2009年3月5日 木曜日
今日は、待ちに待ったおもちつきです。
天気予報は、大当たり。 好天気に恵まれました。
お米を蒸すよい香り、「ペッタン。ペッタン。」お餅をつく心地よい音の中、子どもたちが、次々と登園して来ました。「わーすごいね。おもちつきだー。」「ぼくらもするんよねー。」「ひよこぐみの時もしたよ。」その光景を見て、もう胸が高鳴り、ワクワク張り切っている様子でした。
今年は、写真を撮るのにも ひと工夫しました。どのようにすれば、一番おもちつきのいい場面、いい表情が撮れるだろうか。と話し合いました。結果、「ひとうす、おもちに犠牲になっていただこう。」と言う事に決まりました。その「おもち」のおかげで、ひとり、ひとりとてもいい表情を撮ることが出来た様に思います。 カメラ目線コールには、目もくれず、一生懸命おもちをついている子、とびきりの笑顔を見せてくれる子、様々な表情で どの子も精一杯おもちつきを楽しんでいました。
また たんぽぽぐみでは、つきたての芋餅を手に取ると 「わーやわらかい。」「あったかい。」「ふわふわ。」「きもちいいー。」と口々に言いながら かわいい手で大事そうに丸めていました。 泥団子のようにまんまるにしていた AちゃんやYちゃんは、古森先生に「ぺったん。ぺったんこしてね。」と教えてもらい上手に平らにすることが出来ていました。
そして 丸め終わって廊下で待っていた時のこと・・・・・。「おいしい。おいしいね。」の声。えっ。・・・・・。なんと手についたきなこを「ぺろぺろ・・・。」みんなが、なめているのでした。ほんわかなんともかわいらしい姿でした。
そして・・・ いよいよお待ちかねの食事タイム 。
昨日から煮込んだ古森先生愛情一杯の肉じゃが、あんこ、芋ようかん・そして、スペシャルドレッシングの大根サラダ、大根葉とこんぶと大根の皮のきんぴら風炒め・ミニトマト・そして自分たちでついて丸めたよもぎもちと芋もち・というスペシャルメニューが並びました。 子どもたちは、「おいしい。おいしいねー。」と頭をころがしながら美味しそうに食べ、、大人気の肉じゃがと大根サラダは、どの学年もあっという間になくなってしまった様です。
「おもちは、ゆっくり食べてね。」「少しずつゆっくりかんでね。」と声かけをしながらも美味しそうにほうばる姿を見て、とても嬉しく思いました。
朝早くから、終わるまでずっと休むことなくお手伝いをしてくださった役員さん、保護者の方々、本当にありがとうございました。
子供達のこの笑顔の後ろには、いつも助けて見守ってくださる方がいることを忘れず、子どもたちと共にいつも感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。
※「犠牲になっていただいたおもち」は、もちろん後で蒸し直して教師達が美味しくいただきました。子どもたちの精一杯の思いがたくさん詰まったこのおもちは、ものすごくやわらかで格別に美味しかったです。
2009年2月4日 水曜日
「立春」 の今日、何となく暖かい春の気配を感じながら、バスに乗りました。「ねえ、古森先生は、今日は来とる?」と何人も私に聞いていました。「心配だね。早くよくなるといいね。」と言いながら、みんなで古森先生の体調を心配する声が聞かれました。
昨日の日記で年長さんから「自分のことは、自分でしよう。」と出た案をたんぽぽ組の子たちにも知らせると、「自分の事は自分でする。出来る。」と言う言葉が出ました。しかし、この言葉がどれだけわかっているのだろう。と思っていたのですが、・・・・・。
今日「ホールに 上がろう」と劇の大道具をかかえると、「Aが持って行くよ。」とAちゃん 、Rちゃん、Gちゃんたちが、集まって来ました。それを見た子たちが、次々と集まってきて、あっと言う間にたくさんあった大道具を運び始めました。
