2023年11月29日 水曜日
「子どもは風の子」まさに、その言葉がぴったりの三葉っ子達♪気温が10度程しかない寒い朝も早くから、元気いっぱい戸外で体を動かして遊んでいます。特に気温が低くなってきた最近は、長縄跳びやサッカー、フラフープなど、体を動かす遊びが人気で、今朝も楽しそうな笑い声があちこちで響いていました。
全国的にアデノウイルスやインフルエンザなどの感染症が流行っているようですが、ウイルスに負けない強い体を作っていくと共に次亜塩素酸水での手指の消毒や食事前のうがい、手洗いなど予防対策もしっかりとしていきたいと思います。
ふと第2園舎の2階に目をやると、先週皮をむいた干し柿が少しずつ黒ずんできていることに気付きました。先週は暖かい日もあり、カビが生えないかと心配していましたが、確認してみると表面はしっかりと乾いていて良い具合に色も変わっていました。さんさんらんどから吹き下ろす冷たい風とさんさんらんどを暖かく照らす太陽の光が丁度良い塩梅のようです。
ひとつ、干し柿のエピソードを紹介したいと思います。先週、幼稚園でも干し柿を作り、2階のテラスの軒下に吊るしていた時のことです。柿を吊るしている私のズボンの裾を誰かが引っ張っています。「先生、何しよんの?」可愛い声の主は、たんぽぽ組のOくんでした。「柿を吊るしているんだよ」と答えると「太陽が当たると甘くなるんでしょ?古森先生が言ってたよ♪」と言うのです。私は3歳になったばかりの子が、そんなことまでちゃんと聞いているんだと驚かされました。それと同時にプレ年少児を赤ちゃん扱いしてはいけないなと反省させられた瞬間でもありました。
子ども達が楽しみにしている干し柿は、年内には出来る予定です。それまで、干し柿の様子を子ども達と見ていきたいと思います。
日々盛り上がっている年長児のお店屋さんごっこですが、今日の様子を見た古森先生が「お店ごとに区画を決めて、出来上がった商品を並べていくこと」をアドバイスしてくれました。確かに子ども達は商品を頑張って作っているのですが、商品は無防備な状態で「これじゃ泥棒に持っていかれるよ!」という古森先生の言葉で、今朝は椅子を並べて簡易的なバリケードを作りました。そして、そこには「じゅんびちゅう」と書いた貼り紙をし、お店もすっきりと見えてきて、子ども達のやる気も更に増したのでした。
又、今日は来年度、宮前小学校に入学する年長児24名が宮前フェスティバルに参加しました。宮前小学校の1、2年生が射的や魚釣り、ボウリングなど、たくさんのゲームコーナーを作ってくれていました。出発前、古森先生と「小学校の先生やお兄さんお姉さんの話をよく聞くこと」や「他の幼稚園や保育園のお友達と仲良くすること」など、約束をしてきた子ども達は、自分のやりたいコーナーに行ってルールを聞いたり順番に並んだり、他園のお友達と会話したりして楽しみ、親交を深めることができたようでした。園に帰ってからは、小学校に行ったことを報告し、小学校に出かけている間にお店屋さんごっこの商品を作ってくれた友達に「お店屋さんを進めてくれてありがとう」とお礼を言うと「どういたしまして」と応えてくれて「明日もみんなで頑張るぞ!」とお店屋さんごっこへの意欲が更に深まった様子でした。
明日は人形劇の日で、参観はお休みです。まだ参観されていない方は、明後日お待ちしております。
2023年11月28日 火曜日
自由参観日2日目の今日、年長児はまず仮園舎の園庭で身体いっぱい使って遊びました。4クラスみんなで遊ぶということでミニ子ども会議からスタート。議題は「年長児みんな(117人)で遊べるものは何か」「何をして遊びたいか」です。手を挙げ、鬼ごっこや増え鬼などそれぞれがしたい遊びをあげていき、中には「ブランコ」と答える友達に「それはみんなでは難しいよ〜」とつっこみながら活発に意見が飛び交っていました。みんなで出来るものと言えばやはりリレーや踊りと運動会の種目があがり、「リレー」「踊り」そして「鬼ごっこ」ということになりました。次は、環境準備です。みんなで遊ぶための広い園庭にするため、ままごとの道具やフラフープ、遊具などを年長児達で声を掛け合いながら移動させていきました。危なくないように教師がさっと入ろうとしますが入る隙もありません。お互いが「あちらこちら」と声を掛け合いながらどんどん広い空間を作っていきます。子ども達の一生懸命な姿に成長を感じました。
