幼稚園の日記(ブログ)

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  2009年12月16日 水曜日

 今日は子ども達がとても楽しみにしていたお楽しみ会。ホールへ上がる前にサンタさんがやってきてくれるためにどうすればいいのか、子ども達と考えて、お部屋を暗くすることにしました。そして、この日のために一人一人サンタさんが来てくれることを願いながら作った大切なバックをそっと机の上に置いて部屋をあとにしました。

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ホールへ上がって副園長の話を聞く時も子ども達はサンタさんが来てくれるという思いから、いつも以上にしっかりと話を聞いていました。教師の「聖者の行進」、「ジングルベル」の演奏が始まり、続いて役員さんの歌と踊り、そして教師たちの劇の番になりました。私は出演するので舞台袖でドキドキしながらまっていました。劇が始まり、舞台にでた時、らいおん組の子ども達の方をみるとすごく真剣な視線を感じて「やって良かった。」と思いました。劇も終わりに近づいた頃、2人目のサンタさんがやってきて、どっちが本物か言い争っている中、遠くの方から「リンリンリン…」という鈴の音が聞こえてきました。一瞬で会場が静かになりみんなの視線が後方の一点に集中しました。そこから3人目のサンタさんが登場して、子ども達は大騒ぎ!一人目のサンタさんは日野先生、2人目のサンタさんは丸山利夫先生ということが判明し、ニセ物でした。3人目のサンタさんは背が高くて、太い声で、英語をしゃべって、とても陽気で、本物のサンタさんでした。年長さんはサンタさんに質問をして、英語でお礼を言うことができました。そのあとはサンタさんと一緒に写真撮影をしました。

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そして部屋に帰ると子ども達は大騒ぎ!何と机の上に置いていた自分達の袋にはサンタさんのプレゼントが入っていたのです。みんながホールにあがっている間にいつの間にかサンタさんはプレゼントを入れてくれていたのです。ところが、教師たちのプレゼントがないということに気がついた子ども達はそれぞれ息をのんだ後、先生をなんとか慰めようと思案し始めました。ひよこ組のK君は先生の袋に自分のものを入れてあげてちょっとだけ気分を味あわせてくれました。りす組のH君とY君はサンタさんに言ってあげるからと言ってホールへもう一度行ってみました。年長さんは「先生は大人やけんよ。」と慰めてくれました。学年、クラスで色々な反応がありました。

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 お楽しみ会の会食は今年最後の手作り給食の時間でした。ハンバーグにおいもサラダ、にんじんご飯、大根菜、そしておいものケーキのデザート。それだけではなくりんごの甘煮までついておこさまランチのような超豪華メニューが並びました。昨日はこあらさん一人ひとりのことを考えながら、そして今日は在園児一人ひとりのことを考えながら副園長を中心に教師たちで調理しました。嫌いな野菜が食べれた時、完食できた時のあんなに嬉しそうな子ども達の顔をみるととても嬉しくなり、改めて手作り給食のすごさを実感しました。

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 今日子ども達はサンタさんがやってきやことを家でどのように話し、考え、明日登園してくるのかとても楽しみです。三葉っ子達のサンタさんの思い出がいつまでも温かい楽しい思い出として心に残っていって欲しいと願う教師たちの精一杯の心づくしの一日です。