2009年10月3日 土曜日
今日は待ちに待った平成21年度の秋の運動会でした。昨日は雨が降ったり止んだり午後は集中豪雨と心配しましたが、子ども達の願いが届いたようで、お陽さまが顔を出してくれ、最高の運動会日和となりました。1学期後半から遊びの中で踊りを踊ったり、並んだり、かけっこをしたりして運動会の練習をしてきましたが、2学期に入ってからは毎日目標を持っての練習をしてきました。私達教師も「子ども達が自分で考えて行動したり、失敗したとしても自分達で立て直すことのできる、三葉っ子らしさを発揮させたい!」を合言葉に子ども達とかかわってきたのです。本番の日は、どのような表情で登園してくるのだろうと教師も期待を胸に子ども達を迎えました。 開会式後の応援合戦では、サニーマート衣山店から店長さんと牛さんが応援に駆けつけてくれました。クラス別の応援に順に回って一緒に参加して応援合戦を盛り上げて頂きました。
年少の踊りの課題は、元気いっぱいに踊ること、クラスみんなできれいな円を作ることでした。本番は、たくさんのお客さんの中でなかなか踊ることのできない子を、他の子が手を引いて円を作ろうと頑張っていました。できるかできないか教師も手を出しそうになりながら我慢して見守るとギリギリのタイミングで円を作ることができて、お客さんからも大きな拍手をもらい、大満足の年少児達でした。
年中児のAくんは、踊りに参加することがなかなかできずにいました。今日は、「たくさんのお客さん達の前で踊れるだろうか?」と教師も心配していました。しかし、今日は仲良しのKくんがAくんを誘い掛けたことで、Aくんも素直に踊りに参加することができました。練習を通して仲良くなり、運動会本番で2人が助け合う姿が見られ嬉しく思いました。
年長の鼓笛隊では、教師が引いたラインが間違っていました。いつもと違って曲がりくねった太鼓さん達の並び方に、「どうしたんだろう?」と見るとラインの勾配が違っているのです。それに気付いた太鼓のパートの子ども達は、今まで練習してきたことで身に付けた感覚で自分達で列を並び替えていたのでした。
本番は緊張してしまい、練習の成果が発揮できなかった場面もありましたが、練習してきた中で得た知恵を出して自分達で考えて行動するという三葉っ子らしさを十分に発揮してくれたと思います。明日は青コースの運動会です。青コースの子ども達にも、三葉っ子らしさが出るように見守り、応援していきたいと思います。
2009年9月8日 火曜日
先週は不安そうな表情で登園してきていたたんぽぽ組のSちゃんも、今日は「先生!おはよう!」と笑顔で挨拶をしてくれました。子ども達も夏休み中の生活から普段の保育のリズムを取り戻してきたようです。2学期になり、たんぽぽ組の子ども達の姿を見ていると変化が見られます。それは、気の合った友達を誘って、自分達で好きな遊びをする姿が多く見られるようになってきたことです。今日も思い思いに泥団子を作ったり、ダンゴ虫を探したり、ままごとなどをして仲良く遊ぶ姿が見られました。
今週からたんぽぽ組では、登園してきた子から9月のシール帳に貼る折り紙のバッタを作っています。1学期には、私が折り方を説明したり、一緒に折ったりしていましたが、2学期には見本を見て、自分で考えて折れるように子ども達に任せてみることにしました。どうしてもできない部分は手伝おうと考え、子ども達の様子を見ていました。しかし、私の予想とは異なり、子ども達は見本のバッタを裏返してみたり、友達に聞いて折り方を調べたりして自分達で折ることができていました。1学期を振り返り、もしかしたら子ども達を信じて任せることが少なく、指示をしたり手を出しすぎたりして主体性を妨げていたのではないかと反省しました。小さな頭と体でしっかりとやり遂げようとする子ども達は、一人前のヒトであることを忘れないようにしたいと思いました。