そうこうしている間に他の子達は園庭に落ちた小石を拾います。「あー!ここにもみっけ!」「こんなに拾ったよ〜」と両手いっぱいに小石を拾い、友達同士でどちらが多く拾ったか比べて競争し合っている子もいました。リレーのトラックも自分たちで引き、遊ぶ環境が整いました。
まずはリレーから。4位だったらいおん組さんは運動会のリベンジ!「1位獲るぞー!」と気合を入れて始まりましたが、他のクラスの熱も急上昇!どのクラスが1位になるか分からないぐらい順位の変動が多かった今日のリレーは1位きりん組、2位ぞう組、3位くま組、4位らいおん組という結果でしたが、どのクラスも僅差、、。らいおん組はまた卒園までにリレー対決をして絶対1位を獲ろうと誓いました。子ども達が引いた今回のリレーのトラックには難所がいくつかありました。カーブが(ほぼ)直角だったり、急に幅が狭くなったり、広くなったり、それはそれなりに楽しいのです。色んなことを経験して成長するのが三葉っこ。これからもどのように成長していくのか楽しみです。踊り、しっぽとりゲームを終えた年長児達は、仕事場(お店やさん)へと戻ります。
昨日、お店ごとに分かれ、参観に来ていたお母さんや教師達に何が欲しいのかインタビューをしながら商品を考え、商品を売るためには何が必要かを話し合って紙に書き出すなどお店ごとにまとまり、お店作り、商品作りが始まりました。その様子を楽しそうに観ていた教師も参観に来られていた保護者もついにアルバイトに引っ張られて店員さん(年長児)の指示により、働くことになっていました。今日も商品作りに熱が入り、お店の工場では部署?(パート?)に分かれて商品を作る人、並べる人、部品を作る人など流れ作業も見られます。商品が完成すると販売するために必要な道具も揃い、設備も整ってきています。でも、お客さんみんなに販売するには商品がまだまだ間に合っていません。オープンまでまだまだ、、。店員さんにしっかり指示をもらってアルバイト(教師達)も働き、素敵なお店やさんがオープンできるようみんなで頑張ります。
2023年11月27日 月曜日
今日から自由参観日です。年少児は午前中前半は本園の会議室に全クラス集まり、合同保育を行いました。まずは、劇遊びを想定してペープサートのおおきなかぶが始まりました。
おじいさんやおばあさんがかぶを抜くシーンでは子どもたちも音楽に合わせて「うんとこしょ、どっこいしょ」と声を合わせて応援です。ズズーンと大きなかぶが抜けた場面で喜んでいると…。あれ〜その隙に、いつの間にか机の陰から大きな大きなかぶの葉っぱと頭がのぞいていることに子どもたちが気が付き大騒ぎ…。そこで、この大きなかぶをおじいさん(S先生)が抜こうとしましたがびくとも動きません。そこで、おばあさん(F先生)もおじいさんの後から手伝って一緒に引っ張りましたが、まだビクともしません。そして「力持ちそうだ!!」と子どもたちに指名されたT先生も加わって3人で引っ張ってみましたが抜けません。それをずっとみていた、ひまわりぐみのIちゃんは「私がやる!!」と言い、その周りの子どもたちも「僕がやる!」「私がやる!」と集まってきました。
でも、やっぱり大きなかぶは抜けません。なら、クラスみんなでやってみようということになり、ちゅうりっぷ、さくらぐみがみんなでつながって引っ張ってみましたがそれでもやっぱり抜けません。
その時です。古森先生が様子を見に来て、あれ〜と気付きました。2クラスで左右からまるで綱引きのように、かぶを引っ張っていたのです。それでは抜けるはずがありません。そして、古森先生にアドバイスをもらい2クラスが同じ方向から協力してかぶを抜くと、大きな大きなかぶがズズズズ〜っと抜けたのです。
大きなかぶとの戦いは古森先生や参観のお母さんの握手で「めでたしめでたし」となりました。そして教師たちの想いは発表会だと気付いた古森先生から2月の発表会について話をしてもらいました。「みんな色んなことできるようになったよね」「お父さん、お母さんに色んなことができるようになった所を見てもらうんだよ」と言われると、子どもたちは大きく頷いて目を輝かせていました。そして、「歌も歌えるよね?」と古森先生に質問されると、頷いてみんな大好きで、とても自信のある「どんぐりころころ」を歌い、聞いてもらうことになりました。
