2023年6月3日 土曜日
雨が降る日が多く、なかなか戸外で遊ぶことができなかった今週。愛媛県も梅雨入りしました。雨が続くと室内遊びが多くなりがちですが、もも組の子ども達は室内でも元気いっぱい遊んでいます。何にでも興味を示し、登園すると出ているいつものおもちゃで遊び始めるもも組さんですが、そのうち飽きてきて歩き回ったり、人の物を欲しがったりし始めます。それを見て保育教諭が新しい環境を作るとたちまち興味津々で自分の力でハイハイしたり急いで立ち上がって歩いたりして新しいコーナーに行って遊び始めます。
この日はままごとコーナーを出してみました。保育教諭が1つずつ食材やお皿を机の上に置くと我先にと自分の使いたい物を取り、お皿の上に食材を置いたり食べる真似をしたりして思い思いに遊んでいました。食材を選んでいたR君は保育教諭の近くで「あ~ん」と言いながら美味しそうにパンを食べる真似をしていました。そこで保育教諭が「いただきます」と言うとR君も同じように手を合わせてもう一度食べていました。保育教諭のしていることを見て「いただきます」と言って手を合わせることを真似て覚えようとしていることに成長を感じ嬉しくなりました。
また、5月で1歳になったRちゃん。近くにあったコップを両手で持って飲む真似をしていました。1回ではなく何回も繰り返していてその姿がとても可愛く思いました。1歳になると身近な人の動きをよく観察していて真似て自然にいろいろなことを身に付けていくのだとRちゃんの行動を見て思いました。
そして次の日は、シール遊びをしました。いろいろなことに興味津々な子ども達はシールを渡すと裏紙を剥がしながら広告などに貼っていました。剥がして貼ることが楽しくなった子ども達は広告やダンボールでは物足りず、なんと!!自分たちの体や手足にも貼っていました。シール貼りをしながらIちゃんとS君がやりとりをしていました。シールを一生懸命剥がしたIちゃんが近くにあった紙に貼らないで隣に座っていたS君にシールを渡していたのです。
子ども達のやりとりは基本的に月齢が上がっていくうちに見られるようになってきます。始めは1歳児は一人遊びから次に並んで同じことをしているけれど、関わりがない時期、そしてやりとり(関わり)が見られるようになるのです。大きい子ども達がよくしているのを見ますが、1番小さなクラスのもも組さんがしていることに驚き、可愛いなと思いました。これからも子ども同士のやりとりが見られるような環境を意識して作っていきたいなと思いました。
2023年6月2日 金曜日
遊ぎ場で年中2クラスと年少の4クラス、たんぽぽ赤、青組が生活を始めて1週間が経とうとしています。引越しの際、自分達で持ってきたおもちゃや、年長さんに手伝って運んでもらった着替え袋なども自分達で片付けることが出来ました。靴の置き場所も教師と一緒にしていましたが、仕方を覚えた子が、まだ不安な友達に「靴はここ」としっかり教えている姿も見られるようになりました。
今日は朝から雨が降っていたこともあり、環境に廃材も出すことにしました。ちゅうりっぷ組の子ども達は廃材遊びが大好きです。廃材遊びが出来るように机やテープを準備し始めると、Kくんがすぐに気が付き近づいてきて「今日廃材遊びするん?」と言ってきたので「そうだよ」と伝えると友達の所に行って「廃材遊びしていいって!!」と嬉しそうに伝えていました。そして、すぐに戻ってくると「廃材箱ないけどどこにあるん?」と聞いてきました。幼稚園で過ごしていた時は、廃材箱を自分達で準備をしたり、テープを準備したりしていたのですが、引越しで廃材をしまっていたのです。廃材を出してくると「そこに入ってるんやね!」と言って集まってきました。
