2013年1月25日 金曜日
朝からしとしと雨が降っていましたが、いつしかその雨は雪に変わっていました。吐く息が白く、手をこすり合わせながら登園してきた子どもたちです。早コースが到着した頃から雨も上がり、戸外に飛び出して行った子どもたちも、あまりの寒さに思わず動きが止まっていました。そこで、たんぽぽ組のK君が、「マラソンしよう!」と言い出しました。K君が楽しそうに走り始めると、1人、2人、3人…とどんどん増えて、トラック上にはちびっこランナーたちでいっぱいになりました。そのうち、給水ポイントもでき、飲み物を渡す真似をするNちゃん、それをもらって飲む真似をするHちゃんの姿も見られ、なんだかおかしくて笑ってしまいました。マラソンや駅伝の様子をテレビで見た事があるのでしょうか。沿道(トラックの周り)で手を振って、拍手をしている応援団もいました。「もっと走ろう!」と言って、どんどん走っていくK君の勢いは止まらず、なんとノンストップで30周以上は走っていました。ペースも早く、教師もついていきますが息切れしてしまうほど・・・ですが身体はぽっかぽか。トータルで48周も走ったK君でした。
そして、今日年少では、オペレッタの背景画を描きました。オペレッタの題目は、『うらしま太郎の大冒険』。おなじみ『うらしま太郎』のおはなしの続編です。大きな筆を持って、「よいしょ、よいしょ。」と絵の具を塗りました。踊りの演目は、『ふねがゆく』と『おかしのすきなかいぞく』という曲です。こちらの方も、小道具を作ったり、実際に舞台で踊ってみたりしながら、発表会に期待を持って練習しているところです。来週からも楽しく練習していきたいと思います。
今日の手作り給食も大好評でした。メニューは、黒豆ごはん、大根の煮物、ソーセージの天ぷらとかぼちゃの天ぷら、マカロニサラダ、ブロッコリーでした。Y君は、黒豆ごはんを見て、「いつものごはんと違う!」と言いながら食べてみると、とってもおいしくて何杯もおかわりしていました。食後の果物は、今日もさんや市場のおじさんから届いた無農薬のいよかんです。年少児でも、皮をむくのが上手になり、グループ内で考えながらみんな同じ数ずつ食べられるよう分けて食べていました。
2012年12月14日 金曜日
今日は待ちに待ったお楽しみ会でした。朝から子どもたちはウキウキ。ぞう組の子どもたちに呼ばれてお部屋に行くと、何やらピアノの後ろにコソっと隠れている数人の子どもたちの姿が見えました。お部屋に足を1歩踏み入れると、「メリークリスマース!!」と言って、手を大きく広げて迎え、来た人たちを驚かせていました。みんなとっても楽しみでずっとソワソワしているようでした。自分たちが作ったプレゼント入れの袋を大事そうに机の上に置いて手を合わせると、「来てくれますように。」と、祈るように目を閉じてていました。「サンタさんに来てもらえるようにお電話しておいたよ。」という副園長の言葉を聞いて、一層期待が膨らみました。
クリスマスの飾りでいっぱいのホールで、いよいよお楽しみ会スタートです。はじめは先生たちの合奏です。『きよしこの夜』と『赤鼻のトナカイ』をハンドベルで、『サンタが町にやってくる』は色々な楽器を使って演奏しました。少し緊張してしまってぎこちない所もありましたが、子どもたちが一緒に歌ったり、手拍子をしてくれたりして盛り上げてくれました。役員さんの出し物では、ジングルベルの合唱と、みんなが大好きな『エビカニクス』の踊りでした。おなじみの曲がかかると、子どもたちも自然と手が動き、リズムに乗って一緒に踊っていました。
