幼稚園の日記(ブログ)

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  2021年5月14日 金曜日

「いちご泥棒」赤コースぱんだ組 西森華

今朝も子ども達は元気いっぱいです!砂場では子ども達が裸足になって冷たい水の感触を楽しんでいました。そして、年長さんが砂を掘って道を繋げているのを見て年少さんもお手伝いをすることにしました。異年齢児も混ざって水を運び大きな川になりました。

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園庭の真ん中ではアスレチックや、門の横に移動したつりかんも今日は子どもたちが代わる代わるやってきて挑戦していました。三葉幼稚園にあるつりかんは、他の幼稚園にはない特注のつりかんです。小学生が使うようなつりかんを使いこなせるみつばっこ達はさすが!!「先生みて!たくさんしたから豆ができた!」とどこか誇らしげに手の豆を見せてくれました。それは、つりかんが出来るようになるために何度も挑戦した頑張り豆でした!「それは頑張り豆だね!たくさん遊んでいるんだね!」と言うとまた見ててね!とスイスイ進んでいくところを見せてくれました!

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しばらく遊んでいると、きりん組のRちゃんがきて「いちご泥棒捕まえました」と言いに来ました。「え?どこにいるの?」と聞くとRちゃんの手の中から黒くて丸くなったダンゴムシが3匹出てきました。先生こっち!と言われて行ってみると本当に赤くなったいちごが食べられていました。「そのいちご泥棒はどうする?」と聞くと少し考えていちごから離れた花壇にダンゴムシを連れていき「もういちご食べたら駄目だよ!」と言ってコロコロ逃してあげました。赤くて美味しそうないちごを狙っているのは、ダンゴムシだけではありません。アリやカラスも食べたくて、いつ食べてやろうかと狙っています。

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そして明日からお休みになるし、赤くて美味しそうないちごが60個も出来ていたのでみんなで収穫することにしました。各クラス3個ずつ、年長さんのように大きないちごを1つ、年中さんのような中くらいのいちごを1つ、年少さんのように可愛くて小さないちごを1つ選んで採りました。3つのイチゴをクラスみんなで分けて頂きました。とっても美味しくてみんな笑顔です。幸せな味がしました。
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食べるだけが食育ではありません。実は今、全クラスミニトマトを育てています。教師の大反省でもありますが、トマトの苗支柱を立てて茎に結びつけたまま放置してしまっていたことが問題になりました。子ども達と日々観察し育てること。植物も生き物なのでほったらかしにしたり、小さいうちからしばりつけたりしたら大きくなんてなれません。陽当たりのいいところはどこだろう、お水は足りているかな?、どうして小さいままなんだろう?、大きく育って枝を支えられなくなったらー?(支柱を立ててやろう)と子ども達と一緒に考え大切に大切に育てていき、その結果がミニトマトのご褒美なのです。食育って命を育むことなんですね。

 

「タイヤで色々な遊び♪」

青コース(遊ぎ場) ぞう組 今岡美奈穂

遊ぎ場で青コースが生活を始めて約2週間が経ちました。初めの頃は子ども達も荷物を整理する流れや場所を覚えるのに時間もかかっていましたが、子ども達の順応力はさすがで朝の行動の仕方を覚えると、今度は戸外の準備をしている教師の様子をよく観察していて、今朝は子ども達から環境の準備を手伝い始めたのです。フラフープやままごとなどの準備をしている教師の横で一緒に物を運んだり、水汲みの泥舟が出てあるのを見て「先生、水入れていいよね?」と聞きながら気付いて水を準備したりしている姿は教師顔負けです。こうして次々と登園してきた子ども達は準備を終えると楽しそうに遊び始めていました。

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いつものように並べたタイヤで遊んでいた子達がタイヤを自分達で動かして、今日はあそびがどんどん変わっていきました。はじめはタイヤが集まっていて、その上を自分が通りたいタイヤを通ってゴールを目指していたのですが、次はゴールに黄色の椅子を裏返して置いてボールを入れる玉入れに変わっていました。そして次は、気がつくとぞう組のK君がタイヤを一列に並べ始め、「落ちたら下は溶岩になっています。なので最初からやり直しです!」と声をかけ始めると「何だ何だ?」と楽しそうな事にみんながどんどん集まってきて大賑わいになりました。K君もたくさんの子達が来て遊んでくれて嬉しそうで、落ちてしまった子に「バリアの券もあるんだよ!」と声をかけながら遊んでいました。1人の世界観をみんなが共有して遊びが広がっていきました。

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そしてまた、違う所では小さめのバイクのタイヤと車のタイヤの2種類を転がしている子達がいて、小さめのタイヤはスピードが良く出ますがその分コントロールが上手くできません。「先生、めっちゃ速いけど、難しいよー!」と気付いたり、大きいタイヤは「重たいけん大変!」と感覚的に気付いたり重さにより回転方向が違うため力の配分に注意するなど科学的な事や重心なども学んでいるのだなと思いました。タイヤ1つで色々な遊びに広がり、子ども達の発想の豊かさの中で大人である私たち教師も楽しむ事が出来ました。今日もまた、子供達のおかげで楽しい一日となりました。

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