準備が終わると子ども達は、廃材箱からイメージに合った素材を見つけて作り始めました。しばらくすると、AくんとYくんが「こう?こっち?」と何やら話している声が聞こえたので「何を作っているの?」と聞いてみると、「何を作ってるんだった?あっ、動物が乗る車を作りよるんよね」と教えてくれました。カップが動かないようにYくんがおさえると、Aくんがテープて固定していきます。その後、それぞれクレヨンを持ってきて色を塗って完成すると、「先生出来たよー!!」と持ってきて、AくんとYくんが「ここには動物が乗っていて、ここに運転手さんが乗って、、、」と説明してくれました。6月からちゅうりっぷ組に入ってきたTくんは周りの友達がしているのを見て、机の上に廃材を並べていき「ここには大きなお家があって、ここには動物園があるんよ」と机いっぱいに廃材を並べて、まるでジオラマのような作品を作っていました。入園してから、廃材遊びもしてきたものの。たった2ヵ月の間なのに子ども達の創造力に驚かされました。作品展で子ども達の作品を見てもらえる事を楽しみにしています。ご家庭に廃材がありましたら、どんなものでも使いますので持たせてください。自分で持って来ると制作意欲も高まります。
2023年6月1日 木曜日
今朝は久々のお天気。梅雨の中のちょっとした晴れ間は、こどもたちにとってとても嬉しい時間でした。
今週月曜日から幼稚園と仮園舎に分かれて生活しているのですが、昨日仮園舎から帰ってきたY先生が「ぱんださーん!ひつじぐみさんとうさぎぐみさんから伝言を預かってきました!」とぱんだ組まで言いに来てくれました。”なになに?”と集まる子どもたち。「あのね、うさぎ組さんとひつじ組さんがさんさんらんどで使っているお部屋とーっても広いから遊びに来ていいよー!って言ってたよ。あと、うさぎ組さんは幼稚園にも遊びに行ってもいいー?って聞いていたよ!」と教えてくれました。それを聞いた子ども達は、「遊びに行きたーい!この前のお引越しめっちゃ広かったよね!」、「幼稚園にも来てほしいね!みんなで遊びたいね!」と、目をキラキラさせながらワクワクしていました。ですが…ここで1つ問題が…行きたいし、来てほしいけど「え・・・どうやってうさぎさんひつじさんに伝える?」と間題が発生しました。バスに乗って?行く?でも運転手さんいないね〜、大きな声で言ったらさんさんらんどまで届くかな~。いやいや…どれも難しいなと悩んでいるとMちゃんが「あ!お手紙にして送ったらどうかな?」みんなが「それいいね!そうしよう!」とぱんだ、りすの子ども達でお手紙を書くことにしました。
~内容~
うさぎ組さんひつじ組さんへ。げんきですか?かんがえてくれてありがとう。ようちえんきていいよ。おさかなつりしたよ。さんさんらんどもいきたいよ!ぱんだぐみりすぐみより
この話しを昨日の職員会ですると…古森生がとっても楽しい、とっても最新なアドバイスをくれました。コロナが流行してから研修会などはZOOMというオンライン研修会だったのですが、そのZOOMを使ってみんなで会ったり話したり出来るんじゃない?と。本当だ!確かに!やってみよう!と教師達もみんな賛成し、お昼の前に集まってオンラインで繋がることにしました。それを年長、年中の幼稚園の子ども達に話すと、「やったー!みんなに会えるー!」と大喜びで会議室に上がっていきました。「帽子被ってたらくま組さんって分かってくれるかな♪」とくまの子達が言っているのを聞いて、「ぱんだも帽子被らなきゃ!うさぎさん気付いてくれないかも!」と急いで準備していました。少し改善点も必要なところがありましたが、画面に写る仮園舎の友だちを見て、うれしそうに「あ!ちゅうりっぷさーん!ひまわりさーん!すみれさーん」・・・と、みんなのクラス名を呼びながら手を振っていました。せっかくだからみんなで何かしたいね!と古森先生にアドバイスをもらい、幼稚園の子も仮園舎の子もみんなで歌を歌うことにしました。年少さんからのリクエストで「バスごっことカエルの歌」を歌いました。年中児にとっては今日はじめての『こども会議』だったのですが、みんな楽しい!また会議したい!と、楽しい時間を過ごすことが出来ました。次するときは今日の反省を生かして、第2回!!幼稚園と仮園舎こども会議をしたいと思います♪離れていても、みっばっこはいつも1つ。みんな仲よしです♫
