幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年12月1日 木曜日

 12月に入り、急に寒くなりましたが、今日の子ども達はいつもと変わらず、元気いっぱい駆けまわっていました。今日は赤コースのアイススケートの日。赤コースの年中・年長児は「手袋持ってきたよ!」「今日は沢山着てきたよ〜」と嬉しそうに報告し合う姿がありました。スケート靴のサイズを覚えるように言われていた子ども達は「〇〇センチ、〇〇センチ」と唱えるように言いながらバスに乗り込んでいました。バスの中でもドキドキワクワク!楽しみ半分緊張半分、平和通りのイチョウ並木を眺めながらスケート靴の履き方の説明を聞いていました。年中児のほとんどはスケートをするのが初めての子です。伊予鉄スポーツセンターの水色の屋根が見えると「来たことある!」「初めてきた!」などと口々に言い始めるとドキドキはアイススケートへの期待へと変わっていきました。「おはようございます!」と受付で元気に挨拶をして入場した子ども達は、自分のサイズのスケート靴を履くとヘルメットを被ってカッコよく変身です。

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 初めてスケート靴を履いた子ども達は、初めは恐る恐る立ってよちよち歩いていましたがすぐに慣れ、「本当に初めて、、?」と驚くほど手で上手くバランスを取って歩いていました。そして、まずは指導員の方から立ち方や歩き方を教わりました。氷の上では、ペンギンさんのように細かく小さく歩くことを教えてもらうとペンギンさんのように両手を腰下に当てて1・2・1・2と歩いてみていました。

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 いざ!スケートリンクへ。スケートリンクの大きさは上から見た時より下に降りた時の方が広大に見えます。手を付き、カメさん歩きでリンクを入っていく子ども達は「うわぁ〜すごい!」「つるつるしてる!」と驚きの声をあげてハイハイで中央まで進んでいきました。教わった通り、立つ時は手を付き、カエルの足のようにして慎重にすこーしずつそっと立ち上がります。立てたと思った瞬間、ドシーンと尻もちをついては何度も何度も挑戦していました。りす組のYくんは、やっと立てた!と思うと、勝手に身体がぐるぐると回って回転してしまい、止まりません。「え!えー!?」と不思議そうにしながらもぐるぐる何回も回転していて思わず笑ってしまいました。ちょっとした力の掛け方やバランスの取り方のコツを覚えて歩けるようになっていく子ども達に感心しました。

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 アイススケートでは、子ども達とお互いが転んで怪我をしないよう赤ちゃんの時のように自分の力でハイハイから立って歩くようになるという約束をしています。いっぱい転んで次第に立って歩けるようになるとお帰りの時間です。クラスで写真を撮ったあとは、恒例のスケートリンクよーいどん!です。各クラス1列に並び、園長が立っているスケートリンクの端まで走ったり、歩いたり、膝をついて歩いたりして自分のペースでゴールするのです。みんな、目標は園長先生です。一生懸命ゴールを目指して歩いて転んで立ち上がってを繰り返して頑張ります。ぱんだ組のRちゃんは、最初なかなか立てず、それでも諦めずに何度も練習してやっと立てた!という頃でした。そんなRちゃんは、よーいどん!でみんなより遅れてしまいましたが、それでも諦めません。ゴールで迎えている園長先生の顔を見ながら小さな1歩で少しずつ進み、最後まで歩いてゴールすることが出来ました。最後まで諦めず、少しずつでも進むRちゃんの姿に園長先生も「すご〜い」「かっこいい〜」と褒めてくれ、教師も感動しました。

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 どんな時も子どもの「やりたい!」「やり遂げたい!」と思う気持ちを大切に保育していきたいと職員室で話題になりました。明日は、青コースのアイススケートです。明日も子ども達のどんな姿が見られるか楽しみです。

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