幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年12月17日 木曜日

おもちつきの今日は、厳しい寒さになるとの予報があり、大変心配しましたが良い天気となりました。木を燃やすにおい、お米を蒸す香りの中、子ども達はにこにこと登園してきました。そして役員さんやお手伝いに来てくださっている方達が火を燃やしたり、おもちをついたり忙しく手伝って下さっている姿を見ながら、自分達の出番をわくわくしながら待っていました。年長さんは、今回でおもちつきも3・4回めになるため、つくのも丸めるのもとても上手で張り切っていました。張り切りすぎて力を入れすぎて思わず手水を入れているおけにきねが入ってしまったぞう組のR君の姿もまた、とてもかわいらしく見えました。また、昨日牛乳パックで作ったきねで練習したひよこ組さんたちでしたが、実際のきねは重たくてなかなか持ち上がらないので、苦戦していました。それでも初めての経験に精一杯小さな体で重たいきねを振り上げている姿に感動しました。年少さんも年中さんも、自分の番を今か今かと待ちながら友達がしている姿に合わせて「ぺったん!ぺったん!」と声援を送っていました。

おもちを丸める部屋からは、楽しそうな声が聞こえてきました。副園長がおもちの丸め方を説明しながら「どろだんご♪どろだんご♪」というかけ声に合わせて、きりん組さんが「どろだんご♪ホイ!どろだんご♪あソレ!」と合いの手を入れ、はぎれのよいリズムに乗って大合唱。何だか、発表会の劇にも使えそうな楽しい歌声の中おもちを丸めていて、聞いている私も楽しくウキウキした気持ちになりました。さすが三葉っ子は、泥だんご作りの名人とあって、年少さんも年中さんも「ぺったんぺったんぺったんこ」の声に合わせて楽しそうに、そして上手に丸めていたので驚きました。また、いつもは粉で遊んでいる子もいるのですが、今年は誰もいなくて、その事にも驚きました。

内緒の話、、、ひよこ組さんだけ特別に古森先生につきたてのおもちをちぎって口に入れてもらいました。そのおいしかったこと、、、次々と私も僕もと、横1列に並んで口を開けて待っている姿がかわいらしかったのは言うまでもありません。今年は蒸し上がったもち米をひと口ずつ食べました。すると、「おいしい!おこめがおもちになったんやね」という年少さんもいました。

待ちに待った昼食は、「お雑煮、きりぼし大根、子持ちししゃも、みかん、干し柿」をいただきました。副園長に「お雑煮のおもちは赤、白好きな方を選ぶといいよ」と言ってもらって、子どもたちはおもちを選ぶのもとても嬉しそうでした。そして子どもたちに大人気だったのが、古森先生が昨日からぐつぐつ煮て作ってくれたあんこです。ぴよぴよさんは、今日はおもちではなくおにぎりでしたが、古森先生手作りのあんこをにこにこと美味しそうに食べました。その後、「おいしかったよ」「また食べたい」と副園長に話すぴよぴよさんを見て、本当に驚きました。

朝早くからお手伝いしていただいた役員さん方。そしてお手伝いにかけつけてくださった業者さん方。本当にありがとうございました。行事のたびにいつも一生懸命子どもたちのために働いてくださる役員さん方やまわりの方々が支えてくださるおかげで子どもたちの笑顔が輝くのだと心から感謝しております。ありがとうございました。