2023年5月31日 水曜日
昨日、新しい保育室へと引っ越しを終えた子ども達。本当にみつばっこ達は、『自分でできることは自分でやるんだ!』という気持ちが育っていてすごいなと感心させられることばかりの2日間でした。新しい保育室、環境での保育やあそびのお部屋をどうしていこうかと悩んでいる教師達に園長が「まだ解体工事は始まらないんだから、空いているお部屋を有効に使えばいいのよ♪」とアドバイスをくれました。引っ越しを終えて、もう今までの保育室は使えないのだと思い込んでしまっていた教師達には盲点だったのです。何でも柔軟に対応できる子ども達に比べると、『なんて私達は頭が固いんだ・・・。』と恥ずかしくなりました。
今日も朝から雨の一日でした。しかし、三葉幼稚園は雨でも色々な場所が遊び場になるのです。幼稚園のテント下では季節の野菜を使って包丁を使ったままごとをしたり、タチアオイやツツジといった季節の花をすり潰して色水づくりをしたりして楽しんでいました。プールの部屋から、「これ使いたいんよ!」とT先生と移動式の小プールを出してきた年長児達は新聞を器用に破るとプールの中に入れてプールごっこを始めました。その様子を見ていたたんぽぽ黄組の子ども達も「いれて♪」とやって来て、一緒に新聞のプールに潜ったり、新聞紙を高く舞い上げてシャワーにしたりして遊んでいました。本物の水じゃなくても、身近にある素材を使って楽しい遊びに変えてしまう子ども達には脱帽です。「早く水鉄砲大会がしたい!」と梅雨が明けて暑くなるのを楽しみにしている子ども達です。
ぱんだ組さんでは昨日から魚釣りが始まっています。今日も「魚釣りの続きがしたい!」と早速準備を始めました。昨日は保育室の隅の方で遊んでいたのですが、今日は園長のアドバイスを活かして引っ越しが終わったすみれ組の広くなった保育室にブルーシートを何枚も敷いて、魚を釣る場所をたくさん作りました。「年長さんも呼んであげたい!」とMちゃんが言うと、「じゃあ、もっとたくさん魚を作らなきゃ♪」とみんなで廃材を使って魚を作り始めました。そして、たくさんの魚が出来上がると、「いらっしゃいませ♪」と年長さんを呼んで魚釣り大会が始まりました。ぱんだ組さんが作った釣り竿や釣り針は柔らかくて釣るのが難しいようで、「なかなか釣れん!」「絶対に釣ってやる!」と年長さんは盛り上がっていました。
明日からはいよいよ解体工事に向けての囲いが設置される予定です。頭の柔軟なみつばっこ達のように、限られた環境の中でも子ども達が毎日楽しく、そして知恵を働かせて生活していけるように保育をしていきたいと思います。
一方、仮園舎の子ども達は・・・。
幼稚園、仮園舎と2つに分かれての生活も3日目。楽しく生活していましたが、ふと気が付くといつも一緒に遊んでいたぱんだ組さんやりす組さん、年長さん達がいません。うさぎ組のAちゃんが「ぱんだ組さん達、何してるかな?」とつぶやいていました。すると、「うさぎ組とひつじ組のお部屋広くなったけん、ここに遊びに来てもらったらいいね!」とRちゃん。そして今度は「私は幼稚園に遊びに行きたいな~」とHちゃん。楽しい反面、今までいつもそばにいた友達がいないことにふと気が付き、ちょっぴりホームシックのような・・・。ちょっぴり寂しいような思いがこみ上げてきたのかなと思いました。様々な経験の中で楽しい思いや寂しい気持ち、色々な感情がわいてくるという気づきも、この子ども達を見ていると大切なことだなと思いました。
今日も仮園舎の現場監督さんが「仮園舎の住み心地はいかかですか?」と様子を見に来てくださいました。そして、今日もこう言ってくださるのです。