9月は暑さに配慮して、三葉幼稚園では完全給食制にしています。そこで、通常は家庭からのお弁当日の予定だった8・15・18日は教師達が中心となって作る手作り給食の日になっています。今日も調理場からはおいしそうな匂いがしてきて、運動会の練習でお腹が空いた子ども達の食欲をそそっていました。
今日の手作り給食のメニューは、『麦ご飯・玉ねぎとジャガイモの天ぷら・かぼちゃ・ナスの甘辛炒め・ゴーヤとりんごのサラダ・ぶどう・お味噌汁』でした。出来上がった料理を見て、「これは何が入っとるん?」、「何でできとん?」など、どんな食材から作られているのか興味津々で質問する子ども達の姿が見られました。また、サラダを見たひまわり組のSくんは、「サボテンが入っとる!!」とゴーヤをサボテンに見間違えるといった可愛らしい一幕も見られたようです。そして、何より感じられることは、手作り給食を食べている時の子ども達の明るい表情と雰囲気の良さです。友達と楽しそうに会話しながら食べている子ども達を見ていると、手作りの大切さ、温かさを感じさせてくれます。うさぎ組では、「なぜ、ゴーヤは苦いのか?」という疑問が湧いてきたそうです。その疑問に対して副園長から、「苦さはパワーになる!!」と教えてもらった子ども達は、「明日も運動会の練習を頑張るぞ!」と意気込んでいました。
三葉幼稚園のみんな!何でもよく食べて、インフルエンザに負けないように、「笑顔!元気!やる気!」で頑張ろう!
2009年7月11日 土曜日
今日は、子ども達が待ちに待った夕涼み会でした。昨日の午後から降り続いた雨は、午前中も止まず、その合間をぬって準備を進めていきました。午後からはきっと止んで子ども達の願い通りの夕涼み会ができるに違いないと信じると準備にも力が入ります。準備を急ピッチで進めながらお手伝いのお母さん方と園庭の水取りから、飾り付け、夜店のセッティングを終えると少しずつ空も明るくなり、しのぎやすい天候に早変わり!あとは開会を待つばかりとなりました。
午後4時。三葉っ子と教師達の願い通り雨も降ることなく開門しました。今年は、初めての試みで「先生達の店」が出来ました。おもちゃやゲームのある楽しいお店です。その他にも、おばけ屋敷・カラオケ・映画・くじびき・魚釣りなど子ども達がワクワクするたくさんの夜店が並びました。初めて夕涼み会を経験したたんぽぽ組のYくんが、背中に何かを隠してやって来ました。「Yくん、なに持ってるん?」と聞くと、満面の笑みで先生のお店で買ったおもちゃを見せてくれました。自分で買い物をしたことがよほど嬉しかったようで、ずっと大事そうに抱えている様子が見られました。
午後5時。赤コースの子ども達が集まって、盆踊り大会が始まりました。しかし、私には心配なことがありました。たんぽぽ組には春の運動会の時、お母さんから離れられず泣いたり、なかなか列に並ぶことができない子がいたからです。でも今日の盆踊りでは、離れるときに泣いてしまう子はいたけれど、みんなが円に並んで踊ることができました。また、いつもはなかなか盆踊りに参加することができないHくんが、笑顔で盆踊りを踊ることができたのです。お母さん方からは、たんぽぽ組の子ども達が楽しそうに踊る姿を見て嬉しかったと喜ばれる声がたくさん聞かれました。春の運動から2ヶ月の間で、子ども達の成長している姿が見られ、とても嬉しくなりました。盆踊りが終わった後にお土産の花火をもらい、とても喜んでいる子ども達でした。
今回の夕涼み会には、在園児の家族をはじめ、卒園児や未就園児、地域の方々など、たくさんの方が来園して楽しんで頂くことができました。卒園児や未就園児、地域の方々にも開放できるこれだけ大きな行事が行えるのも、役員さんやお手伝いの保護者の方々の協力があるからだと思います。特に今年度は夕涼み会終了時にたくさんのお父さん方のお手伝いを得ることができまして、早く終えることができたことを心からお礼申し上げます。夕涼み会で見せてくれた三葉っ子の素敵な笑顔がたくさん見られるように。そして、いつまでも三葉幼稚園が子ども達の心の古里になりますよう、私達も励んでまいります。今後ともご協力お願い申し上げます。
