幼稚園の日記(ブログ)

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  2018年5月23日 水曜日

今日は雨の中登園してきた子どもたちの遊びを追ってみました。泥場では、泥団子づくりのプロがたくさんいて自分の泥団子と友だちの泥団子を手のひらにのせて見比べ、「あ、みんな大きさが違う!」とひとつひとつ少しずつ大きさや形、手触りが違うことに気付いて、子ども同士で「大きくするにはもっと広げてこうして…」と大きくするコツを伝え合う会議が繰り広げられていました。その横では、ライオン組の男の子たちが定食屋さんを開き年中さん、年少さんを呼び込む姿が見られました。そして、興味を持って見ていたわたしはなんと秘密のレシピも教えてもらうことができました。廊下では、すみれ組の子どもたちにきりん組のお姉さんたちがカタツムリについてどんなエサを食べるのか、どこが目なのか、カタツムリについて教えてくれていました。いつもはわんぱくなすみれ組の子どもたちも虫カゴに顔をくっつけるようにして興味津々で見ていて、小さな先生の引き付け方に驚きました。なんだか雨のおかげで、子どもたちの学びあう姿をたくさん見ることができました。

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年長さんは待ちに待った初めての個人持ちの絵の具の使い方を学ぶ日でした。年長にならないと使うことができない個人絵の具をやっと使うことができる喜びと自分のイメージを表現しようとする期待でいっぱいの子どもたちは、先生が絵の具を手にすると、キラキラした輝いた目でくいいるように見ていました。絵の具を使うときのお約束を話していると…「絵の具を使うときには何がいるのかな?」「筆はどこに置いたらいいんだろう」「パサパサになってしまったらどうしよう」といろんな問題が出てきました。すると、共同絵の具や色水遊びの経験がある年長児たちは、「水がいる!」「ここにおける場所があるよ」「そんなパサパサじゃダメー!!!もっと水入れなくちゃ」と次々に自分の言葉でたくさん答えを出していました。みんなの前で、先生がクレヨンの上から絵の具をぬると、子どもたちからは「あー!!!」と声が上がりました。でも、クレヨンは消えません。絵の具よりもクレヨンの方が勝つこと、絵の具の中にない色でも作れること、同じ色の組み合わせでも絵の具の割合や水の量でちょっとずつ変わることを知った子どもたちから「絵の具ってフシギー!」と驚きと感動の声が聞かれ、なんだかあったかい気持ちになりました。今日、個人持ち絵の具を手にして、新しい発見や気付きが広がり、自分のイメージした色を作って絵を描くなど作品の内容も広がり、春の作品展では子どもたちの豊かな想像力と発想で作品が生まれてくることと楽しみで待ち遠しい気持ちでいっぱいです。

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今日はお弁当の日でした。親子運動会のお土産に育ててお家へ持ち帰ったカイワレを調理して入れてもらったり、パンダの形やハートの形のかわいいおにぎりがあったり、みんな嬉しそうに見せ合いっこして食べていました。給食とはまた違った楽しい食事の時間になりました。

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