劇の中では、中田先生がサンタに変装して出てきましたが、子どもたちは「あれれ?」と戸惑っている様子・・・。なんだか変だなと思っていると、後ろからシャンシャンシャン・・・♪と鈴の音が聞こえてくるではありませんか!その時、「メリークリスマース!!」と低い声で現れたのは、サンタさんです。あれれ?サンタさんが2人。どちらが本物のサンタさんでしょう。雪遊びで使うソリに乗ってきた?松山に住んでいる?あれこれ質問していくうちに、答えがあべこべなサンタさんはしどろもどろ。「ひげをひっぱったらいいんだよ!」という子どもたちのひらめきにいい考えだねと賛同し、実践してみると、「ノーノー。」と痛がるサンタさんと、こちらではひげがとれてしまった中田先生サンタさん。「ばれちゃった!!」とそそくさと退散しました。本物のサンタさんが来てくれたんだ!と、子どもたちは大興奮。本物のサンタさんは、とても背が高くて英語で年長さんからの質問にもすらすらと答えてくれていました。みんなで歌のプレゼントを歌うと、サンタさんもドイツ語で『オークリスマスツリー』を歌ってくれました。サンタさんとのお別れの時間になると、サンタさんが帰れるように子どもたちは目を閉じておやすみしました。シャンシャンシャン・・・♪とソリが遠ざかっていく音がきこえました。少しドキドキしながらお部屋に帰ると、ちゃんと袋の中にはプレゼントが入っていました。「やったー!」と袋を持ち上げて喜んだり、大事そうに抱えたりしていました。
そして、まだまだお楽しみは続きます。今日の手作り給食はご馳走です!メニューは盛りだくさん。「うわぁ、おいしそう。」「今日はパーティーやね!」と言いながらニコニコでお皿を運びました。チキンのオーブン焼き、ソーセージ、カレーピラフ、さつま芋・ブロッコリーのサラダ、にんじんの天ぷら、トマト、みかん、コーンスープに外部の方からの差し入れのヤクルト、そしてそして、いちごの乗ったカップケーキまで!クリスマスカラーでかわいく彩られた素敵な給食でした。子どもたちの食べっぷりにはびっくり。「おいしいね、おいしいね。」と話しながら時間ギリギリまで楽しんで食べていました。ニコニコ笑顔でご馳走様。満面の笑みの子どもたちでした。
2012年11月20日 火曜日
吐く息も白く、肌寒さを感じるようになってきました。しかし、まだまだ裸足で遊んでいる子もちらほら。とっても元気な三葉っ子たちです。「サッカーしよう。」と呼びかけ、数人でグループに分かれて赤・青の2チームに分かれました。ビブスを着ていると、「私もしたい!」「僕もしたい!」とたくさん集まってきて、いつしか大勢になりました。年少から年長児、色々なカラーの帽子が混ざっていました。準備を整えてキックオフ!!「キャーキャー。」とはしゃぎながら、ボールを追いかける年少さん、ボールの行く先を読んでまわり込む年中さんなど、ボールは場外に出まくりですが、必死でボールを追いかける姿がとてもかわいいのです。年少児も、最近はおにごっこやしっぽとり、じゃんけん列車やサッカーなど、簡単なルールのある遊びをどんどん経験しています。時には思い通りにならず泣いてしまう事もありますが、決まり事をちょっとずつ理解して遊ぶ事ができるようになってきました。
「ゴゴゴゴゴー。」という音がするので、何だろう・・・と耳をすませていると、隣の創価学会の駐車場に大きなショベルカーが来ていました。興味を持った4、5人の子どもたちがフェンスのそばでじっと食い入るように工事の様子を見ていました。「何をしているんですかー?」とみんなで尋ねると、おじさんが「木を抜いている所ー。」と答えて下さいました。コンクリートも掘り起こし、穴を掘ると、大きな木の根っこが出てきました。ショベルカーは穴を掘ったり、土を運んだりする事しかできないのかと思っていたら、木の根っこをちぎったり、土をならしたり、ロープで引っ張って抜いたりと、強いパワーでなんでもやってのけるのです。「すごいすごい。」とみんな何かをする度に感動しては拍手をしていました。気が付くと、フェンスの前にはたっくさんの子どもたちが集まっていました。自転車を乗りつけて見ている子、友達を呼びに行って連れてくる子など・・・園庭中から集まって、みんなショベルカーの虜になっていました。ひよこ組の時からショベルカーの運転手になるのが夢のさくら組のA君は大興奮で、今日の給食も夢を叶えるために栄養をとって大きくならないと!と意気込んで苦手な野菜も残さずきれいに全部食べる事ができたそうです。貴重な物を見る事ができた1日でした。