2009年6月22日 月曜日
たんぽぽ組のMくんが空を見ながら言いました。「先生、明日公園行けるかな?」今日から自由参観日が始まりました。明日は、園外保育に総合公園に行く予定になっていて、Mくんはそのことを気にしているようでした。「雨が降らんようにてるてる坊主作らないかんね。」きっと、Mくんは明日の園外保育を楽しみにしていて、晴れて欲しいと願っているでしょう。
今日、私は子どもの頃の気持ちに戻る発見をしました。年長児の朝顔の苗に水をあげようとした時、よく見ると鉢の下に何かありました。見てみると、泥団子が大事そうに鉢の下の隙間に隠されていました。そういえば子どもの頃、「明日、また続きをしよう!」と誰にも見つからない所に隠して、わくわくしながら次の日を待ったものでした。明日に期待を持って、降園している子どもがいるのだなと嬉しくなりました。
自由参観日では1日1回は各クラス・学年単位での活動が入っています。たんぽぽ組では、今日から作品展が始まるということで早速見に行きました。金曜日の帰りに、「月曜日には、先生がお手紙を付けて飾っておくからね。」と約束して帰ったことで、「作品見に行かんの?」「私の作品はどこにあるん?」と子ども達からは期待している様子がうかがえました。「お友達の作品は絶対に触ったり、壊したりしないこと」・「ホールの中では走ったり、騒いだりしないこと」を約束してホールへ上がりました。ホールに入ると第一声が「おぉー!」という歓声でした。全園児分のたくさんの作品を初めて目にした子ども達は、感動している様子でした。上手なきりんの作品が目に飛び込んできたYくんは、作品に向かって走り出しました。「触ったらいかん!」と注意してもYくんの足は止まりません。「あ!!」と思った瞬間、Yくんは作品の一歩手前でピタッと止まりました。Yくんの足元には土曜日に、「初めて見る作品を触りたくなるだろう。」という副園長の見通しを持った判断から、アドバイスを受けながら教師達で作った柵があったのです。子どもの心の動きと行動を汲み取っての細やかな配慮を、もっと勉強しなければいけないと反省する出来事でした。
最近はたんぽぽ組でもリトミックを楽しんでいます。ビニールテープの円上に、クラスのみんなが座れるようになり、毎日少しずつ成長している姿が見られることが私の喜びになっています。木曜日のリズム遊びでも、リズムに合わせながら楽しそうに活動する子ども達の姿を見せられたらなと期待しています。
2009年6月2日 火曜日
朝、登園してきた子ども達に古森先生が話しかけました。「駐車場のトマトの葉っぱが丸くなっとるよ。」それを聞いた年中・年少の子ども達は教師と一緒に見に行きました。強い日差しに負けてしまったトマトの葉っぱは元気なくしおれていたのでした。「お水がいるんよ!」とペットボトルに水を汲んでトマトにかけました。その時、緑色のトマトの赤ちゃんを見たYちゃんは、「トマトは赤くなってからとるんよね!」と言いました。続いて隣りのSちゃんが、「苺も赤い色やないとだめなんよね!」そんな話をしていると小さなきゅうりの赤ちゃんができていることに気づきました。そこで子ども達は、「きゅうりの赤ちゃんは大きくなっても、なんで緑色のままなんやろ?」と色が変わらないことを不思議に思い、教師に聞いたのでした。子ども達の鋭い質問に教師はうまく答えられなかったようです。今日の教師の反省でした。
