幼稚園の日記(ブログ)

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  2010年7月24日 土曜日

 【お泊り保育2日目】

 1日目!!大満足で布団に入った子ども達。

朝の起床時間は6時の予定。「早いので起きれないのでは?」と思っていましたが、5時から1人2人と起き始め、自分でトイレに行ったり、隣の友だちとコソコソ話をしたりと何だかソワソワしていて起床時間にならないかなと、何度も時計を確認している姿が見られました。やっと6時になりブラインドを開けると、飛び起きてまだ寝ている友だちを揺らしたり、くすぐったりしてとても楽しそうに起こしていました。起きた後の行動はとても早く、一緒に寝た友達とシーツや布団を協力してたたんでいました。「長い針が6になったらラジオ体操が始まるよ。」と伝えておくと、朝から頭を働かせて《顔を洗い→歯を磨く→スタンプカードにシールを貼る》と次々することを考えながら動いていました。

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 ラジオ体操では、指の先まで伸ばしたり体を伸ばしたりと、まだしっかり起きていない体と頭を起こすかのように体操をしていました。

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昨日、教師たちの話の中で“今年の年長さんはしっかり話を聞くことができている”という話が出て、ラジオ体操が終わり副園長に“今年の年長さんだけご褒美”とご褒美シールをもう1枚もらうことになりました。ご飯もしっかり食べ話を聞くときの素晴らしさ!!今日持って帰ったスタンプのカードにはプレゼントの『ご褒美シール』を貼ります。又、ラリーの終点のスタンプは副園長のハンコということで、押してもらった漢字のハンコをまじまじと見ていました。ハンコを押してもらう際も、どのように渡すと副園長がハンコを押しやすいのか考え、カードを半分に折って渡したりする姿も見られました。相手にやってもらう時は、相手の事を考えてするということも、生活の中でできていました。ハンコを押してもらい副園長に「ゆっくりしてきていいよ。時間があったらアスレチックで遊べるよ。」と声を掛けてもらい、あグループから出発していきました。全く違うクラスの友達でしたが、さっと手を繋ぎいつ仲良くなったのかと驚くぐらい、とても楽しそうに話して歩いていました。

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屋外遊戯上に着くと、一目散に築山に走っていき、てっぺんまで登ると教師と一緒に緑色の人工芝の上に「おやすみ♪」と寝転がりました。築山は朝日が山の陰になっていて涼しいので、次々と子ども達がやってきて寝転がったり、滑り台のように滑ったりして遊んでいました。又、草むらではバッタがたくさんいるのを見つけて男の子が夢中になって探したり、「虫取り網があったらいいのに!!」と草を隅々まで触って追いかけていました。一方、女の子たちは咲いていた小さな花を見つけて摘んでいました。「ご飯を食べる机に置いたらかわいいね。」と友だちと話している姿もありました。30分以上遊んで満足した子ども達は「お腹すいた。早くご飯食べたい。」と口々に言いながら足早に園へ戻りました。

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 園へ戻ると、各グループで分かれて忘れ物がないか確認をしあいながら降園準備を済ませ、お泊り保育最期の朝食に向かいました。机に並べられた料理を見て、子ども達も早くいただきますをしたそうにお皿にあるおかずを1つずつ見ていました。デザートには、教師のおじいちゃんがくだっさったスイカもあり、おかわりもあると聞くと「やったー。」と小さくガッツポーズをしている子もいました。2日目にもなると各グループ自然な形でまとまり、テーブルではお料理のお皿を回すのも手慣れたたもので、「トマトが食べたい。」と言う声が聞こえると、トマトの近くにいる子が「はいっ!!回して。」とトマトのお皿を回していました。完食すると各テーブルみんなで協力して、お皿を洗って片付けもしていきました。

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 2日間のお泊り保育も終わり、初日の子ども達の顔と、2日目の子ども達の顔は全く違い、とても凛々しい顔つきになっていて、さよならをする子ども達の顔を見て教師たちも嬉しく、又無事に終わったことに安心しました。オリエンテーションで、副園長に話していただいた『人』という漢字の意味を考えると、友達同士や教師が人として支え合うことができていたように思います。お泊り保育から帰ってきた子ども達の堂々と自信にあふれた表情に、保護者の皆さんも頼もしく感じられたのではないでしょうか。

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