幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年10月30日 日曜日

朝・晩は肌寒く、風の冷たさと澄んだ空気に秋らしさを感じる季節になりました。日中との気温の差が大きくなることから、コロナ対策とともに風邪やインフルエンザ等の感染症対策等健康面には十分に気を付けていきたいものです。

日中、戸外遊びが心地良く感じられる中、この日は落ち葉を拾いに行きました。保育教諭が先に築山の使くまで行くとそれに気付いた子ども達が1人、2人、、と後をついて来ました。保育教諭が落ち葉を拾って見せると「○○もー。」と一緒に拾い始めました。Aちゃんは大きい葉を「おっきい。」それよりも小さい葉を「ちーさい。」と1枚ずつ拾って見せてくれました。大きい、小さいが分かるんだ!と驚かされました。Iちゃんは穴が開いた葉を「むしさんたべたんかなあ?」と心配そうな表情。それを見ていたKくんも穴の開いた葉を拾い「これもむしさんたべとる!」「おいしーって。」と言い、それを聞いたIちゃんはまた穴の開いた葉を探して拾い「これもー!」と見せ2人で笑い合っていました。この日は風が少し強く、手に持った葉が飛んでいき、『あれ?』という表情のAちゃん。「とんでったね。」と言うとまわりにいた子ども達も次々に葉を拾い空に向かってパッと手を離し、葉が飛んでゆっくり落ちていく様子を見て歓声を上げていました。1枚の落ち葉でいろんなつぶやき、いろんな表情を見せてくれる子ども達を見て、自然は何よりの友達であり教師であることを実感しました。

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また、別の日には落ち葉や、保育教諭が拾ってきたどんぐりで遊びました。廃材カップや箱に入れて振り音を鳴らしたり、机の上で転がして「ころころ~。」と言ってどこに転がるか分からないどんぐりの動きを楽しんでいました。Kくんは仕切りのある廃材に同じくらいの数ずつどんぐりや、どんぐり帽子を入れてみんなに見せて回っていました。まるでどんぐり屋さんのようでした。また、箱やカップ、ペットボトルを使ってどんぐりの移し替えもしていました。K君はペットボトルの小さな口に、大きい容器からどんぐりを移そうとしていました。でもなかなか入らず少しイラ立ちながらも、容器を傾ける角度を変えて見たり、ゆっくりしてみたり、ペットボトルを傾けてみたり試行錯誤している様子が見られました。

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そして別のテーブルではクレヨン遊びが始まりました。「○○もするー。」「かみちょうだい。」と言う子や、保育教諭の隣にちょこんと座って『やりたい!』アピールする子など、みんなお絵描きが大好きです。色の選び方、線の描き方(上から下、下から上など)や、動きは少ないものの力強く描く子、余白を埋めるように紙いっぱいに描く子など1人ひとり違います。春に比べると丸をたくさん描くようになっていたり、「これは○○。」と何かをイメージしながら描いていたり、1枚の絵からそれぞれの成長を感じ嬉しく思いました。

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小学校までに1歳児の遊びの中で様々な学びをしていること、学びの種は落ち葉であり、どんぐりであり、土や砂であり、そこで芽が育っているのです。
これから少しずつ寒さも増していくと思いますが、戸外で思い切り身体を動かしたり、散歩に出かけたりしたいと思っています。歩きやすく、自分で履きやすい靴での登園をお願いします。

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