2011年10月28日 金曜日
昨日に続き今日は青コースが乗馬へ行きました。 今週になって「おんまはみんなパッパカはしる?♪」と、どこのクラスからもお馬の歌が聞こえてきて今日の日を楽しみにしていました。昨日の職員会ではブログに載せたようにポニーがつながれていたことや河川敷が見渡せるきれいな景色に出会えたことなどが話題になり、その時にひよこ組さんも行ったらきっと喜ぶね・・。という話も出たことから早速ひよこ組も行けるように予定を組みました。 今朝それを知ったひよこ組さんは大喜び・・・「おうまさん見にいくんよ?」と会う人会う人に話していました。
バスが一斉に出発し、道中バスが隣合わせに止まると皆が大きく手を振りそれを見たたんぽぽ、ぞう組の子ども達も笑顔で応えていました。5号車バスから見えるお揃いのクリーム色の帽子とチェック柄のスモック姿がとても可愛くて「ひよこ組さんも一緒でよかったね!」と言っていました。
乗馬センターでは背の高い馬が 悠々と歩く姿を食い入るように見つめていた年少児たちは馬をバックに記念撮影している時も後ろが気になって仕方ないようでした。ポニーは昨日と同じように木につながれていて、ひよこ組さんは「ちっちゃいおうまさんがまっててくれたー」と嬉しそうでした。他のクラスが馬に乗っているのを見ると思わず手を振る年少やひよこ組さん、それに応える年長さん、とても素敵な光景でした。
馬小屋見学をしている時、ひつじ組にはとてもラッキーなことがありました。近くで作業をしていたお兄さんが子ども達が「お馬さんは緑の野菜をいっぱい食べるから緑色のうんちなんかなぁー?」と話しているのを聞いて馬の事を沢山教えてくれました。そしてお馬さんは「さとうきびから出来ている角砂糖が大好きなんだよ」と言って角砂糖を持ってきてくれました。それをM君とSちゃんは手のひらにのせて食べさせてあげる体験ができました。手を広げていると唇で食べるから大丈夫!「噛み付いたりしないよ!」と聞いていたのでちょっと緊張しながらも上手に食べてくれるのを間近で見ることが出来ました。
その後昨日話題になった川原へと向かいました。野道を通って川原の見える土手まで上がるとほんとにきれいな景色が広がっていて近くにこんな綺麗な場所があることに感動しました。 自然を大切に・・本当に子ども達の為にそう思いました。
楽しいお馬乗りから帰ると行く時からいいにおいがただよっていた手作り給食が待っていました。 根菜類がたっぷり入った煮物は前日から卵を煮ておいただし汁でごぼう、れんこん、しいたけ、にんじん、厚揚げ、こんにゃくを煮ていたのですが、本当においしかったです。
今日のメニューは枝豆いりのおにぎり、大根、人参、キャベツ、ソーセージのサラダ、さんまの竜田揚げ、煮卵、根菜類の煮物、色合いも味もバツグンで「おかわり?」の声が今日も沢山聞こえてきました。 色々な野菜をパクパク食べておかわりする子ども達の姿に嬉しいやら頼もしいやら、元気な子どもに育って欲しいと願っています。
2011年10月3日 月曜日
今日は登園した子ども達から「先生寒いねー」と言う声が聞こえてきました。日ごとに秋らしくなり、遊んでいる時にたんぽぽ組の男の子達は自分の図鑑を取り出して秋の虫や草花を探して歩く姿が見られました。
事務所前に集っていたので近づいて話を聞いてみると非常用すべり台のところに咲いていたアサガオの花が終わって種が出来ているのを見つけたようでした。赤くなった桜の葉や黄色くなり始めたイチョウの葉を拾っては「あ!これ、これと同じだ!」と嬉そうに図鑑に合わせてみて話をしていました。 今まで沢山落ちていたぎんなんの実もあと少しになりました。
運動会の踊りの「1・2・サラダ」を練習しようと声をかけるとさっと集ってきて並ぶことが出来るようになってきた年少児達は。自分のクラスの丸は小さなサラダのお皿、次に他のクラスと手をつないで作った大きな丸は大きなお皿と隊形移動も上手になってきました。
教師に言われなくても自分達で一つの大きな丸を作ろう!と子ども一人ひとりが意識して出来るようになってきて成長を感じています。 他の種目のかけっこや競技も同じように意欲的に取り組んで運動会までに少しづつ気持ちを高めていく為にはもっと教師が子ども達と一緒に楽しく踊ったり走ったりしてよい刺激になっていきたいと思いました。
プログラムの順に次の活動の為に並んだり待ったりするなど一つひとつの動きを頭を働かせて自分で考えて動けるようになることが課題です。