「そうだよね。自分の事は、自分でする。」だよね。生活の中で、「自分で出来る事を見つける」事が、大切な事なのですよね。
本当にちょっとした 当たり前のような事ですが、自分たちですることで、劇に対する意欲も盛り上がってきて、今日の練習は、何だかいつもより張り切っていたように見えました。
もちろん劇が終わったあとも 言われなくても自分たちで、せっせと運んでいました。こういうひとつひとつの出来事にであうたびに、「たくましくなったな。」と心から嬉しく思うのです。
:「もうひとつの豆まきエピソード」;
一週間前 突然 たんぽぽ組に鬼がやって来ました。
きりん組のH君が、おにのお面を作ったと鬼に変身して、パフォーマンスを見せてくれたのです。たんぽぽ組の子たちは、キャー・キャーと言いながら、逃げ回っていました。きっといろんなクラスを回ったのでしょう。次の日には、年中さんたちが鬼の面と新聞紙で作った金棒を持って現れました。そして自分達もお面を作った時には、Y君、S君、R君たちは、鬼の面と金棒を身につけ、どうやらさくら組さんへ出かけていた様でした。:廃材の金棒は、「桃太郎」の劇の影響でしょうか・・・・・・・・。
そして今日は、午前中、さくら組さんと合同で、お部屋で遊んだあと、いつもは、片付けに時間がかかる子たちが お互いに刺激になり、あっと言う間にきれいなお部屋になりました。すみれ組さんとひまわりぐみさんでも同じ事があったようです。
これからも子どもたち同士で育ち合うこの姿をひとつひとつ見守り、認めていきたいな。と思います。
2008年12月13日 土曜日
今日は、待ちに待った青コース参観日でした。
さて、楽しみにしていた参観日、それぞれのクラスの様子をお知らせします。
年長組では・・・(きりんぐみ・らいおんぐみ)
毛糸・綿、いろいろな素材を使って一人一人が世界に一つしかないクリスマスの帽子を作りました。でき上がると、鏡を見て、イメージ通りにできているか見ていたIちゃん。そして、お互いにかぶった姿を見合いこして「かわいいね」と言っていたKちゃんとSちゃん。そして、お父さん、お母さんもその姿を見て、微笑んで「ステキだね」と声をかけていました。
今日は、子どもたちの活動する様子を間近で、温かく見守ってくださっているお父さんも多く、普段のお仕事の疲れも吹っ飛んだのではないでしょうか。
劇や紙芝居も披露しましたが、今日は子どもたちも普段になく緊張していたようです。見ていただいたことが嬉しくて、「もっともっとおもしろく、楽しくしたいな。」とますます張り切っているようです。
年中組(ひつじぐみ・うさぎぐみ)では・・・
いつもは、戸外でしている焼き芋の準備の様子を、保護者の方々に見ていただきました。洗ったお芋を塩水につけて殺菌することや、ぬれた新聞紙に包んで蒸し焼き状態になること、アルミホイルは、お鍋の役割をしていることなど、話しながら準備しました。
ひとつひとつの過程の意味を伝えると、保護者からも「なるほど」という声が聞こえてきました。焼き上がるのを楽しみにしながら、室内でお楽しみ会の袋作りやアルバム作りをしていました。元気な歌声が響いて、子どもたちの普段の様子を見ていただけたの思います。
年少組(たんぽぽ組・ちゅうりっぷ組)では・・・
保護者の方が来てくださることが、嬉しくて、楽しくて、うきうきしていました。もう入園当初のように保護者から離れなかったり、泣いたりするコは誰もいませんでした。話を聞いたり、歌ったり手遊びをしたりしているところをしっかりと見ていただきました。
また、今日は発表会の話をし、曲を次々とかけて、子どもたちと一緒に自由に踊って見ました。やりたいものを自分で選び、取り組む過程を保護者の方にもおしらせしたいな、と思ったのです。
