幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年6月12日 日曜日

6月7日 火曜日の朝
園庭の真ん中の大きなテントの下で古森先生や幼稚園の先生方がエプロンを着て忙しそうに何かを始めていました。
ひよこ・もも組の子ども達も吸い寄せられるようにテラスに出ていきその様子をじっと見ていました。どうやらフライドポテト屋さんが開店するようです。
いつもと様子が違うことを「見て見て」と言わんばかりに指差して教える子もいました。
しばらくして園庭で遊んでいると「ひよこさんもそろそろおやつの時間よね」と古森先生から声をかけてもらいました。そこで何人かを誘って、見に行くと大きなお鍋の中にはいっぱいの油が入っていて、そのお風呂の中には幼稚園のお兄さんお姉さん達が収穫してきてくれたじゃがいもが泳いでいました。
初めての光景をかぶりつきで見ていると、揚げたてのポテトをみんなの口に古森先生が1かけらずつ口に入れてくれました。言葉にはできない小さな子供達ですが、すごくいい顔でみんな口を開けて待っていました。食べ終えた子もまた口を開けて待っている姿が可愛かったです。その後ゴザを敷いて、みんなで手を消毒して1個ずつ手に乗せてもらって食べました。自分の分を食べてしまうと、となりの子のものに手をつけようとする子もいる程の人気でした。
いつの日かこの子達も自分達で掘ったじゃがいもを特別な思いで食べる日が来て、三葉の食育が受け継がれていくことを思うと、心温かくなりました。

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食べることが大好きな子供達は毎日手作り給食を美味しく頂いています。1日の生活の中で、1番静かで平和な時間が流れます。平均年齢が1さい2ヶ月位のもも組なので、手づかみの子が半数ですが、誤嚥のないよう保育教諭は細心の注意を払いながらも自分で食べようとする意欲を大切に見守っています。
食後は、顔・手・足に米粒や野菜などがいっぱいついていて、「どこで食べたの?」と笑いが出てしまいます。
全身着替えを必要とする子もいます。そんな中でも少しずつスプーンに慣れ、自分が自分がと保育教諭の援助を嫌がるようになってきています。

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梅雨が近付くなか、夏日の日も多くなり、気温の高い日はテラスに泥舟を出して水汲み遊びをしています。
廃材カップに泥舟に溜めた水を上手に汲み入れ、手の上に落とし、水の音や感触を楽しんでいます。K君はまだつかまり立ちですが、泥舟の前に寄りかかるようにして水の入ったカップを両手に持ってしっかり立っているのには驚かされました。
M君はカラーボールをすくおうとカップを動かして悪戦苦闘していましたが、諦めてカップを逆さまにして、手づかみでカップの底にのせていました。
そこで、カップより大きいバケツだったら入れられるだろうと思いバケツを渡すと、上手に入り得意顔で見せてくれました。
保育教諭が褒めると、次はS君が頭にバケツを被って見せてくれました。
そしてM君はバケツでコツをつかんだのか、スムーズにもとのカップにボールを入れられるようになっていました。
そのすきにHちゃんはいつの間にか泥舟の中に入りこみちょこんと座っていました。

水や指先を使う遊びは、脳の発達にいいと言われますが、知恵を絞っているのだろうなと思われる場面が色々とあり、あまりの可愛さに笑いが出たり、感心させられたりしています。
これから本格的な暑さがきます。体調管理に気を配り、いっぱい食べて楽しく水遊びをしていきたいと思います。

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