歌うこと踊ることが大好きな子どもたちは古森先生から発表会の話を聞いてますますワクワクしていました。その話の終わりに「発表会ができたらみんなもうすぐ年中さんになるんだよ〜」と古森先生が教えてくれたのです。
2023年11月25日 土曜日
遊ぎ場で生活を始めて色々なことをたくさん経験してきた保育園児は幼稚園児とかかわることで驚くほど成長しています。
先般、作品展を前に仮園舎に年中・年長児が引っ越しをしてきました。それまではプレ年少・年少児の様子を見ていた子ども達ですが、今は身体ももっと大きいお兄さん、お姉さん達が元気いっぱい遊ぶ姿を見ています。テラス前の広々とした人工芝スペースで保育園児が好きな曲を流すと、なんと年中・年長児も一緒に楽しそうに踊ってくれるのです。踊っている幼稚園児は笑顔いっぱい!それを見た保育園児も保育教諭が一緒に踊っている時と表情や動きが違って手足もよく伸びて跳びはね方も違うのです。その様子を見ていた古森先生が「子どもの方が先生だね!保育園児の目線の高さでは、大人の顔が見えていないけど、幼稚園児の顔はしっかり見えていて目線に違いがあるのよ。」と教えてくれました。私達保育教諭も幼稚園児には勝てないなと実感しました。と同時に、ここでは1、2歳児にはたくさんの小さい先生がいて色々なことを吸収していると感じます。
また、バザーでも今年は古森先生から「1、2歳児が買いたくなるようなお店を出したらどうかしら?」とアドバイスをもらい、当初予定していた日程が悪天候で一日延びたこともあり、急遽折り紙を折ったり、キャラクターのものを集めたり、保育園児向けの品物を販売することになりました。子ども達は保育教諭の顔を見ながらトコトコお買い物に来てくれました。保護者の方々ともいつもとは違ったコミュニケーションを取ることが出来いい機会となりました。
遊ぎ場での生活は子ども達にとってはよい刺激となり、保育教諭にとっては学びの場となっています。
21日火曜日は年長児に手をつないでもらい幼稚園の駐車場に歩いてさといもの収穫に行きました。どの程度理解したかはわかりませんが、年長児と一緒にさといもの話を静かに前を向いて聞いていました。私達保育教諭も知らない事がありとても勉強になりました。「お芋食べたい人ー?」の問いかけにTちゃんは「はーい!」としっかり手をあげて興味を持って話を聞いているようでした。
毎日楽しい経験をし、刺激を受け成長していく子ども達を楽しみに見守っていきたいと思います。
2023年11月24日 金曜日
今日は火災の避難訓練を本園と仮園舎に分かれて行いました。仮園舎の年長児たちがたまたま団地へ椿号の絵本を返却に行った帰りに本園の工事の様子を見ていました。するとたんぽぽ組年少組が防災頭巾を被る練習をしていました。そして園内放送がかかり、園長が「たんぽぽ組さん、年少組さん、そして工事を見ていた年長さん」と呼びかけてくれ『はーい!」と返事をすると、小さい子たちに分かりやすいよう、火災と地震の逃げ方の違い、どうして防災頭巾を被らないといけないのか、先生のお話をよくきいて避難することなど、分かり易く伝えてくれました。そしてその後は非常用すべり台や正面玄関などを利用して上手に駐車場へ避難することができました。
そして今度は仮園舎に住んでいる年中、年長組の番です。今まで大半を幼稚園本園で過ごしてきた子どもたちに、園長が今度は年少さんたちのときよりも詳しくどうして火災が起こるのか、どうして防災頭巾を被るのか、火災と地震では避難の仕方はどう違うのかなどを質問してくれると各部屋から元気な声で返事が返ってきました。そしてしっかりと理解した子どもたちは仮園舎のうさぎ、ひつじの部屋から出火したという想定で非常ベルがなると、子どもたちはさっと防災頭巾をつけて集まり、さんさんらんどの山へ避難することができていました。教師達も、今までとは違う避難経路に、実際おこったときを想定し、もっと上まで逃げるべきでは?別の場所から出火すると北駐車場の方が安全かもしれないなどと、しっかりと考えることができ、子どもたち同様に安全に避難する方法について考えを深めることができました。
