2024年6月27日 木曜日
今日も厚い雲が空を覆い、時折小雨が降っていたのですが、子ども達の遊びたいパワーが空に届いたのでしょうか。何とか午前中は戸外遊びを楽しむことができました。
そんな元気いっぱいの三葉幼稚園の子ども達を園庭で何十年も見守ってくれている松の木があります。年中通して木の下には松ぼっくりが転がっていて、特に4、5月入園したての新入児には欠かせないアイテムでした。
2日前の事です。ひまわり組のSちゃんが「先生、松ぼっくり拾いに行こう!!」と教師の手を引き、木の下で松ぼっくりを探し始めました。すると見つけた松ぼっくりを手にして、「何か(いつもと)違う…。」と言いだしたSちゃん。前日雨が降ったことでカサが閉じたことを知ると、くま組のHちゃんと一緒に松ぼっくりのカサを開けよう作戦をたてることにしました。拾った沢山の松ぼっくりをお盆の上に並べ、陽当たりの良い場所を探し始めたHちゃん。しばらく考え「そうだ!!おはよう太陽の所へ置いたらいいんよ!!」とトマトのプランターの横に置きました。「間違えて誰か持って行ったらいかんね。」と言って表示も書いて貼りました。
次の日、HちゃんとSちゃんは楽しみに登園して来たのですが、この日も小雨がちらつく一日。カサは変わらず閉じていました。
そして、今日も見に行くと少しだけ開いていることに気付いたSちゃん。嬉しそうに知らせに来てくれました。梅雨はまだ続きそうですが、松ぼっくりのカサが全開になる日を心待ちにしているHちゃんとSちゃんでした。
年長児は会議室で眼科検診を受けました。静かに待つ姿はさすが年長さん!!「お願いします。」「ありがとうございました。」もしっかりと言うことができていました。
2024年6月26日 水曜日
梅雨の時期は、朝から空を見上げてにらめっこ。今日も雨が降りそうで…でも、今のうち!!と言わんばかりに園庭には子ども達の元気な声が響いていました。
昨日から始まった『たたき染め』のコーナーでは、子ども以上に先生の方が真剣でその姿を見て子ども達も興味を持って夢中で楽しんでいました。今日はキッチンペーパーに加え、障子紙や半紙も用意し、園内や駐車場にある色々な草花を挟んで叩いてみました。水分が少ない、いちょうの葉はいくら叩いても色が出なかったり障子紙や半紙には色が染まりにくかったりと遊びの中で様々な事象に気付くことができました。古森先生が『たちあおい』の花で染めた鮮やかなたたき染めに年長のTちゃんはカラフルに模様を付けて更に遊びが盛り上がっていました。教師や年長児の姿を見て、ちゅうりっぷ組のIちゃんも挑戦!!ピンクの花びらでできあがった形がちょうちょに見えて、とても嬉しそうでした。三葉幼稚園の『あそびは科学』の素晴らしさを改めて感じました。
先週から年長さんが収穫してくれている夏野菜を見に、年少4クラスで駐車場の畑に行きました。しかし、収穫できる野菜はなく、青々とした葉といくつか花が咲いているだけで子ども達には何の野菜かイメージが湧かず、教師として考えが浅はかだったと反省。そこには子ども達がイメージしやすいようにと古森先生が本物のきゅうりやピーマンを調理室から、そして本物がなかったなすびは絵に描いて持って来て、花の色や野菜のこと等わかりやすく話してくださいました。大切な幼児期に自然を身近に感じながら過ごせることに感謝し、子ども達に伝えると共に私たちも食育についてしっかり学んでいかなければならないと思いました。