「僕の顔を見ると『おじちゃん!おうちを作ってくれてありがとう!』って今でも子ども達が言ってくれるんです。こんな小さい子達が、こんなことが言えるのかと思うと涙が出てきそうになるんです。本当に幸せな気持ちにさせてくれます。」と笑顔で話してくださいました。それを聞いた私達もまた、みつばっこ達に幸せな気持ちにさせてもらうのです。
保護者の皆様には仮園舎で色々とご迷惑をお掛けすることもありますが、こうした違った経験や思いが、子ども達の心に大きな宝物として残るのだろうと嬉しく思います。『山あり谷あり』その都度、子ども達は山を楽しみ、谷を楽しみに変え、その力はきっと人生で生きる力となることと思うのです。
2023年5月30日 火曜日
第2駐車場のタチアオイの花が先週より咲いていて早い梅雨入りを感じていたところ今日愛媛県も梅雨入りし1日雨の中での保育となりました。仮園舎では昨日に続いて年長児が教師のお手伝いをしてくれました。年長児達は慣れた手つきで「お〜い!!」「こっちだよ〜!」と呼ぶと優しく誘導していました。中でも雨で濡れている年少、プレ年少児達に「雨降ってるからこっちおいでよ」と優しく声かけをしてくれていた女の子達を見てとても嬉しい気持ちになりました。
雨の日の中での初めての仮園舎生活!!年少児のクラス、年中児のクラスでは、遊びのコーナーを作っていると好きな遊びを笑顔いっぱいでしていました。粘土をしていたS君は一緒に遊んでいたMちゃんが粘土板で動物の型を作って「動物クッキー」と呟いているのを聞いて「オレも作るわ」と言って一度粘土を丸めて綺麗にしてから型を作り始めたのです。その姿はまるで本当のお菓子職人のようで見ていて面白いなと思いました。
たんぽぽ組では仮園舎で赤・青組が合同で過ごしています。初めてのお部屋を見た時は「わ〜」と嬉しそうに走り回っていたたんぽぽ組さんですが今日はお絵描きをしたりブロック遊び等をしたりと自分でしたいことを選んでしていました。自由画帳にダイナミックに何かを描いていたT君、赤のクレヨン力強くグルグルっと描くと「赤で描いたんよー」と見せてくれました。
また、アンパンマンが大好きなSちゃんは好きな色を選ぶと「水色のアンパンマン描いた!!」と教えてくれました。遠くから見ていた子も「僕も描きたい」と小さな声で教師に言ってきたので「自由画帳持っておいで」と声をかけると頷きK君も誘って仲良くお絵描きを始めていました。
今日はたんぽぽ組の部屋には廃材コーナーも作りました。セロハンテープの使い方を教師と話しながら「ここに貼る?」「ここに貼りたい」等言いあいこしながら楽しく作りました。大人にとってはただの廃材でも子ども達にとっては大切な魔法の廃材です。大きな物から小さい物まで楽しみながら作った作品を持って帰ると思いますが何をどのようにして作ったか等子どもの工夫やイメージ等を聞いて引き出してあげてください。経験の少ない満3歳児は満3歳児なりに楽しみながら作ります。それが、4歳、5歳児では技術も伴ってきて高度な作品も作るようになります。必ず褒めて、喜んで話を聞いてあげてください。
《たんぽぽ黄組》
あいにくの雨で外遊びは出来ませんでしたがプールのお部屋の滑り台やトランポリンで滑ったり、ジャンプしたり踊りを踊ったりして体をいっぱい動かして遊びました。最近は「かーわって」「いいよー」と交代で遊べるようになってきました。中には、「いーやーよー」という言葉をもちらほら聞かれますが、そう言いながらもすぐに代わってあげる姿が微笑ましく友達との関わりの中で色々な言葉を覚えてきているなと成長を感じています。これからも、言葉遊びを楽しみながら友達関係が広がっていくように見守っていきます。
2023年5月29日 月曜日
先週の金曜日に園長先生から『お引越し大作戦」の話を聞いて子どもたちとお引越しを済ませました。さあいよいよ今日から新しい生活のスタートです。教師たちも朝から緊張気味でドキドキワクワクしながら子どもたちの登園を待ちました。 次々登園してくる子どもたちは、「広いね~たのしいね~」と言いながら自分たちの好きなコーナーを見つけて遊んでいました。
