幼稚園の日記(ブログ)

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2010年4月28日 水曜日

  今日も自然の中で すてきな場面を見つけました。

  朝一番、たんぽぽの綿毛を見つけた子どもたちは、綿毛をそっと吹いて風にのせてあげていました。

 もうひとつ副園長が見つけたかわいい「ねぎぼうず」のまわりに、子どもたちがたくさん集まっていました。「これはね、ねぎが大きくなって、うーんと言って、お洋服を脱いだんだよ。ほらお洋服が、ここにまだついているでしょ」と見るとねぎぼうずの下にまだ皮が、残っているのを見つけました。このねぎは、手作り給食の残ったねぎの根っこを切って植えた物がこうして大きくなったのでした。副園長はねぎのやわらかそうなところをちぎり口に入れると、そばにいる子どもたちの口にも入れました。すると「ワーホントねぎだ!!」と言って大喜びのこどもたちでした。

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そして、園庭にには、1番から6番までのバスの番号札が並びました。

これは、副園長が、「運動会に向けて、リレーじゃなくかけっこをするにはどうしたらいいだろう」と考えて出してくれたアイデアでした。スタートラインには、ひとりずつが並べるスペースがあり、それれを見た子どもたちは、年長さんからひよこさんまで、自然にルールが分かり、やる気満々で、競争意識を持ってスタートラインに並んでいました。

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 外でたっぷり遊んだ後、「古森先生のところに集まって」の声と共に、全園児が副園長のところに集まりました。

 そして、ステキな自然の贈り物のお話を聞いたのです。この季節ならではの「はち」「ちょうちょ」「ねぎぼうず」「さやえんどう」の話を子どもたちは、皆、興味深く聞いていました。そして、その中にも触っていけないもの「けむし」や「ムカデ」がいる事も知りました。

 また先日のブログにでていたさやえんどうの話は、特に興味深かった様でした。

 きりんぐみの子どもたちが、さやえんどう豆になり、豆の並び方を実際にして見せてくれたのです。

 副園長が「豆のおうちに入ってください」と言うと、男の子と女の子が交互に一列に並び、手を開いて「おうちが開きました」と言うと男の子、女の子がぱっと左右に別れて2列に並ぶのです。本当にそれは、機敏な動きのかっこいいきりんぐみさんたちでした。

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 こうして楽しくおもしろく、そして、自然の中で気づいた事が生活の中で生かされていくことは、すごい事だと思いました。

 これが、生きる力につながっていくのだと改めて自然からの学びが心の宝物となっていくのだと感じました。

 又、年少組のたんぽぽぐみの子どもたちも、年長さんと年中さんに混じって、しっかりとその話を聞いていたのには驚きました。

 砂場でのお山作り、お料理作りと、たっぷり外遊びを楽しむ中で、こんな風に次々と自然がくれる贈り物に子どもたちと気づいていけるようになりたいと思いました。30日の参観日には、またキラキラした輝く目の子どもたちをみていただけるといいなと思います。

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コメント (みんな自然の仲間だね。    たんぽぽぐみ  吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)

2010年3月15日 月曜日

 今日は、園内さよなら会がありました。園内さよなら会とは、年中・年少児が中心になって卒園する年長児を送る会です。そこで教師達は、年長児とかかわって思い出を作り、凛々しい年長児への憧れの気持ちを持つようになって欲しいと願って、楽しい会になるように盛り上げていきます。年中・年少児は協力して金曜日に飾り付けをしたり、練習をしたりして準備を進めてきました。そのことで、今朝、家から飾りを作ってくる子どももいて期待を持って登園してきた様子がうかがえました。