ちゅうりっぷ組では先週O君が風船を持ってきたことで風船遊びやなんでもバスケットなどの集団ゲームを始めました。進級して2カ月、みんなで輪になって友達の顔を見ながら名前を呼んだり、みんなの前で自分の思いを伝えたりできるよう、ゲームを通して楽しむ時間を作っていきたいと思います。今学期最後のお弁当も机を丸く配置してみんなの顔を見ながらお家から持ってきたお弁当を嬉しそうに味わって食べていました。心のこもった週1回のお弁当は子ども達の心に残る大切な思い出作りとなるに違いありません。
2024年6月24日 月曜日
今朝も、昨日の雨で園庭にはいくつか水たまりができていました。年中児が「今、雨降ってきたのかな…?」と空を見上げていると、年長児のYくんが、「分からないときは水たまりみたらいいんよ!」と走って教えに来てくれました。どういうこと?と考えているみんなに、「ほら!見てみて!!雨がポツって落ちたら、水たまりに丸い輪っかができるんよ。」と水たまりを指さしました。そして、そんな話をしているうちに水にまりには、ポツポツと丸い輪っかができ始め、雨を知らせてくれていました。子どもたちの目線に、自然の変化の目印が飛び込んできて、それに気付いた子どもたちの何気ない会話にとても素敵だなと驚かされました。
砂場では、年長・年中児が「火山作ろう!ここは川にしよう!」と思いついたことを言い合いながら夢中で砂遊びを楽しんでいました。そこへ、年少のすみれ、ひまわりの何人かがやってきて、様子をうかがっていました。どうするのかしばらく見守っていると、みんなで大きい声で「いーれーて!」とお願いしたのです。先日のブログで紹介した小プールでの「かわって!」「いーよー!」の遊びの中で覚えて生きていく力を自然と身につけていたのです。遊びの天才たちはやっぱりすごいなと心がほっこりしました。
今日、新園舎では完成記念として教師たちが贈ったからくり時計が、昭和55年度卒園生から送られた時計にお別れをして、ホールに取りつけられました。ピカピカのからくり時計をつける瞬間を子どもたちも教師もドキドキしながら見守ります。ひつじぐみのHくんは、「キラキラピカピカやけん、ホールの宝物やね!」と取り付けた瞬間に拍手をしながら嬉しそうに言いました。取り替えられた古い時計も50年動き続け今も動いています。そして、この新しい時計もみんなが大人になっても動き続けることを教えてもらうと、Sくんは「大人になっても三葉幼稚園に見にきていいかな?」と園長に将来の予約をとっていました。すると、園長が「いいよ!実はね..29日の三葉祭りでこのホールは今までの幼稚園がつまったコーナーになるんだよ」と話してくれました。壁にかけている写真を指さしながら、事務所の屋根ができたとき、プールができたとき、お城のような園舎ができたとき、その度に「え!すご!!」と子どもたちは目をキラキラさせていました。更に「どうしてお城の幼稚園を造ったかというとね..古森先生は三葉幼稚園のみんなが王子様とお姫様だと思っているのでお城のような幼稚園にしたんだよ。」と教えてもらいました。そして、「王子様の人ー?お姫様の人一?」と呼んでもらうと、子どもたちだけでなく、教師も含めて、たくさんのかっこよくてかわいい王子様とお姫が手を挙げていました。
29日には新園舎ホールに、三葉幼稚園の建物の変化や卒園児だった教師の幼稚園時代のアルバムや、その頃の卒園文集が展示されています。卒園児のみんなだけでなく、在園児のみんなもぜひ見に来てください。
王子様・お姫様になってルンルンのうさぎ、ひつじ組は、可愛いポーズをして写真を撮ると、「大人になったらここに集合しよ!」と4歳の今から楽しそうに約束していました。そして、「作品展、バザーのために準備もがんばるぞー!」と気合いたっぷりの力の入った1日になりました♪
50年以上カチカチと動き続けた古時計は、中央棟のお部屋でこれからも動き続けてくれるはずです!