まだ、数回しか踊っていない中で、保護者の方の前で踊るのはちょっぴり恥ずかしかった(教師が一番?)のですが、のりのりで踊るIちゃん。友達と手をつないで踊っていたSちゃんとMちゃん、お母さんのそばで、友達が踊っているのをじっくりと見ていたRちゃん、ひとりひとり様々な面が見られましたが、一曲一曲が終わるたびに保護者の方が拍手をしてくださり、なごやかな雰囲気でした。
曲の中に出てくる「こんぺいとう」というお菓子!きっと子どもたちは、あまり知らないかも?と思い、みんなで味わってみました。(しかし、みんな食べたことがある。との答え。)ちょっぴり期待はずれ?でしたが、みんなで味わった「こんぺいとう」は一段と甘くおいしく感じられたのでした。
さて、各クラス、活動が終わった頃、赤コースの先生が真っ赤な顔で「お芋が焼けましたー!」と伝えに来てくれました。季節のBGMが流れる中、おうちの方と仲良く、わけっこして、アツアツの焼き芋をいただきました。
さて、年の瀬も押し迫り、何かと気ぜわしいこの頃でしたが、保護者みなさま、じっくりと子どもたちのたくましく成長する!?姿を ご覧いただけたでしょうか。よろしければ、感想などお聞かせいただければ幸いです。期待度100%でお待ちしています。
終園式まで、あと5日となりました。残り少ない2学期を子どもたちと思いっきり楽しく活動したいなと思います。
2008年11月28日 金曜日
雨上がりの今朝の園庭は、紅葉が陽の光を浴びて一段と輝いていました。そんななかで、紅葉に負けないくらいキラキラと輝く目で今日も楽しい事探しをする子どもたちの笑顔でいっぱいでした。
昨日から、29日より点灯するイルミネーションの準備を子どもたちと一緒にしました。箱の中からひとつひとつ出てくるサンタさんやトナカイを見ながら、「まっかなお鼻の♪」 「ジングルベル♪ジングルベル♪」と自然に歌が出てきます。「クリスマスって楽しいんよね!」 「早く来ないかな。」と会話がはずみ、うきうきわくわくしながら、ツリーの飾りつけをしました。そして今朝、たんぽぽ組のR君が、「サンタさんにお手紙書いてきたよ。」と、封筒に入れたお手紙を大事そうに持ってきてくれました。「お手紙書いたけど住所が分からん。教えて!」というR君に、「幼稚園に来てくれるサンタさんだったら、古森先生に聞いたら知ってるかも?」と言うと、「ダメ、おうちに来てくれるサンタさんじゃないと!」と言いました。ちょっと困った私は、「じゃ、古森先生に聞いてみるね!」と、副園長の名前を勝手に出して(?)その場は納めましたが、R君の夢を壊さない様な答えを出してあげたいなと、知恵をふりしぼっているところです。
さて、たんぽぽ組では、今日避難訓練の写真を貼り、アルバムを作りました。副園長のアドバイスから、みんなが同じ台紙を使わず、白いアルバム台紙に写真を1枚貼ると、そこから子どもたちの自由な発想でステキなキャンパスへと変わっていきました。
Sちゃんは、写真を見ながら、ホース、窓、タイヤと、細かく描いて色も丁寧に塗っていました。またR君は、「火を消すけん、お水がいる!」と言って、折り紙を切って貼っていました。また、Yちゃんは、包装紙を細かくちぎってきれいに並べて貼り、Sちゃんは、写真のまわりに並べて貼って額縁のような模様を作っていました。
同じ素材でも、こんなにひとりひとり違ったステキな世界が広がっていくのです。作品作りの時にも、驚きと感動の毎日でしたが、このアルバム作りでもひとりひとりの表現力のすばらしさに感動しました。本当に子どもたちって、この小さな体にどれだけ果てしないパワーを持っているのでしょうか。すごいですね。