避難訓練を終えた年長児はそのまま園庭に残り、お店やさんごっこについてのこども会議を開きました。今まで何度も子ども会議を重ねてきた子どもたちからは、”どんなお店があるか”という議題に対して次から次へと手が挙がり意見がいくつも出てきました。「こんなにいっぱい(16コ)のお店作ったら街になるね。このお店の数でする?」というと『うん!』と返事が返ってきました。どうしたものか…と担任が考えていると天の声、園長から「古森先生はアイスやさんに行ったらアイスしかないからそれだけ買うけど、おかしやさんにアイスを買いに行こうと思って行くと他にもクッキーやわたあめ、あっケーキも買おう!って買いたいんだけどな」とつぶやいてくれました。
すると、子ども達から「何人かが集まって1つのお店になって、仲間も作る!!」と似たようなお店を集めて1つのお店を作る案がでました。そこからはとても早いです。10以上あった細かなお店も1つにできるものは何かと考え、色分けし、あっという間に4つのおかしやさん、おようふくやさん、レストラン、おもちゃやさんができました。すると、またまた天の声です。「古森先生、お買い物行きたいけど、どうしよう!?お金がない!!」と聞こえてくると「あっ!銀行がいる!!」「カードもお金も!」「あとお金をボタン押して出してくれる機械も!!」ともう1店舗お店が増え5つのお店になりました。やってみたいお店に分かれるとキレイに人数も分かれることができました。「月曜日から頑張るぞー!」と意気込みも高まりました。そのためには帰ったらお母さんたちにも「私(僕)〇〇のお店するんだけど使えそうな廃材ない?」って聞いてみるという宿題ももらいました。帰る時には「先生、私おもちゃ屋さん頑張る!」「銀行見に行ってくるね!」と期待を持ってそしてやる気いっぱいでワクワクしていました。早速月曜日から教師達は子どもたちの指示のもと、アルバイトとしてお店屋さんの商品作りを頑張りたいと思います。
また、保護者の皆様も子供からお店の相談を持ちかけられたら遠慮なく欲しい商品など注文して頂けたらと思います。材料になる物などご家庭でも一緒に考えてもらえたらありがたいです。
2023年11月22日 水曜日
朝8時、園舎建設工事現場では始業のラジオ体操が始まります。今朝も「ラジオ体操はじまるよー!」の教師の声を聞いて登園している子ども達が工事の方と一緒に体操をしようと集まってきます。最近では子ども達は登園するとラジオ体操が始まるのを楽しみに待っています。S君は「おじさん、まだ体操まだなの?」とプラスチック板越しに声をかけたり朝一登園してテレビを見ていた兄弟の年長児も時間を気にしている様子で「始まったよ!」と声をかけると2階テラスや1階テラスに分かれて一緒にラジオ体操を楽しんでいました。
そんな朝から始まる園生活では次に待機している部屋から自分達の部屋への移動もありますがここでも仮園舎同様に年長の子ども達が助けてくれています。「たんぽぽさん行くよ!」と言うと自然とたんぽぽの子達の手を引いて一緒に荷物を持って部屋へ連れて行ってくれます。泣いていた子もお兄さん、お姉さんに手を優しくギュッとしてもらうと泣きやんで頑張って歩いていきます。毎日の事ながら「子どもの力って凄いな〜!」と感心させられます。
室内では、1学期以来久しぶりにクラス単位の保育室での生活をしているたんぽぽ組ですが預かり保育や通常保育で仲良くなった子ども同士で時には喧嘩もしながらお互いの部屋を行き来しながら好きな遊びを楽しんでいます。たんぽぽ青組の部屋では廃材遊びやお絵描き等をしていました。日頃の保育の中で作品展に向けて色んな作品を作った子ども達はセロハンテープを上手に使ってイメージした物を作れるようになっていますK君は大きな箱を見つけると芯や容器を貼って「がぉー」と言いながら楽しんだり作品展で車を作ったRちゃんは平らな箱やふたで飛行機を作って「びゅ〜ん」と飛ばして遊んだりしていてどの子も上手に作れています。