2024年6月20日 木曜日
今朝一番にぞう組のMちゃんが私を見るなり、焦ったような嬉しいような、なんとも言えない表情で走ってきました。Mちゃんが矢継ぎ早に「先生、ぱんださんとりすさんのトマトを置いてるところには“おやすみ太陽”が当たってて、トマトは“おやすみ太陽”よりも“おはよう太陽”の方が好きで大きくなれるんだけど、こっちの場所は“おはよう太陽が”たくさん当たる場所で、そっちは団地の陰になってて夕方のすぐ沈んじゃう“おやすみ太陽”が当たる場所で…!!」と話し始めました。「ちょっと待って!ちょっと待って!」とぱんだ組とりす組の子どもたちを呼んできました。「お姉ちゃんが大切なこと教えてくれてるから聞いてね!」と言うと、ぞう組のMちゃんが「あのね」と、私たちのトマトを置いているプランターの場所がよくないことを年中さんにもわかるように丁寧に話してくれました。
と、いうのも、年長のぞう組・らいおん組はトマトの苗を植える時にその中で一番元気そうな苗を選んで植えたはずなのに、くま組・きりん組のトマトの苗の方がぐんぐん大きくなって目に見えて分かるほど生長に差が出てきたのです。じゃがいもや玉ねぎのことで野菜の世話に反省があった年長児たちはどのクラスも変わりなく一生懸命観察したり世話したりしていました。「なのにどうしてだろう?」とぞう組とらいおん組さんで頭を悩ませました。いくら考えてもわからないので古森先生に相談しに行ったそうです。そこで聞いたのが「おはよう太陽」と「おやすみ太陽」のことだったそうです。よく生長しているトマトは最初から朝一番のお日様「おはよう太陽」がきらきら光るところに置いていて、伸びていない方のトマトは植えてから数日間、実は「おはよう太陽」の陰になってしまう場所に置いていたのです。一番お日様を求めていた時期に置かれていた環境の違いで生長に差が出ているということに年長さんたちは教わったそうです。ぞう組とらいおん組のトマトのお隣に置いていたぱんだ組とりす組のトマトのことが心配になってMちゃんは古森先生に教わった直後からそわそわとH先生に「先生、年中さんのトマトもあそこに置いていたらだめよね。早く教えてあげないといけないよね」とつぶやいていたそうです。それを聞いたりす組のIちゃんは両方のほっぺたに手を当て「えぇ~!」と驚いていました。「お引越しせんといかん。トマトに足はないんよ。」と言って年中の子どもたちが力を合わせてわっしょいわっしょいと重たいプランターを「おはよう太陽」がたくさん当たる場所(年長さんのトマトのお隣)にお引越ししました。
これで一安心♪と思って遊び始めたところに今日は新しい遊びが出ました。みんな大好きシャボン玉です。コロナ禍以前は毎年梅雨明けの時期に自分で石鹸を削ってお湯で溶いてその量を調節しながら遊ぶシャボン玉の環境がありました。コロナでいろいろと遊びに制限もあり、息を使うシャボン玉は集団生活ではタブーとなり、しばらくお休みだったのです。今回は古森先生が新しくシャボン液をたくさん用意してくれました。
教師がストローをふ~っと吹くと子どもたちが「何々~!いいな~!!」とあちらこちらから集まってきました。でもそこに市販のシャボン玉のストローはありません。でも三葉っ子は天才なので心配ありません。廃材を切っていつの間にかいろんな吹き口ができていました。年長のAちゃんはラップの芯で太いストローを作りました。そ~っと吹くとぷ~っとシャボン玉がふくらみました。ですがラップの芯は離れが悪いようで、試行錯誤の末Aちゃんが吹き終えるとその芯を体ごとぶんっと振ってねじり切るようなスタイルを生み出していました。いろんなところでふわ~っとシャボン玉が浮かび始めた頃、古森先生が園庭にイイ物を持って来てくれました。そのイイ物でぱたぱた~っとシャボン玉を仰ぐと高く高くのぼりはじめました。その様子を「いいな!ちょうだいちょうだい!」と口をあけてぴょんぴょん飛び跳ねてみていた子どもたちに古森先生がイイ物“うちわ”を渡してくれました。いつのまにか園庭はシャボン玉とうちわのぱたぱたでいつにも増して子どもの笑顔がいっぱいになっていました。