今週から、たんぽぽ組はうさぎ組と合同保育をしています。「うさぎ組のお部屋は作品展の展示のお部屋になるんだって。」と、子どもたちに話すと、「いらっしゃい、どうぞどうぞ。」と大歓迎です。給食を食べたり、一緒に歌をうたったりと、同じ場を共有しながら楽しく過ごしています。時には世話してもらったり、「コップはここに置くんよ。」と得意そうに教えてあげたりしているたんぽぽ組さんなど、毎日、異年齢児同士の楽しいかかわりがたくさん見られています。
2012年10月25日 木曜日
今日は年長児のお店屋さんの閉店セールでした。昨日まではくま・ぞう組のお部屋でしていたお店屋さんですが、今日はなんと青空市!!机や椅子はもちろん、アスレチックの台やキャリー、足を洗うために使用している泥舟まで・・・交換したり、交渉したりしながら、あちこちから台になる物を集めてきて、自分たちだけで考えたお店屋さんを園庭にオープンさせました。重い机を運んでいる後ろでは、「オーライ、オーライ、はい、ストップでーす。」と、誘導しているR君の姿も。たった30分で開店準備をすませ、あっという間に活気あふれる空間になりました。待ち望んでいたオープンの知らせの放送がかかると、年少・年中の子どもたちがわっと戸外に飛び出していきました。その様は年末セールやタイムセールで走っていく大人たちのよう・・・。買い手の子どもたちも、目をキラキラ輝かせて期待に満ち溢れていました。
自分たちで作ったお金、または銀行で引き出したお金で買い物を楽しむ子どもたち。何を買おうかな、どこに行こうかなとぐるっと見て回りながら、自分の欲しい物を見つけて嬉しそうにしていました。たこ焼きでは、どんどん集まってくるお客さんを見て、せっせと商品を作ったり、売ったりしていましたが、それでも間に合わないので、なんと自転車を持ってきて、宅配サービスが始まりました。自転車の後ろに携帯番号を書いて貼り、注文を受けるとささっと配達。その場で青のりをかけ、あつあつのたこ焼きを提供していました。銀行もすごい長蛇の列で、T君が数えるとなんと65人も!!「一列に並んで下さい、押さないで下さい。」と、整理員も現れました。くじびきやあめ屋さん、アクセサリー屋さんなども、商品を一人ずつ小分けにして入れてくれたり、おすすめ商品を教えてくれたりしながら、次々来るお客さんのやりとりを楽しんでいました。
くじら組のピタゴラゆうえんちの方も、階段をのぼってたくさんのお客さんが来店し、さらにパワーアップした装置を見て、みんな喜んで順番に並んでいました。お客さんが少なくなると、テラスの2階から園庭に向かって呼び込みをしていました。その中には、いつもは消極的なY君の姿もありました。とっても大きな声で呼び込みをしていてすごく驚きました。自然と大きな声が出せるようになり、またこのような経験が発表会や就学につながっていくのかなぁと感動し、心があったかくなりました。そこへ、Y先生とM先生がお店屋さんで買ったおにぎりなどの差し入れを持ってきてくれて、くじら組さんも喜んで、パクパクと食べていました。そしてなんと降園後、R君が『差し入れのお返し』を心配して、M先生の所にピタゴラゆうえんちの景品のあめを持って来る姿もありました。