 たんぽぽ組は、ぱんだ組、ぺんぎん組と一緒にくま組を送ることになりました。くま組が通る花道を作り、「まだくま組さん来ないかな?」と胸をワクワクさせて待っていると、くま組がやって来ました。ピアノのリズム、手拍子に合わせて堂々と入場して来たくま組の姿に、年中・年少児は感嘆の眼差しで、その様子を見ていました。年中児が中心となり会を進行していくので、年中児達からは気合が感じられました。プログラムの番号を呼ばれると、速やかに自分達で並んで進行することができていました。会の中では、歌を歌ったり、ゲームをしたりして楽しみ、年長児と遊んだ思い出を作りました。また、今回はプロジェクターを使って幼稚園での思い出を振り返るという新しい試みも取り入れてみました。プロジェクターに映し出された写真を見て、「夕涼み会の盆踊りが楽しかった!」「お泊り保育では、ハンバーグを作った!」「運動会のリレーを頑張った!」など、年長児から声が聞かれ、楽しかった思い出を振り返ることができました。年中・年少児は作ったプレゼントを年長児が喜んでくれたことが、とても嬉しかったようでした。そのお返しに、くま組からは「ビリーブ」の歌をプレゼントされ、その歌声や歌う姿に、年中・年少児は目を奪われていました。まだまだ、一緒に遊んでいたいけれど、楽しい時間は、あっという間に終わってしまいました。しかし、次は子ども達の大好きな手作り給食が待っていました。

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 今日が今年度最後の手作り給食になるということで、いつも以上によく食べ、たくさんお代わりをしていました。今日の豆乳シチューは大人気で、普段は牛乳が苦手な子どももお代わりをするほどでした。その他のメニューは「大豆ご飯・納豆揚げ・さつまいもと人参の素揚げ・大根サラダ・さつまいものケーキ・幼稚園で採れた茎ブロッコリーの塩ゆで」と盛りだくさんでした。4月からのことを思い返すと、たんぽぽ組の子ども達も、食べられる野菜が少しずつ増え、食べる量も随分と増えました。手作りの給食をクラスのみんなと楽しい雰囲気の中で食べることで、こんなにも食べられるようになるのだと驚くばかりです。手作りの大切さ、温かさを再認識させられました。

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 今年度も残り5日となりました。たんぽぽ組の子ども達と進級に向けての準備を進めながら、残りの保育日が楽しくてたまらない日になるようにたくさん遊びたいと思います。

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コメント (「年長さんかっこいいね!」 たんぽぽ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2010年2月18日 木曜日

 先週から、たんぽぽ組の子ども達はお店屋さんごっこをしています。初めは、廃材の中にあったお弁当箱を使ってお弁当屋さんをしていましたが、年少児にはイメージが膨らまず、すぐに終わってしまいました。そして、年中・年長のお店に買い物に行って、色々な物を目にした子ども達は、大好きなあめ屋さんをしたいと思いつきました。包装紙や新聞の広告を使ってねじると簡単にきれいに出来上がるので、作ることをとても楽しんでいましたが、今日からはお店作りが始まりました。早コースで登園してきたKちゃんは、所持品を片付けると、すぐに廃材の中から屋根の柱に使えそうな廃材を探してきて、屋根作りを始めました。友達と協力して、柱をガムテープで支えたり、屋根はどうやってくっつけるのか考えて工夫したりする姿が見られました。お店が出来上がると、あめを並べて、早速たんぽぽ組のあめ屋さんが開店しました。あめ屋さんができたことを聞いた年少児や年長児がお店にやって来ると、「いらっしゃいませ!」「100円です!」「ありがとうございました!」と威勢の良い声が聞かれ、お客さんとのやり取りを楽しんでいました。商品が減ってきたことに気づいたYくんが、「あめを作らないかん!あめの工場作ろう!」と言って、商品のあめ作りができる工場を作ることにしました。売り手には女の子、工場は男の子に分かれて、協力し合いながらあめ屋さんごっこを楽しんでいる子ども達の姿を見て、とても嬉しく思いました。他のクラス、学年のお店に行って買い物をすることで、刺激を受けたり、ヒントをもらったりして自分達なりの遊びを広げている子ども達と一緒に、楽しさを共有しながらお店屋さんごっこを盛り上げていきたいと思います。