シャボン玉で夢中になって遊ぶ一方で、うさぎ組のMくん達が「先生、畑にナスさんとピーマンさんたち見に行かないと!」と教師に訴えに来ました。昨日のブログにも書きましたが、昨日年中児は畑の野菜の声を聞きました。なかなか会いに来れなかった(世話しに行っていなかった)ことを反省し、また来るねと約束していたのです。(そしておいしくナスの塩もみと生ピーマンを頂きました。)今日も年中4クラスで駐車場の畑に出かけました。「お水あげんといかんよね」とジョウロに水を汲んでいきました。野菜たちに子ども達が当たり前のように「おはよ~」と声をかけます。その姿がなんともかわいくて教師たちは目を合わせて思わず笑ってしまいました。
水をあげるジョウロ隊と草抜き隊に分かれて野菜の世話をしました。「あなたは栄養どろぼうなのかい?」と雑草に尋ねながら草抜きをする子、雑草を抜いた物を左手に持ち、右手の人差し指で突きながら「こらっ!」と怒る子もいました。りす組のYくんは「先生大変!雑草が栄養取りすぎてお花がきれいに咲いてる」と怒りつつも、「でもクローバーの形でかわいいね」と優しい一言。うさぎ組のMちゃんは「栄養とったらだめよ」と言って抜いた雑草のお花がかわいくてポイっとできず、困っていたので「どうしたの?」と聞くと「かわいいから捨てられないの。」と言いました。「持って帰ってもいいよ」と答えると表情がぱぁっと明るくなって喜んでいました。きゅうりの畑では葉っぱの陰に太い大人のきゅうりがあることに気付きました。子ども達が耳に手を当ててよ~く聞くと「早く採って!」ときゅうりの声が聞こえたそうです。その横にある赤ちゃんきゅうりからは「もっと大きくなってから採って!」と言っていたそうです。昨日は教師の腹話術の野菜の声でしたが今日は野菜たちから自然に聞こえてきたそうです。年中ならではの幼さと素直さがかわいらしくて教師たちは顔が緩みっぱなしです。からかうのもほどほどにとは思いつつ、畑先生・野菜先生のお世話になりたいと思います。
今日はミキスタディのお友達と先生が三葉幼稚園に遊びに来てくれました。今年度も交流で何回か遊びに来ることを話すと子どもたちは大喜びでした。ぱんだ組のAくんはお見送りの時も「また来てね」と手を振ってにっこり笑っていました。これからよろしくね♪
2024年6月18日 火曜日
今日は6月3日に園庭の土の入れ替え工事を行ってから初めての大雨の後の園庭遊びとなりました。子ども達も涼しい風の吹く中で「わぁ~い‼」と裸足で走っていきます。雨の後の土はふわっとしており年長児達は砂を踏んだ時に「やわらか~い」と自分の足が少し沈む様子を見たり足跡をつけて遊んだりしていました。
そんな中、水たまりのある所では色んな学年の子達が混じって遊んでいて砂を掘って水たまりを深くしたり、水路を作って遊んだりと服をドロドロにしていてダイナミックに遊ぶ様子を見て自然と笑顔になりました。また、年中児のI君のグループでは泥で山を作って、泥になっていない砂を上にのせて「ぺたん、ぺたん」と叩いていました。すると、その砂が泥に沈んでいく様子に興味をもっており「うぉー!」と興奮して「もっともっと砂を乗せて」と指示して時間いっぱい遊んでいました。お餅のようにぷるんぷるんの泥山を大きくしているとY君も入って泥山に絵を描いてはぺたんと叩いて平らに戻してを繰り返し「何回でもお絵描き出来るね!!」と遊びの中で興味をもち科学を学んでいる子ども達を見て『遊びはかがく』ということを大切にしている三葉幼稚園らしい雰囲気が見られたなと思いました。
戸外で十分に体を動かした後、年中児はアルバム整理をしました。今日の内容は新園舎完成の写真とじゃがいも掘りです。写真を見ると「工事のおいちゃんだ〜!」「ヘルメット嬉しかった」等とその時の事を思い出して嬉しそうにしていました。女の子の中には「お部屋綺麗に使いますって約束したんよね!!」と教師に言ってきたので「そうだね」と言うと「ちゃんとぞうきんで掃除してるよ」とニコッとして言っていました。絵では、工事の車を見ている所を描いたり、働く車を描いたりと新園舎建設中に印象に残ったことを一人一人がしっかりと考えながら仕上げることが出来ました。また、じゃがいも掘りの写真では年中組になり、ハサミも少しずつ上手に使えるようになった子ども達!!描いた絵を上手に切り取るとバラバラに貼りたい所に貼ってお母さん芋の話を教師としたり今度は自分達がじゃがいもを植えに行くことに期待をもちながら仕上げる事が出来ていました。
2024年6月14日 金曜日
