幼稚園の日記(ブログ)

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  2009年11月4日 水曜日

 年長児が田植えをして、先日、黄金色に実った稲を刈って干しておいたものが遠藤さんからお米とわらになって届きました。そこで今日は戸外のテント下に新しいわらがたくさんでていました。早く来たぞう組の女の子を中心にたくさんの子どもたちがそこに集まってきました。去年経験している年長児、年中児は「去年もやったよ!」と言って自分で縄をない始めました。去年よりも上手に作りたくて一生懸命ぞうりを作る子もいれば、分からない友達に「こうやってするんよ。」「親指も一緒にそろえてするんよ。」と教えてあげる子もいました。私も初めてで、最初からどうするのか分からずに見ていると、うさぎ組のHちゃんが「先生!こうやってね手を動かしてねじって、ぎゅっとするんよ。」と教えてくれ、一緒に作りました。だんだんと年少児も集まってきて、わらのコーナーはたくさんの子どもたちと教師でいっぱいになりました。                                                 4a.JPG   4e.JPG   4j.JPG       わらコーナーは大繁盛。たちまちわらが足りなくなってしまいました。すると、ひまわり組のKちゃん、Nちゃん、Cちゃんはわらの準備を始めた副園長の横でわらを柔らかくするために叩く手伝いを始めました。そして、「わらをね柔らかくするためにねこうやって叩きよるんよ。」と言っていました。一方その横では、幼稚園の園庭に干していたまだ脱穀していない稲のもみがらをとってお米にする作業もしていました。穂からもみをとる係、それをすりばちに入れる係、ボールですって玄米にする係の子と分かれて、3人1組で作業をしている姿がありました。もみがらがとれたものを1粒1粒大切にペットボトルに入れて集めていきます。そこで、ぞう組のHちゃんは、以前、副園長が田植えのときに話してくれた内容を覚えていて、ひまわり組の子どもたちに「白いお米は死んだお米やけど、玄米は生きているお米なんよ。」と説明していました。さて、出来上がったぞうりや縄は中央階段の壁に貼っていくことにしました。1階から2階の階段の壁にはそれぞれの子どもたちが縄を思い思いの形にして貼ったり、教師も作った縄を貼るなどとても秋らしい雰囲気になりました。                                                         4b.JPG     4c.JPG     4h.JPG