幼稚園の日記(ブログ)

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  2011年12月19日 月曜日

土日をはさんだ今朝、園庭にはうすやきね、かまどがずらりと並んでいました。それをバスの中から見た子どもたちは、「今日はおもちつきだー!」と門から走って入って来ました。かまどからはもくもくと煙が上がっており、2階のテラスからは子どもたちが珍しそうに覗いて見ていました。

まず、青コースの子どもたちが、お餅をつくクラス、丸めるクラス、写真を撮るクラスに分かれて、スムーズに活動出来るよう工夫をしました。おもちをつくクラスでは、役員さんと運転手さんが蒸したもち米をうすに移しこねていると、「頑張れ?頑張れ?」と応援しながらうきうきしていました。

いよいよお餅をつく番になると、4人ずつきねを持って10回ずつ、ついていきます。クラスみんなが一つになって「せーの1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」と数を数えながら次々と交代をしていきました。自分の背より大きいきねを持った年少児のA君は、「うわ?僕より大きいよー!!」「重たいねぇ?」と言いながら、ぺったんぺったんとついていきました。

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丸める所では、副園長や役員さんに丸めやすいようにちぎってもらって、それを子どもたちが泥団子を作るように、「まーるくなーれ、まーるくなーれ」と呪文を唱えながら丸くしていきました。泥団子作りが得意な三葉っ子ならではこそ、上手に丸めることができるんだなぁと感じました。

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お昼は、一足早いお正月。今日のメニューはつきたてのおもちが入ったお雑煮と、みんなで作った干し柿と、切り干し大根の煮物、小豆とさつまいものきんとんでした。お雑煮は、副園長が小さい時から食べてきた味。かつお節でダシをとり、そこに鶏肉を入れて煮込みました。そしてそれに野菜がたっぷり入って、栄養満点です。そして、かまぼこも火を通そうと、お雑煮のだしの中にさっと通して味をしめました。何度も何度もお替わりをする子供たち、年長フロアーでは、すぐにお鍋が空っぽになり、子どもたちはとても残念そうでした。

昔ながらのおもちつきは、家ではなかなか出来ない経験でもあり、子どもたちにとってとても良い経験になったと思います。ちなみに今日ついたおもちの材料であるもち米は、高木農園の遠藤さんから分けていただいた新米です。白いおもち、ピンクのおもち、そして幼稚園で収穫したさつまいものおもち。草もちが出来ないので、青海苔の入ったおもちなど、これも自園ではのメニューです。