2024年9月6日 金曜日
昨日、ままごとコーナーでは、年長児のカフェがオープンしていました。そして、今日はさらにパワーアップしたカフェがオープンしていました。その横ではTちゃんが近くにいる教師に「先生、今日はメニュー表をつくったよ!何がいい?」と手作りメニューを見せながら注文を聞いて回っていました。そして、しばらくすると慌てた様子でカフェに戻ってきました。どうしたのか聞くと「あのね、先生はプリンが食べたいって言ってたんだけど、メニューになかったんよ!だからメニューに追加しないと!」と言って、新たにプリンをメニューに追加しました。プリンを追加すると、また教師たちに「プリンあるよ!食べに来てね」と言って嬉しそうに案内していました。他にもメニュー表の中にはフォーク、はし、水など食事に必要なものもありました。店員さんになりきっている年長児に注文をすると「かしこまりました!少々お待ちください!」と元気に返事をしてすぐに調理を始めました。また、新しいお客さんが来るとウェイター係のSちゃんとKちゃんが「こちらへどうぞ」と案内してメニュー表を見せながら「何にしますか?好きなの注文してください!」と言ってなりきって楽しんでいました。お客さんになっていた年中の子達は机の上に並べられた沢山の料理を美味しいねと言って、口をもぐもぐ動かしながら楽しんでいました。同じ遊びでも日々子ども達のイメージや想像で色々な方向に発展していく子ども達の「遊び」の面白さを改めて感じ、そんな子ども達の邪魔をしないよう寄り添い、見守り、楽しんで行きたいと思いました。
そして今日はとっても嬉しいおやつタイムがありました。暑い中汗をふきふき、園児募集説明会に来てくださった方々にポッキンアイスを振舞っていると、それを見て園長が「幼稚園の子たちにも食べさせてあげたら?」と言ってくれました!という事で、子ども達にもポッキンアイスが出てきて大喜び!!!アイスを見た瞬間「えっ!!!!!」と驚いたように目を真ん丸くして笑顔になった子ども達です。「美味しい〜!」と、とびっきりの笑顔でペロリッと食べていました。
今日のアイスでエネルギーチャージをした子ども達。運動会の練習も始まりますが、どんなことも楽しんで取り組む子ども達と共にアイスパワーで頑張っていきたいと思いました。
2024年9月5日 木曜日
まだまだ続く強い日差しの中、幼稚園では今日も木影やテント下で楽しそうに遊ぶ子ども達の賑やかな声が響き渡っていました。包丁ままごとのコーナーでは年長児のSちゃんとIちゃんが夏野菜を使ってお料理をしながら「食べてほしいんだけど。」と一言。そこで、机と椅子を用意してパラソル下にテラス席を作ると出来上がったご馳走を並べ始めました。すると、近くにいた年中さんから「食べたい‼」「ジュースください」とたくさん注文が入り、あっという間にオープンカフェで盛り上がっていました。その様子を見ていたちゅうりっぷ組のY君は包丁やおろし器を使ってお料理を作ると器に盛り、テーブルにそっと並べていました。年少児も年中、年長児からたくさんの刺激を受けながら遊べる園庭はとても素敵な空間だなと改めて感じました。残暑厳しい日が続きますが熱中症対策をしながら子ども達が楽しめるように環境を用意していきたいと思いました。
ちゅうりっぷ組は午後身体測定をしました。夏休みが終わって久々にクラスで集まった時、この子達を見て何となくみんな大きくなったなぁ~と感じていましたが実際に測ってみるとぐんと身長が伸びていて改めて成長を感じました。2学期もパワフルな子ども達とたくさん楽しんでいきます‼
2024年9月2日 月曜日
9月2日(月)、いよいよ2学期が始まりました。バスの子も歩きの子も登園してくると「おはよー!!」と教師や友だちとニコニコ笑顔で挨拶を交わし、すぐに元気いっぱい走って、遊びにいっていました。
どの遊びのコーナーでもグループで子ども会議をしながら「ああでもないこうでもない!」とおもしろそうに遊びを広げていて、夏休みを挟んでさらに成長が見られ、これからの学びがどうなるか楽しみになりました。
そして、9時30分。三葉幼稚園の満3歳児から年長児のみんながホールに集まり、R6年度2学期の始園式が行われました。幼稚園でもどの式も礼で始まり、礼で終わります。なんと今日はたんぽぽ組さんまで何人かペコッと上手に礼をすることができました。やっぱり年少・年中、年長は、お兄さん、お姉さんになり始めているのでピシッとかっこよく礼をして始園式を迎えることができました。