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 年中組は、月曜日に行くことができなかった「じゃがいも植え」に出掛けました。農園に行くバスの中で、副園長の「外の木を見てみて。葉っぱがないね。」という声で、道路端の木に葉っぱがないことに子ども達や教師も気づきました。「春になったら、葉っぱを出す準備をしているんだよ。」と教えてもらい、改めて見てみると小さな葉っぱが出ている木があることに気づき、少しずつ春が近づいていることを知ることができました。今日は、年中組が植えないといけないという自覚を持って、話をしっかりと聞いてじゃがいもが寒くないように、優しく土をかけて植えることができていました。農園にもビワの木があり、幼稚園のビワの木と同じ時に植えたという話を聞いた後、「どうして同じ時に植えたのに、大きさが違うんだろう?」という副園長の質問に対して、「陽の当たり方が違う。」「水が違う。」など、子ども達なりに色々と考えた答えが出てきました。じゃがいも植えの経験だけではなく、周りにある自然のことにも目を向け、様々なことを感じることのできた年中児達でした。

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コメント (「あめ屋さん開店!!&じゃがいも植え」 たんぽぽ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2010年1月28日 木曜日

 昨日の降園前、子ども達と月刊絵本を読んでいる時のことです。氷の写真を見て、子ども達が「わぁー!!きれい!」と歓声をあげました。先日とても寒かった日に教師が鍋に水を張って帰った翌日氷ができていたことがありました。その日は、子ども達とその氷を使って遊び、氷の冷たさや滑ること、なぜ水が氷になったのかなど不思議体験をしたことを思い出しました。そこで、子ども達ともう一度氷を作ろうということになりました。しかし、この温度では氷は作れないのですが、子ども達にはそのことを伝えず、先日と同じように一晩待つことにしました。もちろん、今朝はとても暖かく雨も降っていたので氷はできていません。登園してきた子ども達は、「何で氷できてないんかな?」「ねえ、何でかな?」と考えていました。「雨が降ったけんやない?」「雪が降らんけんよ!」「寒くないけん!」など、子ども達なりに話し合っていました。その日、その時でしか体験できない自然を体験させ、その時生まれる「なぜ?どうして?」を沢山刻んでいきたいと思うのです。

 

 私は、最近考えさせられたことがありました。たんぽぽ組の子ども達は、発表会で歌う「アイアイ」の1番と2番の歌詞がごちゃごちゃになってしまうのです。どうすれば間違えずに、自信を持って歌えるようになるのかと悩んでいましたが、ビワの実が実った時期。ビワの歌を歌う時に”イメージを膨らませながら歌うと良い!”という副園長の話を思い出しました。そして、今日は「アイアイ」の曲をイメージしながら壁面作りをしようと思いつきました。早く登園してきたHくんと包装紙を使って、南の島作りをしているとバスの子ども達がやって来て、「何しよん?」「私も作りたい!」と言って一緒に作り始めました。「何つくりよるかわかる?」という私の質問に対して、「島作りよるんやろ?」とKちゃん。「木も作らんといかん!」とMくん。「葉っぱも付けよう!」とTくん。子ども達から色々なアイデアが出て、南の島が出来上がりました。そこに、私が描いた”としお先生ザル”を飾ると子ども達は大笑いで、早速サルを描いて飾ることにしました。「おさるさんの目はどんなんやったかな?しっぽは短かったっけ?」と私がとぼけていると、「目は丸いよ!」「しっぽは長い!」と歌詞を思い出しながら子ども達は描いていました。すると、「先生!猫描いたよ!」とNちゃんが持ってきました。「Nちゃんは、まきばのパーティーの猫さん描いたんやね!」と私が驚くと、「僕はライオン描く!」「俺はかいじゅう!」とイメージが大きく膨らんで、たくさんの動物が住むたんぽぽ組オリジナルのアイアイ島ができました。

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 市民会館でのリハーサルまで、残り1日となりましたが、子ども達の意識も随分と高まってきたようです。子ども達の生活の中で、指導するチャンスを逃さないこと。そして、子ども達の意識が持続されるような言葉掛けをすることを職員会で話し合いました。教師も考え、悩みながら子ども達と共に成長することができるようにしたいと思います。

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コメント (「たんぽぽ組のアイアイ島!!」 たんぽぽ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2009年12月17日 木曜日

