幼稚園の日記(ブログ)

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  2019年6月26日 水曜日

今日は、自由参観の最終日。雨の予報が出ていて、朝方パラパラと来ましたが、参観の始まる頃には、雨もやみました。

園庭には、いつも通りしゃぼん玉コーナー、浸し染めコーナー、スタンプコーナー、アスレチック、水汲みコーナー、色水コーナー、ままごとコーナーと楽しいコーナーがいっぱい出来ていました。

子ども達は、それぞれ泥団子作り、固定遊具・三輪車・砂場で山や川作り等、思い思いのコーナーで遊んでいました。

砂場では、年長さん中心に大きな川が出来、水が流れていました。次に「島が 出来たよ」「2つも出来たねぇ」と言いながら手で砂を掘り始めました。もう一つの島では山を作って、「トンネルを作るんよ」と、山の一方から掘ると、もう一人が反対側から掘っていました。その中に入った年中さんが、川に土を入れて「通行止めです」とせき止めて、もう一方の方に流れを変えていました。友達と協力して「これ位の高さでないと流れんよ」「持っといて」「水を流すよ」と、ジョロで汲んできた水をホースに流し込んでいました。川も流れていく方向に少しずつ低くしていき、流れを作っていました。

そしてその中に年少児・プレ年少児も入り、砂場全体が大きな川と島が出来上がっていました。水と砂の感触を存分に楽しみ、服やズボンの汚れも気にせず、遊びつづけていました。

自分達で考えて、主体的に遊びを発展させているからこそ面白く、何時間・何日も遊び続けていけるのだと思いました。

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また水汲みコーナーでは、年中さん2人が色々な容器を高く積み上げ、その上から別の容器に汲んだ水を流して遊んでいました。「見て!シャワータワーだよ」「1,2,3,4,5,6,7積んでいるよ」と、自分達が積み上げたタワーを数えて、その高さから流れる水を楽しんでいました。丁度上から2番目の容器には、中にヤクルトの容器が入っていて、水が流れるたびにヤクルトの容器が浮いたり沈んたりしていました。水の流れや圧力で楽しめることに気付いて、工夫していく姿に驚きました。

それを見つけた年少児も一緒に入って、水を汲んでは流して楽しんでいました。何も言わず、小さい子供を入れてあげ、一緒に遊びを楽しんでいる年中児の優しさもとても嬉しかったです。

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そして海の家では、プールに入らない間、ござを敷いてブルック遊び等が出来るようになっています。そこで年長児・年中児達が磁石のブロックを使って遊んでいるのをよく見ていたプレ年少さんが、誰もいなくなった磁石のブロックのコーナーに来て、上手に磁石のくっつく力を利用して、くっつけて楽しんでいました。

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しゃぼん玉コーナーでも年長・年中さん達が、何をどうやって液を作るか見よう見真似でしていた年少さんやプレ年少さんが今では、自分達で上手に石鹸を削って、ぬるま湯をポットから入れて作れるようになりました。

このように年長・年中さんから学んで、何でも挑戦し、自分の物としている三つ葉っ子達は、年長になると自分達で遊びを見つけ、工夫し、発展させていくようになるのです。参観日には、この姿を見て頂けたのではないかと思います。

参観に来て下さり、ありがとうございました。