幼稚園の日記(ブログ)

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くま組 水木 良美
  2016年6月27日 月曜日

今日は、年長が田植えに行きました。23日に園内で田植えをしていたので、バスの中で「どうやって植えるんだった?」と聞くと、「アヒルの口にして、根っこの所を持って、土の中に入れる」などと、園長に教わったことを子ども達はよく覚えていました。バスを降りて田んぼに歩いていく途中には、水路がたくさんあり、先週からの雨で水がたくさん溜まっていました。子ども達は話を聞きながら、せき止めた水を見ながら田んぼまで行きました。

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園長の話を聞いた後、まずは機械で苗を植えました。遠藤さんにクラスで数人でしたが交代で苗植えようの農機具に乗せてもらって植えていきました。乗った子は、最初は少し緊張している様子でしたが、一生懸命ハンドルをにぎり遠藤さんのリードで運転していました。田んぼの3分の2を植えた後今度は、子ども達が田んぼに入って手で植えていきました。両側に分かれて1列5人ずつ田んぼに入って1人4回植えていきます。どろどろの田んぼにズブズブとひざ下まで泥に足を1歩1歩進めながら植えていきました。土に足を取られてしまい、前に進めずしりもちをついてしまう子も中にはいましたが、植える時には、園長の話を思い出しながら、苗の根っこをアヒルの口でパクッと挟んで、しっかり土の中に手を入れて、まっすぐ植えることが出来ていました。どの子もとても上手に植えることが出来ていました。また、くま組のK君は「上手だね。植えたことあるの?」と聞かれて、「うん。この前幼稚園で植えたんよ」と、先日稚魚の放流の日に1回だけ練習した時の要領を覚えて植えている姿に驚きました。

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今年は、気候のせいかあぜ道に大きなミミズがたくさんいて、怖がる子もたくさんいましたが、帰りのバスの中で、ミミズについて園長に話してもらいました。ミミズがいる畑はとってもいい畑であること。ミミズが通った道が、トンネルになり、空気の通り道になること、それで土もやわらかくなること。ミミズは土の中の物を食べてウンチすること。そのウンチは、お米や野菜の栄養になることなどたくさん話を聞きました。そこで、「ミミズさんにはお願いせんといかんかったよね。」と言うと、くま組のY君が「言ったよ。おねがいします。」って言うと「がんばるね」って言ってた。と言ってバスの中では笑いがおきました。

また帰りに、おたまじゃくしやかぶとえびを捕まえてきて、幼稚園の泥舟の田んぼの中に入れたので、みんなでお米の生長と共に生き物の成長見守っていきたいと思います。