幼稚園の日記(ブログ)

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  2015年4月24日 金曜日

今日も初夏の季節を感じる良い天気で朝から戸外で遊ぶ子ども達にはベストや体操服の上着を脱いで遊ぶように声をかけていきました。

そろそろ冷たい水も気持ちよくなってきたのか裸足になって遊ぶ子どもが多くなり、色水遊びや砂場で雨どいに水を流したり水を溜めて池を作ったりしていました。又、スコップで砂を掘り集めて大きな山を作ると大きなやかんで何度も水を運んできて山にかけて水が山肌を滑り落ちるのを楽しんでいました。

するとそこへ副園長が来て「今朝、面白いことがあったんだよ!」と話してくれました。今朝、砂場を掘りおこした時に新任の教師が耕すつもりで付けた※の跡が縦横に並んでいるのを見つけたちゅうりっぷ組の子が「どうしてこんなになっとん?」「だれがしたん?」と不思議そうに言ってきました。そして砂遊びをしようと手にしていたシャベルとバケツを使わずに返してどこかへ行ってしまったのです。次にやって来たさくら組の子は砂場を覗いた後周りを一周して去って行きました。

その後ぴよちゃんがやって来ると何も気にせずさっさと砂場に入り遊び始め、その後は次々園児たちも入って遊びダイナミックな山や川作りへと発展していったといういきさつがありました。

朝一番の砂場はちょっとしたミステリーゾーンのような・・・いつも砂場と様子が違っていてそのことに気づいた3歳児、そしてその後も幼稚園児は何となくその場に足を踏み入れなかったということが保育園児との差を感じるところでした。そして砂場を掘りおこした時に何気なくつけたミステリーゾーンを見た幼稚園児と1,2歳児の発達の姿を知ることになりました。朝からずっとその場を観察しながら子どもの行動の色々な面白い所を見ることが出来、それを他の教師達とも話題にして保育がますます楽しくなりました。

又、今日は全クラス子ども達と教師が本気かけっこ競争をしました。日頃元気いっぱい走り回っている子ども達のスピードはあなどれません。教師がおもいっきり走らないと追い越されてしまうので精いっぱい走りきりました。年少の担任は振り返って子ども達を迎えるゆとりが少しだけありますが年中、年長児には本気を出さないと負けてしまいそうでした。担任と本気で競争して子ども達の顔はすがすがしさにあふれていました。

踊りも日ごとに盛り上がりつつあります。明日は保護者の方々と子ども達と一緒に踊って楽しみたいと思います。