幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年10月26日 月曜日

戸外遊びが好きな子ども達は、帽子を被るとクツを持って廊下に並んで保育士が出口を開けてくれるのを嬉しそうに待っています。そして、「お待ちどうさまー」と扉を開けると走って外へ出て行き、砂場やすべり台で遊び始めます。

今日は、1歳児のAちゃん・Bちゃん・Eくんは、近くで遊んでいた幼稚園児達がボウルを使って山を作ったり、ままごとをしたりしている姿を見て、自然にそこに加わって一緒に山を作ったり、使っているお皿と似たお皿を持ってきて真似て遊んだりしていました。Eくんは、慣れてくるとまだ歩くことの出来ないCちゃん・Dちゃんの所へ鍋などを持っていってあげていました。落ち葉を使って料理を作り始めるとCちゃん・Dちゃんも興味を持ち、スプーンで砂をすくってみたり手づかみで別のお皿へ移し変えたりして遊び始めました。

また、これまでは砂場で遊ぶことが多かった1歳児でしたが視野が広がり、幼稚園児たちの様々な遊びに興味を持ってやってみようとする姿が見られるようになりました。ロープの付いた登り棒にも興味を持ち長さの違うロープを手に取ろうと下から手を伸ばして届かないので保育士に取ってほしいとねだっていたFくんとGちゃんは、途中で幼稚園児達が台に上がってロープにぶら下がっていることに気がつきました。そこで、FくんとGちゃんも台に上がって自分でロープをつかんだり、届かない時はお姉さんに取ってもらったりして、振って遊んでいました。

これまでは、砂場やすべり台など保育士がさせていた限られた遊びをすることが多かった1歳児でしたが、幼稚園児をと関わっていく中で周りが見えるようになるに従って、興味が広がり小さいながらも自分たちで同じように遊んでみようとする姿が見られるようになりました。遊ぶ環境、異年齢の子どもが沢山いる環境、沢山の援助者がいる環境の中で興味や動き、体験が広がり成長も著しいものがありますがその分、安全面での気配りや注意が必要になってきます。保育園児と幼稚園児の関わりを大切にしながらも幼稚園児の遊びや活動のさまたげにならないことや安全面での配慮等、十分注意していかなけてばと話し合っています。