幼稚園の日記(ブログ)

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  2021年2月12日 金曜日

最近まで朝登園すると、「先生 外寒い」と言っていた子ども達が、今朝は「先生  外へ行ってきます」と元気よく外に飛び出して行きました。

外に行くと何故か自分達が秋に植えたチューリップを思い出したようで、見に行った年少さんが「先生 先生  来て」と私の手を引っ張って、プランターの所へ連れて行くと、「見て 何か出てる」と指差しました。「本当!チューリップの芽が出ているね」と声をかけると、「ここにも」「ここにも」と見つけて、嬉しそうに指をさしていました。教師のそばで見ていたプレ年少さんが「僕たちのは?」と尋ねました。「あるよ  見に行こうか」と言うと「うん」と頷き、一緒に見に行きました。するとプレ年少さんのチューリップもちゃんと芽が出ていました。「あっ!本当だ」と嬉しそうに指をさしていました。そしてプレ年少さんのプランターの奥にある白い鉢にも気付いたT君は、「これは?」と指差しました。「これは年中さんのチューリップだよ 同じように芽が出ているね。T君も年中さんになったら、白い鉢に植えるんだよ」と話すと、とても嬉しそうに「先生も?」と尋ねました。「先生も年中さんになれるかなぁ?」と言うと、「なれるよ。ご飯いっぱい食べたら大きくなれるよ」と教えてくれました。とても可愛いプレ年少さんの言葉に心が温かくなりました。

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その後ふっとテラスを見ると、ひよこ組の子ども達もテラスにある花の鉢を見に行っていました。園庭にも少しずつ春が来ていて、幼い子ども達も春を見つけていました。そんな中で園庭に机が出て、その机の上にまな板と包丁が準備されていました。どの子も何が始まるのかなぁと、わくわくしながら様子を見ていました。

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それは年中さんの先生達がじゃがいもの種芋を切る準備をしていたのでした。

ここより年中さんの種芋作りのコメントです。

以前、じゃがいも掘りをした時に土の中にから出てきた柔らかいお母さん芋はどうしたか、子ども達に聞くと、「土の中にバイバイした」と話していました。お母さん芋の切り方を説明する時には子ども達は先生達が、実際にやっている様子をしっかりと見ていました。時々、先生達が、間違ったことをすると「ダメ〜!」と必死に止めていたりと、日頃から遊びの中で包丁ままごとをしている子ども達は、正しい包丁の使い方も分かっていました。先生達の説明が終わると、いよいよ種芋作りのスタートです!説明をしっかり聞いていた子ども達は、お母さん芋のどの部分が芽なのか、しっかり理解して、芽を避けながら切る場所を決めて切っていました。切り終わった種芋を、次は灰を付ける番です。灰は、種芋の切り口に殺菌のために付けると教えてもらっていたので、切り口全体に灰が付くように、ポンポンと角度を変えながら付けていました。種芋作りが終わると「このお母さんお芋は、今日、植えるの?」と言って、早く種芋を植えたい様子だったのですが、種芋は灰を付けた箇所をしばらく干して乾燥させなければなりません。種芋植えの日まで、子ども達と観察しながら待ちたいと思います。

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