 今朝、戸外の環境を用意していると、副園長がある物に気がつきました。それは、びわの花でした。とても寒い時期なのに、白くて可愛らしい花が咲いていることに私は驚きました。花が咲くのは春というイメージがあったので、不思議な感覚でした。しかし、その花は周りから幹にかけてベージュのビロードの布に包まれているかのように守られていました。園内の木も葉を散らせて、少し寂しい気もしましたが、びわの花のように今の時期から花を咲かせ、実を作る準備をしている植物もあるということを、子ども達にも気づかせていきたいと思います。テント下に吊るして干している大根はくの字に曲がり、そろそろたくあんの漬け時になりました。テラスの干し柿も良い色合いになってきています。その季節にしか食べることのできない物を味わうという体験を大切にしていきたいと思います。

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 今日は年中・年長はアイススケートに出かけました。年少児は園内でお留守番でしたが、思い思いの遊びをみつけて友達と伸び伸びと遊んだ後、登園日も残り3日になったので保育室の掃除や自分達が使った用具を洗ったり、身の回りの整理をしたりしました。YくんとAくんはほうきとちりとりを持ってきて、掃き掃除を始めました。Kちゃんは友達と新聞紙で窓ガラスを拭く姿がみられ、進んで片付けることができました。掃除が終わると、「お家の掃除もする!」「おもちゃを片付ける!」という声が聞かれ、家に帰ってからお手伝いをしようと張り切る姿もみられました。今朝、たんぽぽ組のHくんが上機嫌で登園してきました。お母さんに話を聞くと、昨日のサンタクロースさんにもらったプレゼントが嬉しかったようです。家に持ち帰ってから、家族でカルタを楽しんだということでした。このことを聞いて、サンタクロースさんも喜んでいると思います。明日は午前保育ですが、残り2日間を楽しく過ごせるようにしていきたいと思います。

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 さて、アイススケートに行った年中・年長児は2回目ということで自分の靴のサイズをフロントで伝えるという課題が与えられました。前回欠席して行けなかった子も、今日の50分のスケート時間内に、周りの子達を見よう見真似で、一人で立つことができるようになりました。2回とも参加した子ども達は、前回よりも上手く滑れるようになったり、一人で立つことができるようになったりして、それぞれが満足感や達成感を味わうことができました。

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 また、今日は昨日のお楽しみ会でサンタさんからプレゼントをもらえなかった教師を心配した子どもから、サンタさんよりもっと嬉しいプレゼントが届き、大感激でした。廃材で作ったケーキや手作りのブレスレットなど、どれも時間をかけて作った心のこもったプレゼントでした。相手の気持ちを思いやることができる子ども達に、私達教師も一人ひとりに心を忘れないで接していこうと話し合いました。

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コメント (「みんなで大掃除&素敵なプレゼント!」 たんぽぽ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2009年11月20日 金曜日

 今朝、バス停に子どもを迎えに行くと、年中のMちゃんとTちゃんがもみじを手にバスに乗ってきました。どうやらバス停の近くに落ちていたものを拾ってきたようです。そして、「まっ赤だなぁ♪まっ赤だなぁ♪」と歌を歌い始めました。歌からも季節を感じ、とても和やかな雰囲気でした。

 そんななか、たんぽぽ組の子ども達も寒さに負けず、戸外でしっぽとりゲームをしたり、踊りを踊ったりして体を伸び伸びと動かして遊んでいる姿が見られています。また、きれいな泥団子を作ったり、包丁ままごとコーナーで料理を作ったり、1つの遊びに集中して取り組んでいる姿も見られるようになりました。今週の火曜日の話になりますが、たんぽぽ組のSちゃんが脱穀のコーナーで、お米のもみとりをしていました。そこに私もかかわったことで、何人かの子ども達が集まり、脱穀をしてみました。これがきっかけとなって、水曜日・木曜日とたんぽぽ組の子ども達はお米とりを楽しんでいました。今までは、稲穂を割り箸ではさんでお米をとっていたのですが、年少児には難しいと考え、指先を使ってとってみることにしました。始めは力の加減がわからず、なかなか上手くとれませんでしたが、徐々にこつをつかんでくると、「お米とり楽しいね!」と言って、何粒も何粒もとっていました。お米をとる際に、お米が跳ねてこぼれてしまうので、「お米は大事にせないかんよ。こぼれたら拾おうね。」と声を掛けると、子ども達も一粒一粒拾い集める姿が見られました。そこで、Mくんはお米を入れ物の淵に当てて、手の平で押さえて引っ張ってみました。すると、お米は飛び散ることなく、入れ物の淵に沿って落ちていきました。私は驚いて、「Mくん!すごいね!お米がこぼれてないよ!」と言うと、Mくんはとても得意そうにうなずきました。子ども達は遊びの中で試したり、考えたり工夫していきます。そして、遊びやすい方法や、生活しやすい方法を生み出していきます。Mくんも、色々と試していくうちに、この方法に気づいたのだと思います。園庭に干した稲は、子ども達の頑張りで残りわずかになってきましたが、この活動を通してお米が自分達の口に入るまでには、作ってくれて人、またお米を収穫してくれた人など、たくさんの人の苦労があることを伝えながら、お米を大切にする気持ちを育てていきたいと思います。

