幼稚園の日記(ブログ)

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  2021年12月19日 日曜日

園内の旧図書館の保育室で一時預かり保育をするようになって1か月あまり経ちました。

1学期に2か月ほどこの場所で生活してみて年上の園児たちとのかかわりや保育園児との交流を持てることはぴよぴよの子ども達にとっても良い環境だなと感じていました

それに加えて2階の部屋のクリアボードの大きな窓から見える景色は子ども達にとって癒しの場所であったり色々な情報を得たり遊びへの意欲をかきたてられたりする魅力のある空間のようです。

日々変化し朝・昼・夕方と一日の時間の流れに沿って見える景色も様々、天気の良い日は朝早くから幼稚園児達がアスレチックやサッカー、縄跳びなどで存分に遊び、元気な声が響き渡り観ているだけで楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

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今週の月曜日の避難会訓練の日、ぴよぴよの子ども達も地震と火災時の避難の仕方を練習をしました。

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その後2階の窓から外を見渡すと消防車をバックに写真を撮る園児達の姿がすぐ下に見えました。皆が防災頭巾をかぶって移動したり、集まったりする様子にぴよぴよの子ども達は見入っていました。消火訓練の時には下にいる園児達と同じ気持ちで放水する先生たちに向けて「がんばれー!」と声援を送っていました。

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また向かい側のテラスにはしごが掛けられてそれを下りていくT先生を保育教諭と一緒に「大丈夫かな?気を付けてね。」とつぶやきながら見守っていました。そして訓練終了後、帰っていく消防士さんと消防車にも手を振っていました。見送った後に「かっこよかったね」と何度も繰り返すTくんすっかり消防士さんに憧れているようでした。

 

次の日、2階の保育室よりはるかに高いイチョウの木の葉っぱが風にとばされてひらひら落ちていくのが見えました。

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ふと地面に目をやるともうすでにイチョウの黄色いじゅうたん?が出来ていたのでぴよぴよの子ども達と外に出てその中で思いっきり葉っぱを振りまいて遊びました。

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そしてHちゃんを誘って冠作りをすると興味をもったYちゃんも自分の冠が欲しいと手を引いてアピール!Hちゃんは保育教諭に手伝ってもらいながらイチョウの葉を一枚一枚丁寧にセロハンテープで輪っかに貼り付けていきましたそしてYちゃんとAちゃんの2人に冠を作ってプレゼントしました。

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3人おそろいの冠をかぶって嬉しそうに遊ぶ姿は木漏れ日の中でイチョウの黄色に包まれて、子ども達の笑顔がとても可愛らしく映えていました。

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そんなとき後からやって来たたんぽぽ組の男の子はイチョウの葉を束ねて作ったブーケをYちゃんに持たせてくれました。イチョウの葉の色々な遊びを楽しんだ一日でした。

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水曜日はいつも賑やかな声が響き渡る園庭ですが早めに片づけが始まり何か様子がいつもと違うなと思っていると園長先生の声で放送が入りました。聴いていると修理に出していたドームの遊具が届くよ!という事でした。そこでまた2階の窓から見てみると大きなトラックの荷台に乗せられた黄色の物がみえました。それは半円型のドームを4分割してあって園児たちの前で組み立てられて行きました。その一部始終をずーっと見ていたので外で遊んでいる間に組み立てが終わった事を聞いて傍に行くとツルツルピカピカのドームをトントンと叩いてみる子ども達、

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誰が一番先によじ登るのか興味津々でした。園児たちが再び集まって交替で遊んでる姿をみながら次はぴよぴよさんの中で誰が最初にドームのてっぺんに登るのか楽しみになりました。

 

2階の保育室までハイハイしながら登っていく1歳児のFくんや保育教諭に手を引かれながら片方の手はしっかり手すりを持っているAちゃん等、順序よく登り降りする2歳児達は毎日2階の窓からいろいろな景色を目にしてそこに見える事柄や雰囲気に影響を受けながら生活を楽しんでいます。又、活動している幼稚園児たちの姿を目で追う子ども達は何を考え感じているのか想像することが楽しい私達保育者も同じ気持ちです。

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