幼稚園の日記(ブログ)

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2008年1月29日 火曜日

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今日は2月1日に『まめまき』があるので、その時につけるお面を作りました。お面作りの前に、「みんなの中にいる怒りんぼ鬼とか泣き虫鬼とかをやっつけるんだよ。」と言うと、「じゃあ、怒りんぼ鬼からニッコリ鬼になるようにかわいい顔描こうっと。」と節分を楽しみにしている様子でした。
また、今日はこあら組さんのために、さくら組の前にうさぎがかごの中に入って出ていました。それを見た、たんぽぽ組の3人の女の子が、「あっ、今日、こあらさんが来るんやね。」「前は私らもこあらさんやったね。」「寂しくて泣きよった。」といろいろなことを思い出しながら話していました。「こあらさんにも優しくしてあげてね。」と言うと、「分かっとるよ。だってお姉ちゃんやもん。」と嬉しそうに言いました。自分達より小さい友達が来ることで大きくなった事を感じているようでした。

昨日、青コースのオペレッタを古森先生に見て頂いた時のことです。かっこよく踊っている人参大臣のために新聞紙で剣を作って持たせて下さったのです。剣を持った人参大臣達は嬉しそうにそれを受け取ると高くあげてポーズをとりました。そこで赤コースも作ったのですが、新聞紙の剣の意味が理解できなかったようでした。そこで人参のオレンジ色を塗り、葉っぱをつけてみました。すると子ども達はその人参を取り合い、他の踊りの子もとても羨ましがっていました。また、今までパセリ役で踊りたくないと言っていたKちゃんは、緑色のポンポンを持つと大はりきり。今まで嫌がっていたのが嘘のように今日はとても楽しそうに踊って、食事の後も、「パセリがしたい。」と曲を流してくれと言ってくる程でした。「パセリだい好き。」と言って、今日はポンポンを持って帰ってお家でも練習するそうです。持つものや衣装でこんなにも意欲がおおきくなってくることに驚きました。

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コメント (「お面作り・おこりんぼ鬼からにっこり鬼になるんだよー」  たんぽぽ組・和田真佑美 はコメントを受け付けていません)

2007年12月18日 火曜日

昨日、寒くなってきたので、三葉幼稚園で育てているかめにも心地よく過ごしてもらおうと、かめが入っていた家をきれいに掃除をし、冬眠ができるように土と落ち葉を入れました。子ども達はその様子を見て「落ち葉集めてくるね」「沢山あった方があったかいよね」と言って、何人もの子がイチョウや桜の葉を沢山集めてきました。
かめが寒くないようにとかめの上に落ち葉をかけてあげたのですが、Y君はかめにかぶさったらかわいそうと何度も何度も黙々と優しく甲羅にかかった葉を取り除いていました。『かめはどうするかな』としばらくみんなで見ていましたが、どうもまだ寝たくないようで、何度、葉っぱの中に入れても這い上がってきました。するとM君が「みんなの声がするけん眠れんのやない?静かになったら寝るんやない?」と言っていました。

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そして今朝、かめは子ども達が登園して来ると、昨日かめに関わっていたAちゃんが「あっ!!かめ、かめ」と言って駆け寄って行きました。そして「あっ!!かめさんおらんなっとる」「逃げたんかな?かくれんぼしよんやない?」といろいろな声が聞こえてきました。Sちゃんは「海に帰ったんよ」と自信あり気に言いました。Sちゃんに「そうかなこの中にかくれんぼしてるかも知れないよ」と言うと、「寒かったけんもぐったんかな?」と言いました。
他のクラスの子達もかめがどうなっているのか気になってこっそり落ち葉をめくっていました。
かめは首も手足も甲羅の中に引っ込めて土の中にもぐっていました。昨夜は気温が下がっていよいよかめさんは冬眠に入ったようでした。

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また、今日は降園前に年長さんが出張して劇を見せてくれました。たんぽぽ組にはきりん組が来てくれて「サンタさんてなあに?」というオペレッタをしてくれました。どの子も一生懸命さがとても伝わってきて、たんぽぽの子達も真剣に一言も話をせず、見ていました。「すごいねー」「上手やったねー」と最後はみんなで握手をして帰りました。
年長さんの様子を見たことでこれからの発表会に向け、よい刺激になったのではないかと思います。

一方、今日、きりんぐみ、らいおんぐみ、くじらぐみ、くまぐみの4クラスはサンタクロースになって合歓の木を訪問しました。各クラス、子ども達と考えた劇やオペレッタを今日のために時間を見つけて練習してきました。どのクラスも一生懸命に演じ、感動で涙を流すお年寄りも見られました。今回の訪問が年長の最後になるクラスもありました。きりんぐみさんでは最後にT君が「風邪に気を付けて元気でいて下さい」という言葉を掛けると、お年寄りからも「ありがとう。みんなも風邪に気を付けてね。いい小学生になれよ!」と返ってきました。
5月から今まで何度も訪問に行かせて頂いて、思いやりの気持ちや人のために頑張るという気持ちが育ち、かけがえのない経験をさせて頂きました。

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2007年11月19日 月曜日

たんぽぽ組のNちゃんがやってきて「先生、見て見て。出来るようになったんよ。」とつりかんのところまで引っぱっていきました。そして体を大きく揺らしながら手をおもいきり伸ばしてつりかんからつりかんを渡っていきました。最後までたどり着くと得意そうに教師を振り返りました。「Nちゃん、すごいね。」と言うとNちゃんは「こんなになったんよ。」と手の平を広げて見せてくれました。手の平は豆ができて、その豆がつぶれていました。3歳児なのに手の豆がつぶれるまで頑張ってやり遂げたNちゃんに思わず拍手をして、その豆をさすらずにはいられませんでした。その様子を見ていたKちゃんも「Kちゃんも出来るようになったんよ。」と一生懸命つりかんをして見せてくれました。周りで見ていた子もその様子を見て、やってみようとする姿がみられ、友達の影響力の強さに改めて子ども集団の大切さを感じました。

また、今日は、絵本サークルのお母さん達が絵本の読み聞かせをして下さいました。子ども達は1学期と比べ、静かに絵本を集中して見るようになっていました。お母さんからも「とても静かに聞いてくれたので読みやすかったです。」と言ってもらって、とても嬉しそうでした。

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今日は朝から古森先生が調理室でシチューを作ってくれていました。「今日はシチューなんやって。」「野菜いっぱい入っとるよ。」とあちこちで会話をする姿がみられました。食べるのが遅いK君もシチューがとてもおいしかったようで、今日はパンとシチューをすぐに食べて「先生、おかわり行ってくる。」と初めておかわりをしていました。豆乳が入っているとはとても思えないくらいまろやかで野菜もやわらかく、苦手な子も「食べれたよ。」と嬉しそうにお皿を見せに来ていました。

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先日のアンケートに「パン給食の日はお腹がすく」という内容が何人かありました。そこで今回から試しに年長さんのパンは1まわり大きくなり、副食も古森先生が豆乳シチューを作って下さったのです。シチューを何杯もおかわりをした子ども達は、今日も「お腹いっぱい」と満足そうでした。

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