幼稚園の日記(ブログ)

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  2019年9月26日 木曜日

   最近、朝晩は涼しくなり、過ごしやすい季節になってきました。朝登園してくると元気いっぱいの子どもたちは異年齢児たちが一緒になって砂遊びをしたり、園庭の真ん中に用意されたアスレチックに挑戦したりしている姿が見られました。

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   今日は急遽でしたがたんぽぽ組さんが楽しみにしていたさつまいも掘りに行きました。昨日年少さんたちがポンタ農園で大きなさつまいもを掘ってきたことを聞いていたので、たんぽぽ組の子どもたちはどんなさつまいもが掘れるかとても楽しみにしていて朝から張り切っていました。しかし、ポンタ農園に行くまでには危険がいっぱいです。たんぽぽさん、ひよこさんにとっては少しの距離でも大変です。道中には踏切があり、大きい段差ありと気になる箇所がいっぱいで、ついつい寄り道をしてしまうたんぽぽさんには十分な配慮が必要です。古森先生が「影の上を通るよー!」と子どもたちに分かるように声をかけてもらうと子どもたちはフェンスの影の線の上を手でバランスをとり、楽しみながら歩いていました。また、踏切ではみんなで集まってさっと渡ることができ、列から離れてしまう子どもたちも役員さんたちに助けてもらいながら無事畑に到着しました。ポンタ農園には、ヤギのメイちゃんと犬のポンタくんが迎えてくれました。子どもたちは大喜びで「メイちゃーん!」と声をかけたり、手を振ったりしていました。

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    そしていよいよさつまいも掘りです。古森先生が「みんなはどこでご飯を食べるのかな?」と質問されると「おくち!」と答えた子どもたちに「さつまいもさんはどこで食べるのかな?」と問いかけました。また「おくち!」と子どもたちが答えるとさつまいもの口がどこにあるのか実際にツルを見せてくれながら教えてくれました。さつまいもはお日様の光を葉っぱで受けて、水と栄養を根っこやツルからとっていることを満3歳児にも分かるように話してくれました。そしてツルを引っ張ってみるとたんぽぽ組のKくんよりも、S先生の背よりも長くてびっくりの子どもたちでした。今年はお天気にも恵まれてツルも長く伸びて大きく育ったさつまいもを子どもたいが掘れるようにと運転手さんたちが土を掘り起こしてお芋が掘れるようにしてくれました。自分たちの手で大きなさつまいもを獲ることができて、たんぽぽさんもひよこさんも大喜びでした。帰る前にはさつまいもの世話をしてくださったポンタ農園のおじさんたちに大きな声で「ありがとう」とお礼を言うことができました。いろいろな人にたちの協力のおかげでとても楽しいさつまいも掘りができました。

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   「Kくんのボタン」

   いつも元気いっぱいでやんちゃなKくん。大好きな古森先生を見つけるといつも「こもりせんせーい!」とかけ寄ってきます。この日も古森先生の所に寄っていくと、、、上着のボタンをかけずに着ているのを見て「ボタンがずれてるの?」と気になったようでした。そして、古森先生のボタンを下から順番にかけ始めたのです。1個かけるにもなかなか上手く入りませんでしたが、諦めることなく、上まで5個のボタンを時間かけてかけ終えました。その間古森先生はKくんの指の動きに合わせて、ひざを曲げて、辛抱強く終わるまで待ってくれていました。側で教師たちがその可愛い光景を笑顔で見守っていました。ボタン全てかけ終えるとKくんは安心したようにくるっと背を向けて去っていきました。ボタンを自分でかけられるようになった満3歳児のKくんの微笑ましい1コマでした。

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