そして、今日は赤コースのアイススケートがありました。今日は、出発を年中、年長と大きく時間差をつけたことで、たっぷりと氷の上で楽しむことができました。年長さんは、昨日同様、殆どの子が立ってすべる事ができていました。また年中のW先生は、スケートにちょっぴり(自信がなく?)子どもたちと一緒にはいはいから始めました。帰る頃には、立てる様になりましたが、「近づかないでね・・・。」と、まわりの子たちにお願いをしていた様です。そんな中で、氷の上をスイスイ気持ちよくすべる年中さん、年長さんの姿も沢山見られました。たっぷりとアイススケートを楽しんだ子どもたちは、満面の笑みで「ただいまぁ。」と帰ってきました。今晩、おうちで楽しかったアイススケートの話題が出てくることでしょう。
明日、29日5時から、イルミネーションの点灯式を行います。5時から7時まで、ぜんざいを振る舞います。よろしかったら、どうぞ、皆様おそろいでお越しください。
2008年10月30日 木曜日
今週に入って年中さんの温泉、映画館、くじびき、そして年長さんのレストランへと出かけていきました。楽しいひとときを過ごした2日前の事です。年中さんのフロアーで遊んでいた時の事、「先生、下へ行っていい?食べ物やさん、やりたいんよ」とH君。しばらくして帰ってみると、なんとたんぽぽ組では、「パン屋さん」が始まっていました。粘土グループと廃材グループに分かれ、せっせとパン作りをしていました。廃材グループの子達は、「そうだ、おそばも作ろ!」などと言いながら、それは楽しそうに、そして忙しそうにみんなが動いていました。そのなかで「看板がいるね」とY君。すると「字がかけんのよ」とH君。「どうする?」そんなやりとりを聞いていたR君が白い紙にマーカーでさらさらっとR君オリジナル文字で看板をつくり、椅子に貼っていました。その看板は、とても心温まるものでした。
そして次の日、ダンボールに絵を描いたY君は、新聞紙で剣を作るとダンボールの後ろに貼り、プラカードのようにしました。持てるようにと考えたのです。「すごいね」みんなが拍手をしました。しかし、それを手に持つと柄の部分が折れてしまったのでその看板は、本棚に貼る事にしました。
そして、今日、Y君は、登園するとすぐ、木工コーナーで何か一生懸命、作っていました。「できた!」にこにこ顔で持ってきたもの、それは、なんと、木工の看板でした。昨日、できなかった事を「どうしたらいいかなぁ」と家で一生懸命、考えてきたに違いありません。その木工の看板にパステルで絵を描いたY君は、パンを並べている台の横にそっとおいていました。3歳児とは思えないその発想と行動に驚きと感動、何とも言い表せられないいとおしい感情に教師達はこみ上げてくる熱いものを感じたのでした。そして、その看板のそばでは、ナイロンのエプロンと三角巾をしたかわいい店員さん達が並び、「いらっしゃいませー何がいいですか」ただそれだけのやりとりを楽しんでいるようですがそれは年中さん年長さんのそのままの言葉でした。年長さん年中さんの姿から学んだかわいいごっこ遊びが発展しつつあります。イメージして考える。それを実際に様々な形や言葉で表現するという事のすばらしさを実感しました。明日はまた、年長さんや年中さんのレストランとお店屋さんに行きたいと張り切っている子ども達。明日は、また新たな発見と、感動を与えてくれるに違いありません。教師は、このぐんぐんのびゆく子ども達を見守り、応援していきたいと思います。
「いっらしゃませ。何名様ですか?」お客さんが入ると案内係のウェイトレスが出迎えるきりんレストラン!今日は、ちゅうりっぷ組からかわいいお客さんが大勢、来てくれました。きりんレストランのはじまりは、新聞紙をくるくると巻いて、海苔巻きを作ったR君を見た友達が「海苔巻き屋さんみたい」と言い、その会話を聞いていたM君が「いいこと考えた、レストランにしよう」と周りの友達に誘いかけたことがきっかけでした。その日から箱やカップ等の身近な素材を利用して次々と品物を作っていきました。「私は、サンドウィッチを作ろう」「ぼくは、やきそばを作る」と張り切って作ったり・・・「看板もいるやろう」「メニュー表は、どうする?」