幼稚園の日記(ブログ)

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  2019年12月6日 金曜日

今日も朝からサッカーや長縄、ままごとで遊んでいた三葉っこたちです。りす組のK君はイチョウの木を見て「あれ?前は銀杏の木だったのに、今はイチョウの木になってる!なんで…??あっそうか 、寒くなって冬になっているからか〜」と自然の変化に気付いて呟いていました。また別の場所ではりす組のYちゃんが空を見上げて「あそこ光ってる!」と曇り空の後ろに隠れていた太陽が雲を通してぼんやり光っていたのです。「あそこは何があるんだろうね?」と問いかけて見ると「うーん…あっ太陽かな?」と答えていました。また、一方でちゅうりっぷ組の子たちが大発見していました。ビックボスにちゅうりっぷ組の子たちが登っているので近づいて見ると、桜の木にカマキリが卵を産んでいるのを発見したのです。誰かが見つけるといつの間にか他の子に伝わっているのが不思議です。次々とカマキリの卵を見に集まってきていました。

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そんな中、ちゅうりっぷ組のT君、S君がすぐ横の砂場で朝から山づくりに励んでいました。子供達は楽しいことを見つけると嗅ぎつけて集まってきます。今日も砂場の山づくりが盛り上がっているとどんどん集まってきて気がつくといろいろな子が一緒に山づくりを楽しんでいました。数日前も砂場で年中、年長さんがトイやホースを使って水を流していたのを見ていたT君が「みんなでここに水流そうや!」と声をかけ、その声に応えてY君がホースをつなごうとしましたが、あれあれ?お山まで届きません。みんなが作っていた山は水道から離れていたので、ホース一本では届かなかったのです。どうするのかな?と見守っていると、T君がトイを持ってきました。それを見た他の子たちも気付いて次々とトイをつないでいきました。長くなったところで水を流すと…あれあれ?またもや山に届かず、しかも1個目のトイから水が漏れているではありませんか。みんなが次のトイを上に上にと重ねていたので水が上手く流れて行かなかったのです。その事になかなか気づけなかったようで「なんでやろう?」「つなげたのに…」としょんぼりしてしまいました。そこで、今日はここで助け船を出すことにしました。トイの重ね方を下に下にと置いていくように援助していくと「よし!これでいけるかも」とS君が声をあげました。さぁ、今度こそ!と水を流すと…またしても失敗です。砂がデコボコしていて途中でトイがV字になってしまっていたのです。でも残念ながら今日はそこでお片付けの時間になってしまい、子どもたちは「月曜もう一回する!」と意気込んで部屋に帰りました。今日は色々なところで子どもの、不思議だな…と感じた事を呟いていたり、なぜ出来ないんだろうとみんなで考えたりする姿を見ることが出来ました。この時期の子どもたちにとって夢中になって集団で遊ぶ込むことが大切な学びになるのだなと感じました。子どもの目線で見える世界を呟いてくれるおかげで、改めて私も目を開くことができ、その度に感心させられます。また色々な発見を子どもたちと楽しんで、学んでいけたらと思います。

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今日は個別懇談がありました。寒い中足を運んでくださった保護者の皆様、ありがとうございます。明日もお待ちしております。