今日は誰一人泣いてくる子はおらず「さんさんらんど仮園舎での生活を楽しみにしていたんだな~」と思いました。お迎えに出ていた私に声をかけてくれるHちゃん、Kちゃん、Rちゃんたち。ぬいぐるみのミミちゃんも顔をのぞかせて笑顔で「おはよ~!!」と登園してくる皆を一緒にお出迎えしてくれました。今日は初日、教師たちもあたふたとしている所へ・・・・さすが年長さん。兄弟で仮園舎に降りた年長さんたちが次々と気が付いて小さい子のお世話をしてくれるのです。Mちゃんは、「私はこっちするからSちゃんはあそこね。Hちゃんは●●ちゃんね」などと指示まで出せるので驚きです。教師の私たちも顔負けの一場面でした。
さあその後、次々とさんさんらんどへ飛び出していく三葉っ子たち。園舎のすぐ前には子どもたちの大好きな「築山」があります。裸足で芝生の上を駆け上り、駆け下り、ゴロゴロと転がっていく。また山を登っては走ったり転がったりして降りていく。本当にこの築山は子どもたちにとって魔法の山♬
ここで遊ぶ子供たちはみんな笑顔♬笑顔♬見ている人まで笑顔にさせるから不思議です。だからここには自然と子どもたちが集まります。たんぽぽさんから年長さんまで大人気の築山です。そんな築山での子どもたちを見ていたのが仮園舎を作ってくださった現場監督さんです。「いいですね~やっぱり子供は自然が一番。子どもたちが遊んでいる姿を見ると心が洗われます。やっぱり自然と戯れる子どもは最高。芝生の築山!本当に最高にいいですね!!」と言ってしばらく遊んでいる子供たちに見入っていました。どうもこの現場監督さんは、金曜日のお引越し大作戦の時から年長さんが小さい子のお世話をさりげなく当たり前のようにしている姿を見て感動されたようです。それ以来三葉っ子の大ファンになってしまったようです(笑)
さんさんらんどの滑り台を「キャ~!キャ~!」と言いながら笑顔で滑る年少さん。又、蒸し暑かった今日は水遊びのコーナーも大人気でした。これからは時々年長さんたちも遊びに来るので楽しみです。
さて、新しいお部屋には幼稚園からロッカーや棚が運ばれてきました。運んでくれたおじちゃんたちに(業者さん)ひまわり組のS君は「運んでくれてありがとう!」と笑顔で言うのです。本当に素直で表現もできる三葉っ子たちは自慢の子たちです!
さあ新しいお部屋で食べる第一日目の給食は「ハヤシライス」です。今日はまた一段と食が進みます。お部屋をのぞいてみるとどのクラスも「おいし~い最高」「みて~おいしいかおだよ~」と言ってそれは美味しそうにほおばって食べていました。その姿がまたとても可愛かったです。
一方、幼稚園ではお引越しした後のクラスにお引越しをするといいう事で年長さんたちは大忙しでした。こちらでは年長さんたちが「おひっこしがんばるぞ~!!オー!!」の気合を入れた後、年長さんたちは、忙しく動きます。先週の金曜日、年少さんやたんぽぽさんたちのお引越しの手伝いをした年長さんたちのお引越しは、それはスムーズにできたと年長の先生達が誇らしげに話していました。物を運んだ後、部屋の中に色々な物が散らばっていると種類別に集めてきれいに並べたり、絵本をそろえて並べてくれたり、画板の角を合わせてきれいに積み重ねたりと先生に言われなくても自分たちで考えて次々に整理整頓をしていくのです。恐れ入りました!!又園内の荷物を運んでいるおじちゃんたちに(業者さん)年長さんたちが「おじちゃん力持ちだね!頑張れ~」のエールが!!それに応えるかのようにおじちゃんたちも負けずに「おひっこしがんばるぞ~!!」とおじちゃんやお兄さんたちが声をあげているのを見て「子どもたちの力はすごいな~」と改めて感じました。それは、とても嬉しいほのぼのとした光景でした。そして年長さんたち!やっとの思いでお引越しが終わった時・・・・誰からともなく・・「おひっこし~おつかれさま~♪(^^♪」と頑張った自分たちをたたえ合う子どもたち。教師を含めてほんとの意味での仲間たち!!なんだなあ。とその話を聞いてまたまた自慢の三葉っ子たちだと教師みょうりに尽きると感じた私はとても幸せだと思いました。