と友達同士で相談したり・・・と目をキラキラと輝かせてすすめていく姿がみられました。また、家庭に帰ってから「レストランのメニューは何がいいと思う?」とお母さんに相談したり、必要な材料をおじいちゃんやおばあちゃんの家に行って集めたりと家庭をまきこんでレストラン作りを進めていきました。生活経験を生かしながら役割を分担してレストランごっこはすすんでいますが・・・自分の思いや気持ちが通らなくなるとトラブルが発生し、それを見た女児達が「明日のテレビは、わたしのきもちがあるからそれを見たらいいんやないん」と提案する姿もみられています。子ども達は、環境の一部として、テレビを視聴することで間接的な体験や知識をためこんだり、生活経験に重ね合わせてイメージしたり、経験してきたものが確実なものになったりしていると思われます。案内係、運び係、注文係、料理係、レジ係と色々な役割を決めた子ども達は、それぞれの役になりきって楽しんでいます。文字が読めない小さな友達の為にとK君は、ディスプレイを考えたり、レジ係のAちゃんからは、ポイントカードの案が出たりとどんどんイメージも広がってきています。みんなで協力しながらすすめている、きりんレストランに一度、来てみませんか?素敵な店長もいますよ。それでは、みなさんのご来店を楽しみにしています。
「ミニソフトバレー」
「フレーフレー三葉!」今日は、中予私立幼稚園PTAのミニソフトバレーボール大会でした。朝、子ども達に見送られて、ミニソフトバレーボールサークルのお母さん達は、子ども達手作りの応援幕を持って、いざ試合会場へ!今年のミニソフトバレー部員は人数が少なく全員出場フル回転!大奮闘でした。結果は、1勝1敗。おつかれさまでした。三葉のお母さん、子ども達に負けないようにミニソフトバレーで楽しく、友達づくり、ダイエット、若さと美容、健康に一緒にしませんか?来年の優勝を目ざして!入会、お待ちしています。
2008年10月22日 水曜日
昨日、年中さんと年少さんが稲刈りをしている様子を見守っていたかかしさんが、今朝、登園してくる子どもたちを、稲木の側でにこやかに迎えてくれていました。しかし、そのかかしさん、何か物足りない様子です。いったい何なのでしょうか?
なかなかそこに気がつかない私たち教師に、副園長が、昨日刈った田んぼを、この場所へ移動するようにアドバイスをくれました。昨日この場所で刈ったのに、どうしてわざわざ離して遠くまで運んでしまったのでしょうか?
教師たち数人で、稲木の側に運んでくると、やっとかかしさんが安心した顔で立っているように見えました。そうすることで、子どもたちが自然に集まってきて、「これ昨日刈ったんよね。」と話したり、ひまわり組のMちゃんは、「キラキラテープがないとスズメが食べるんやない?」と心配して、先生と一緒にキラキラテープを貼る姿なども見られました。こういった子どもたちの姿を見て、環境の大切さを改めて思い知る事となりました。
さて、今日は子どもたちの遊びの様子を、園庭のままごとコーナーにスポットをあてて紹介することにします。
「先生、メープルアイスができたよー。食べに来てー。」 たんぽぽ組のNちゃんの誘いに出かけてみると、年少さん・年中さんが大勢、豊富な食材を並べて、料理作りをしていました。私も楽しくなって、思わず、『大根のお花』を作ってお皿に置きました。すると、ぱんだ組のAちゃんが、すかさず大根の茎でお花の葉っぱを作ってくれました。その後、Mちゃんと一緒に人参のまわりに小さく切ったさつま芋を置いて、おひさま・・・そして、いちょう切りにした小さな大根をリボンの形に置き、ちょうちょ・・・そのちょうちょの上には、キャベツの葉を小さくちぎって触覚まで作っていたのには驚きました。さらに、お皿のまわりには、菊の花びらを1枚1枚並べて、飾り付けまでしていました。
