幼稚園の日記(ブログ)

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  2011年3月17日 木曜日

昨日までは、 春らしい風が吹き、お日様もぽかぽか…春の息吹を感じる一日でしたが、今日はどういう訳か、朝からちらちらと雪が降ってきました。登園して来た子どもたちは、大喜びで外に飛び出すと、雪を手ですくったり、園庭を走り回ったりしていました。しかし、すぐに雪はやみ、雲の間から、お日様がまた顔を出しました。今日は卒園児の自由登園日で、「僕たちが幼稚園に来るから神様が魔法をかけてくれたんかなぁ。」とぞう組のR君がつぶやきました。なんだか子どもたちのために素敵な夢を見せてくれたような、そんなひと時でした。

昨日 卒園式を終えたばかりの卒園児の顔は、ずっと逞しく、とても晴れやかでした。幼稚園の制服を着た年少さん・年中さんの中に、私服の卒園児を見つけて声をかけると、「今日はいっぱい遊ぶんだぁ。」と、嬉しそうなくじら組のMちゃん。ブランコ・ドーム・滑り台にままごと・泥団子作りなど、色んなところを時間を惜しんでぐるぐる回って遊んでいました。

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また、卒園児は今日みんなで屋外遊ぎ場に遊びに行きました。ずっと工事していたちびっこハウスが完成したと聞いていたので、ワクワクドキドキしながら歩いて行きました。門をくぐると、ピカピカのちびっこハウスが見え、みんな大喜び。順番に中に入ると、「ワー。」「キャー」と言って寝転がったり、周りのロッカーを触ったり、窓から顔を出してみたり、みんな思い思いの行動をとって、ちびっ子ハウスに入ったことを楽しんでいました。すると、「木のいい匂いがするねぇ。」とS君が言いました。この間、雪遊びに久万に行った時に、『ちびっこハウスは久万の木を使って作っている。』と副園長が言っていたことを思い出して、話している子もいました。また、光と自然の空気を取り込むための天窓は電動で開き、そこから太陽の光がピカピカ跳ね返ってくるのを見て、「雲が見えた!」「ここで星を見たいね。」などと話しながら、本当に何時間もそこにいたいと思えるような心地よい雰囲気を楽しんでいました。とっても充実した1日を過ごして、大満足の卒園児でした。

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年少さん・年中さんは、終園に向けて、お部屋の飾り付けをしたり、大掃除をしたりしました。「お兄ちさん・お姉さんになる準備よ。」と言って、粘土板やのりケース、ままごとのお皿など、ピカピカにきれいにしました。新聞紙を使って窓拭きもしました。

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そして、今のクラスで過ごすのもあと明日のみになりました。1年間お世話になった副園長に今日は『ありがとうの気持ち』を伝えたいという事で、年少さん・年中さん、それぞれの学年やクラスで考えて作ったプレゼントを渡しました。「古森先生、いっぱい遊んでくれてありがとう。」「古森先生、発表会教えてくれてありがとう。」「おいしい給食ありがとう。」たくさんのありがとうが込もった年中さんの『ありがとうカード』は、飛び出すカードでした。副園長始め、たくさんの人たちに支えられて楽しい1年間を過ごすことができたと感謝の気持ちでいっぱいです。このあたたかい気持ちで明日のお別れ会もステキな1日にしたいと思います。

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