幼稚園の日記(ブログ)

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  2019年2月15日 金曜日

今朝、昨日の年長さんの雪山のお土産があるのに気づいた年中さん、年少さんたちは、冷た~い雪に触れて大喜びで遊び始めました。すみれ組のY君とNちゃんは、カップに雪を入れてひっくり返すときれいな形ができることに気づきました。カップに雪を入れスコップでたたいて底を整えて型抜きをするともう一人の子が同じように型抜きをし、またその上にそっと型抜きをして乗せていきました。それがなんと6個高く積み重なっていきました。それを見て「東京タワー!」と言って「1.2.3.4.5.6」と数えあっていました。7個目をそっと乗せたとたん、崩れてしまいましたが3段目から力を合わせて再挑戦していました。年長さんからのお土産にたくさん触れて楽しむことができました。年長さんお土産ありがとうございました。

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さて今日は、年中の子ども達は秀野邸の畑へじゃがいも植えに行きました。今週の火曜日にはみんなで母いもを切り、灰をつけてじゃがいもを植える準備をしました。どうして灰をつけるのか、どこから芽が出てくるのか教えてもらいました。「じゃがいもの芽は、みんながお母さんのお腹の中にいたころと同じように赤ちゃんいもに栄養を上げる役割をしているんだよ」と園長先生に教えてもらった子ども達は、自分のおへそを覗きながら「へぇ~」と言っていました。そして「じゃがいもを半分に切ると表面がぬるぬるしてるよね?これはみんながケガしたときに血が出るのと同じなんだよ」と教えてもらうと「じゃあ、包帯巻く!」「ティッシュかぶせといてあげる」と自分たちなりにどうしたらいいか考えたことを言っていました。そんなことを楽しく話しながら灰を付け終わった子ども達は、みんなじゃがいも植えをとても楽しみにしている様子でした。

そしてじゃがいも植えの今日、朝から子ども達は「今日おいも植えに行くんよね!」と言って楽しみにして準備をしていました。今回じゃがいもを植える畑は秀野邸の畑です。今年土地の改良をし、バスも中まで入れるようリニューアルしました。その畑に初めてじゃがいもを植えるということで、教師たちも少々緊張しながら現地に到着するとまず畑の敷地内にある、旧家「秀野邸」を見学しました。今日はこの「秀野邸」を見学に味生第二小学校の三年生が来ていました。「この家はお侍さんがいたころに建てられたんだよ」と園長先生から聞いていたR君やI君たちは「あっ!今忍者がおった!!!」と教えてくれました。まさかそんなはずはないと思った教師の気持ちを感じたのか、「いや、ほんとにおったんやって!!!」「じゃあ、先生見てきてや!!」「黒いやつ被った忍者がおったんよ!!!」と信じてもらおうと必死に伝えてきました。でも、もしかすると子ども達にしか見えない忍者がいたのかもしれません。

実は後で分かったことなのですが、(子どもには内緒ですが、)、、、、。家の角から黒い帽子と黒い服の運転手さんがそっと覗いているのを目ざとく見つけた子ども達が大騒ぎ!!!秀野邸は、昔々の夢の忍者のお家になりました。

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忍者を見つけた子ども達はそこから気分も上がり、初めて入る部屋に興味津々でした。「部屋の数はいくつあるかな?」と聞かれると大きな声で数えながら部屋を見て回りました。畳の数も100枚以上あること、入り口から一番近い部屋の天井を低くすることで刀が振り回せなくて戦いにくくなっていることなどたくさんの工夫を教えてもらいました。

そのあと畑にじゃがいもを植えに行きました。「灰をつけた部分を下にして植えるんよ」と言われると「どこかな?」とじゃがいもの向きをしっかり確認しながら植えていました。手がドロドロになっても気にせず楽しそうに植えていました。幼稚園に帰ると子ども達はいろんな先生に「忍者のおるところに行ったんよ!」「俺、忍者見つけたんよ!」とじゃがいもを植えたことより忍者を見つけたことのほうが嬉しかったようです。

今日植えたじゃがいもは年中さんが年長になった6月頃に収穫に行きます。収穫が楽しみになるように子ども達とも話していきたいと思います。

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今日の給食は胚芽米、タラのフリッター、きのことひき肉のスープ、根菜とキャベツの胡麻和え、バナナです。

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