とてもステキな『お皿のお花畑』が出来上がり、嬉しくなった2人は、それをたくさんの先生に見せに行っていました。こあら組のお母さんにもほめてもらって、大喜びのMちゃんとAちゃんでした。
教師のちょっとしたヒントから、どんどんイメージを広げていき、それをいろいろな遊びの中で表現できるなんて、本当にすごいことだな、と思いました。また、4歳児になると、それを広げていける創造性や表現する技術が育っていることも嬉しいことでした。
明日は遠足です。どうも空の様子が心配ですが・・・。楽しみにしているみつばっ子たちの願いがどうか空に届きますように。
2008年10月1日 水曜日
昨日まで降っていた雨も上がり、今日は、心地よい秋の青空が広がっていました。
今日から十月です。待ちに待ってた運動会まで 後三日となりました。空には万国旗が風になびき、運動会のムードが盛り上がって来ました。
さて張り切って練習している子どもたちをいつも見守ってくれているのは、入退場門のおさるさんです。今日運動会に向けて、なんと装いが新たになりました。バスから降りてきた きりんぐみのk君は、開口一番「わー おさるさんが、帽子かぶっとるー。すごいねー。誰が考えたんやろう?」するとすかさずkちゃんが、「きっと古森先生よ。絶対。」という会話が・・・・・。 そのおさるさんの衣装とは?・・・ 鼓笛隊の帽子をかぶり、太鼓と指揮棒持って、鼓笛隊の一員になっていました。そして入場門のおさるさんは、「みつば」のプラカードを持っています。
実は、こんな装いになったのは、副園長のアイディァなのです。・・・内緒の話ですが、子どもたちはさすがよく知っています。始めは何も身につけて居なかったおさるさんでしたが、リボンをつけたり、クラスの帽子をかぶったりして、少しずつ変化をつけてきました。以前そのおさるさんにリボンをつけてあげていたひまわり組のMちゃんは、今日鼓笛隊の帽子をかぶっているのを見て、「わーこのおさるさんは、年長さんやったんやね。」というかわいいつぶやきが聞こえました。
そしてたんぽぽ組のS君のこんなかわいいエピソードもありました。
古森先生がおさるの太鼓をたんぽぽ組で作り始めた時のことです。その姿を廃材遊びをしていたたんぽぽ組の4,5人 の子どもたちがじっと見ていました。そしてできあがった太鼓をみて、sくんが「僕にたたかせて。」といったのです。広告のバチを手に持つと、「どーん・どん・どん・どん・どん」と年長さんと同じリズムで たたいたのです。実は、毎日年長さんの鼓笛隊を聞いて、あこがれていたs君R君達は、数日前からホイルの芯とペットボトルを手に持ち「どーん・どーん。」とたたいていたのです。 調理室で料理をしていた古森先生が出てきてリズム打ちを教えてくれました。二人はすぐに覚えて何回も繰り返してペットボトルとホイルの芯で演奏をしていたのでした。
運動会の練習を重ねていく中で どんどん子どもたちの力が発揮されてきます。今まで身につけて心と体いっぱいにため込んで来たものをどんどんだし、手を伸ばすだけで頭が働く子どもたちに教師達は、感動と驚きを感じ、そして、教師自身の反省をしている毎日です。
心の金メダルを目指して、笑顔・元気・やる気のみつばっこ達です。
たんぽぽ組ニュースです。
九月一日から、Yちゃんが、たんぽぽ組さんになりました。笑顔のかわいいYちゃんは、人懐っこいたんぽぽ組のお友達とすっかり仲良くなって遊んでいます。只今たんぽぽ組のお部屋は、毎日廃材で作る子どもたちの作品で花盛りとなっています。すべり台・合体ロボット・お花の咲いているお船・カバ・橋・ライオン・傘・・・・・・とバラヱティに富んだ作品が、次々と生まれ、只ただ子どもたちの発想のすばらしさに感動している毎日です。この頭の柔らかさを 私も少し分けてもらいたいなあと 思う今日この頃です。
コメント (待ちに待ったおもちつき たんぽぽぐみ 吉本多恵子 はコメントを受け付けていません)