今日のパン給食は手作りミートスバゲティーが副菜でした。 細かく、細かく刻んだ玉ねぎと人参とトマトの野菜の味を生かしてひき肉と合わせて作ったミートソースは見るからに食欲をそそります。スパゲティーの上にかけて配膳してもらうと子ども達は一目見て「うわー!おいしそうー!」と声を上げまして。そして食べてみると少し甘く酸味もあってとてもまろやかな味で「おいしーい!」「おいしいね!」ついつい早く食べておかわりしたい!と思った子ども達でした。
明日からは火曜日は希望者以外の人はお家のお弁当です。 もりもり食べて空っぽのお弁当箱を持って帰るといいですね。
2011年3月7日 月曜日
雨上がりの今日の園庭は、子どもたちのいつもと違った大好きな遊び場所となっていました。水たまりを見つけた子どもたちは、次々と寒いことも忘れ、裸足になって 開放感を味わいながら遊んでいました。
ふと見るとそのそばの砂場も大にぎわいでした。ちゅうりっぷとたんぽぽ組が、エッサ、ホイサと大きな穴を掘っていました。その大きな穴には、子どもたちが5,6人入れるほどの大きな穴になっていました。「もっと、もっと大きくしよう。」と言いながら、指示をするN君。「お水もってくるよ。」とせっせと水を運んでいるY君。力を合わせて、穴を掘っている姿がとても微笑ましく、又頼もしく見えました。
今、年中さんと年少さんでは、大好きな年長さんとのさよなら会に向けて、準備を進めています。今は、プレゼントする大きな絵を制作中です。さくら組とたんぽぽ組もうさぎ組さんに誘ってもらい、「色は何色にしようか、貼り絵にしようか。」とみんなで頭を寄せ合って相談しました。さよなら会まであと2日。喜んでくれる年長さんの顔を思い浮かべながら、楽しく思い出に残るさよなら会となるよう、子ども達と考えながら作って行きたいと思います。
又たんぽぽ組では、「わたしのえ」の表紙作りをしました。今まで描きためた絵を1枚1枚見せていくたびに自分の描いた絵が懐かしく、歓声があがっていました。入園してからの話をしながら、いろいろな事を思い出して描いた絵の中には、多くの子が、お友達をたくさん描いていました。Mちゃんも次々と大好きな友達を描いて行きました。その下に覚えたひらがなで名前も書きました。又R君の絵の中では、仲良しの友だちがみんな手をつないでいました。その手は、心までつながっているようにも見え、私の心の中まで手のぬくもりが伝わってくるようでした。共に育って行く中で、子どもたちの心もつながってきているのだなあ。と思え、「自分も大切。人も大切。」そう思える心が育ってくれると嬉しいな。と感じました。こんな温かい気持ちを感じさせてくれる子どもたちに感謝の気持ちで一杯です。
お昼には、副園長の心のこもった温かい具だくさんのおみそ汁をお腹いっぱい食べた子どもたちと、進級までの日々を大好きで大切な友達と一緒に1日、1日を大切に過ごして行こうと思います。
2011年2月10日 木曜日
指折り数えて待っていた発表会!いよいよ明日となりました。
例年、前日のの荷物運びは、教師達だけで行うのですが、今年は会場を朝から借りていると言うことで、副園長から特別に練習を兼ねて、子どもたちと一緒に運んで準備して帰ろうと提案してもらいました。普段からできることは子どもと一緒に進めていくようにと心がけてはいますが、願ってもない有難い本日のリハーサルとなりました。
そうと決まると、さっそく教師も子どもたちも頭を使ってどんどん動いて行きます。
古森先生の放送を聞いた年長さん達は、次々と大道具やお面、衣装を運んできました。ぞうぐみのR君、M君、T君、K君達は、大きなガリバーの帽子を友達と協力して持つと「気をつけて」「ぶつかるよ」とお互い友達のことも気遣いながら、自分達の使う道具を大切に運んでいました。
このように、年長さんになると、自分達で協力し合って、物作りから準備、片付けまで意識して、できるようになることもこの時期の目標の一つです。
年長の劇では、舞台の上で、自分達で、大道具を運んだり片付けたりという場面がたくさん見られると思いますが、この生活発表では、その名の通り、普段の子ども達の生活そのものの「発表会」です。今年は、ぴよぴよ保育所から、ひよこ、年少、年中、年長まで、それぞれの子どもたちの年齢に合った生活ぶりが見られることと思います。
また、今日は、バスの運転手さんや中田先生が、お昼もおにぎりを片手に、ずっと子どもたちの市民会館への送迎をしてくれました。市民会館の方も、予定外のリハーサルを快く受け入れてくださり、お手伝いをしてくださいました。三葉幼稚園の子どもたちはいつも暖かい方々に見守られて育っています。有難い事です。
今日は、明日の発表会を楽しみにして頂くために、あえて、今日の練習の写真は掲載しないでおきます。どうぞ、明日のキラキラ笑顔で、演技する子どもたちを楽しみにしていてください。今日は、早めに休んで、明日は元気な顔で来てくださいね。市民会館でお待ちしています。
