幼稚園の日記(ブログ)

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  2016年11月13日 日曜日

ひよこ組の幼児たちは登園してくると自分の気に入った玩具のところに行ってすぐに遊び始めます。特に目新しい物や新しく出てきた物には興味津々で寄って来て触ってみます。この日は、新しく用意してもらったボールをさっそく見つけた1歳児のAちゃんがボールを両手で持ち回していました。そしてしばらくするとにこっと笑い保育教諭のところまで持ってきました。

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そこで保育教諭が「ぽーん」と言いながらボールを転がすと、転がったボールの方に向かってとことこ行ってボールを持つと、満足そうな表情をして保育教諭のところに持って来ました。しばらく保育教諭を相手にボールを転がして遊んでいましたが、やがて一人で「ぽーん」と言いながら転がして遊ぶようになりました。またBちゃんは伝い歩きが増え、最近では支えなしで時折立つ姿も見られるようになってきました。そんなBちゃんがもう一つの新しいボールを見つけると、つかまえようと伝い歩きをして、やっとボールのところにたどり着くことができました。そして、ボールを持ってキュービック滑り台のところまで行くと、上からボールを転がしました。Bちゃんは、勢いよくボールが転がっていくのを見て手をたたいて大喜びしていました。喜ぶBちゃんの姿にこちらまで楽しくなりました。また、同時に興味を持った目標や目的を見つけて何とかそこにたどり着く気持ちが歩くことへの刺激になっているのだと思いました。

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幼児たちは、色々なことを見たり聞いたりしたことを真似たり、興味を持って関わったりするなかで、知恵や言葉を獲得し心身ともに成長していくのだと実感する毎日です。