さらに驚いたのは、閉店後の片づけもあっという間だった事です。そして、あった物は、元あった場所にそのまんま、キャリーも3つ重ねて組み合わせ、シートもみんなで協力してたたみました。1人ひとりが役割を持ち、みんなで力を合わせていました。いつも見ている大人たちの社会、生活が全てここに詰まっていて、達成感・満足感でいっぱいの子どもたちがなんだか頼もしく、逞しく見えました。きりん組のH君は、「全部売れたね。今日は楽しかったね。」と、預かり保育の時間になってもずっと言っていました。これまでの楽しかった経験を、活動は変わるけれどまた明日からも持続させていきたいな、と思います。今日の子どもたちの笑顔は本当に忘れられません。
また、今日は味生小学校の2年生が遊びに来てくれました。ぶんぶんごまなど作った物を見せてくれたり、絵本を読んでくれたりして、楽しく交流しました。
2012年10月1日 月曜日
「Aちゃん、先に外行っとくけんねー。」「分かった!すぐ行くから待っててね。」・・・そんなやり取りをしていたのは、たんぽぽ組のAちゃんとB君でした。入園当初は不安で泣いていた年少児も2学期に入ってすっかり逞しくなり、仲良しの友達を誘って遊びに行ったり、友達同士で協力したりする姿が見られ、人間関係も広がりを見せています。園庭に出てみると、B君が昨日の風で落ちたさくらの木の葉っぱを集めていました。その落ち葉は、赤・黄・茶色と色とりどりで、とってもきれいでした。そして、今度はその落ち葉を1枚1枚並べ始めました。後から出てきたAちゃんが、「わぁ、全部色が違うね。」と言いました。初めは全部緑色で、どんどん色が変わっていくのだということを教えると、「ほんとや!これは半分黄色で半分茶色や。」「この葉っぱは変わりよる途中?」と言いながらまじまじと見て、Bちゃんも他にどんな色の葉っぱがあるか探しに行きました。後から登園してきた子どもたちが合流し、いきさつを話すと、今度はいちょうの木の事が話題になりました。
やはり、昨日の風でぎんなんも一面に落ちていたが、それと一緒にいちょうの葉っぱもたくさん。「いちょうは赤くならんのよ。ぜーんぶ黄色になるんよ。」と、ひよこ組の時に見たCちゃんが、黄金色のいちょうの葉っぱの事を教えてくれました。そして、集めたいちょうの葉っぱを束にして花束のようにしたり、お部屋に持ち帰って電車ごっこをしている友達の所へ行って、『いちょう切符』を作るDちゃんの姿も見られました。身近にある物を上手に利用して、色んな形で遊びを広げていく子どもたちの姿が見られ、これからの活動も楽しみになりました。色づく葉っぱを毎日観察しながら、秋が深まっていく様子を感じていきたいと思いました。
さて、運動会の練習は、今日は青コースが通しで練習を行いました。年少さんは踊りの時につけるバンダナを頭に巻いて、「へーんしん!」衣装を身に付けて嬉し恥ずかし、友達と顔を見合わせながらニコニコと踊っていました。年中さんはライオンマント、年長さんは野球拳のジッパーベスト。毎日ちょっぴり楽しい事を交えて工夫しながら、気持ちを盛り上げていきます。
今日の給食は、カレーパンに加えて『具だくさんのカレースパゲッティ』!豚肉、ゴーヤ、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、しめじ!栄養満点の野菜パワーで疲れもひとっ飛びです。デザートのオレンジと一緒に付け合わせにカリカリのいりこも添えられ、一気にパクンと食べる子や、1匹ずつ味わってゆっくりゆっくり食べる子など、様々でした。
2012年5月23日 水曜日
朝、おへやの環境を整えていると、「先生おはよう!!」という大きな声が聞こえたので振り向くと、たんぽぽ組のA君がにこにこの笑顔で手を大きく広げて立っていました。入園から約1か月と少し・・・年少さんも初めは慣れない環境で不安そうにしていましたが、今ではみーんなにっこにこ。だんだんたくましくなってきました。シール帳にシールを貼ると、「行ってきます!」と言ってすぐに外へ飛び出して行きました。外に出ると、B君が肩をポンポンとたたくので、「どうしたの?」と聞くと、「トマトのリリコちゃんにお水あげてきたよ。」と言って、微笑みました。毎日の植物の世話も、楽しみの一つのようです。
