幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

  2023年2月26日 日曜日

梅の花も咲き春の訪れが嬉しい今日この頃です。

2月21日(火)
「青森りんご対策協議会」よりりんごが届きました。
何か?まだよく分からないひよこ組の子ども達も園庭いっぱいに集まっている幼稚園児や、見慣れないトラックとおじちゃん達をじっと見ていました。
古森先生のお話の後、何やらりんごもらえるの?と察したかのように、人工芝の1番前まで集まってくる子ども達に、思わず笑ってしまいました。
古森先生が「保育園のみんなもおいで〜」と呼んでくれると、急いで靴を履くと、僕も私もと中央市場のおじちゃんの所まで行きました。
幼稚園のお兄ちゃん・お姉ちゃんのように並んで順番に1個ずつ丁寧に持たせてもらったりんごを大切そうに両手でぎゅっと抱きしめて帰ってくる姿は、とても可愛かったです。
抱きしめたままもも組のお部屋に帰る時も、自分だけの特別なりんごなので、落とす事もなく、ヨチヨチ歩きの子もしっかり持って歩いていました。
部屋に帰ると、給食準備のためりんごを1度集めようとすると、大泣きが始まりました。
大切なりんごを取り上げられると思った子ども達は、イヤイヤアピールでりんごを守ります。
「じゃあもう1回だけりんごぎゅっする?」と声かけをして、また持たせると、すごくいい笑顔になりました。
この真っ赤なりんご、幼稚園のお兄さん、お姉さんと同じりんごは、自分だけの特別な宝物です。
そこに1歳児の嬉しいと言う精一杯の感情のアピールがあるのを見て私も嬉しくなり、集めることを躊躇してしまいました。
「うんご、うんご、ぎゅっ」と言い、涙目で渡してくれたR君。
お迎えの車の中でも「Rのうんご」と言いながらずっと持っていたそうです。
またIちゃんのお母さんより連絡ノートを通して、甘くていい香りのりんごに幸せな気分になりました。と嬉しい報告も頂きました。
幼保連携の三葉幼稚園では、様々な体験をこんなに小さなもも組の子ども達にも平等にさせてくれるのです。よく分からなくてもこの年齢ならではで、感じる事を大切にしたいなと思います。
小さなアピールが成長と共に形になっていくのが今からとっても楽しみです。

DSCN2023

DSCN2025

DSCN2024

DSCN2022

DSCN2019

DD6C838F-DFFA-4AA1-AF91-DB6572CE462A

3月4日のおゆうぎ会に向けて毎日3Fホールまでの階段移動も頑張っているもも組です。

月齢の高い子は手すりをぎゅっと持って「ガンバレガンバレ」のかけ声で上っていきます。
褒めてもらい自信のついたK君、Hちゃんには、「待って、待って」の声かけも必要になりました。
時々振りかえってにこっと笑ったり、ハァーハァーと息をしながら友達を待っている姿もまた可愛いのです。

おゆうぎ会まで後1週間となりました。
課題はまだまだいっぱいなのですが、子ども達は、日々の練習を楽しんでいます。
1日の長い時間を保育園で過ごし、当日その保育園で、大好きなお父さん、お母さんを見つけると嬉しすぎて泣いてしまう子もきっといると思います。
運動会の時、園長よりお話があったように「泣くも表現、笑うも表現。子どもの素直な表現を受けとめて」をご理解いただき、楽しんで頂けたらと思います。

DSCN2009

DSCN2008

DSCN2036

DSCN2037

追伸

広告紙をちぎって口にあてている写真、マスクだそうです。
コロナ禍で生まれてきた子ども達にとって、自分はしていなくても幼稚園児や周りの大人のマスク姿は当たり前に目にする姿なのですね。
コロナ収束が言われていますが、このようにして、またマスクも自然な形で引き継がれて習慣として根付いてったであろうと、時代と歴史の流れを想像しました。
マイマスク姿可愛かったので載せますね。

DSCN2033