園長の話の中で「1学期は自分たちでお兄さん、お姉さんになったことを頑張るとき、2学期は本当のお兄さん・お姉さんになるときなんだよ」と言ってもらうと、みんなは急に目をキラキラさせて背中が伸びました。「2学期は自分たちでがんばることいっぱい。年長さんは、運動会にお泊まり、稲刈り、年中さんは運動会のとき自分で考える、年少さんは転んでも泣かない、たんぽぽさんは、よーいどんできるようになろうね。」と目標を聞くと、「ハイ!!」とみんな気合いいっぱいでした。そして、運動会に向けて手話やおどりも元気にニコニコですることができ、楽しい始園式となりました。
保育室に帰ると、ひつじ組のSくんとうさぎ組のIちゃんはとても真剣な顔をして、「お兄さん、お姉さんにならんといかんけんね。」とみんなに呼びかけながら、自分達で考えてせっせと帰りの支度を済ませている姿を見て、一生懸命でカワイイなと心があたたかくなりました。最後には、みんなで「2学期がんばるぞーVブイ」ととっても素敵な笑顔で心がひとつになりました。
2学期は、お父さんお母さんにいっぱい応援してもらったり、励ましてもらったりする行事があります。頑張らないといけないことがいっぱいです!先生達も頑張ります!!コロナも収まりました。コロナ禍3年分子どもたちと一緒に考えたり、達成したりして楽しい思い出にしていきたいと張り切っています♪
2024年8月24日 土曜日
お盆が終わり、今週からほとんどの子ども達が元気に登園してきています。まだまだ残暑は厳しい中で、遊びの中心は水遊びになりそうです。ペットボトルで水鉄砲をしたり、カップやペットボトル等で水汲みをしたりと一見単調に見えますがよく見ていると水汲み遊びも多様で知的な遊びに繋がっていることが分かります。最初は手当たり次第に掴んだ廃材でほとんどこぼしながら移し替えをしているうちに、やがて口の広い物同士が移しやすいことに気付きます。最初は使う容器にこだわりがなかったのに、ペットボトルから口の広い容器に移すとこぼさずにより上手にでき、「上手だね!」と褒められ、嬉しくなって次もこぼさず移せる容器を探してきて遊び始めるのです。他にも、ジョウロから口の広い容器、ペットボトルからペットボトル、中にはより難しいジョウロからペットボトルに移し替えようと、2人がかりで挑戦する子も見られるようになりました。もちろん、ほとんどは外に溢れているのですが、1〜2歳児の遊びは上手に移し替えることが目的ではなく冷たいことや水は思い通りにならず思わぬ方向に流れたり飛び散ったりすることが楽しく、その度に「キャ〜」と大喜びする子ども達です。Mちゃんは毎日遊んでいるうちに、四角い容器の“角”を使うという技を習得しました。角を使うことで水が細く流れ、プリンカップにも、ジョウロにも、ペットボトルにもほとんど溢さずに移すことができるのです!移し替え中はとっても集中しているようで、口先がとんがってくるのが可愛くてついじっと見てしまいます。「上手だね!」と褒めるとニマッと笑って得意げにペットボトルを満タンにして見せてくれました。同じような遊びをしているように見えて、じっくり見ていると一人一人の興味は違っていて、その子なりの気付きや発達が見られます。
火曜日は雨が降ったので室内でチラシ遊びや大型積木であそびました。チラシを裂いたり、丸めてボールにしたり…保育教諭にマイクを作ってもらったKちゃんは、「きらきら星」「アンパンマン」「わにの家族」など好きな歌を何度も歌っていました。
大型積木のコーナーでは、TくんとKくんが1つづつ積み上げて遊んでいました。5個積むと自分達の身長程になり、6個目がどうしても積み上げられません。困ったTくんが私のところに「やって」と持ってきました。乗せてあげたいところなのですが、子ども同士で何とかできないか…クラスで1番背の高いSくんにお願いすることにしました。すると、Sくんは別の積み木を持ってきて“ここに登れば届くよ”とやって見せてくれました。そのとたんTくんとKくんの顔がパッと輝き、6個目を積み上げました。「できた〜!!」と大喜びのTくん。“ぼくもぼくも!”とKくんも登ってみて“届くね!すごいね!”といった風に2人で喜び合っていました。その様子を見たSくんも嬉しそうに笑っていました。Sくんの素敵なアドバイスのおかげで、TくんとKくんは達成感でいっぱいです。そしてもう一度崩しては、何度も6段目まで積み上げて遊んでいました。大人が教えてしまうのは簡単なのですが、子ども同士でやり取りし合い達成できたことが子どもの発達に繋がります。子ども自身が達成した喜び、満足感はより大きい喜びとなるように思います。手助けしたくなる気持ちをぐっと我慢して待つことは、子ども同士であれこれ考え工夫してやり遂げる時間を作ることで、大切なことだなと再確認しました。