泥場のコーナーに行くと、大きくてまん丸いきれいな泥だんごを持った子どもたちがたくさんいました。年少さんが作ったおだんごもとってもきれいだったので、「わぁ、きれいだねぇ。」と声をかけると、「僕が作ったんよ。」と、自慢そうに見せてくれました。Cちゃんの手には自分の手におさまらないほどの大きなおだんごが!!図書室へ上がる階段の所では、何人もの子どもたちがさらさらの乾燥した砂を何度もかけては、ピカピカに泥だんごを磨いていました。この場所は、子どもたちのお気に入りの場所なのです。その様子を見ていたぞう組のD君が、「先生、これも見てやー。」と言って、お皿にたくさん並べたおだんごを見せてくれました。その数なんと8個!!まだまだ増やしたいようで、せっせと作っていました。泥だんご遊びも、学年によって作り方や遊び方、発展の仕方が違っていておもしろいなと感じました。また繰り返して作っていくうちに方法も違ってきたり、様々な工夫や発見をしたり、異年齢で刺激し合ったりして、どんどん上手になっていくことでしょう。まだまだ楽しみです。
また、今日も絵の具のコーナーが出ていて、子どもたちも遊びに来ていましたが、ここで教師の反省がありました。絵を描いたり、塗ったりするために紙を出していましたが、その紙が白地のもので、形も同じものばかりだったのです。絵の具で遊ぶのが初めての子や、絵の具を塗って遊ぶのが楽しいと思う子にとって、まっさらな白い紙だけでは、紙を選ぶ楽しさも湧かなければ、描きたいという気持ちも出てきにくいのです。そこで、副園長からアドバイスをもらって、カレンダーや包装紙の裏紙、新聞紙や裂いた紙袋など、様々な種類や色の『紙』を出してみました。すると、その中でも、子どもたちには新聞紙が大人気で、筆を手に取って大きく丸を描いたり、大好きなお母さんの絵を描いたり、トントンと筆の跡をつけて楽しんだりしていました。新聞紙だと、たくさん塗ってやぶれてしまってもOK、どんどんイメージも広がり、今日は『ぬたくり』を思う存分楽しみました。そして、絵を描いた新聞紙のまわりに包装紙を貼り、飾ってあげると、とってもかわいくて、喜んでいました。一方、2階のテラスでは、集中して絵を描く年長さんの姿がありました。いろんな素材、環境を用意して、子どもたちが「描きたいな。」「したいな。」と思える場所をつくって、色々な経験ができるように盛り上げていきたいと思います。
それから、今日は半分のクラスが屋外遊ぎ場にお散歩に行きました。年長さんと手をつないで歩く年少さんも、道中色々な景色を見ながら、楽しく歩いていました。
2012年4月11日 水曜日
今日、平成24年度 三葉幼稚園 入園式がとり行われました。外は朝からあいにくの雨でしたが、適切な言葉かどうか分かりませんが、雨降って地固まる・・・土台をしっかり固めて、1からのスタート記念日という気持ちで入園式が行えるように、緊張感の中にも新入児の登園を楽しみに待っていました。お父さん、お母さんと傘の下でくっつきながら、幼稚園の門をくぐった子どもたち。これからの幼稚園生活に期待を持ったキラキラの笑顔、だけどちょっぴり不安や緊張感うかがえる顔も・・・。みんな色々な思いを込めて今日の日を迎えたんだろうなぁと、感じました。