新園舎が完成するまでの1年と2か月、団地の横の本園舎と屋外ゆうぎ場の仮園舎とに分かれて生活をしていました。仮園舎での生活は、保育園・プレ年少・年少・年中2クラスということもあり、泥団子を作るにも雨上がりの園庭の水たまりでとった泥を団子にして、ちびっこハウスの前の雨に濡れていない砂をかけて、丸めていました。新園舎に戻ってくると泥場があり、そこに水を入れて、団子を作り、泥場の横の砂でさら砂を作って、かけて丸めまていました。工事の前も本園舎で過ごしていた年長さんは、どこでさら砂を作ればいいか分かっていました。
また砂場も屋外ゆうぎ場の砂場は、手作りの小さな砂場で、数人入ったら満員状態で、山や川は造れず、仕方がなくままごと遊びをしているという状態でした。本園舎に戻ってきて、砂場で遊ぶのに、工事前の砂場で遊んだことのない年少さんは、小さな穴を掘って、そこに水を入れたり、カップケーキを作ったり、ままごとをしたりと細かい遊びで、どことなくダイナミックな山や川を造る様子は見られませんでした。そんな中今朝、砂場で年長さんが川を造っていました。その後年中・年少さん達に引き継がれて、大きなホースを使って、水を流したり、川が浅くなっているところがあると深くしたりと、砂場全体に川ができて、どの子も裸足になって、服が泥んこになっても、何も気にせず、川に入って、水や砂の心地よさを味わっていました。
やっぱり年長さんです!新園舎ができる1年少し前、本園舎にいて、その頃の年長さん達が遊んでいるのを見て、見よう見真似をしてやっていって、いつしかやり方を覚えていたのでしよう。
新園舎ができた今、全学年が本園舎で過ごすようになり、覚えていた年長さんが砂場や泥場で遊ぶことで、経験のない年中・年少達が見よう見真似で、今学んでいます。
以前のように砂場でのダイナミックな川や泥場でのさら砂作りなど、楽しむ様子が見られ、とても嬉しくなりました。三葉ならではの姿だと思います。そしてこうやって次の年代に三葉っ子の遊びが受け継がれていくのだと思いました。
そして年長さんが新園舎に入る時、盆踊りを踊っていました。それを見ていた年中・年少さんも混じって踊ろうとしていました。年長さんの中に入ると、小さい子ども達はついていけないので、年中・年少で踊ることにしましたが、盆踊りを踊っている年長さんを見て、真似をして踊って、覚えようとしています。また全員でにぎやかに盆踊りができるのか楽しみです。
2024年6月11日 火曜日
広い園庭でのびのび身体を動かして遊んでいる子ども達は、毎日色々な刺激を受けながら生活しています。進級して2ヶ月が経ち、本園に帰って新しい園舎で年長のお兄さんお姉さんの遊びに刺激を受けて「私もできる!」「やってみる!」と挑戦する年中児の姿が沢山見られました。ジャングルジムや太鼓橋、つりかんでは年長児がひょ〜い!と次々とやってみせてくれるので、年中児の「やってみたい!」の気持ちがくすぐられます。
今日、フラフープで遊んでいたりす組3人組はそれぞれ自分の技を見せ合っていました。Fくんは「Sくん首で4回廻せたよ〜」と首で廻し、Sちゃんは「見てみて〜」とフラフープをスピンさせてみせ、Eちゃんは、フラフープ廻しの記録更新中です。フラフープであそんでいる3人組は、やっている内容はそれぞれ違っているのですが、「出来た!」という気持ちはお互いに共有され、お互いに喜び合っていてとても微笑ましく思いました。
今日は、歯科検診がありました。お医者さんが歯を見てくれるということで「あーーーん」と大きな口を開ける練習をしたり、静かに待つように抜き足差し足の忍者になって並んだり、ドキドキしながらも楽しみに順番を待つ子ども達の気持ちが教師にも伝わってきました。お医者さんに「お願いします。〇〇です。」お自分の名前を言ったり、お礼も丁寧に一生懸命伝え、終わった子は満足そうに終わった子の列に並んでいました。ぱんだ組のHくんは、ぱんだ組のトップバッターということもあり、とても緊張していましたが、「怖くなかった〜!」と終えるとぴょんぴょん跳ねて教師の元に帰ってきたそうです。
今週、来週には内科検診もあります。自分の身体に関心を持ち、健康に過ごせることを共に喜び、毎日幼稚園で友達と遊べる楽しさに気付かせたいと思います。
コメント (「松ぼっくりのカサ開けよう作戦!!」 ひまわり組 福桝あゆみ はコメントを受け付けていません)