「発表会がんばるぞー!!」
2011年1月17日 月曜日
「わーこおり!」
朝一番に外に飛び出したkちゃんが園庭の氷を見つけて、大きな声でみんなに知らせていました。土、日曜日でかなり冷え込んだ事もあり、それを予測した教師が、ケースに入れておいた水が、かちかちに凍っていたのです。四角いケースの中で凍ってできたのは、四角い大きな氷。お鍋の中の氷は、丸い氷。2センチくらいの厚さの一枚の大きな氷になっていたのです。kちゃんの声に誘われる様に次々と子どもたちが集まって来て、大騒ぎになっていました。近年、氷を作ろうと水を張っていてもできていたのは薄くてすぐ割れる氷でした。それに比べてあまりの厚さに驚き、くま組のkちゃんは、「わー。アイススケートの氷と同じだね」と言っていました。
昨日うさぎ当番に来た丸山先生から水道が凍っていた事や、インコの水が凍っていたことなどを聞くとI君は「雪が降って寒かったよね」「手も凍りそうやったよね」と次々と自分達なりに感じた事や経験したことを話していました。冬のこうした現象を見たり感じたりするのは、1年のうちでも数少なく、特に松山地方ではそのような機会もとても少ないので、その時をとらえて、子ども達と、味わっていきたいなと思いました。
一方年長さんは、今日のお習字の時間から発表会のプログラムを書くことに取りかかり始めました。1つのプログラムに5人ずつが、お習字の菅野先生から、一文字ずつ教えて頂き、「一、二」と声を出しながら、止めやはらいに意識を持って、一文字一文字気持ちを込めながら仕上げていきました。その出来ばえは、とても幼稚園児が書いた字だと思えない程、力強く、形良く書かれていてびっくりしました。
生活発表会では、劇や踊りの表現だけでなくその中には日頃の生活ぶりも含まれています。お習字で書いたこのプログラムの字にも乞うご期待!です。
又、年少児は、今日初めて会議室で発表会の踊りと歌をしてみました。
子ども達のかわいい振りから副園長にアドバイスを頂き、卵から生まれた恐竜がかわいい振りで踊り始めたり、「チチンプイプイ」「かくれんぼバァ」などの子ども達の大好きな振りを取り入れての年少ならではのあどけなく、かわいい振りで踊っています。
楽しく元気にパワフル笑顔の子ども達を見てもらえるといいなと思います。
そして、寒くてもおそとで思い切り遊んだ後は、楽しみな事がありました。朝から調理室からとてもよい香りがしていたのです。今日は、子ども達の大好きな「玄米スープ」です。
あったかいスープが目の前に並びお椀を持つと「あったかいね。」「早く食べたいな」と言っていました。
美味しい!美味しい!と言いながらきれいに食べると次々におかわりに行っていました。お腹いっぱい玄米スープを食べたR君は「お腹があったかいね」と言っていました。このような時の子ども達の言葉やつぶやきがまた楽しいのです。
心もからだもおなかの中まで暖かくなった子ども達は幸せ一杯の笑顔でした。
2010年12月4日 土曜日
昨日の嵐のような天候が嘘のように今朝は、今日の「お陽さまパワーで美味しい食べ物」のテーマに合わせてくれたように、お陽さまが輝いていました
『きょうのフリースクールは、あきのやさいやくだもので、ふゆのしたくをみんなでしましょう』
今朝、副園長が黒板に書いていた言葉です。朝、皆が集まった中で、秋のお陽さまパワーをしっかりと受けた秋の野菜や果物を冬にいっぱい食べると、薬膳の作用があるという事。冬支度をするために、夏にせっせと食べ物を集めるアリさんと同じだね、と陽差しを浴びた食べ物の栄養価が高い事を分かりやすく話してくれました。
教師たちの四苦八苦しながらのパネルシアターでの説明では、M先生扮するお陽さまを見てひよこ組のT君は大喜びで見入っていました。また、年長や年中の子どもたちは、「太陽パワーで栄養たっぷりのもの何だろう?」の問いかけに、すぐ「干し柿」 「干し大根」「干ししいたけ」を当てる事ができました。
干し柿の縄作りでは、「初めて。」と言われる保護者の方がたくさんおられました。それでも、「やってみたいから!」と積極的に一生懸命子どもたちと一緒に、取り組んでいました。何度もしているうちに上手になり、中には縄でリース作りをしている方も見られました。ひよこ組のKちゃんは、縄を踏む係、お母さんが縄をなう係、そしてお父さんがわらをつぎ足す係と、それぞれ家族で役割を決めて縄作りをする微笑ましい姿も見られました。また、りす組のYちゃんは、最初から最後まで一人で縄をなって、お父さんを驚かせていました. そして「こんどは、お父さんの出番だね」と言って、柿の皮むきに行かれていました。親子のコミュニケーションを見てほのぼのとした温かい気持ちになりました。
