幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

  2019年12月8日 日曜日

 

 

 

 

12月に入り、夜の園庭ではイルミネーションが華やかに点燈しています。そこで、12月の保育園の壁面はリースを飾ることにしました。1・2歳児達には、基本リースの周りに色彩りに大好きなシールを貼らせようと思い保育教諭が準備すると、「なにするの?」「やる!!」と子どもたちが興味津々で机の周りに集まってきました。4色のリースを並べて「どれにする?」と聞くと元気よく「これ!!」と自分の好きな色を指差しました。保育教諭がカラーシールの裏紙の剥がし方の説明をすると、箱に入ったシールを取り集中して剥がしていました。Aちゃんは四角形のシールを取り、端っこを持って上手に剥がすことが出来ました。そして、嬉しそうに「出来た」と保育教諭に見せながらアピールしてきたので、「すごいね」と褒めると照れて笑い浮かべながらリースの周りに貼っていました。その後も、Aちゃんは夢中で次々とシールの裏紙を剥がして貼っていました。また、Bちゃんはシールが剥がせず保育教諭に「して~」とシールを渡していましたが、声をかけながらお手本を見せると、自分でも挑戦して、遂に保育教諭の手を借りず、自分で剥がすことが出来ました。そして、Bちゃんは「出来た!」と嬉しそうに見せてくれました。その様子を見ていたCちゃんもDちゃんも真似てシールを剥がし始めました。Dちゃんは、Cちゃんの様子を見ながら剥がそうとしますが、なかなか上手く出来ません。そこで、もう一度Cちゃんが剥がしている様子をしっかり見て、もう一度チャレンジし、時間をかけて、なんとか1人で剥がすことが出来ました。「上手に剥がせたね」と声をかけると恥ずかしそうに舌をペロリと出しました。その後も、剥がすことが楽しくなり黙々と作業をしていました。

 

CIMG0379CIMG0380CIMG0384CIMG0402CIMG0414CIMG0427CIMG0429

 

 

 

 

 

 

CIMG0430CIMG0437CIMG0439

 

 

 

 

 

今回のシール剥がしで、誰にも助けを求めず自分で剥がせた子・何度か挑戦するうちに出来るようになった子など、さまざまな子どもの発達の違いが見られました。その中で、月齢の低い子どもが困っていると月齢の高い子どもがシールを剥がし、渡している姿も見られました。身近なところで子どもたちは色々なことに気付き、自分が今までに先生や友達にしてもらったことを学習していき自然に生活の中で表出しているのだと思いました。また、時間をかけ何度も繰り返すうちに要領や技術を身につけていき、楽しめるようになっているのだと思いました。子どもたちが集中して、何かをしている時は邪魔をしないで見守り、時間がかかっている時は出来るまで待つなどゆとりを持って保育していきたいと思いました。

 

 

CIMG0397CIMG0401CIMG0412CIMG0416CIMG0441CIMG0442

 

 

 

 

CIMG0438CIMG0443CIMG0444