2024年8月22日 木曜日
今日は赤コースの夏季保育。久しぶりに登園した子も笑顔で「おはよ~!」と元気に来てくれて嬉しく思いました。
朝一番に登園してきた子ども達がテントの下に集まってなにやら相談していました。「おれはマンゴー」「わたしはいちご」…その前には子どもたちが大好きなかき氷屋さんの準備が始まっていて、それに気付いた子どもたちが集まっていたのでした。「200円なんやって」「お金がいるね」と話している年長児を見て、年中のAくんは「あ!お金忘れてた!」と思ったのか「先生~おれ、かき氷は明日買うことにする」とつぶやきました。するとすかさず年長のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが察して「大丈夫よ~!お金は作ればいいんやけん!」と教えてくれました。ほっとしたAくんは照れくさそうに教師の足元にぎゅっとしがみついて「ぼくメロンがいいんよ」と言いました。優しいお兄ちゃんお姉ちゃんが教えてくれてよかったね、Aくん♪
又、優しい年長のお兄ちゃんお姉ちゃんは年少さんにもお金のことを教えてくれました。「年少さん、あのね、かき氷買うのに200円いるんよ。200円自分で作ったらいいんよ。」「にひゃくえん・・・?」と頭の上に?マークが浮かんでいる年少さんを見て「200円っていうのは100円が二つよ。丸いお金がふた~つ。」教師顔負けの優しい物言いで教える年長さんには感心です。
戸外では、道路沿いの柵にアサガオのつるがくるくる巻き付いて伸びていました。いくつか赤紫の花が咲いていてそれを見ながらくま組のEくんFくんAちゃんが夏休み前に持って帰ってお家で育てている自分の植木鉢のアサガオについて話していました。Eくんが「ぼくのお家はマンションやけん、ばあばのお家のお庭にアサガオ置いててね、Eが行ってお世話してるんよ。Eが行けない時はばあばもお世話してくれよるんよ。そしたらアサガオ咲いて嬉しかったんよ。」Fくんも「ぼくも咲いたよ!きれいなんよ。」するとAちゃんが「(双子の)Hくんのは咲いたけどAちゃんはまだ咲いてないんよね」とつぶやきました。「そうなの~?暑いから中々咲かないのかな?」と私が言うと、EくんとFくんが「のんびり屋さんのアサガオやけんこれから咲くんやない?」とはっはっは~と笑って言いました。なんてかわいいつぶやき、なんてポジティブな考え方!「三葉っ子の魂、百まで」!!なんでも良い方へ考えて幸せな人になってね。
そんなこんなであっという間にプールの時間です。気の合う友達がいっぱいのプールは楽しい!そして今日は(も)とっても暑くて時間を忘れて子どもも教師もみんなで楽しくプールで遊びました。夏季保育の内容を教師で相談しているときに古森先生が「かき氷を食べてからプールに入ると冷えすぎて体調を崩したらいけないからプールの後にかき氷にしようね」と提案してくれました。なのでプールが終わるとお楽しみのかき氷屋さんです。そんなときの子どもたちの着替えは早い!あっという間に着替えを終えて先に作っていたお金を手に持ち、とってもお利口に座って待ちます。(いつもそうしてね♡)
かき氷屋さんでは思い思いの味を「〇〇ください」と言ってお金を渡し、大切そうに持ってそろそろとベンチに座ります。一口食べては友達や教師に「見てみて。」と舌をべ~っ!かき氷を食べた時のかわいい「べ~っ」は私の大好きな瞬間です。みんな嬉しそうにかき氷を頂きましました。
今日はのんびりゆったりたっぷり遊び、「幼稚園って楽しいな♪」を満喫した半日でした。明日は青コースの夏季保育です。今日の青コースの預かり保育は2階で行ったのでかき氷にはまだ気づいていない子もたくさんいます。(情報が速い年長児はすでに知っている子もちらほら・・・)いっぱい遊ぼうね♪
2024年8月17日 土曜日
今週はお盆という事で少人数保育となりました。登園してきた子ども達はいつもの様に笑顔で園生活を楽しんでいます。幼稚園児も少人数なので、朝の涼しい時間に“今だ‼︎”と砂場で遊ぶ事にしました。もも組の子は本園の広い砂場は初めてだったのですが、楽しい所だと分かった様で、すぐに遊び始めました。HちゃんとMちゃんは一応先輩のれもん組さんが側に来て、バケツに砂を入れているとそのバケツに入れた砂を嬉しそうに触り始めました。そして、保育教諭の顔を何度も見上げながら楽しそうな笑顔を見せていました。更に砂を掴んでバケツに入れたり、スコップで砂をならしてみたりと、子ども達なりの遊び方で砂遊びを楽しんでいました。みかんぐみとれもん組の子ども達は流石で、スコップの使い方もお皿の使い方とっても上手です。その間も所々で幼稚園のお兄さん、お姉さんも一緒に遊んでくれ、子ども達は砂遊びを満喫して部屋に戻りました。日中は暑くてなかなか外へ遊び行く事はできませんが、幼稚園の砂場は天井が藤の葉に覆われた陽影でさわやかな風も吹いていて、井戸水を使った砂遊びはとても心地よいのです。これからも時間を見て、砂遊び体験をさせていきたいと思いました。
