幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

  2016年2月19日 金曜日

今日は待ちにまった生活発表会。市民会館に来た子ども達は元気いっぱいで「おはよう」と入ってきました。子ども達はリハーサル室で着替えていると「なんかドキドキするね」と発表会を楽しみにしつつも緊張している様子が見られました。又、「今日は100点の踊りをするぞ」と気合十分の子どもの姿も見られ、ひとりひとりが今日という日を楽しみにしていて出番をいまかいまかと待っているんだなと思いました。
保育所ぴよぴよの子ども達は、年長のお姉さんと一緒にいつもとは違うたくさんのお客さんの前でリズムに合わせて身体を動かす姿はとてもたくましく可愛らしかったです。


満3歳児のひよこ組さんものびのびと演技する姿が見られました。副園長が作ってくれたうさぎとかめのかけっこコースを走るうさぎとかめになりきった子ども達は見ていてとても可愛いかったです。うた『いぬのおまわりさん』では、うたの間奏のときにリズムに合わせて手を叩いたり、身体を揺らしたりしている姿を見て保護者の方も「可愛いね。上手やね。」と言いながら見て下さっていました。


年少児は舞台に上がるととても緊張している様子でしたが、お母さんお父さんを見つけると嬉しそうに「お母さんがいた」と張り切って演技していました。オペレッタは動きも可愛いく、たくさん子どもがいてもひとりひとりが見えるよう演出を副園長が考えてくれたことで周りの子も張り切って歌っていました。忍者コムラサキくんでは、欠席の子もいたのですがみんな元気いっぱい楽しんで踊っていました。又、歌は練習のときよりも大きな声で歌うことができてたくさん拍手を頂きました。「初めての発表会ドキドキしたね」と年少の子が集まって話しながら着替えている姿を見て可愛いなと思いました。


年中児ははじめのことばを言いました。今年は三葉幼稚園の所は手話でしました。踊りじゅげむは、子ども達が牛乳パックを使って「パラリコ鳴子」を作ったり帽子も包装紙で作ったりしていました。衣装を着て自分で作ったものを身につけた子ども達は「先生見よってね!行ってくる!」と言って舞台に上がっていきました。照明もとても良く子ども達の影が映るような照明で、踊っている子ども達もそれに気付き、それを見てもっと元気いっぱい踊っていました。オペレッタジャックと豆の木では、副園長に舞台の使い方を教えて頂いたので豆の木もとても迫力のあるものになりました。雲の上から覗いている大男はとても可愛いらしい演出となりました。子ども達は自分の場所がわからない友達がいることに気付くとさっと手を繋いで入れてあげたり、その時状況に合わせて考えて動くことができていました。この生活発表会で子ども達が大きく成長したことを感じ嬉しく思いました。漁火太鼓では、本物の太鼓を演出として舞台に置き「えい!えいやっ!」と太鼓を叩きました。ひとりひとりが太鼓を叩く所はとてもかっこ良く誰もが主役になった瞬間でした。リハーサルまではバラバラだったバチの音も今日はみんな揃っていました。舞台袖から見ているとポーズを決めている子ども達の顔が生き生きしていたし、となりの子との間隔を考えてとることができていました。怪我をしているお友達には「一緒にやろう!やらないとダメだよ!」と言っている子どもを見て優しいな素敵だなと思いました。ひとりひとりが主役になれるよう演出を考えることのできる副園長は本当に凄いと改めて感じ、それを支える教師子ども達がたくさんいて嬉しく思いました。


年長の劇は、お泊まり保育の夜に読んでもらった子ども達に大人気のどろぼうがっこうです。パート1からパート4まで、各クラスで考えて自分達で準備をして進めていきました。どのクラスも楽しい演出で劇が終わる度に次の劇がきになる保護者の方もたくさんいました。中にはパート1からパート4まで見て下さった方もいらっしゃったと聞きました。年中のE君は「来年は僕達が劇するんよね」と目を輝かせながら舞台袖から劇をしているのを見ていました。


今年は始めて生活発表会で合奏を取り入れました。子ども達が制服姿で舞台に上がっているのは、客席から見ていてとてもかっこよかったです。始めは揃わなかった音もひとりひとりが指揮者を見て合わせるようになったので綺麗な「ハンガリー舞曲第5番」になりました。又、幼稚園であったいろいろな思い出を振り返りながら小学校への期待を持って「キラリキラリ」を歌いました。年長児の歌が終わってのアンコールでは「しあわせのうた」を手話で発表しました。幼稚園での3年間でこんなにも大きくなったんだなと思うと私たち教師も感動でいっぱいです。


どの学年の子ども達の成長を改めて感じられる生活発表会になりました。お忙しい中、見に来て下さってありがとうございました。子ども達の演技が更に良くなったのは、見に来て下さった保護者の皆様の熱い応援と照明や舞台装置に協力して下さった市民会館の方々、陰で支えて下さった役員の方々などたくさんの支えがあったからこそです。ありがとうございました。