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 今日は、青コースのアイススケートがありました。年中児は初めてのアイススケートで怖がっている様子も見られましたが、副園長の「立つ時は、両手をついて片方の足を立て、次にもう一方の足を立てて、すーっと立つ」というアドバイスを思い出しながら何度も何度もチャレンジする姿が見られたようです。また、年長児は、年中の時に立つことができなかった子どもも立つことができ、みんなが自分の力で立つことができました。

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2009年10月27日 火曜日

今日は、昨日に引き続いて年長児はホール、年中児は会議室で昨日の続きや修正など思い思いに制作を黙々とする姿がみられました。昨日の年長、年中児の話を聞いて、年少の教師達もさせてあげたいと考え、さくら組前のテラスにみんなで作れるように廃材のコーナーを作りました。

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 登園してきた年少児達は、いつもと違う環境の変化に気づき、「何するん?」「作ってもいいん?」と興味津々でやってきました。たくさんの廃材の中から、気に入った物を集めてくる子、自分のイメージした形の廃材を探す子、廃材の形や大きさにこだわって同じ物を選ぶ子など、子ども達の様子も様々です。色々なクラスの子どもが交わいながら作っていると、たんぽぽ組のHくんが、「Hも作る!」と言ってやって来ました。いつもは戸外で乗り物に乗ったり、室内で粘土遊びをしたりしているHくんが、廃材遊びに興味をもって、自分からしてみたいという姿に私は驚きました。先週から粘土を使ってお弁当を作っていたHくんが、「お弁当作る!」と言って、箱を探して持ってきてサンドイッチを作り始めたのです。それから約30分、紙を切ったりセロハンテープで貼ったりして10個のサンドイッチを作ると、「できた!」ととても満足そうな顔をして持ってきました。

 昨日の職員会の中で、「ガムテープ・セロハンテープの使い方」についての指導がありました。作品を作る過程で、粘着テープも種類によって長所、短所があり、それぞれに適した使い方があること、厚い箱にセロハンテープはくっついても、すぐにはずれてしまうこと、ガムテープの上にガムテープはくっつかないこと、布テープは縦にも切れて少しでくっつくことなど、至る所に生活の知恵があるのです。会議室を覗いてみると、年中児が大きなおすし屋さんを作っていました。牛乳パックをしっかりとつなぐためにガムテープを使っていたのですが、やはり重なり合っている部分がはがれてしまっていました。「あれ?ここテープがはがれとるよ。」と教師が言うと、「本当や!はがれとる!」とSくん。「なんでかな?」と教師が言うと、少し考えて「くっつかんのや!」とSくんは気づきました。そして、はがれている部分を手でちぎって、「こっちに貼ろう!」と他の部分に貼り、無駄のないように工夫していました。

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 明日は赤コースの乗馬があります。たんぽぽ組の子ども達も、今日はピアノの椅子を馬に見立てて、「1・2・3・パァー」と言って馬に乗る練習をしました。馬はデリケートな動物だから、走ったり大きな声をだしたりしてはいけないこと。自分勝手な行動をとらないことを話しました。子ども達は、明日馬に乗れることを楽しみに降園していきました。

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