今日から古森先生の発案で、木工のコーナーを出すことにしました。初めて木工を出すということで、釘が打ちやすい木片や子ども達がイメージしやすい形のものを選び、準備しました。新しいコーナーに興味を持ったたんぽぽ組のSちゃんは、木片と釘を持ってきて金槌で打ち始めましたが、なかなか真っ直ぐに打つことができません。曲がった釘を教師に直してもらいながら、何度も何度も諦めずに打ち続けていました。何度も打つ中で、いつの間にか金槌の柄の持つ位置が変わって、金槌の近くを持っていました。強く打つためには、柄の端を持たなくてはならず、幼児の力では重さもかかりうまく釘を打つことができません。反対に、金槌の近くを持つと力は入りませんが、うまく打つことができるのでSちゃんは、失敗を繰り返すなかで、そのことに気づき、試行錯誤しながら2つの木片をくっつけることができたのでした。
木工のコーナーでは、自分の手を打たないように集中したり、木片と木片をつなげるために釘の長さを考えたり、木片をつなげながら作りたいもののイメージを膨らませていきます。Sちゃんのように失敗を繰り返すなかで育つ様々な子どもの気づきの過程を教師がしっかりと認め、子ども達と喜びや達成感を共感していきたいと思います。
ひとしきり遊んだ片付け前のことです。ある子が空に虹が出ていることに気づきました。今日出ていた虹は、私たちのイメージしている山型ではなく、反り返っているような形でした。虹をみつけたぞう組のSちゃんやひまわり組のTくんは、絵の具のコーナーに行って、その感動した気持ちを絵に表現していました。また、さくら組のTくんは、「あの虹、誰が描いたんやろうね。」と、とても素敵なつぶやきを聞かせてくれました。 こんなに素晴らしい感性を持ったみつばっ子達と一緒に遊んで、私たち教師もたくさんのことを学んでいきたいと思います。
2009年5月14日 木曜日
年長児が作った手作りのこいのぼりが飾られ、テントも並びいよいよ親子運動会が近づいてきたと、園全体が盛り上がっています。また、昨日子ども達から出てきたスタンプコーナーも、今日は教師がスタンプを押し易いように下敷きを工夫したことで、更にたくさんの子ども達が野菜の切り口をスタンプしてデザインしていくなど発展が見られています。野菜の形を活かしてミッキーマウスや花を作る年長児。「ギュー!ギュー!」と言いながら形を押すことを楽しむ年少児。年齢に応じた楽しみ方も見られました。
今日、更に盛り上がったのは”色水コーナー”でした。昨日、N先生のお父さんが作ったレモンをもらった古森先生は、N先生に「ぜひ、このレモンを色水コーナーに使いたい。」と伝えました。そして、今日、いつものように花をすり潰して色水を作っている子ども達の所にN先生はレモンを持って来て、古森先生に何のためにどのように使うのか尋ねました。そして、古森先生が伝えた使い方は”色水のマジック”でした。紫色の色水にレモンの汁を入れると、みるみるうちに鮮やかな赤色に変わったのです。それを見た子ども達や教師はとても驚いて、感心するばかりでした。他にも黄色はオレンジに変わるなど、子ども達は色が変わる不思議を楽しんでいました。教師達も今、色々な科学を感動して体験し、今更ながら学校の授業の意味を振り返る毎日です。また、フリースクールなどでこんな楽しい科学に触れていきたいと思います。
今日はたんぽぽ組で嬉しい出来事がありました。最近、たんぽぽ組の子ども達はダンゴムシや青虫など、小さな虫に興味を持って飼育する姿が見られています。昨日のことです。ダンゴムシ捕りが盛んになったので、NHKの「しぜんとあそぼ」のDVDを見ることにしました。そのなかで、ダンゴムシが食べる物を知ったり、脱皮をする理由、なぜ団子のように丸くなるのかなど、子ども達はそれぞれに気づくことができたようです。いつも泣いて登園していたYくんが、今日は家からヨーグルトのカップを持って来て、「今日もダンゴムシ捕るんよ。」と戸外へ出ていきました。しばらくして覗いてみると、カップの中にはダンゴムシが2匹入っていました。しかし、ダンゴムシが食べる物は入っていません。
