幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

  2019年12月28日 土曜日

一時預かりぴよぴよは屋外遊ぎ場からすぐ隣に場所を移して2か月あまり経ちました。遊ぎ場の隣にある大きい住宅をリフォームして明るくてきれいな所で今までと同じように少人数で家庭的な雰囲気で保育しています。

建物の中は、ほぼバリアフリーで柔らかい素材の床と畳で乳幼児に優しいお部屋です。このところ歩き始めた1歳児の利用が増えているので自由に動ける広さを確保しつつ活動的な2歳児の遊びのコーナーも十分確保し。それぞれが遊びを楽しめるような環境を工夫しています。

IMG_4774IMG_4778IMG_5129

 

 

 

ある日2歳児がクッション力のある大型積み木を自分達で出してきて次々と並べてはその上を歩いていると1歳児も真似て渡り始めました 。

IMG_4839IMG_4840

積み木の幅は20センチ位、そこから外れないように慎重に歩いているとH君は横向きが渡りやすい事に気付いてカニさん歩きでゆっくり進んでいきました。 暫くすると3歳のRちゃんが四角のじゅうたんの周りを囲んだ上にまた積み木を重ねていっていつの間にかレンガのようなお家ができていました。そしてそこにままごとや好きなおもちゃを持ち込んで自分の場所にして遊んでいました。

また別の日、小さい四角の積み木の上に長い積み木を積んでその上にRちゃんとHちゃんが向かい合って乗って「カッタン!コットン!」とシーソにしていました。その傾き加減が楽しいのか顔を見合わせてケラケラ笑いながら遊んでいました。

IMG_5157

2,3歳児は積み木1つでも使い方や遊び方を自分達で考えて楽しむ事が出来ているので見ていて私達も楽しくなります。

また、ぴよぴよは建物の前の庭が遊び場になっているので雨が降っていない限り毎日外で遊んでいます。砂場とブランコ、小さな滑り台などが並び、こじんまりとしたスペースが子ども達には落ち着くようで、初めて利用する子もいつの間にか安心して遊び始めています。

IMG_4845IMG_5012IMG_5083

先日、庭に植えてある草木や木の実、裏山から落ちてくる落ち葉、拾ったどんぐりなどをテーブルに並べてごちそう作りをしていました。葉っぱやどんぐりを砂のケーキに差したりちぎって載せたり、南天の赤い実を取ってきてかざったりつぶしたり指先を使うことに集中して遊んでいました。

IMG_4849IMG_4855

身近な自然物で色々な感覚を味わいながら遊ぶ子ども達の姿を見ながら「今この子は何を感じたり考えたりしているのだろう?」と保育教諭達が想像合って話すことが楽しい毎日なのです。

さて隣の遊ぎ場の建物の工事が着々と進んでいますが時々子ども達と様子を見に行っています。

IMG_5121

クレーン車やタンクローリー、パワーショベルなど子ども達には魅力的な車はもちろんですが最近建物の基礎が出来てそこに同じ大きさの四角に組んだ木が敷き詰められていました。木のいい匂いと共に目の前の光景にじーっと見入っている子ども達はまた一つ何か感じて学んでいるのだろうと思いました。

 

お楽しみ会の食事・ヤギの芽以ちゃんに会いました。

IMG_5035IMG_5037IMG_4834