保育室に入ると、自分の担任の先生や、新しいお友だちと、なんとなく落ち着かない状態の中で、所持品の始末をしました。靴箱やロッカーの位置は覚える事ができたかな?お母さんと一緒に、「魚のシールやね。」「次はこっちやね。」と、確認し合いながら、自分で1個ずつ荷物を片づけるA君の姿も見られました。そして、いよいよ入園式の会場へ・・・。3階までの階段をよいしょ、よいしょ、とゆっくり上がって、ホールに行きました。入園式では、「みんなのお名前を呼ぶからね。大きな声でお返事してね。」と言うと、「はーい!!」という大きなお返事が聞こえ、みんな自分が呼ばれるのを今か今かと待っていました。今年度は、さくら組26名、ひまわり組26名、すみれ組26名、ちゅうりっぷ組28名、たんぽぽ組27名、合計133名でのスタートです。
むすんでひらいての手遊びをした後は、園長先生からのご挨拶がありました。園長先生は、普段は東京でたくさんのお仕事をしているのですが、今日は新入児さんに会いに遠くから来て下さいました。毎日遠くからでも、三葉幼稚園の子どもたちの事を見守ってくれています。今日は、新入児さんへのお祝いの言葉と、医者という立場から朝ご飯を食べる事の大切さについてお話して下さいました。また、今日の入園式には、あそびのおへやの先生や、23年度後援会役員の方など、たくさんのお客様もお祝いに駆けつけて下さいました。また、在園している新入児のお兄さん、お姉さんも、自分の弟や妹が入園して来るのを心待ちにしていて、今日は、舞台の上からニコニコの笑顔で、お祝いの言葉を贈りました。更に、踊りのプレゼント、題目は『よさこいソーランぶし』です。かっこいい太鼓と音楽の音を聞いて、はじめは目を丸くして見ていた年少さんたちですが、カチカチというなるこの音と、テンポのいいリズムにノって、自然と手拍子していました。B君は、左右に手を振って、踊り始めました。
入園式が終わると、お部屋に帰って、シール帳やたくさんのお手紙を配りました。そして、いい子で座って入園式に参加する事ができたので、最後はかわいい袋に入ったお菓子のプレゼントです。初めてもらうプレゼントを喜んで、袋のひもをぎゅっと握りしめる、その手がとってもかわいらしかったので、そのままお菓子を持ってホールに上がり、写真撮影に行く事にしました。子どもたちは前、お父さんお母さんは後ろ、ぴかぴかの笑顔で「にっこにこにぃー。」記念の1枚になりました。
明日から早速園生活が始まります。たんぽぽ組では、さよならの挨拶を元気よくしたら、「また明日ね!!」「お弁当持って来るけんね!」と言って、みんなニコニコで帰っていきました。これから1年、いっぱい遊んで、いっぱい笑う、楽しいクラスにしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
◎ 三葉幼稚園スタッフ紹介 * 1年間よろしくお願いします! ◎
*園長* *副園長*
(園長)冲永惠津子 (副園長)古森宏子
*プレ年少*
(ひよこ組) ◎富田瑞穂 竹本茜
*年少*
(さくら組)須賀真由美◎日野美雪 (ひまわり組)玉井愛梨◎丸山利夫 (すみれ組)◎松田亜弓 吉本多恵子
(ちゅうりっぷ組)戎森まどか ◎立川留美 (たんぽぽ組)◎岩城悠 竹内直美
*年中*
(うさぎ組)◎神岡会里 (ぱんだ組)◎山田美和 (りす組)◎竹田佳那子 (ひつじ組)◎中矢麻衣
(ぺんぎん組)◎上田有沙 中田拓成
*年長*
(くま組)◎細川渚 (ぞう組)◎井上沙紀 (くじら組)◎村田麻美
(きりん組)◎河野ゆい (らいおん組)◎二宮永美 三好美佐子
*事務* *運転手
(用務員)竹ノ内剛二 (事務所)弓立和美
(1号車)荒川忠雄 (2号車)岡林和雄 (3号車)山本耕三
(4号車)石崎敏輝 (5号車・事務)三好了太
*預かり保育* *保育所ぴよぴよ
(預かり保育) 中里君子 山西里美 宮田美嘉
(栄養士)今井飛鳥 (ぴよぴよ)古江由貴奈 山口菜実樹 政所恵美 桧垣美恵子
コメント (「みつばマラソン開幕!」 たんぽぽ組 岩城悠 はコメントを受け付けていません)