幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年12月15日 火曜日

朝のバスの中では、昨日のお楽しみ会でもらったプレゼントの話で持ちきりでした。「帰ってからすぐに遊んだよ。」「お兄ちゃんと勝負したんよー!」などと、嬉しそうに話してくれました。年少組では食べ物カルタを、サンタさんからもらったので、レストランごっこやお料理など、カルタ遊び以外の遊び方を思いついたことを得意げに話す子もいました。

今日は、松山西消防署の消防士さんをお呼びして、地震と火災を想定した避難訓練を行いました。緊急地震速報が聞こえた瞬間、子どもたちはパッと防災頭巾をかぶって机の下に身を隠すことが出来ていて、自分の命は自分で守るという意識が持てていると感じました。園庭に避難すると消防士さんが『おかしもち』という避難時の約束を教えてくれました。「お:押さない か:かけない し:喋らない も:戻らない ち:近づかない」 子どもたちは真剣な表情で話しを聞いていました。

そして教師の消火訓練のあとには、実際に消防士さんが、逃げ遅れて2階のテラスにいる丸山先生を救助する訓練を見せてくれました。さっきまで優しく話してくれていた消防士さんが大声を出しながら救助するかっこいい姿を見た子どもたちは、目を丸くしてその様子を見ていました。消防車から出てきた長いホースや、はしごが伸びた時には「おー!!」と歓声があがりました。夢中になって見ているうちに雨がザーッと降ってきてしまい、雨の中訓練わ続けている様子を見たさくら組のKくんは「雨が降っても助けんといかんもんね。かっこいいね」とつぶやいていました。その後には、子どもたちが消防士さんにいくつかの質問をしました。その中でKくんは「どうして消防士さんは火が消せるの?」と聞きました。すると「ご飯をたくさん食べて勉強も頑張って強い体を作ったんだよ。そして燃えにくい魔法の服を着ているから火が消せるんだよ。もしこの服を着ていなかったら僕も燃えちゃうからね」と子どもたちに分かりやすく教えてくださいました。消防士さんに憧れたKくんは帰る前に「大きくなったら消防士になる!」と嬉しそうに話していて、子どもたちにとって本当に素敵な1日になったと感じました。

 

さくら組では、昼食後に発表会で踊る「忍者コムラサキくん」の曲を流しました。「忍者♪忍者♪忍者♪」というリズミカルな音楽を聴いて、子どもたちは自然と体が動き始め、自分で好きなように忍者になりきって踊っていました。これから発表会に向けて少しずつ子どもたちと振り付けを考えていきたいと思います。