先週の事…いろんな事ができる様になったもも組の子ども達にマグネットブロックを出すと、部屋にあるホワイトボードにくっつけて始めました。すると、C君は思いついた様に、部屋の中にあるスチール机に持って行って、くっつけて見ると……くっつきました‼︎それを見ていたK君は柵にくっつけてみると……またまたくっつきました。そのK君の表情は嬉しそうで、とってもかわいかったです。子ども達の「遊びは学び」をしっかり見せられた場面でした。水遊びも大好きな子ども達ですが、部屋では、ボールを出すと全力で喜んでくれます。かごやナイロン袋を渡してみると、少しずつ“友達と一緒に”が出来る様になってきている子どもの姿が見られます。カゴやナイロン袋を持つ子、ボールを拾ってくる子、と分かれて上手に遊びます。たくさん集まったボールを高い所から落とすと「きゃ〜」と大喜びの子供達です。まだまだトラブルも多いですが、少しずつ友達と遊ぶ事ができる様になった子ども達をしっかり見守り、成長を楽しみたいとおもいます。また、毎日少しずついろいろな事が出来る様になっていく1人1人の育ちを認めながら、たくさん遊んで、いろんな経験が出来るようにしたいと思っています。
2024年8月10日 土曜日
立秋を迎えた今週、まだまだ残暑が厳しい中、子ども達は元気に登園しています。
れもん組は8月から新しい友達が3人増えますます賑やかになりました。初めは泣いていた子達も少しずつ好きなことを見つけ、泣かずに過ごせるようになってきました。その周りでは、先輩?の子ども達が何か世話を焼きたくて保育教諭の周りでそわそわ。登園した子ども達が立ったまま動かなかったり、座り込んで始末できなかったりしているのを見て朝のお支度の手伝いをしてくれます。
そんな子ども達がトイレを済ませ、玩具を片付け、水分補給を済ませると、今度は違った意味でそわそわし始めます。そして···「水あそびするよ〜!」の保育教諭のかけ声で、ほとんどの子ども達が『待ってました!!』と言わんばかりに一斉にプールバッグ置き場から自分のものを取ってイスに座って嬉しそうに待っています。プールカードが✕の子も「✕だよ。」と伝えても諦めきれずに座っている子もちらほら、、、。一方では着替えさせてもらうのを待ちきれずに自分で着替え始める強者も出てきました!!
幼稚園のお兄さんお姉さんが使っているペットボトルのフタに穴を開けた水鉄砲に興味津々の子ども達です。少し小さいペットボトルで作った水鉄砲を出してみると、案の定大人気です!!初めは保育教諭にフタを開け水を入れてもらう子が多かったのですが、今では自分でフタを開け、水の中にペットボトルを沈めたり、他の容器を使って水を入れたりできる子が増えてきました。楽しみながら指先の器用さも自然に身に付いてきます。また、ペットボトルを押す力と向きも大事で、水が少い時はフタ面を上に向けたままで押しても水は出ません。ペットボトルのフタ面に水が溜まるように向けて押すことで、穴から水が飛び出していきます。一度コツを覚えると、にやっと笑って何度も水を飛ばしていました。「せんせ、いくよ〜!!」と保育教諭が慌てる姿を見て楽しむ子もいました。一気に立場逆転ですが、一緒に夏を満喫でき嬉しく思いました。
保育室では、保育教諭の代わりをしてくれる子ども達が増えてきました。給食前のお集まりの時間には自然と保育教諭の座っている所に座る子ども達と、マットの上に座る子達で分かれていました。ピアノを弾くと、とても大きな声で歌いながら、大好きな“アンパンマン”“ワニの家族”“かえるの歌”などリクエストしながらみんなで楽しそうにしていました。9月にはたんぽぽ組に進級する子も多く、この光景を見られるのもあと少しなのかなと思うと寂しく感じます。
今のれもん組で過ごすのもあと3週間です。暑さや病気に負けず、元気に楽しい思い出をたくさん作っていきたいと思います。
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