そして、1階では年長児の子達が干し柿作りをしていました。古森先生からお日様パワーをもらってしぶ〜い柿があま〜い柿になることを聞いた子ども達は干し柿作りをできることを嬉しそうにしていました。干し柿作りでは定番の皮の長さ競走をしました。担任の先生がきれないように皮をむく様子を見て「頑張れ!」と応援したり真剣に見守っていたりと子ども達はドキドキしていました。勝負は・・・M先生の勝ち!!くま組の子達は「やったー!」とにこにこ顔でした。そして、年長児達も皮むきに挑戦です。子ども達が皮をむく時には「勝負をしないこと」「刃に気をつける」ことを話して皮むきを始めました。包丁ままごとで包丁の扱いには慣れている子ども達はストンっと皮を切ったり中にはリンゴの皮むきのようにクルクルっとまわしながら皮をむく子どももいて驚きました。干した柿はお日様パワーで黒くなって甘くなっていきます。美味しい干し柿になるようにしっかりと見守りたいと思います。
気温の差が大きく体調を崩す子もいます。体調管理をしっかりしながらたくさん遊ばせていきたいと思います。
2023年11月20日 月曜日
今日は、秀野邸に玉ねぎの苗植えに行きました。行く前に古森先生に挨拶して行こうと、年中児全員が張り切って仮園舎から本園舎に寄りました。古森先生は年中児達が到着すると、事務所から出てきて、遠くまで広がっていた子ども達に「ひつじ組さん 見えるところに来て」と声をかけてくださいました。その声を聞いてもぞろぞろ・・・。さっと動かなかったひつじ組さんとは、お出かけをする時も道路や信号でさっと動かないといけないことを約束してくださいました。そして来年のカレー作りに使う玉ねぎの苗を年中さんに植えてほしいと話してくれました。玉ねぎの苗を見せて、「ねぎ!」と言う子どもの声に、玉ねぎとねぎは同じ仲間であること、玉ねぎは白い所がボールのように大きくなることや今みんなが見ているのは玉ねぎの赤ちゃんであること、畑には草が生えないように黒いビニールがかけてあり、そこには穴が空いていること、その穴の土を手で川のように掘り、その川にお日様の方を向けて寝かせて、土の布団をそっとかけてあげると、お日様から元気パワーをもらって、土の栄養とお水をもらうこと、白い根っこから栄養を取るので、その白い所に優しく土をかけてあげること、寝かしてあげる時、緑の所はお日様と仲良しなので、お日様の方(東を向いて)に向けて寝かせること等を教わりました。そして各クラス、バスに乗って秀野邸に向かいました。
秀野邸に着くと畝が出来ており、その2つの畝に黒いマルチがかけられていました。そして1人4本ずつ植えることが分かるように、4つの穴ごとに椿の実の外皮を並べてくださっていました。その間に子ども達が座って、穴の所に玉ねぎを植えていきました。植え終わるときちんと植えられているか運転手さんが見て、手直しをして下さっている間に沢山落ちているドンクリを拾うことになりました。ここかしこ、いたるところに、足の踏み場がない程落ちているドングリ、「ここにもある」「わあ!!2個くっついている」「緑色のもある」と自分達が発見したものを見せ合いながら拾っていました。また秀野邸の庭に実っている柿もくるくる回して採らせてもらいました。終わる頃、もう一度畑に集まると各クラスの代表の子ども達がみんなが植えた玉ねぎに水をやって、来年大きくなって、みんなで収穫したいからとバスの運転手さんにお世話をお願いして、幼稚園に戻りました。しかしお世話を任せきりにするのではなく、自分達で植えたものだからこそ機会を作っては、草引きやお水やりなど、世話をしに行きたいと思っています。
幼稚園に帰ってくると園舎の工事が進んでいて、1階の部分にはコンクリートを打つ板の壁が付いていました。工事の進み具合を見て帰ろうとすると、熟した渋柿がお皿にはいってあり、古森先生が見せてくださり、「味見する?」と、薬指が一番きれいだから薬指でお味見するように言ってくださいました。親指、人差し指、中指、小指はよく使うので汚れているけど、薬指はあまり使わないのであまり汚れていないことを教わりました。そこで手を洗ったクラスから熟した渋柿を教わった薬指に少しだけすくって口に入れました。口に入れると「あま~い!」「おいし~い!」と言って、子ども達は目を丸くしてニコニコになっていました。
今日一日で玉ねぎの苗植え、工事の様子、熟した柿の味見と今しかできないことや味わえないことを経験することが出来ました。
これからも今しか経験できないことを沢山させていきたいと思います。
コメント (「三葉っ子は風の子♪&宮前フェスティバル」 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)