干し柿、干芋の経験をし、大勢の保護者の方が、「家でさっそく作って見ます。」と前に置いてある干し大根や干芋を見ながら、熱心に質問しておられました。そして、副園長手作りの切り干し大根の料理を口にすると、最高にみんなの顔が綻び、和やかな雰囲気となりました。普段好き嫌いの多いH君が、一口食べると「もう一回」と言っておかわりをする姿も見られました。そして作り方を副園長に熱心に質問している保護者の方が大勢おられました。
アツアツの焼き芋、そして、心のこもった温かいお料理、そして親子で協力し合って作った干し柿をおみやげに顔も心の中も満タンの笑顔でした。
お家の軒先で手作りの温かい干し柿が揺れている様子が目に見えるようです。お正月前後には、ご家族みんなで、美味しく食べておられることでしょう。今から楽しみですね。
皆さんも、栄養満点の干し柿、切り干し大根、干芋を作って食べて、寒い冬を乗り切りましょう。
2010年11月10日 水曜日
「はるになったら ちゅうりっぷがさくよ」
ふと見ると、昨日年中さんが植えたちゅうりっぷの鉢のそばには、こんな立て札が立ててありました。これは、ひつじ組さんたちが、みんなのちゅうりっぷへの思いを込めて作ったのだそうです。さっそく次々と年中さんが水やりに来ていました。
今朝も少し肌寒いスタートでしたが、子どもたちは次々と外へ飛び出して元気一杯遊んでいました。
わらのコーナーで縄をなっていると、たんぽぽ組の子どもたちが、一人、二人と寄って来ました。3歳児には、少し難しい手作業ですが、何のその・・やる気満々。見よう見まねで、わらを水に浸すと、まな板の上で トントンおもしでたたきます。一人ずつわらを握りしめて、順番を待っていました。「ころころきゅ:ころころきゅ:」と、いつの間にか、歌いながら手を動かしていました。できあがった縄を見て大喜び:その後ハートの形のリースができあがっていました。「プリキュアハートよ」と言いながら大はしゃぎでした。たんぽぽ組では、今日そのリースが大人気となり、「作り方を教えて」とみんなが集まって来ました。すると縄をなった子達5人が片膝をたてて座り、『ころころきゅ:」と言いながら手をこすりあわせて、見せてあげていました。
子どもたちは、まわりにすぐ、とびこめる環境があることで、どんどん意欲を持って取り組むことができることを改めて実感しました。縄作り大師匠の副園長の姿を見ると、ますますやる気が高まっていくだろうなと楽しみです。さて、たんぽぽ組に11月からJ君という新しいお友達が入園しました。
J君は、包丁ままごとが大好きで夢中になって料理づくりを楽しんでいます。J君のお兄さんお姉さん役の子達が一杯で、J君もあっという間になじんで、たんぽぽ組の大切な仲間になりました。
また今日は、味生小学校フェスティバルに年長組全員が参加しました。小学校入学の練習も兼ねて小学校まで歩いて行くことになり、副園長や年少、年中の子どもたちに見送られて、張り切って出かけました。歩いていく道筋には、踏切、信号、と、次々と気をつけなければならない場所がありましたが、先日の交通安全フェスティバルで学んだことを思い出し、交通ルールを守って、しっかりと歩いて行くことができました。
味生小学校では1年生の子ども達が自分たちより小さい子が来たときにどのように声かけができるか、 どのようなコミュニケーションの取り方ができるかを体験する事を目指して幼稚園や保育園の子どもたちを迎える準備をしてくれていたようでした。
幼稚園では、最上級で小さなお友達の世話をしていたのに1年生になると最年少になり何もしなくてよくなって自分からコミュニケーションを取る機会がなくなるのだそうです。小学校では、三葉幼稚園の卒園児がたくさん迎えてくれました。1年生のお兄さんお姉さんと一緒にお店屋さんごっこに参加したり、秋の自然物を使って遊んだりして楽しく過ごす事ができました。帰りにはわざわざ校長先生が「みんなが楽しんでくれて嬉しかったよ。小学校ではみんなが待っている。また来てね」と優しく声をかけてくださって、その後も姿が見えなくなるまで送ってくださいました。「ありがとうございました」と元気にお礼を言って、小学校を後にした年長児達。ランドセルを背負って歩く春には、みんなで歩いたこの道のり、時間を懐かしく思い出すことでしょう。
コメント (「お馬さんにのったよ!」 たんぽぽ組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)