幼稚園の日記(ブログ)

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  2020年5月13日 水曜日

先週の金曜日から登園時に各クラス名簿の表の自分の欄に自分でスタンプを押しています。誰が登園しているのか可視化できるように始めたのが子ども達は2、3日目にして習慣になりつつあります。「今日は何色のスタンプにしようかな」と色を選ぶと自分の名前を探して、欄を間違えないように慎重に押します。平仮名が読めるお兄ちゃんお姉ちゃんが小さい子に「ここよ!」と優しく教えたりスタンプを押してかわいい模様が見えるのが嬉しくて、友達がするのをにこにこ眺める年少児の姿があったり、それぞれに楽しみがあります。又、文字や数字への興味が芽生えたり、曜日感覚や日付を覚えたりすることにもつながります。子ども達の優しさや知恵がいっぱいの一生懸命な姿がもう既にたくさん見られます。

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今日は年中児が屋外遊ぎ場に遊びに行きました。自由登園中、自粛でお休みだった子たちは、新園舎に入るのが初めてでした。「新しいお家だ〜!」と大喜びで入ったYちゃんは「先生、キッチンはどこ?」「あっちは何のお部屋?」と興味津々でした。戸外に出ると1番目を輝かせていたのは山に敷かれた人工芝です。「すごーい!」と駆け上がり、靴を脱ぎ、ふぅと腰を下ろすとうさぎ組のSちゃんが「先生、気持ちいいね」とつぶやきました。「本当だね。気持ちいいね。」と答えるとUくんが「芝生がさらさらだから気持ちいいんよ」と言いました。それを聞いたYくんは「ごろんってしたらお空が見えるから気持ちいいんよ」又、Tくんは「風が吹いて気持ちいいね」と話していました。

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自然の中で落ち着いて話をすると子どもたちがいろんなことを感じ、伝えてくれます。「触って気持ちいい、感じて気持ちいい、見て気持ちいい」年中児でも五感を自分の言葉で表現しようとする姿があり、一つ一つ受け止め共感したいなと思いました。

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昨日より全員が揃って行う保育が始まり、子どもたちと教師のコミュニケーションも一からです。コロナウイルスによる非常事態ではあるものの、子どもまちの安全で健康的な落ち着いた生活を守るため私たちができること、どうすればいいかと教師間で話し合いました。明日からも子どもたちが安心して園生活を楽しめるよう努力します。