幼稚園と仮園舎。これから約10ケ月、保護者の皆様には送迎等でご迷惑をおかけします。ご協力本当にありがとうございます。三葉っ子たちにはいろんなことを全部チャンスにして少しでもたくさんの経験ができるよう工夫しながら楽しく生活できたらいいなと思います。
2023年5月27日 土曜日
園舎建て替え工事のため、屋外遊ぎ場の第2園舎似、幼稚園の子達より一足早く火曜日から引っ越してきたひよこ、みかん組とれもん組の子ども達です。
月曜日、引っ越しのための段ボールを作っていると、いつの間にか段ボールに入っていたMちゃん。もう一度入ってみて?と見ていると、足を上げ、❝よいしょっ❞と段ボールの中に入り「ふふん♪」と得意気な顔をして笑っていました。それに気付いた子ども達は負けじと足を上げ、段ボールの中へ入っていました。別の大きな段ボールでも、「いないいない、、、ばぁ!」と声に合わせてひょっこり顔を覗かせてはケラケラ笑って、とてもかわいい姿が見られました。みかん組の子ども達にとっては、自分達の足が上がる高さより少し高い段ボールの側面をしっかりとバランスを取りながらまたいでいく姿にたくましさを感じました。
いっとき段ボールで遊んだあと、子ども達はお片付けがてら引っ越し準備のお手伝いをしっかりとしてくれました。防災頭巾を箱に詰める時は、初めは1つずつ慎重に持ってきてくれていたMちゃんでしたが、次第にコツを掴んで、2つ3つと一度に運ぶ量が増えるなどちょっとした動きの中にもしっかりと考え、要領よく動けるようになっていく姿が見られ、子どもは身体を動かしながら気付き、自ら成長・発達していくことを実感しました。ロッカーや靴箱の名前シールを外すようお願いすると、どの子をまずは自分のから。上の段のMちゃんとKちゃんは背伸びしながら爪でテープの端をめくって名前をはがそうとしていました。途中でテープの真ん中が止まっていないことに気が付くと、そこから指を入れて力いっぱいに引っ張ってはがすことに成功したMちゃん。それを見ていたKちゃんも真似をして同じ様に外していました。大人顔負けの行動に驚かされます!靴箱の名前を外してくれていたTくんはシールのマークを1つ1つ確認し、外せると「できた〜!」と嬉しそうに声を上げていました。ちょっとした作業でしたが、子ども一緒に行ったことで子ども達の新たな一面を見ることができ、とてもいい経験になったなと思いました。
そして火曜日。第2園舎での生活がスタートです!!月曜日、簡単に子ども達には伝えていたのですが、やはりそこはまだ1、2歳児。初めての場所に、車から降りる時から不安そうな表情を浮かべ泣いてしまう子も多くいました。でも、どの子も保育教諭や友達の姿、何より、今までにない目新しい玩具に目を輝かせすぐに遊びはじめていました。第2園舎の長いテラスでは恒例の『よーい、どん!』。縁側に座って、さんさんらんどから吹いてくる風を感じている子ども達のうしろ姿は何とものどかでかわいらしくていつまででも見ていられます。
本園の園舎建て替えが終わるまでの10ヵ月、まだまだ手探りの第2園舎での生活ですが、楽しく過ごせるように子ども達と一緒に工夫していきたいと思います。インフルエンザの流行も聞かれます。再び感染症等の抵抗力を高めるお味噌作戦開始しました。おみそ汁、ニラみそのおやつで幼稚園のお兄さんお姉さんのような元気な身体づくりをしていきます。また、朝夕の寒暖差で体調を崩す子どももいます。手洗い・消毒・換気・加湿・検温等をこまめに行いたいと思います。
コメント (「可愛い姿がたくさん!!」 ひよこ組 上田由梨 はコメントを受け付けていません)