬉しそうに眺めていました。
年長児は今日、5クラス集まってフォークダンスとリトミックをしました。しぶちゃん・にぶちゃん・まんまるちゃん・さぶちゃん・はっぷちゃんを一つずつ説明し、4拍の中にいくつ音が入るのか聞き耳をたて、手拍子をしたり身体を動かしたりしていました。お部屋の中でもいろいろな場面で取り入れて楽しみながら、親子運動会に向けて出来るようにしていきたいと思います。
今日の手作り給食は、野菜たっぷり具たくさんの焼きそば・パン・りんご・牛乳でした。年長フロアーでは、特別にお鍋にいっぱいの焼きそばが2鍋作られました。「いただきまーす!!」の挨拶を同時に食べ始めた子ども達は、もりもり食べておかわりにやってきました。お皿に盛ると、「もっと、もっと」と言って、おかわりの大盛りを注文する子供たちに、鍋はたちまち空っぽになりました。今日の焼きそばには、園の畑で育ったニラも大量に入っていて、ニラの香りを楽しんでいて、さすが三葉っ子の食欲は大したものだと嬉しくなりました。
★今日のメニュー★
野菜たっぷり具たくさん焼きそば・パン・りんご・牛乳
また次回の給食を楽しみにしているようでした。
2011年3月2日 水曜日
今日は、園の裏山から「ホーホケホケキョ」とうぐいすの声が聞こえてきました。そのうぐいすは、まだ「ホーホケキョ」と鳴くことができず、「ケキョケキョ」だったり、「ホーホーケキョ」だったり鳴き方がまだ完全ではありまんでした。、、、どうやら練習中のようです♪頑張れ頑張れと思って聴いていると「ホーホケキョ」と鳴くことができました。そんなエピソードをひつじ組の子ども達に伝えるとお部屋から見える裏山の梅の木を見てじっと観察していました。その時は、うぐいすの鳴き声は聞くことができませんでしたが、春がきたの歌を思い出しながら春の訪れを感じて口ずさむ姿がありました。
戸外では、うさぎ組のT君がままごとをしていると、ピーマンを見つけ、包丁で半分に切りました。
すると中から種が出てきました。「先生、種がある〜植えたら実がなるかなぁ?」というと副園長の所へ聞きにいきました。そして、「赤茶色や黒の種はお母さんの種で、白い種は赤ちゃんの種だからもしかしたら土になってしまってできないかもしれないよ!!!でも、植えてみれば」と言われたT君は植えてみることにしました。園庭にある畑を見つけると、この前、じゃがいもの種芋を植えた時のことをよく覚えていてあまり深く掘らないように、また上からやさしく土をかぶせていました。そして、砂場へ行きやかんを見つけ、水をくんでピーマンに水をあげていました。「でもこのままだと、どこに植えたのか分からないよね」と言って、部屋に走って行きました。、何をしに行ったのか見に行くと、廃材箱からダンボールを見つけ、マーカーで「ピーマンの種を植えました」と書いていました。雨が降るといけないので、透明のナイロンをかけ、濡れてもいいようにしました。そして、毎日水をあげると言って帰りました。
今日のお昼の放送では、楽しい声当てクイズがありました。「私は、誰でしょう? 」放送を聞いた子ども達は耳をすませて聞きました。1番目は、原田先生。2番目は、水木先生。3番目は「ヤッホーヤッホー」わたしは誰でしょう ?ー古森先生ーそして、4番目の声を聞いた子ども達は「中田先生やぁ〜!」「預かりの三好先生?」と聞いたことのないような声に友達と首をかしげていました。4番目の答えは、女の人の声をマネした丸山先生でした!!! 丸山先生の声を聞いた子ども達は、「えー!!! 」と大笑いでした残り少くなった3学期の放送を楽しいものにして子ども達と楽しんでいきたいと思います。
コメント (ひなんくんれんをしたよ★ くじら組 河野ゆい はコメントを受け付けていません)