「Yくん。ダンゴムシって何食べるん?」と聞くと、「葉っぱを食べるんよ。」と言うので、私は近くの落ちていた緑の葉っぱを渡しました。「違うんよ。茶色の葉っぱなんよ。」とYくんは言って茶色になって枯れた小さな葉っぱを入れたのでした。「そういえば、昨日見たDVDでダンゴムシが枯葉をバリバリ食べていたな・・・。Yくんは、ちゃんと見ていたんだなぁ!!」と、私は嬉しくなりました。今日、Yくんはたんぽぽ組のダンゴムシ博士になって、友達の手を引いてダンゴムシを一緒に探してあげる姿が見られました。
今、園内にはイチゴをはじめとする果物や野菜、草花などの植物やダンゴムシや青虫などの小動物が多くいます。育てた果物や野菜は収穫して、ただ食べるだけではなく、”どのようにしてイチゴが実るのか?”、”イチゴが実るまでには、蜂の力も必要なこと。反対に実ったイチゴを食べて生きている虫がいること。”、”イチゴの実を守るためには、どうしたらいいのか?”、”イチゴを守るために害を与える虫はどうするのか?”など、たくさんの命のめぐり合わせの中で生きることや動植物の命の尊さについて子ども達と一緒に考えていきたいと思います。
2009年4月15日 水曜日
年少児が入園して4日がたちました。子ども達は自分のロッカーや靴箱の場所を覚えて自分で片付けようとする姿が見られるようになりました。そして、所持品の始末を終えると自分のしたい遊びを見つけて遊んでいます。たんぽぽ組の子ども達も年長・年中のお兄ちゃん、お姉ちゃんの遊んでいる様子を真似て、包丁ままごとや色水作りをして楽しんでいます。
室内では昨日廃材のコーナーを作ったことで「今日もバンバンを作ろう!」とMくんが登園してきました。昨日は初めてセロハンテープを使って、自分ではうまく切ることができず教師に手伝ってもらって廃材で鉄砲を作りました。今日はコツをつかんだようでうまく切ることができ、「強いバンバンを作る!」と言って何度もセロハンテープを切って、貼ることを楽しんでいました。6月には春の作品展があります。そのことも考えながら、子ども達がイメージを膨らませやすい素材を用意して、作ることを楽しめるようにしたいと思います。
今日は「なかよし会」がありました。なかよし会とは、年長・年中児が年少児を歓迎する会のことです。年長・年中児も進級して日があまりありませんでしたが、「年少さんは何をしたら喜んでくれるんだろう?」と子ども達で考えたようです。年長さんは、年少さんの迎えをしたり、会食の準備や片づけをしたりして進んで活動する様子がみられました。年少さんも、年長・年中児の踊りを見て楽しんだり、一緒に踊ったり触れ合ったりしてなかよし会を楽しむことができました。
なかよし会の後は、古森先生達が作ってくれた手作り給食を食べました。メニューは、「黒豆ご飯のおにぎり・野菜豆乳シチュー・豚肉のからあげ・レタス・いちご・りんご納豆・いちご紅芋大福」と盛りだくさんでした。大きな野菜の入ったシチューを大きな口をあけておいしそうに食べる年少児の姿に、思わず教師も幸せな気分になったのでした。
午後の保育が始まり、少しずつ園生活の流れがわかってきた年少の子ども達ですが、これから自分のしたい遊びを伸び伸びとできるように環境を整え、教師も子ども達の遊びにかかわって一緒に楽しみたいと思います。
色水コーナーでの出来事です。教師が汚れた台をきれいに拭こうとした時、うさぎ組のHくんが「先生!待って!バッタがおるんよ!」と道路で摘んできたよもぎの陰から出てきた小さなバッタを見つけて言いました。また、「アリさんがバケツの中で溺れとる!」という教師の声を聞いたSくんは、「助けてあげないかん!お野菜の所に逃がしてあげな!」と言いました。色水遊びの中にも大人の目にはとまらないバッタに気づく子ども達。小動物の命を大事に思う子ども達の姿に保育終了後のミーティングでは、教師たちみんなで感動し、その気持ちを大切にしたいと話し合いました。
コメント (「運動会がんばったよ!」 たんぽぽ組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)