幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年3月11日 金曜日

卒園式まで残り数日、登園してくると年長児達は「グーとパーで分かれましょう!」と言いながら元気良く階段を降りてきました。「おれが鬼ね、早く逃げてー!」と笑顔で走っていきました。バスの子達も登園し、クラスの年長児がそろうと、自分達から「先生一緒に遊ぼう!」「ケイドロしよ!」と教師を誘って集団で遊ぶ姿がありました。たんぽぽ組さん同士が喧嘩をしていると「どうしたの?」と言ってあげるらいおん組のY君、自転車をとられても怒らず優しく貸してあげるくま組のR君など、園庭でもお兄さん、お姉さんらしい関わり方をしている子がいて、見ていて微笑ましくなりました。残り少しですが、年長さんと一緒に遊べる機会を大切にしていきたいです。

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また、今日は園長が園庭の様子を見て、子どもが楽しく遊べるように環境を変えてくれました。バスケットボールの人気が落ちているのに気づいて、玉入れの方に持って行きました。最初は、ゴールの下にカゴを置いて玉入れのカゴにしていましたが、それでは面白くないと、バスケットゴール2つを向かい合わせにして、その下にカゴを置き、高さも変えてピタゴラスイッチのような玉入れが完成しました。年長児が集まってボールがゴールにあたって落ちるのを見て楽しんでいましたが、そんな中ですみれ組のR君が遠くの方からすました顔で片手で玉入れのボールを投げてどんどん入れていました。その様子を見ていた周りの子ども達は勿論、教師もびっくりです。そんな周りの雰囲気を気にすることなくR君はさらに、そこに転がってきたバスケットボールもひょいっと拾ってジャンプしてゴールに向かって投げると、なんとそれも入ったのです!教師達もまたまたびっくり‼︎思わず「天才だ!」と呼んでいました。それを見た子ども達は、「次は僕がする!」「私もやりたい!」と集まってきました。人気のなかったバスケットボールが新しい遊びに変わり、人気を取り戻しました。遊びの準備をする場所、出し方など、遊びの環境を教師が工夫することで子どもの遊びも育ちも変わっていくんだと勉強になりました。大変身したバスケットゴールで子ども達と沢山遊んでいきたいです。

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今日は今年度最後の給食の日でした。子ども達も「カレーのにおいがする!お腹空いた!」と楽しみにしていました。「次は年中さんになる!」という意識が出てきたさくら組。苦手な野菜も自分で一口ずつ頑張って食べて、ほとんどの子が完食することができました。コロナに負けず、最後まで元気いっぱい遊びたいと思います。

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